2009/01/17

情報源の許可が取れないので「再現」

 この世界ではよくあることだというのは十分承知していますので、起きたこと自体は別に珍しくも不思議でもありません。定期的に繰り返されるいつもの事件と同じです。この世界も大変なんですよね。毎日あれだけ大量のバラエティ番組を流し続けるだけのネタを切れ目なく仕込んで来られるのですから。ちょうど良いネタがなきゃ作ってしまうというのは別にどこの世界でもやってるでしょうに、時々裏を取ってはこうして鬼の首をお取りになる方もいらっしゃるようで御座います。。。。

 しかしこの珍しくもなんともない事件、奇妙な日本語ネタとしては多少興味深いものがあります。

> 実際のブログ作成者から撮影許可が取れなかったので、同じ情報を元にスタッフが『再現』した。

「実際のブログ」とやらが実在したのか、「製作者」が関係者の外に実在されるかどうかをここで話題にするつもりもありませんが、仮にされるならば本人が許可していないものを勝手に再現するというのは、普通の日本語で言って「盗作」です。実在されないならばこの話全体が嘘であり、サイトは「捏造」です。どちらにしても「再現」に相当する状況はあり得ません。で、毎度おなじみ

> 誤解を与えかねない表現となり、申し訳ない

で終わっています。これを書いている読売新聞社に取ってもご同業のことであり、これ以上書き立てるのは大人気ないってなものでしょう。何が誤解であり、本当のところは何である、という事が明らかにならないまま「誤解を招いた」「申し訳ない」って言ってんだからもういいじゃない、で毎度毎度終わらせているからエンドレスで同じような事件が続きます。勿論私は一方的に楽しませて頂いている野次馬でございますから、何度再発頂いても大歓迎です。当分このネタが途切れることはありません。有難いことで御座います。

 以下は引用です。


「ネットが情報源」テレ朝番組、実はスタッフがブログ自作

 テレビ朝日系で10日に放送された情報バラエティー番組の中で、「インターネット上で流れている情報」として紹介されたブログが、実際は番組制作スタッフが作成したものだったことが11日、わかった。

 この番組は、テレビ朝日制作で10日午後7時から放送された「情報整理バラエティー ウソバスター!」。

 一般に流れる様々な情報の真偽を検証し、クイズ形式にした内容で、「NEWSの語源は英語の東西南北の頭文字」「干支(えと)のイノシシは、中国や韓国ではブタ」「サケとシャケの違いは加工の有無」などと書かれた六つの雑学ブログが、出題のネタ元として画面付きで紹介された。 しかし、番組終了後に、これらのブログをインターネットで見た視聴者が、いずれも同じ昨年12月10日に作成されていることに気づいて「あまりにも不自然」と指摘。同社も番組スタッフが撮影用に作ったブログであることを認めた。

 同社広報部では、「実際のブログ作成者から撮影許可が取れなかったので、同じ情報を元にスタッフが『再現』した。そのことをテロップやナレーションで伝えるべきだった。視聴者に誤解を与えかねない表現となり、申し訳ない」としている。
(2009年1月12日03時13分  読売新聞)

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