2008/11/23

QUICPayカード入手奮戦記

お洒落なnanacoカード・裏面にはQUICPayのマークがあります。  Edyのページでも書きましたとおり、私は今のところ、前払電子通貨には余り魅力を感じていません。大阪で使っていたPitapaは東京へ戻る直前に解約してしまいましたが、あれは良いカードでした。何しろ後払ですから。東京へ戻って何とかあの素晴らしいPitapaに比肩すべき後払カードはないものかと思えば、ありました。QUICPayです。

 左の写真は一見nanacoに見えるでしょうが、私にとってこれはnanacoではありません。nanacoとして使うつもりはないからです。nanacoはIYカードを親として登録すればQUICPayとして使えます。しかし私のnanacoにQUICPay機能を登録するのは大変でした。QUICPayカードが欲しいというのは、大阪から東京へ戻った直後の5月頃から感じており、もう2回申込んで2回断られています。私がどのように申込み、何故2回とも断られ、それでもめげずにどうやってQUICPayを入手したかというホンキイ・トンクでお笑い下さいまし。


1回目の挫折

 まず困ったのはQUICPayの公式サイトを幾ら見ても、要するにどうやって申込めば良いのか解らないことです。申し込みは各クレジットカード会社へ、としてリンクが一杯並んでいますが、各カード会社のサイトへ行っても要するにQUICPayについてはQUICPayのサイトへ行け、と書かれているだけで、つまりは同じところをグルグル回るだけです。

 そこで考えたのはJCBの本社に書簡(笑)を送ることでした。幾らなんでも“申込みたいけどどうして良いか解らない”と見込み客から書簡が来れば、少なくとも客商売なら何か反応してくれるだろうと思うわけです。反応はすぐに来ました。流石JCB、QUICPayの申込書を返信用封筒付きで送ってくださいました。QUICPayを使うためには「親カード」となるJCBカードが必要となる由、そのJCBカードは信販系の提携カードではなく、カード番号頭4桁がある番号のものでなければならぬ由、でありました。家の中を探したところ、その4桁に相当するのは妻が持っているIY+JCBカードでありました。で、必要な内容を記入して返送し、待つこと3週間、返事が来ました。何と“親カードの存在が確認できないからこの申し込みはキャンセル扱いとする”の由。何の照会も連絡もないまま高飛車に“キャンセル扱いとする”は些か驚きました。妻のIY+JCBカードは間違いなく存在し、順調に引き落としもでき、只の一度も支払いが滞ったことはありません。カード番号頭4桁も指定のものに一致しています。断る理由が理由になっていませんが、このような場合は要するに“意味のある説明をする気はありませんよ”という意味に理解し、縁がなかったものと諦めました。今から思えば、IYカードを親としてQUICPayを使うためには先にnanacoの発行を受け、それに対してQUICPay機能を登録するという手続きが必要だったのですが、勿論その時点の私は知る由もありません。JCB社からの説明も一切ありません。親カードの番号は記入しているので、それがIYカードであることはJCB社なら当然把握できるはずですが、それゆえこの方法で申し込むことはできないことを説明するという動きも一切取られていません。単に“親カードの存在が確認できないからこの申し込みはキャンセル扱いとする”の一言でした。


アイワイ・カード・サービスさんから届いた大変丁寧なお手紙

2回目の挫折

 何気なくIYカードのサイトを見て、上の事実、つまりIYカードを親とする場合は、nanacoにQUICPay機能を登録・共用する方法で申込まなければならないという事を知りました。早速近くのセブンイレブンへ行き、金300円也を払ってnanacoカードの発行を受け、帰るや否やWebからQUICPay機能の登録を申込みました。またまた待つこと3週間余り、結果は左のとおり、またお断りのお手紙が来ました。今度の理由は「ご指定いただきましたnanacoカード番号が間違っている可能性がございます。」の由。八方手を尽くして明らかになったことは、私が申込んだ書類がセブンイレブンの店舗から本部に送られていませんでした(爆)。

 問題はこのお手紙です。このnanacoカードがセブンイレブンの某店で8月24日に発行されていることは、私が申し出た時点で発行会社が把握しています。この手紙の作成時点で発行店舗からその番号のカード発行記録がPOSから既に入力されており、それはほぼ瞬時に本部へ届いており、かつ申込書は届いていないことを把握できたはずです。この会社はこうして自分たちの間違いに気付くチャンスを棒に振り、こんな簡単で基本的なことすら調べる前に、顧客に対して「そっちの間違い」を前提とする手紙を出してしまうという二重のミスをやっています。どこかでチェック機能が働かないのでしょうか。文の結論は再度申込めとのことですが、この状態(nanacoの申込書がセブンイレブン店内で留まっている)のまま後50回申込んでも、当然ながら結果は同じでしょう。

 もしこの手紙が2度目でなかったなら、私も「あれ、自分が間違えたかな?」と思ってしまっても不思議ではありません。薄利多売・コストダウンが行き過ぎると、こうなってしまうんでしょうかね。いやはや“三人寄れば必ず我が師あり”と申します。自分の仕事でこのレベルのミスをやらないよう、十分学習させていただく所存です。有難い事で御座います。

 それにしても、、、、セブンイレブンで発行されたnanacoカードの内、申込書がちゃんと本部まで届き、カード保有者の情報が把握されているカードは何割ぐらいあるんでしょうね。把握されていない顧客がQUICPayかIYカードによるオートチャージを申込まない限り、保有者の情報が把握されていないことは現実に問題とならないはずです。また事実把握されている保有者が10割でないことは私が生き証人です。


発行会社さんが私からの指摘によって間違いに気付いたその12日後、申し込みからは1ヶ月と3日後の9月27日、ついに登録完了の連絡が来ました。1ヶ月近くも後で申込んだVISA Touchに先を越されることもありませんでした。良かった良かった。上に書いたとおり、この会社には数々の課題があるように見えますが、旨く解決頂いて長くお付合いできる電子通貨発行会社になって頂きたいものです。弁当や惣菜の品揃えと美味しさは、このコンビニ業界1番手さんがやはり1番ですから。

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