文系のためのITキーワード

A-Z
ADSL [読み:エイ・ディー・エス・エル]
[分野] インターネット 技術 サービス
 
銅線(電話線)を使ってデジタルデータ通信を行う技術であるxDSLの一種。Asymmetric Digital Subscriber Lineの略。

 最近のインターネット業界は、ブロードバンド・常時接続の話題で持ちきりです。
 ブロードバンドというのは、高速インターネット接続を、常時接続というのは定額料金でのインターネット接続を意味しています。

 インターネットを使うには、ダイアルアップ、つまりプロバイダーまで電話をかけるのが一般的ですね。
 そのため、インターネットを楽しむには3分10円という高い電話代が必要ですし、アナログで54Kbps、ISDNでも64Kbps〜128Kbpsという"低速な"サービスしか受けられなかったんです。
 この速度では、映像や音声を十分に楽しむことができないんですね。

 そこで、ブロードバンド・常時接続のための様々な技術が開発されています。
 その中で比較的簡単に実現できそうなのが、ADSLです。

 ADSLというのは、普通の電話線を利用して、速くて安いインターネット接続を実現する技術のことです。

 ADSLのAはAsymmetric、つまり、非対称ということです。
 家から電話局までと、電話局から家までの通信速度が違うということです。
 家から電話局までを「上り」と云って、512Kbps(アナログの10倍程度)の速度が出ます。
 電話局から家までが「下り」で、1.5Mbps程度の速度ですね。
 (速度は、事業者によって異なります)

 普通の電話線を利用でき、CATVのように大がかりな工事が必要ないので、多くの家庭で簡単に利用できます。

 ただ、ADSLは銅線を利用した技術なので、家から電話局の間に光ファイバーが使われていると利用することができません。
 それに、NTTの電話局に中にADSLサービスを行う会社の機械を置かなくてはならないこともあって、日本では、なかなか商売が立ち上がっていませんね。

 良くも悪くも、日本の通信はNTT次第なんですね。

(2000.11.27)
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ASP [読み:エイ・エス・ピー]
[分野] インターネット サービス
 
ネットワーク経由で、アプリケーションソフトを利用できるサービスを提供すること。または、そのサービスを提供する事業者。Application Service Providerの略ホスティング

 最近のインターネットは、常時接続とかブロードバンドと云って、だんだん早くて、安くて、快適になってきていますね。この常時接続やブロードバンドを利用することで、今までは出来なかったことを実現しようというビジネスが沢山出てきました。

 例えば、インターネット上にハードディスクを用意して、それをユーザーに貸し出すことで、ユーザーは遠く離れたところにあるディスクを、自分のパソコンの中にあるディスクのように利用できるサービスや、カレンダーやスケジュール帳をWebを通じて利用するサービスとかね。

 そういう、Webを通じてさまざまなサービスを提供することをASPとかASP事業といいます。

 このASPって、結構幅の広い言葉なんです。
 だからインターネット上で行われるサービスの多くはASPと呼ばれる可能性があります。

 まあ、典型的なASPっていうのは、ワードとかエクセルをインストールしてなくても、インターネットでASP事業者のサーバーに接続したら、1分いくらという値段で、ワードとエクセルがレンタル出来る、といった感じのものですね。

 いってみると、アプリケーションソフトのインターネットを通じたレンタルです。

 そのうちパソコンはインターネットに接続するだけの箱になって、コンピュータのあらゆる機能がインターネット上で提供される時代が来るかもね。

 死屍累々だけど・・・

※ ピピン、WEB-TV、ネットワークコンピュータなど、最低限の機能を持った箱でインターネットに接続して、残りの機能はインターネット上で提供するっていうビジネスは、これまでとことん失敗してきたんです。

(2000.11.12)
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B2C [読み:ビー・ツー・シー]
[分野] インターネット ビジネス
 
インターネットブームに期待してベンチャー企業の立ち上げを経験したコンサルタントが、バブル崩壊後、コンサルティング・ファームに復帰すす現象。Back to Consultantの略。

 一昔前まで、B2Cといえば、ネットビジネスの寵児でした。
 そのころのB2Cは、Business to Consumerの略で、インターネットを利用した小売業を意味していました。
 たとえば、アマゾン・ドット・コムなんかが、その代表でしたね。

 当時のB2Cビジネスの特徴は、設備投資や広告宣伝に莫大な資金を投入して、赤字で経営していることです。足りないお金は、投資家から投資してもらっていたんです。わかりやすく言うと、会社の株券(紙切れ)を刷って売ってたんですね。

 ところで、投資家の人は、どうして紙切れを喜んで買ったいたのでしょうか?
 それは「インターネットビジネスは将来爆発的に成長する」と考えられていたからです。
 会社が成長すると、株の値段も高くなるから、今株を買って値上がりしたら売ると儲かりますよね。

 さて、このインターネットビジネス、多くの人々の期待を集めました。
 投資家さんはお金を払い、優秀なビジネスマンは、次々とインターネット関連の会社を作りました。この優秀な人の中には、コンサルタントという経営のプロも多く混じっていました。

 彼らも、インターネットに期待して、次々と会社を作りました。
 でも去年の夏ぐらいから、ネットバブルが弾けて、倒産する会社が増えてきました。
 そして今、夢やぶれたコンサルタントのみなさんは古巣に帰りつつあります。
 その現象を、B2Cと呼んでいます。

 帰るところがあっていいですね。

(2001.03.09)
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Bluetooth [読み:ブルーツース]
[分野] 無線 通信
 
RF(無線周波)トランシーバーのプロトコル。電子機器メーカー9社で構成されるコンソーシアムでの合意により定められた。

 昨日は、FMCで家庭の通信機器はすべて無線になるって話を書きましたね。
 でも、みんなが無線(モバイル)でインターネット接続をするとしても、Docomoの携帯を使っている人と、CdmaOneの人、H"の人、それぞれのキャリア毎に、新しい機械を買うのは、もったいないよね。

 最近は、パソコンをオーディオにつなげて、MDの編集をしたり、ビデオをつなげてビデオ編集とか、パソコンとAV機器の連携も増えてきましたね。今までは接続するための線を買ってきてつなげてたんだけど、これも無線の方が便利ですよね。

 そういう要望に応えるために、作られたのがBluetoothです。
 といっても、Bluetoothって言う機械があるわけでは無くて、無線でパソコンや携帯なんかの電話機、電気製品をつなげるためのルールをBluetoothって言うんです。

 例えば、電気製品を買ってきたときにメーカー毎にコンセントの形が違っていたりしたら困るよね。それと一緒で、無線の通信方法もどのメーカーの製品でも同じなら、ユーザーは混乱しなくてすむし、アダプターとか余計な出費もしなくてすむよね。

 メーカーも、今までは無線の電気製品を作っても、他のメーカーの製品とつながらないし、魅力のある製品が作られなかったんですね。でも、Bluetoothって規格ができたことで、どのメーカーも安心して無線の製品が作れるようになったんです。

 これからはパソコンから、鞄の中に入れたままのMDステレオを操作したり、携帯電話でビデオの予約をするってことが簡単になっていくでしょうね。
 もちろん、いろんな配線が無くなるっていうのも便利です。

 ところでBluetoothって、どういう意味だと思う?
 10世紀のデンマーク王(Harold Bluetooth)の名前をとったんだって。
 でも、なんで10世紀のデンマーク王なのかは・・・

歴史の謎です。

※一般的なBluetoothの仕様:

  1. Industrial Scientific Medical (ISM) バンドである2.4GHzを使用
  2. Frequency Hop (FH) スペクトラム拡散を使用。これは周波数帯域をホップチャンネルの数に分けるもの。接続しているあいだ,無線トランシーバーはランダム(疑似)にチャンネルから別のチャンネルにホップする
  3. 最大8台の機器をピコネット(1チャンネルを2つ以上のBluetoothユニットが共有する)でサポート
  4. セキュリティ機能内蔵
  5. 壁を通して見通しのきかない場所でも,あるいはブリーフケースの内と外とでも送信が可能
  6. 全方向性
  7. アイソクロノスおよび非同時の両方のサービスをサポート。ネットワーク構築のためのTCP/IPの統合が容易
  8. 世界各国の政府による規定化

(2000.10.20)
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CGI [読み:シー・ジー・アイ]
[分野] コマース システム
 
WWWサーバーとクライアントソフトとの間で行われるやりとりのルール。そのルールに基づいて作られたクライアントソフトをCGIソフトまたは、CGIと呼ぶ場合がある。Common Gateway Interfaceの略。

 みなさんもプロバイダーのホームページをみて、当社はCGIをサポートしてます、とか自作のCGIは利用できません、という説明を見たことがあるんじゃないでしょうか?

