食事を抜いてこの本を読め!!

ジャンル 司法試験
書名 法律の使い方
著者 柴田 孝之
出版社 勁草書房 ISBN 4-326-45077-0 値段 1800円+税
名言  
感想 司法試験界では有名なLECの柴田講師が書いた入門書。

法律初学者を対象に懇切丁寧に法学の入り口を示している。

ところが・・・

この本の真価は、初学者より、ある程度、法律の勉強を進めてきた人に発揮されるのではないでしょうか?

というのも、予備校でたたき込まれる「論証」なんて、この話が論点になるのか、なんてあまり意識せずに、覚えているでしょう?

「法律の使い方」では、論点が生まれる理由を明晰に分析しています。

論点=解釈が必要な場面は
(1)文言不明確
(2)結論不当
(3)条文がない
(4)複数の制度の適用関係が不明

の4場面だ、と

よく、予備校の答練で、論証の問題提起は、条文の文言に絡めよ、なんて言われるけど、これは(1)文言不明確の論点の場面だと分かりますね。

このように、自分が学んだ論点が、(1)〜(4)のどれに当たるか確認しながら勉強すれば、本番でも、論点ねつ造や論点の落としが減るのではないでしょうか?

惜しいのは、広く法学学習入門書と位置づけたために、ターゲットがぼやけて、却って、この本を必要としているベテラン?受験生を遠ざけてしまっていること・・・

そんな訳で、勉強の進んだアナタにこそ、本書はお薦めです!

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