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第二話 合い言葉はNPV
| さて、企業評価の方法として、代表的なものはどんなものがあるだろうか? 従来、税法や証券市場では以下のような基準を利用してきました。 でもね、今企業間の株式交換やM&Aでは、これらの評価方法を利用することはまれなんです。その理由は、上記の評価方法では、企業が生み出す本当の価値を計ることが出来ないと考えられているからです。 例えば、比較的多くの要素を考えている「類似業種(会社)批准法」では、「配当金額・利益の金額・純資産額」を元に、会社の価値を決めるんだよね。 でも、株主が望んでいるのは配当じゃなくて株の値上がりだし、会社が生み出す価値は利益と云うより現金(フリーキャッシュフロー)というように、前提にする数字が全然変わってしまったんですね。 それで、今一番よく使われている評価方法は、その会社が、この先の未来に生み出す現金(キャッシュ)の合計を元に、現在その会社はどのくらいのお金(フリーキャッシュフロー)を生み出すポテンシャルを持っているか計算する、NPV(Net Present Value:正味現在価値)なんです。 ところで、企業の価値を計るときに、今年入ってくる100万円と、10年後に入ってくる100万円を同じと考えてもいいのでしょうか? |
<用語解説>
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