 CGIっていうと、なんだか難しい感じがしますね。でも、インターネット上でよく見かけるアクセスカウンターや掲示板って、CGIを利用したソフトなんですね。
 意外に思うかもしれませんが、Yahoo!のような検索サイトの検索機能もCGIを利用しています。

 ホームページにボタンが付いていて、ボタンを押すと検索結果が出たり、掲示板に何か書き込めたりするような、ユーザーのアクションに応じて結果が変わるページって、たいていCGIを利用していると思って良いんじゃないかな?

 つまり、ユーザーの行動に応じて表示される内容が変わる、インタラクティブなホームぺージを作るために必須の技術がCGIなんですね。

 とはいえ、インタラクティブなページを作る技術は、CGI以外にもあります。
 比較的扱いやすいJAVA Scriptや、少し使いこなすのに手間がかかるショックウェーブ、本格的なプログラミングの勉強が必要なJAVAとかね。

 ところで、本来CGIというのは、プログラムを書く上での約束事のことだったんだけど、最近はCGIを利用したプログラムのことをCGIと呼ぶようになってしまいました。「CGIプログラム」と呼ぶべきモノを「CGI」と略して呼ぶのが定着したみたいです。

 言葉って変わっていくもんなんですね。

(2000.11.16)
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CMS [読み:シー・エム・エス]
[分野] インターネット 技術 システム
 
独自のスクリプティング言語とオブジェクトデータベースを備えていて、ウェブサイトのコンテンツを効率的に管理するためのシステム。Contents Managment Systemの略。

 みなさんの中にも自分のウェブサイトを運営していらっしゃる方がいると思います。
 毎日の更新やコンテンツの管理って、結構大変ですよね。

 多くの人は、ホームページビルダーやフロントページなどの、HTMLエディターでサイト管理をしているんじゃないでしょうか?
 これらのソフトも、個人のサイトを管理する分には十分な能力を持っています。

 でも、新聞社のニュースサイトの用に、次々と新しい情報が更新されたり、過去の記事を検索して使ったりすることを考えると、もっと強力な仕組みが必要になります。

 そういう動的なサイトを作るには、以前御紹介したCGIサーブレットという技術を利用するのが、一般的です。

 でも、CGIやサーブレットを利用して、動的なサイトを作るのは、本格的なプログラミングの知識がいるとか、結構敷居が高いんですね。

 そこで、一般的なサイトに必要な仕組みをあらかじめ用意して、イージーオーダーのように、簡単に動的なサイトを作るための仕組み「CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)」が作られました。

 これを使えば、新聞記者が次々と送ってくるニュースを新しいモノ順に並べたり、「経済、政治、スポーツ」といったジャンル分けをすることが、自動でできるなど、サイトの管理が各段に簡単になります。
 もちろん、検索もOKです。

 このサイトの「今日のITキーワード」も、「CMS」を利用したら、管理が簡単になりそうです。

 個人サイト向けのCMSって、良い商売になるかもね。

(2000.11.28)
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CRM [読み:シー・アール・エム]
[分野] コマース システム
 
顧客に接する各部門(マーケティング、セールス、サービス)を緊密に連携させることで、顧客にフィットしたサービスを提供し、顧客満足を向上させる戦略。または、その戦略を実現する枠組み。Customer Relationship Managmentの略。

 たとえばクルマを買ったとして、買った後車検が近づいても、お店からは何の連絡もなければ、お客さんは、そのまま違うお店で買い換えたりするよね。
 でも、自動車屋さんのセールスマンは、きちんとお客さんの車検の時期を覚えていて、タイミング良く電話してくるので、ついついまた同じお店で買い換えてしまうことが多いよね。それはそれで、お客さんとしては不満はないけど、せっかくのIT革命の時代、それだけだとなんか物足りないよね。
 CRMは、この車検とか買い換えの情報をセールスマンだけでなく、サービス(修理工場)も分かるようにすることで、お客さんの車検が迫ってきたら工場のスケジュールを調整しておくとか、必要な部品を用意しておくといった、お店全体でお客さんを大切にすることなんです。

 つまり、CRMって言うのは、顧客のDBをいろんな部門が利用できるようにすることで、会社全体がきちんと矛盾なくお客さんに接して、お客さんの満足を向上させることなんですね。
 ここで大事なのは、CRMは「各部門の情報連携」と「顧客満足の向上」を柱にしているということです。

 実は、以前クリック&モルタルで紹介したTUTAYA Onlineの試みもCRMの一つの例です。

 でもCRMって必ずしも、コンピュータを使わなくてはいけないわけではないんですよね。
 行きつけの飲み屋で、「いつもの」といえば、お気に入りのカクテルが出てくるなら、そのお店は立派にCRMを実現しています。

 高いコンピュータより真心ですよ!

(2000.10.10)
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CxO [読み:シー・x・オー]
[分野] 経営
 
専門分野のプロとしての執行役員。

 最近、CEOとかCOOという言葉をよく聞きますよね。
 CEOはCheaf Executive Officer  一通り、CxOを並べると
 一通り、CxOを並べると

 ・CEO(Cheaf Executive Officer)
会長。対外的な職務や会社のビジョン策定を担当する
 ・COO(Cheaf Operating Officer)
社長。会社の日常業務の執行(実際に実行すること)を担当する。
 ・CFO(Cheaf Financial Officer)
財務担当重役。会社に必要なお金の問題全般を担当する。
 ・CTO(Cheaf Technology Officer)
技術担当重役。会社の戦略を変えるような技術の問題を担当する。
 ・CMO(Cheaf Marketing Officer)
マーケティング担当重役。マーケティング(商品開発・販売戦略・サポート)を担当する。
 このCxO、どうして注目されているのでしょうか?
 それは、経営の専門化を実現するためです。
 いままで、重役さんというのは、会社で出世したゴールのような位置づけだったんですね。だから、必ずしも経営のプロでなくても重役さんになれたんです。でも、アメリカを中心に経営って、一つの職業で医者や弁護士のようなその道のプロが必要だ、って考えられるようになってきたんですね。
 そこで、今までは、重役(Vice President)といって、曖昧にしていた役割をCxOと明確にするようになったんですね。

 餅は餅屋ですね。

(2000.10.28)
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DoS [読み:ディー・オー・エス]
[分野] インターネット セキュリティ
 
ネットワーク上のコンピューターに、不正なデーターを送信して使用不能に陥らせたり、トラフィックを増大させて相手のネットワークを麻痺させる攻撃。Denial of Services(サービス拒否)の略。

 今年(2000年)の初め頃、Yahoo!やeBayなどの米国の人気サイトにアクセスできなくなるという事件が相次いで起こりました。
 これは、クラッカーの攻撃を受けて、サーバーが麻痺していたせいだと言われています。 インターネットのサーバーって、結構不安定なんです。だから、たくさんの人が一度にアクセスしてきたり、大量のデーターを送られてきたりすると簡単に麻痺状態になって、何もできなくなってしまいます。

 そんなふうに大量のデーターを送りつけてサーバーを麻痺させる攻撃をDoS(サービス拒否)と呼びます。

 基本的には、サーバーは長い長い文字列を送り込まれたり、多くのユーザーが一斉にアクセスするだけで停止してしまいます。
 そこで、クラッカーは、大量のデーターをサーバーに送ったり、多数のコンピューターから一斉にサーバーにアクセスしたりして、サーバーをダウンさせます。
 でも、クラッカーは、一斉にアクセスするための、たくさんのコンピューターを、どうやって用意するんでしょうか?

