2009/08/23

歩道疾走自転車の取り締まりを

 銀輪公害という言葉からは、殆ど駅周辺に放置される自転車が撒き散らす迷惑のことを指します。放置自転車は迷惑ですが、それによる危険度は世の中に沢山ある他の危険物に比べて著しく過大だということはありません。しかし“当然に相手が避ける”事を前提に歩道を疾走する無法自転車は、日常生活で遭遇する現実の危険度として5本の指に入るものです。ここでは迷惑放置自転車ではなく、歩道を暴走する無法自転車が撒き散らす危険についての話にお付き合い下さい。

「自転車は歩行者の迷惑にならないように走りましょう。」の標識  一度も自転車に轢かれないで大阪の街を出られるか自信はありませんでしたが、小接触は何度もあったものの有難いことに血を流すほどの事故には遭わず東京に戻って来られました。写真は都心で見かけたものです。東京の状況は大阪に比べれば随分マシです。東京の不思議なことは、こういう罰則が(事実上)ないルールでも、人々がかなりの割合で従うということです。大阪の場合、違反して直ちに報復を受けないルールは全く何の意味も成しません。

 それにしても「自転車通行可」という表示には今何か意味があるのでしょうか。確か先日の道交法改正で全国全ての歩道に於いて自転車通行が実質的に解禁されたはずです。歩道を自転車が走っても良いことになっている国が“自称”先進国の中に幾つあるか存じませんが、子供たちの通学路に色とりどりの煙草自販機が林立しているのと同じくらい不思議な光景ではないでしょうか。この国の意思決定機能が何か変だということを大変解り易く示している姿に見えます。

 この道交法改正に私は何も思うところはありません。元々100%無意味化していたルールを実態どおり廃止しただけです。ルールを作ったり変えたりする以前に、せめて信号無視だけでも取り締まっては如何でしょうか。2008/05/25

「歩行者専用・自転車通行不可」の鉄柵  久しぶりに大阪中之島近くの渡辺橋付近にできた歩道へ行ってみました。そこには「歩行者専用・自転車通行不可」の鉄柵が設置されていました。歩行者と自転車が穏やかに共存できなければ、どちらかを締め出すしかありません。無法状態が結局皆に不利益をもたらすという事実を大変解りやすく示す姿に見えますので、ここにご紹介したく掲示します。歩道上の無法自転車疾走状態が放置されれば、結局身を守るためにこういう自転車通行禁止の歩道が増えることになります。自転車という、人類が発明したエネルギー効率の大変高い移動手段を使える場所が狭くなって行きます。

 私も残念ながらこういう歩道が少しでも増えて欲しいと願わずにはいられません。大阪の皆さんはこれを見てどう感じられるのでしょうか。 2009/08/23

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