![]()
![]()
| タイトル | 機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 名言 | 「ヒルダが小鳥になるかよ」 |
![]() |
||||
| 感想 | この「機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者」は、1985年に放映されたTVアニメ「機動戦士Ζガンダム」を、再構成して公開された3部作のアニメの第一部にあたります。 Zガンダムは、ガンダムを作った富野由悠季監督が、いやいや作ったTVアニメで、当時、彼が書いたライナーノートは、バンダイやサンライズへの怨念を書きつづった愚痴の羅列でした。 どうも、富野監督は「自分は、ガンダム以外でも名作が作れるんだ」ということを世の中に示したくて仕方がなかったようです。 そこで、ガンダムがヒットしていたので、比較的恵まれた制作環境にあった彼は、ガンダム以外の「世界」を表現すべく、バイストンウェルやペンタゴナ・ワールドと言った架空世界を構築し、ダンバインやエルガイムといった新作を世に問うていました。 どうも、彼にとっては、そのことが自分に無能の烙印を押された証拠と思ったようで、ガンダムというものに対して、相当な敵意をもつようになります。 でも、「ガンニョムおじさん」よりマシではないかと…いえ、なんでもありません。 さて、そんな彼の不安定な精神状態は、主人公カミーユ・ビダンに色濃く投影されていました。
TV版カミーユは、自分の名前を女みたいだと言った、と言いがかりをつけて、プロの軍人に殴りかかり、暴行の容疑で取り調べたMP(憲兵)を、偉そうで気にくわない、とモビルスーツで踏みつぶそうとするなど、やりたい放題の暴走機関車として描かれています。 いや、反政府組織のメンバーなんだから、偽名くらい使うでしょうに。 その後、暴力は鳴りをひそめたかと思うと、こんどは、敵見方問わず、女性と見ると口説きまくる始末です。 何がしたいのか、さっぱり分かりません。 そんな無秩序な暮らしのせいで、カミーユ君は、最後には精神崩壊してしまうという、なんとも後味の悪い幕切れになりました。 まあ、自業自得という言葉がよぎりますが…ゴホンゴホン、なんでもありません。 カミーユ君を狂気に陥れた報いというわけでもないのでしょうけど、どうも、富野監督自身、その後、心を病まれて、家の外に出ることが出来ない状態が続いたそうです。 ただ、ボクには、回復したようには見えませんが… そんな、グダグダのZガンダムですが、映画用の再編集版は、あっさりと仕上がっています。
長い話をギュッと90分に要約しているので、少し端折り過ぎなところもありますが、テンポもいいので、ガンダムが好きで、劇場では見逃した方は、DVDでご覧になるのもいいかと思います。 ただ、富野節が減っているのがファンには物足りないかな?
(2005.11.12) |
|||||
![]()
Copyright (C) 2005 西麻布夢彦 All Rights Reserved.
<免責事項>
提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、西麻布夢彦(ウェブマスター)及び情報の提供元は 一切責任を負いかねます