 それを可能にするのが「分散型サービス拒否ツール」と呼ばれるソフトです。
 「分散型サービス拒否ツール」というのは、一般のユーザーのパソコンに仕込んで、持ち主が気がつかない内に、クラッキングをさせるソフトです。ウィルスやトロイの木馬として、ユーザーのパソコンに仕込みます。
 ユーザーは、いつもと同じようにパソコンを利用しているだけなのに、クラッカーの道具にされてしまうんですね。

 自分のパソコンがクラッカーの道具にされないようにするには、どうすれば良いのでしょうか?
 現在の技術では、ウィルスやトロイの木馬を完全に防ぐことはできません。
 でも、せめてウィルス対策ソフトを利用したり、怪しいソフトはダウンロードしないようにしたり、最低限の注意はしたいものですね。

 自分が被害者になるだけでなく、加害者になるのはイヤですよね。

(2000.12.25)
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EMD [読み:イー・エム・ディー]
[分野] 経営
 
インターネットを介して音楽のダウンロードを可能にするサービス。音楽配信(Electric Music Distribution)の略。

 みなさんの中には、もうMP3で音楽を楽しんでいる人も多いんじゃないでしょうか?
 パソコンの性能が上がって、MP3の再生のようなパソコンの能力を酷使することが手軽にできるようになりました。
 パソコンやMP3のような技術が向上してきたことで、音楽のファイルをインターネットを通じてダウンロードする音楽配信が、注目を集めています。

 この音楽配信のことをEMDと呼びます。
 英語名Electric Music Distributionの略ですね。

 音楽配信で大切なことは、技術の問題だけではありません。

 みなさんも音楽には、作曲者の"著作権"というのがあることはご存じだと思います。
 歌詞のついた曲なら、作詞家さんの"著作権"もありますね。

 音楽業界は、この著作権の問題に、ものすごく敏感なんです。
 だから、誰かが作曲家や作詞家に断りもなく音楽のコピーを売ったり、タダで配ると大問題になります。
 海賊版の販売で、警察に捕まった人の話とかをよく聞きますよね。

 今、音楽配信がホットな話題なのは、音楽配信が技術的には十分可能になって、今までのやり方では、著作権を守れなくなってきたからです。

 例えば、ナップスターやグヌーテラを使えば、世界中の音楽ファンから手軽に音楽のファイルをもらえます。
 そのときアーティストには、一銭も入りません。
 音楽配信が本格的に実現するには、アーティストに上手くお金を還元する仕組みを作る必要がありますね。

 お金が全てじゃないけどね。

(2000.12.07)
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EMS [読み:イー・エム・エス]
[分野] 経営
 
電子機器の受託開発・製造サービス。Electronic Manufacturing Serviceの略。

 ここ数年ファブレス企業というのがブームになっていました。
 ファブレス企業というのは、自前の工場を持たずに、製品の規格や開発だけをする製造業です。
 ファブレス企業が存在するためには、よその会社の製品を製造する会社の存在が無くてはならないものになりますね。

 もちろんファブレス企業は、自前の製品を作りながら他社の製品を作る工場に、ファブレス企業の製品も作ってもらえるよう頼むのが一般的です。
 でも、ファブレス企業が増えるに従って、自社の製品を作らず、他社の製品だけを作る、製造専門の会社も出てきました。特に、パソコンや半導体のような電子製品では、製造に高価な機械や特殊な技術が必要なので、製造専門の会社も大規模で技術力のある会社でないとダメなんですね。

 このいろいろな会社の製造だけを担当する世界的企業をEMSと呼びます。

 EMSの特徴は、商品の開発から、設計、試作、部品調達、生産までを、トータルに請け負う、製造のアウトソーシング会社だということと、世界各地に工場を持っているということです。

 EMSは、数多くの会社から製造のアウトソーシングを受けるので、普通のメーカーでは太刀打ち出来ないくらい安く製品が作れます。
 しかも、世界中に工場を持っているので、必要な場所で必要な分だけ製品を作ることが出来るんです。
ですから、ときにはメーカーが頭を下げてEMSに製品を作ってもらうこともあります。
 中小の工場のように親会社の顔色をうかがわなくてもいいんです。

 単なる下請けでは無いんですね。

(2001.02.23)
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ERP [読み:イー・アール・ピー]
[分野] 経営
 
企業全体を経営資源(人・もの・カネ)の有効活用の観点から総合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念。Enterprise Resource Planning(企業資源計画)の略。

 洋服の世界ではユニクロのフリースが大人気です。
 定番のアイテムを中心に、既製品を限界まで安くして売るスタイルが消費者の支持を集めたんでしょうね。

 そんな洋服の世界で最高の贅沢は、一流のデザイナーに自分専用の洋服をデザインさせることではないしょうか。

 コンピューターの世界では、この最高の贅沢が普通に行われてきました。
 どこかの企業が自社の会計システムを作りたいというと、コンピューターメーカーやSIベンダーと呼ばれるコンピューターシステムの専門家が、その会社専用のシステムを徹底的に作り込みます。

 そういったオーダーメイドの世界に風穴を開けたのが、ドイツのSAPのようなERPパッケージ・ベンダーです。

 ERPというのは、Enterprise Resource Planning(企業資源計画)の略です。
 企業全体の経営資源、つまり人材(ヒト)、設備等(モノ)、そしてカネをコンピューターで統合的に管理しようと言う考え方です。

 それまでの企業システムというのは、経理なら経理、人事なら人事でバラバラにオーダーメイドのシステムを作っていたので、"統合的な"経営資源の管理が難しかったんです。

 SAPという会社は企業の活動を分析して、一番の効率のいいと思えるやり方にフィットしたシステムを作ってパッケージにしました。そしてパッケージだけで、つまり専用のシステムを開発することなしに、本格的な業務システムが作れるようにしました。
 パッケージなので、人事用、経理用といったパッケージ同士を組み合わせるのも簡単です。それに、いろんなパッケージを組み合わせることで、企業の情報を統合的に管理できますね。

 その代わり、ERPパッケージを使うには、その企業は仕事のやり方をパッケージに合わせる必要があるんです。
 これまでは個別の企業の事情に合わせてシステムを作っていたのを、個別の企業がシステムに合わせて変わっていくことを求めたんです。

 とはいうもののERPパッケージが登場することで、企業システムが高価な専用品から安い量産品になっていったことは確かです。
 コンピューターの世界もオーダーメイドのブランド品の時代からユニクロのような量販品の時代へと変化してきたんですね。

 あなたはユニクロのフリースとオーダーメイドのスーツ、どちらが好きですか?

(2000.12.19)
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EUC [読み:イー・ユー・シー]
[分野] コンピュータ 技術 経営
 
現場で実際に業務を行う者(エンドユーザ)が、自らシステムの構築や運用・管理に積極的に携わること。エンドユーザ・コンピューティングと呼ばれる。End User Computingの略。

 みなさんの多くは、会社や家庭でパソコンを自由に使っていますよね。
 プログラマーやシステムエンジニアというコンピュータ技術者以外の、普通のビジネスマンがパソコンを使って作業する事を、エンドユーザ・コンピューティング、略してEUCといいます。

 エンドユーザーというのは、普通のビジネスパーソンのことです。
 技術者以外のね。

 昔はコンピュータって、ロッカーやタンスがずらっと並んだような巨大な箱だったんですね。値段も高くて会社に1台買えればいい方でした。だから、一般のビジネスパーソンがコンピュータを自由に使うことなんて許されませんでした。
 ところが、アップルやIBMがパソコンを売り出すことで、コンピュータが普通のビジネスパーソンにも手が届くようになったんです。

 EUCというのは、このパソコンで、各職場の人間が自由に情報処理をすることなんです。
 とはいえ、ほんの少し前までは、各部に一台パソコンがあって、みんなで並んで使うというのも当たり前でした。
 今では、一人一台パソコンを与えられている職場も多いかもしれませんね。
 みなさんの中にも、自分のパソコンで自由自在に資料作成やメールのやりとりをしている人もいるでしょうね。
 会社に一台から、部に一台、そして一人一台の時代になったんですね。

 みなさんは何台パソコンを使ってますか?

(2001.02.26)
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eマーケットプレイス [読み:eマーケットプレイス]
[分野] Eコマース インターネット
 
インターネット上に提供されたオークション、共同購買、入札等による取引市場。

 みなさんの中にもYahoo!なんかのオークションを利用している人も多いのでは無いでしょうか?
 アメリカでオークションというインターネットの利用法をいち早くビジネスにした会社にE*Bayという会社があります。ここは、オークションの場をインターネット上に用意して、商品を売りたい出品者が商品を登録するときに$5、商品が売れたときに売り上げの数%をもらうというビジネスを始めて大成功した会社です。いわばフリーマーケットの運営者になって、出店者からお金をもらっているようなイメージですね。

 このE*Bayのような、取引の"場"を提供することそれ自体をビジネスにすることを「場のビジネス」と呼ぶんだけど、その「場のビジネス」を企業向けにするとき、提供された"場"のことを「eマーケットプレイス」って呼ぶんですね。

 「eマーケットプレイス」には、大きく分けて以下の4つのモデルがあります。

・コミュニティ型
会員から会費を取る
・逆オークション型
入札でもっとも安い提供者を選ぶ
・共同購買型
売り手、買い手を多く集めて、調達先を一元化
・オークション型
もっとも高い価格を提示した買い手を選ぶ

 日本でも商社が中心になって、いろんな「eマーケットプレイス」が出来てきています。
 「いといとネット」とか・・・(^_^;)   

(2000.10.04)
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FMC [読み:エフ・エム・シー]
[分野] モバイル インターネット 技術
 
固定網(フィクスト・ネットワーク)と移動網(モバイル・ネットワーク)の融合。Fixed Mobile Convergenceの略。

 総務庁の「平成11年全国消費実態調査」によると、携帯電話の普及率は64.9%だそうです。普及率っていうのは、世帯普及率なので、日本中の家庭で64.9%の家には携帯電話があるってことですね。これって、ファクシミリの普及率33.1%より多いんですね。

 皆さんの中にも、友達との会話は携帯を使って、普通の電話はインターネット専門って人も多いんじゃないかな?

