2006/12/17

海での話

 たまにはこういう失敗もあります。まるでダメです。映像と音楽が全く合ってないんです。本来比較的しんみりした物語なのに、それとは全く関係なく全編に(といっても途中までしか見ていませんが)絶叫と電気楽器による大音量背景音楽が流れ続けています。物語の雰囲気に合っているか否かとは無関係に、私の場合障害の影響でこの状況に身を置くことはできません。耳を塞ぎながら映像だけ暫く見ていましたが、流石に諦めて途中で出ました。

 お金を払って見始めた映画を途中で諦め、席を蹴って出たのは多分20年ぶり以上です。「パールハーバー」だって「ホワイトアウト」だって、呆れながら笑いながらも一応最後まで座ってはいたんですけどね。公式サイトによれば、この映画はそもそもこの音楽の愛好家のために、この音楽に合わせて後から作った映画である由。私から見るとこの馬鹿げた背景音楽さえなければそれなりにしっとりした良い映画なのではないかと思いましたが、成り立ちから見ると音楽と映画のミスマッチではなく、単に私とミスマッチなのでしょう。夜の8時40分からという時間にも拘わらず通路にまで人がびっしり座り込んでいる状態でした。席を蹴って立ったは良いのですが、座り込んでいる人々をかき分けながら出てきました。私と同世代の人も結構いましたので、単に世代が違うのではなく、ものの感じ方が私とは全く異なる人類がたくさんいるということです。今更改めて感心することではありませんが。

 ま、こんな事もたまにはあるのでしょう。主演女優さんは輝くぐらい可愛かったのに、残念なことです。

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