 FMCっていうのは、このまま携帯の普及率が上がっていって、技術の進歩や料金の低価格化によって、普通の電話がなくなることを云うんですね。
 つまり、会話もインターネットも無線で繋ぐ時代が来るってことです。

 もちろん、一般のユーザーさんの家には無線(モバイル)しかないけど、大容量のデーターを扱わなければいけない国際通信や大都市間、市外電話網は光ファイバーを利用するとか、見えないところでは有線(固定)の技術っていうのは残ります。

 これで困るのはNTTのような、今一般家庭に電話線を引いている会社です。
 せっかく一般家庭に入り込むことで、インターネット時代の勝者になろうとしているのに、これまでの努力が無駄になってしまいますね。
 だからFTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム:一般家庭まで光ファイバーを張って、高速なインターネットを実現すること)とかADSLのようなブロードバンドでFMCを封じる必要があるんです。

 逆にFMCがチャンスなのは、NTT Docomoのような携帯電話キャリアですね。

 みなさんもNTTとNTT Docomoは仲が悪いというウワサを聞いたことがあるんじゃないかな?本当に仲が悪いかどうかはわからないけど、両社が不仲になる原因はこういうところにもあるんですね。

 単なる兄弟ゲンカじゃあないんですよ

(2000.10.19)
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FTTH [読み:エフ・ティ・ティ・エイチ]
[分野] インターネット 技術
 
国内の全家庭に光ファイバーを引き、電話、インターネット、テレビなどのサービスを統合して提供する計画。Fiber To The Homeの略。

 みなさんも、コンピューターの通信では、光ファイバーを使うのが速い、という話を聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
 光って、速そうですもんね。

 FTTHは、一般の家庭まで光ファイバーを引いて、各家庭に高速な通信環境を提供しようと云うプロジェクトです。
 ブロードバンド・常時接続の大本命と云われている計画ですね。

 完成の時期は、2005年と云われていますが、いろいろと難しい問題があります。
 それは、実際に光ファイバーを引くために莫大なお金がかかると云うことです。

 もちろんインターネット・ユーザーが多くて、通信費をたくさん使える大企業がたくさんいる東京や大阪のような大都市なら、光ファイバーを引くために、たくさんお金を使っても、すぐに儲かりますが、山間の村や、離島まで光ファイバーを引くのは大変です。

 NTTが、光ファイバーを引くというと、そういった人口の少ない地域まで、引かなければいけないんですね。これをユニバーサル・サービスといいます。

 それに、NTTは「πシステム」という、電信柱まで光ファイバを敷設して、一般家庭までは銅線を引き込むシステムを作って来ました。
 これを、完全なFTTHにするには、全く新しく各家庭まで光ファイバーを引くより、お金がかかると云われています。(一度作った、πシステムを取り外してから、新しく線を引き直すことになるからね。)

 そういった、いろんなしがらみがあるNTTをよそ目に、着実にFTTHを実現しようとしている会社があります。
 有線ブロードネットワークスという会社です。
 かつて、大阪有線という名前の会社だったんですが、音楽の有線放送からインターネット事業に乗り出して、今、飛ぶ鳥を落とす勢いです。

 もしかすると、FTTHは有線ブロードネットワークスのような会社が、あちこちで競争しながら作っていくのかもしれませんね。

 って云うか、作って!

(2000.12.06)
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IMT-2000 [読み:アイ・エム・ティー・ニセン]
[分野] 技術 モバイル 携帯
 
ITU(国際電気通信連合)で策定された、デジタル携帯電話の後継となる、次世代移動通信方式の規格。International Mobile Telecommunication 2000の略。

 2000年は携帯電話の年でしたね。
 i-modeのヒットで携帯電話でのインターネットも一般的になりました。
 携帯電話の台数は、一般的な固定電話の台数を抜いたそうです。

 この2000年は、このケータイにとって画期的な決定が出された年でもあるんです。
 その決定というのは、IMT-2000という次世代の携帯電話の規格が決まったことです。

 IMT-2000の2000は、もちろん2000年という意味もありますが、2Gヘルツの周波数を使うという意味も込められています。
 次世代携帯電話の特徴は、2Gという高い周波数を使うところにあるんですね。

 この新規格では、最大2Mbpsの高速なデータ通信が可能になります。
 今までPHSでも64Kしか出なかったモバイル通信が、家庭のインターネット通信より高速になってしまうんですよね。
 もしIMT-2000が安く提供されると家庭ではモバイルでのインターネットが当たり前になるかもしれませんね。携帯電話で、会話もインターネットも快適に利用できるようになったら、一般の固定電話は家庭から姿を消してしまうかもしれません。

 でも、今回の規格の決定で残念なこともあるんです。

 それは、いろんな規格が乱立して、一つの電話機で世界中どこへ行っても利用できるという理想が実現できなかったことです。

 もともとIMT-2000は、世界中どこでも同じ電話機で電話できることを目指していたんです。だけど、結局規格の一本化はできずに、世界で5つの規格が乱立することになりました。
 日本でも、2つの規格が戦うことになりそうです。
 織田裕司の広告で話題になった、cdma-oneの発展型と、NTT-Docomoが力を入れているW-CDMAの2つです。
 せめて日本では一本化されると思われていただけに残念です。

 一つにまとまるって難しいんですね。

(2001.01.08)
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IPO [読み:アイ・ピー・オー]
[分野] ベンチャー 経営
 
会社が株を新規公開募集すること、または新規株式公開そのもの。Initial Public offeringの略。

 去年の今ごろ、渋谷あたりを中心にインターネット関連のベンチャー企業がたくさん生まれました。これをベンチャーブームと言ったりします。

 彼らベンチャー起業家が目指しているのがIPO、つまり自分が作ったベンチャー企業の株を公開することです。

 株の公開というのは、証券取引市場という株の売買をするところで、誰もが自由に株が売り買いできるようにすることです。

 単に株を売り買いすると云っても、それぞれの証券取引市場はちゃんとした会社の株しか売ってはいけませんというルールを作っているので、誰もが"簡単に"株を公開する事は出来ないんですね。
 ですから、株を公開できると云うことは、その会社はちゃんとしている会社だっていう証明になりますね。(ただし、ちゃんとした会社も倒産することはあるので注意は必要です。)
 株式公開には、そういう会社の信頼を高める意味があります。

 でも、ベンチャー起業家の皆さんは、それだけが理由で公開を目指すわけでは無いんです。

 株って、基本的には5万円で売り出されるんだけど、会社が成長してくると、5万円の株が、何百万円で売り買いされたり、逆に数十円になったりしたりします。
 そういう株が売り買いされる値段を株価というんだけど、株って公開するまでは、簡単に売り買い出来ないんですね。
 でも、公開するとベンチャー起業家が5万円で買った株を何百万円で売って、一躍大金持ちになれます。そういう一攫千金を目指すベンチャー起業家サンも少なからずいるようです。

 あなたも一攫千金を目指してみますか?

(2000.11.15)
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ISP [読み:アイ・エス・ピー]
[分野] インターネット
 
インターネット接続事業者。Internet Servise Providerの略。

 みなさんがインターネットを利用するときには、大きく分けて2つの方法がありますね。一つは、会社や学校のLANからインターネットを利用する方法。もう一つは、家庭から電話やケーブルテレビを利用してインターネットに接続する方法。
 家庭からインターネットに接続する場合、みなさんもISPと契約して毎月の使用料金を払っていると思います。ISPの主な役割は、みなさんの家庭とインターネットをつなぐことですね。

 さて、ほんの数年前にはベッコウアメやIIJなど、様々なベンチャーが生まれていたISPビジネスですが、今はあまり元気な業界ではありません。
 というのも、ISPの競争が価格競争の段階に入っているからです。

 一般に企業の競争は、 

1.機能性
2.信頼性
3.利便性(速度・レスポンス性・カスタマイズ性)
4.価格

という段階で成熟していくと言われています。

 価格競争の段階になると、企業にとっては消耗戦だし、消費者にとっては刺激がないよね。

 いまISP各社は、接続以外のサービスに力を入れることで、価格競争の悪夢から抜け出そうとしています。なかには、接続サービスは無しにして、ホームページのスペースやドメインの取得に専念しているISPもありますね。
 ただ、どのISPも接続に代わる画期的なサービスを生み出すことは、なかなか出来ていないようです。

 これからDocomoのiモードのように、コモンキャリアがISP事業にも力を入れ出すと、電話回線を持たない普通のISPの存在は危ないかもね。

 ISP産業は、たった5年で成熟しちゃったんですね。

(2001.02.14)
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ITS [読み:アイ・ティ・エス]
[分野] 情報 技術
 
最先端の情報通信技術を用いて人と道路と車両とを情報でネットワークすることにより、交通事故、渋滞などといった道路交通問題の解決を目的に構築する新しい交通システム。Intelligent Transport Systemsの略。

 最近のカーナビは賢くなりましたよね。
 目的地までの案内だけでなく、渋滞情報や、目的地までの所要時間までわかるようになりました。
 これは、VICSのおかげです。
 VICSというのは、道路の情報を管理しているセンターと、自動車に搭載したカーナビが、情報のやり取りをする仕組みのことです。

 このVICSを含めて、道路や交通の情報を管理する仕組みを作ろうと云う、官民一体プロジェクトがITSです。

 ITSというのは、国が力を入れている研究プロジェクトなんですが、その研究分野としては、9つのテーマが掲げられています。

  1. ナビゲーションの高度化(VICSなど)
  2. 自動料金収受システム(料金所のノンストップ化)
  3. 安全運転の支援(AHSによる危険警告)
  4. 交通管理の最適化
  5. 道路管理の効率化
  6. 公共交通の支援
  7. 商用車の効率化
  8. 歩行者等の支援
  9. 緊急車両の運行支援

 まあ、具体的に何をするのかわかりやすいのは、最初の3つくらい、あとは、何となくよくわからないことが書いてあるのは、ご愛敬ですね。

 さて、建設省によると  

ITSは、マルチメディア事業の中で有望性の高い事業と評価されており、その効果は全体で50兆円(VERTIS試算)と試算されています。

とのことです。

 50兆円っていうのは、かなりの額ですね。
 今、日本の自動車メーカーやコンピューター関連の会社は、こぞってこの50兆円を手に入れようと躍起になっています。

 ただ、これまでコンピューター関係の事業で国が音頭をとったモノは、必ず国が思い描いたとおりにならない、というジンクスがあります。
 ITSが今後どんな発展の仕方をするか、それはわかりませんが、少なくとも、今みんなが考えているのとは全然違う発展の仕方をするんじゃないかな。

 道路情報じゃなくて、株の売買に使われるようになったりしてね。

(2000.11.30)
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iアプリ(iαppli) [読み:アイアプリ]
[分野] 技術 携帯電話
 
2001年1月に開始された、NTTドコモの「iモード」対応携帯電話で利用できるJAVAアプリケーションサービス。

 長い間宣伝されてきたJAVA搭載のiモード携帯電話が、ついに登場しました。

 JAVAっていうのは、結構本格的なプログラミング言語でインターネットの世界では人気があります。
 JAVAの特長は、パソコンやワークステーションのように、ハードもOSも違うコンピューター同士で同じプログラムが動くことや、ネットワーク向けのソフトが作りやすいということです。

 NTTドコモは、インターネットで人気のJAVAをiモードで利用できるようにすることで、iモードの人気を一層高いものにしようとしているんですね。

 このiモードで利用できるJAVAのサービスをiアプリと呼びます。
 iアプリの登場で、簡単なゲームやスケジューラーがインターネットからダウンロードして使えるようになります。

 今までは、携帯電話の機能をアップさせようと思うと、携帯ごと買い換えなければいけませんでしたが、iアプリのおかげでソフトをダウンロードすることで、携帯の機能をアップしたり、新しい使い方をしたりできるようになりました。

 ただ、このiアプリ、結構欠点もあります。
 というのも、携帯電話の機能は限られているので、小さいソフトしか動きません(10kbyte)。
 それに、iアプリ用のJAVAというのは、iモード専用の特別なJAVAなので、iモードで動くJAVAのソフトが、JPhoneやEZWebでは動かないかもしれないからです。(JPhoneやEZWebは、まだJAVAに対応してないけどね) NTTドコモ以外の携帯を使っている人は、損した気分になるかもしれません。

 それがドコモのねらいでしょうけど・・・

(2001.02.06)
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JAVA [読み:ジャバ]
[分野] インターネット 技術
 
サン・マイクロシステムズが開発したコンピューター言語。

 最近、JAVAが再び脚光を浴びています。i-modeにも、JAVAが搭載されるということでIT業界は、皆JAVAに注目しています。

 JAVAというのは、コンピューターのプログラムを書くための言語の一種です。

 JAVAという言語は、優れている点がたくさんありますが、あくまで一つの言語に過ぎません。
 なのになぜこれほど注目を集めるんでしょうか?

 その理由は、JAVAの生い立ちにさかのぼります。

 JAVAというのは、1990年頃Sun Microsystemsの家電製品向けプロジェクト「Green Project」が始まりです。家電製品にコンピューターと搭載して、ネットワークでつなごうというプロジェクトです。
 このプロジェクトで開発された言語が「OAK」、後の「JAVA」です。
 JAVAは生まれたときから、携帯電話のような家電製品に相性がいいんですね。

 さてJAVAが世の中に登場したのは、1995年。そのころはマイクロソフトの全盛期でした。それまでUNIXが主流だったサーバー分野も、WindowNTがシェアを伸ばしていて、すべてのコンピューターがマイクロソフトのOSで動く時代になるかのように云われていました。

 JAVAは、一度書いたプログラムは、どんなOSでも動くことを売りにインターネット向けの言語として登場しました。どんなOSでも動くということは、Windows向けに書いたプログラムが、例えばUNIXでも動くと云うことです。
 OSを独占しているマイクロソフトにとっては脅威です。

 そこで反マイクロソフト陣営と呼ばれている人々がこぞってJAVAを支持しました。
 それがJAVAが時代の寵児になった理由でしょうか?

 マイクロソフトはJAVAの成功を見て、C#というJAVAに対抗するコンピューター言語を発表しました。

 JAVA陣営 vs マイクロソフト、第二幕の始まりです

(2000.11.20)
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Lモード [読み:エルモード]
[分野] インターネット 技術
 
TT地域会社(NTT東日本・西日本)による、電話回線やISDN回線を通じた情報サービス。「iモード」サービスの固定電話版のようなもの。

 NTTというと、もともと電電公社だったこともあって、日本最大の電話会社のイメージがありますよね。このNTTも何度も分割されて、今はたくさんの会社に分かれています。
 みなさんはNTTというと、家庭にある普通の電話(固定電話)の会社というイメージがあるんじゃないでしょうか?

 普通の電話は、NTTグループの中のNTT東日本、NTT西日本の2つの会社が運営していますが、あまり儲からないみたい・・・
 一方、携帯電話のドコモは、すごく業績がいいんです。
 特に、iモードの成功で、携帯電話業界では一人勝ちですね。

 それを見たNTT東日本、NTT西日本は柳の下の2匹目のドジョウを目指して、普通の電話でも、電子メールの送受信やニュース、天気予報などの多様な情報配信が受けられるサービスを始めることにしました。
 もちろん液晶画面付きの専用固定電話も発売します。

 でも、みなさん、そんなサービス受けたいですか?

 このサイトに来ている皆さんなら、パソコンも使いこなしてインターネットに接続してますよね。いったい誰がLモードなんて使いたがるんだろう???

 それにLモードは一度、総務庁に申請を不認可とされたんです。
 その理由が「電子メールの送受信や各種情報の配信には長距離通信業務が必要で、NTT法違反に当たる」と言うのですから可哀想です。

 踏んだり蹴ったりですね。

 そんなLモードも、2001年4月18日、やっと総務庁の認可が下りて、6月からサービスが始まるそうです。
 でも、あんまり魅力を感じないんだけどなぁ〜

 だれかLモードを使いたい人居ます?

(2001.04.19)
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MP3 [読み:エム・ピー・スリー]
[分野] コンテンツ インターネット
 
オーディオ圧縮符号化方式のひとつ。MPEG 1 Audio Layer 3の略

 みなさん好きなアーティストの音楽を聴きたいときにはどうしていますか?

 多くの人は、CDを買ったり、レンタルしたりするよね。
 CDに入っている音楽は、デジタルで録音されています。デジタルの良さは、何度ダビングしても音が悪くならないことです。

 意外かもしれないけど、CDデッキって言うのは、ちょっとしたコンピューターなんですね。
 デジタルのデーターを、音に変える専門のコンピューターだと思ってもらえるとわかりやすいかな?(今は、炊飯器もマイコンだしね)

 だから、パソコンがあればCDの内容をコピーして、他の人に配ることができるんですね。でも、今まではCDの音をコピーしても、一曲一曲のデーターが大きすぎて他の人に配ったり、パソコンに貯めておくことが難しかったんです。

 その常識を破ったのが、MP3なんです。MP3を利用すれば、音楽のデーターを小さくすることができるんです。

 データーを小さくすることを圧縮っていいます。例えば、MDって、CDのデータを圧縮することで、CDと同じ長さの音楽を1/5の大きさにしているんですね。(MDはMP3を使っているわけでは無いけどね)

 MP3の何が問題かというと、これまで大きくて扱いにくかった音楽データーがMP3で圧縮することで扱いやすくなったんですね。
 例えば、ダウンロードに必要な時間が何分の一かになって、電話代が得だとか。

 それでCDの音楽をコピーして他人に配る「違法コピー」の問題が生まれたんです。
 このMP3とナップスターやグヌーテラのようなP2P技術が結びつくことで、違法な音楽の交換が簡単にできるようになって、インターネット上での著作権が議論されています。

 人によっては、著作権は不必要だ、CDの音をMP3にして交換するのは違法じゃないと言います。ボクは、そこまでリベラルじゃないけど・・・
 ただ、これらの新しい技術が、著作権のような今までの常識を揺るがしているのは確かです。
 MP3もP2Pの、すばらしい技術なんだけど使い方を間違えると、他人に迷惑をかけてしまいますね。

 いいことも、悪いこともボクたち次第です。

※MP3って、MPEG3の略じゃないんです。
 MPEGって、1,2と来て、3を飛ばして、4になって、次は7で、そのあと21です。
 ウルトラマンの次が、ウルトラマン2じゃなくて、セブンみたいなものかな?

(2000.10.17)
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OS [読み:オー・エス]
[分野] コンピューター ソフトウェア 技術
 
コンピュータを動作させるために必要な基本プログラムとユーティリティの集合体。「基本ソフトウェア」とも呼ばれる。Operating System(オペレーティングシステム)の略。

 みなさんが使っているパソコンには、WindowsやMacOSのようなOS (オペレーティングシステム)がインストールされていると思います。(UNIXの人もいるかな?)
 このOS、なんのためにインストールされているかというと、アプリケーションプログラムを効率よく動かすためです。
 アプリケーションプログラムというのは、ExcelやWordのように、ユーザーが仕事をしたり、ゲームのように遊んだりするためのプログラムですね。

 このアプリケーションプログラム、よく見てみるとファイルを保存するとか、画面に映像を表示するとか、よく似た機能を持っていますよね。
 Excelはファイルを保存できるけど、Wordは保存できないなんてことはないですよね。
 でも、こういうアプリケーションプログラム共通の機能を、アプリケーション毎にいちいち作り込むのは効率は悪いよね。

 OSというのは、こういったアプリケーションに共通の機能をまとめて提供するソフトのことです。

 OSのおかげで、アプリケーションを作るプログラマーさんは、基本的な機能はOSに任せて、アプリケーション本来の機能を充実させることに専念できます。
 文章をきれいに表示するとか、面白いゲームを作るとかね。

 OSの役割には、他にもハードウェアの抽象化というのがあります。
 抽象化というと難しいけど、わかりやすくいうと、東芝のハードディスクもIBMのハードディスクもアプリケーションプログラムからは、同じハードディスクに見えるという機能です。
 いくら同じハードディスクといっても、メーカーや製品が違ったら、1秒ごとのディスクの回転数や、読みとり・書き込みの時間なんかは違うよね。
 その違いを意識しなくても、プログラマーがアプリケーションのプログラムを書けるようにすることを抽象化といいます。
 「これは"ハードディスク"に保存」とか、「この絵を"画面"に表示」とか、おおざっぱにプログラムを書けるようにするんですね。

 コンピューター技術の歴史の中では、いろいろなOSが生み出されてきました。
 この中で、特に後のOSに影響を与えたものとして、OS360、MULTICS、UNIXなんかがあります。特に、UNIXは最近ブームになったLinuxのモデルとして、今でもコンピューター技術に大きな影響力を持っています。

 最新のMacOS(X)も正体はUNIXだしね

(2000.12.30)
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OSI [読み:オー・エス・アイ]
[分野] インターネット 技術
 
異なる種類のコンピューター同士でデータ通信を実現するためのネットワーク構造の設計方針を定めた規格。国際標準化機構(ISO)により制定された標準規格。Open Systems Interconnection (開放型システム間相互接続)の略。

 コンピューター同士が会話するルールをプロトコルといいます。
 だけど、プロトコルってどんなことを決めたら良いのでしょうか?

 とりあえず、人間を例に考えてみましょう。
 人間同士が会話するには、まず何語を話すかということを決めなければいけませんね。
 つぎに、文字で伝えるのか、声で伝えるのか、ということも考えなければいけません。
 文字で伝えるなら、手紙で書くか、FAXで送るか、e-mailという方法もありますね。
 会話のルールといっても、いろんな段階(層)で考えなくてはいけないようです。

 何を使う(音・文字)という層。
 道具(手紙・FAX・電話)という層。
 何語を使うかという層。

 人間なら、3段階(層)でルールを決めればいいかな。

 OSIというのは、コンピューター同士の通信のルールを大きく7つの階層から決めているものです。
 そして、各層がどのようなものかという決まりを「OSI参照モデル」といいます。

 例えば、コンピューターをネットワークにつなぐ線のコネクターの形とか電気信号をどんな風に扱うかといったことを決めた「第1層(物理層)」や、通信したい相手のコンピューターの見つけ方を決めた「第3層(ネットワーク層)」などがあります。

 気をつけなければいけないのは、各層のプロトコルは1つしかないわけじゃなくて、複数のものから自分の好きなものを選べるってことです。
 プリンターとパソコンをつなげることだって通信だけど、いろんな種類のケーブルが売っているし、赤外線をつかって線なしで印刷したりすることもできますよね。

 大まかなルールを決めて、細かいことは各メーカーの自主性に任せているんですね。

<OSI参照モデル>
第1層(物理層)
データを通信回線に送出するための電気的な変換や機械的な作業を受け持つ。
ピンの形状やケーブルの特性なども第1層で定められる。
第2層(データリンク層)
通信相手との物理的な通信路を確保し、通信路を流れるデータのエラー検出などを行う。
第3層(ネットワーク層)
相手までデータを届けるための通信経路の選択や、通信経路内のアドレス(住所)の管理を行う。
第4層(トランスポート層)
相手まで確実に効率よくデータを届けるためのデータ圧縮や誤り訂正、再送制御などを行う。
第5層(セション層)
通信プログラム同士がデータの送受信を行うための仮想的な経路(コネクション)の確立や解放を行う。
第6層(プレゼンテーション層)
第5層から受け取ったデータをユーザが分かりやすい形式に変換したり、第7層から送られてくるデータを通信に適した形式に変換したりする。
第7層(アプリケーション層)
データ通信を利用した様々なサービスを人間や他のプログラムに提供する。

(2000.12.23)
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P2P [読み:ピー・ツーピー]
[分野] インターネット 技術
 
サーバーを介さすに、末端の機器が直接通信しあう通信形態。

 Napster(ナプスター)やGnutella(グヌーテラ)というソフトが話題になっていますね。インターネット上で、音楽をただで手に入れられるというのが魅力です。もちろん、著作権の問題があってプロの音楽を無料でやりとりするのは違法なんですけどね。
 実際、二〇〇〇年七月二十六日には、サンフランシスコ連邦地裁はナプスターに二日後に海賊版の流通を停止す るよう命じたしね。

 そこで登場したのがGnutella(グヌーテラ)です。
 ナプスターが、どこにどんな音楽ファイルがあるかサーバーで管理しているのに対して、グヌーテラは、サーバーなしで直接音楽ファイルを探すことができます。
 ナプスターで始まったP2Pが、より完成したものだといえます。(ナプスターもファイル交換は、サーバー抜きで行うので、P2Pの走りといえる)

 このP2P、どうして話題になるのでしょうか?

 それは、今のインターネットビジネスの形を根本的に変える可能性があるからです。
 今のインターネット世界は、ポータルと呼ばれるサイトに、多くのユーザーが集まることで、ポータルの運営者が利益を手に入れて、その利益と引き替えにユーザーへのサービスを無料にするモデルなんですね。(Yahoo!がその典型)
 でも、P2Pが発展すると、ユーザーはみんなユーザー同士で情報交換をできるので、ポータルの必要がなくなってしまうんです。

 さてP2Pは単に情報交換だけでなく、多くの可能性を秘めています。
 たとえば、世界の裏側の名も知らない人が持っているパソコンのハードディスクを、自分のディスクのように利用できたり、世界中のパソコンの能力を結集して、スーパーコンピュータでも解けないような問題を瞬時に計算したりね。

 みんなで力を合わせるって、ロマンチックじゃない?   

(2000.10.07)
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PCバン [読み:PCバン]
[分野] インターネット ビジネス

韓国で流行しているインターネット・カフェ。”バン”とは韓国語で‘部屋’を意味する。

 インターネット・カフェというのは、パソコンが置いてあって、インターネットが利用できる喫茶店のことです。
 PCバンというのは、韓国のインターネット・カフェのことです。

 日本でインターネット・カフェというと、ちょっと時代遅れなイメージがありますね。
 5年ほど前、プロバイダー料金が恐ろしく高かった時代に、インターネットを少し体験するためだけに、1時間千円程度で利用されていました。
 でも、個人でパソコンを買う人が多かったことや、プロバイダー料金が、ものすごい勢いで下がったこともあって、日本ではインターネット・カフェはどんどん姿を消していきました。

 ちなみに、インターネット・カフェというのは和製英語で、海外ではサイバー・カフェ(Cyber Cafe)というそうです。
 でも、アメリカでもサイバー・カフェって流行らなくて、どんどん姿を消していったんですね。

 ところが、アジアでは、このサイバー・カフェが大人気です。
 特に韓国では、PCバンと呼ばれて、下は小学生から30代の大人までの人気を集めています。

 韓国でサイバー・カフェが人気を集めたのは、ADSLのような常時接続で高速なネットワークが普及したことと、料金の安さが理由だと言われています。
 だいたい日本円で、1時間100円から150円くらいで利用できます。
 韓国のカラオケボックス、ノレバンの料金が日本円で1,500円程度といわれていることからも、その安さが分かると思います。

 このPCバンの成功に刺激されたせいか、日本でもインターネット・カフェ(サイバー・カフェ)が増え始めています。
 PCバンのやり方を、そのまま日本に持ち込んだものや、高級感を強調したものなど、さまざまなタイプのお店が生まれてきています。

 そんな中で、特に日本ならではと思われるインターネット・カフェとして、マンガ喫茶が注目を集めています。

 最近のマンガ喫茶は、マンガが読めるだけでなくて、ゲームやインターネットも利用できるんです。
 しかも、最新のパソコンに常時・高速接続は当たり前です。
 清潔で静かなお店なら、ちょっとした仕事も出来そうですね。

 でも、「まんが喫茶ゲラゲラ」でバリバリお仕事・・・ってイヤやな

(2000.12.15)
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PDA [読み:ピー・ディー・エー]
[分野] 技術

手のひらに乗る程度の大きさで、スケジュール管理等のパソコンの機能の一部を実現する機械。Personal Digital Assistanceの略。

 ここ何年かで、ボクたちの暮らしの中にどんどんパソコンが入り込んできましたよね。
 仕事の書類を表計算やワープロで作ったり、同僚や友人とメールで連絡を取り合ったり、パソコンがなくてはならない存在になっている人も多いと思います。

 ただ、パソコンって大きくて重いので、出先で調べものをしたり、その日のスケジュールを確かめたりするのには向いていませんね。

 そこで、パソコンほど高性能ではないけど持ち運びに便利で、手軽に利用できる道具として、PDA(Personal Digital Assistance)というのが、脚光を浴びるようになってきました。
 シャープのザウルスやApple社のNewton、カシオのカシオペア、Palm Computing社のPalmといった名前を聞いたことのある人も多いんじゃないでしょうか。

 特に世界的に人気なのは、Palm Computing社のPalmですね。
 もともと3Comという会社の製品だったPalm/Pilotが、あまりの人気に独立してPalm Computing社という会社ができたくらいです。

 このPalmの人気の秘訣は、機能が限定されていて価格も手ごろだということ、そして何より、プログラミングが簡単でユーザーが作ったソフトが、インターネットで沢山公開されていることです。
 Palmの基本的な機能に満足できない人は、そういったフリーウェアやシェアウェアをインストールして、機能を強化できるんですね。

 インターネット時代の特徴は、社外のファンをたくさん作って、商品開発に協力してもらうネットワーク型経営が可能になったことです。
 今までは、自分の会社のビルの外にいる人に仕事を手伝ってもらうのは大変なことだったけど、インターネットのおかげで、世界中の人々の力を借りることができるようになったんですね。
 Palmでは、社外の人々との協力関係が上手くいって、多くのユーザーがソフトの開発者になって、Palmの完成度を上げていったんです。

 協力者とお客さんの区別がつかない時代になってきたんですね。

(2001.01.28)
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PKI [読み:ピー・ケー・アイ]
[分野] インターネット セキュリティ

公開鍵暗号方式における公開鍵の管理を行う仕組み。公開鍵暗号、ディジタル証明書、CA(認証局)などにより構成される。public key infrastructureの略。

 以前暗号のお話で、現在一般的に利用されている暗号は公開鍵暗号方式だというお話をしましたね。

 公開鍵暗号方式は、本人しか持ってないプライベート鍵と、そのユーザーが信頼できる人々に配った公開鍵の2つの鍵を利用する暗号方式です。
 プライベート鍵で暗号化した情報は、公開鍵でしか元に戻せないし、公開鍵で暗号化した情報はプライベート鍵でしか元に戻せません。

 でも、もし、あなたがプライベート鍵で暗号化したメールを、鍵を持たない人が受け取ったらどうでしょうか?
 きっと、ぐちゃぐちゃの内容になって、読むことができないでしょうね。

 そこで、公開鍵をあちこちに配って回ることになるんですが、鍵を不特定多数の人に配るのは危険ですよね。
 それに、暗号が一般的になったら、友達のメールを読むために、友達の数だけ種類の違う公開鍵を持たなくてはいけなくなります。あまりに鍵の数が増えてしまったら、メールが来たとき、どの鍵で元に戻せばいいのかわからなくなりますね。

 そういった問題を解決しようとする仕組みがPKIです。

 PKIは、公開鍵を管理して必要な人に配る「CA(認証局)」と、その鍵が誰の公開鍵で信頼できるものなのかを書き込んだ「ディジタル証明書」を作る仕組みです。
 普通、PKIパッケージというソフトウェアの形で売られています。

 ディジタル証明書というのは、公開鍵の本体と持ち主の情報(名前とかね)、そしてCAの署名を一つにまとめたものです。

 持ち主がわかれば、暗号化された情報が送られてきたとき"誰の"公開鍵で元に戻せばいいか、すぐにわかりますよね。
 デジタル証明書には、鍵の持ち主が書いてあるので、簡単に正しい鍵を選べます。
 それにCA(認証局)があるので、その鍵が本物か偽物かすぐに分かって安心です。

 ちなみに、ディジタル証明書には、この鍵が本物だと保証するためにCAの署名が付いてくるんですが、その署名も暗号化されています。そして、その暗号化されたCAの署名を解読するためには、CAの署名のための鍵を納めた、別のディジタル証明書が必要になります。しかも、CAの署名が解読できないと、最初の鍵も開けません。
 一つの暗号のために、何重にもデジタル証明書を用意しなければいけないようになっているんですね。
 鍵付の日記を金庫に入れて、部屋の鍵を何個もつけているイメージかな?

 やりすぎのような気もするね。

(2000.12.20)
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QoS [読み:キュー・オー・エス]
[分野] インターネット 技術
 
ネットワークの通信品質を制御するための技術やそのサービスの総称。Quality of Serviceの略。

 インターネット上を流れる情報って、いろんな種類の物があるよね。
 株の取引のようにお金が関わる物やチャットのおしゃべりのなど、重要性もまちまちです。

 もちろん、全ての情報を完全に素早く送れるのが理想ですけど、あまりたくさんの情報を一度に、速く送ろうとすると、ネットワークが渋滞して、かえって遅くなってしまいますし、事故の原因になってしまいますよね。

 そこで、インターネットを流れる情報のうち、どの情報が一番大事だとか、どの情報を速く送らなければいけないとかいうことを決めて、情報の種類毎に扱いを変える技術をQoSと呼びます。

 例えば、10Mbpsくらいの回線を10人で使ってインターネットをしているとします。
 その中の一人は音楽好きで、毎日大量のMP3(音楽)ファイルをダウンロードしているとします。
 もし、その人が10Mbpsを独占して利用していれば、100Mぐらいの量のファイルを10秒でダウンロードできます。
 でも、その間、他の9人は、インターネットで何もできませんね。
 そこで、1人1Mbps以上の速度では通信できないようにすることで、10人がいつでも必ずインターネットに繋げられるようにします。
 そういう技術が、QoSです。

 音楽ファンの人は少し不便ですが、常識的な範囲で、全員が快適にインターネット接続できるようにすることも大切です

 速ければいいってわけじゃないんですね。

(2000.12.13)
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SCM [読み:エス・シー・エム]
[分野] コンピュータ 技術
 
取引先との間の受発注、資材の調達から在庫管理、製品の配送まで、いわば事業活動の川上から川下までをコンピュータを使って総合的に管理すること。Supply Chain Management(サプライチェーンマネジメント)の略。

 日本の製造業の代表格トヨタといえば、カンバン方式と呼ばれる生産管理で有名ですよね。
部品にカンバンをつけていて、どこからどこへ運んで何に使うのか、すぐに分かるようになっているのが名前の由来です。

 さらに、トヨタは必要な時に必要な分だけ部品を買うやり方で、工場に必要以上の在庫が貯まらないようにしました。こういった工夫が日本の製造業の強さの秘訣だと言われています。

 日本製品が世界で認められるにつれて、アメリカ製品は売れなくなり、アメリカの企業は、こぞって日本のやり方を研究しました。
 その成果の一つがSCMです。

 日本の場合は、下請けと呼ばれる安定した取引をしている企業があるために、カンバン方式のような方法が可能でしたが、アメリカでは、下請けは一般的でないので、カンバン方式を、そのまま輸入することは出来ませんでした。
 そこで、コンピュータを利用して、下請け以外の会社とも製品の情報を共有して、効率よく部品を買ったり、在庫を減らしたりする仕組みを考えました。
 それが、SCMです。

 この仕組みを利用することで、世界中の部品メーカーから効率よく部品が買えるようになったわけです。
 この仕組みで成功したのがデル・コンピュータですね。
 お客さんの好み通りの製品を電話やインターネットからの注文を受けて作り、直接販売するやり方で成功しました。

 アメリカの反撃はしばらく続くかな?

(2001.04.10)
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SIS [読み:エス・アイ・エス]
[分野] コンピュータ 技術
 
戦略情報システム。Strategic Information Systemの略。

 みなさんが普段何気なく使っているコンピュータ、発明されたのは第二次世界大戦前後の時代でした。
 発明された頃は、純粋に学術研究に使われたり、兵器の開発や暗号の解読に利用されることが多かったようです。

 戦後、コンピュータが金融機関なんかで利用されるようになっていくと、このコンピュータをビジネスに利用できないか、と考えられるようになりました。

 そこで、まず考えついたのが、会計のような、たくさんの数字をコンピュータで処理しようということです。
 このコンピュータで経営データを処理しようという考えをEDP(Electoric Data Processing)と呼びます。1950年代のことです。

 これは結構上手くいきました。
 単純なことを繰り返し速く処理するのは、コンピュータが得意とするところだからです。

 そして1960年代、この成功に気をよくして、人類はもっと高度なことにコンピュータを使うことにしました。
 コンピュータに情報を貯め、経営者が簡単に必要な情報を取り出せるようにしようとしたんです。
 これをMIS(Management Infomation System)といいます。

 MISは失敗しました。
 経営者の必要な情報って、コンピュータより現実の世界の方にたくさんあるからです。コンピュータに蓄えられた、古いレシートなんて意味無いですよね。

 しかし、コンピュータ業界も負けていません。生活がかかっています。
 機械の性能が上がり、今度こそと産業界に乗り込みます。
 さすがにMISなんで言ってると、だれも相手にしてくれないので、今度はDSS(Decision Support System)と名乗りました。

 これは今風に言うと企業ポータルですね。
 業界ニュースや電話帳がすぐに調べられると言う・・・

 さて、気をよくしたコンピュータ業界は、もっとコンピュータを格好いいものとして売りたいと思いました。「"意思決定"では弱いな、もっと格好いい言葉は無いかな」と格好いい言葉を探していました。
 そんな時、ワイズマンという人がいい言葉を思いつきました。

 "戦略"です。

 "戦略"・・・なんて格好いいんでしょう。
 きっと凄いことが出来るに違いありません。
 もうコンピュータにまかしていれば、貴方の会社も安泰です。

 そこで、コンピュータを「戦略情報システム(SIS)」という名前で売ることにしました。
 なにか凄いことになりそうです。
 1980年代、SISという言葉が流行りました。

 ・・・で、どうなったんでしょう?
 最近、SISなんて言う人いないよね。

 コンピュータ業界は、次々と「格好いい言葉」を生み出してコンピュータを売ろうとしてきました。最近では、ナレッジマネージメントが人気かな?

 eビジネスって、まだ流行ってるの?

(2000.10.25)
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SIPS [読み:シップス]
[分野] インターネット 技術
 
ウェブインテグレーション

(2000.10.25)
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SLA [読み:エス・エル・エー]
[分野] インターネット 技術
 
数値目標を設けて、サービスの質を保証すること。Service Level Agreementの略。

 ITに関わるサービスって、いろいろありますよね。
 ASPやデータセンターなど、企業の活動の心臓になるようなサービスも結構あります。
 大切なサービスだけに、システムがダウンして使えなくなったり、通信経路が混んで速度が遅くなると、利用者は困りますよね。

 みなさんも、夜中のテレホーダイ・タイムにネットが混んで、不便な思いをしたことがあるんじゃないでしょうか?

 SLAというのは、そういうIT関連のサービスの性能を、きちんとした数値で表して、最低どのくらいの性能が常に出せるか保証するものです。

 例えば、
 「どんなにネットが混んでるときでも、データセンターとユーザーの間では、1.5Mbpsで通信できます。」
とか、
 「1年間にサーバーが止まってしまう時間は、30時間以内にします。」
という約束を、サービスの提供者とユーザーとで交わします。

 約束が守れなければ、サービスの提供者は料金を返したり、損害を補償したりします。
 逆にサービスの提供者は、約束した基準を満たせば良いので、自分がどんなサービスを提供するべきなのかはっきりしますよね。

 このSLAに基づいて、目に見えないサービスにきちんとした基準を作るので、サービスの提供者とユーザー両方にとって、サービスの質が計りやすくなっています。
 数字の基準を作るのは、ビジネスの世界では大切ですよね。

 ところで、マクドナルドのスマイルの質ってどう計ればいいんだろう?

(2000.12.12)
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SMS [読み:エス・エム・エス]
[分野] インターネット 携帯
 
携帯電話同士で短い文字メッセージを送受信できるサービス。Short Message Service(ショートメッセージサービス)の略。

 iモードやEzwebが増えて、あまり意識しなくなったけど、昔は携帯やピッチでは数十文字のメールしかやりとりできませんでしたね。
 こういう携帯同士のメール機能を、ショートメッセージ(SMS)と呼んでいました。

 このSMS、基本的には同じキャリア(電話会社)の携帯同士でないと、メッセージのやりとりができないものだったんだけど、PHSなんかはPメールというDDIポケットの規格を業界全体で採用することで、他社のピッチとメールがやりとりできるようになりました。
 今では、インターネット対応の機種が多いので、あまりキャリアを意識せずにメールのやりとりができますよね。

 さて、日本ではiモードがブームになったので、携帯でインターネットというと、メールだけでなくWebの閲覧も人気があります。
 むしろ、iメールの機能を補うためにWebの機能を積極的に利用していますよね。
 でも、日本以外の国では、携帯インターネットは、それほど普及しておらず、まだまだシュートメールの利用が一般的です。
 携帯大国とでもいうべき、北欧や香港・中国でも、WAPという携帯インターネットは普及していないようですね。
 外国では、毎日電車で通勤・通学しないからだと云われています。
 なんだか変な理由ですね。

 携帯メールは満員電車の友なのかな?

(2001.02.27)
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SOHO [読み:ソーホー]
[分野] インターネット 技術
 
スモールオフィス(中小零細企業)やホームオフィス(個人住宅内に事務所がある場合・在宅勤務形態)を基盤とする、新しい労働形態のひとつ。

 サラリーマンの朝は過酷ですよね。
 電車事故なんかあると、いつもはすし詰めの電車が、さらに込んじゃうよね。
 お寿司だったら、原型を留めることが不可能なくらいです。

 そんなときに思うのが「自宅で仕事ができればいいなぁ」とか「いっそフリーに」という願望ですね。

 そんな願望の実現方法の一つがSOHOです。

 SOHOというのは、Small Office Home Officeの略です。
 Small Officeというのは、小さな事務所を持った個人事業のこと、Home Officeというのは、自宅で仕事をすることですね。

 もともとは、アメリカのニューヨークにある若い芸術家達が集まる街の名ソーホー(South Houston)に由来しています。そこで自宅や小さなオフィスを構えてパソコンとインターネットを使ってテレワークしていたことから「SOHO」と呼ばれるようになりました。

 でも、どうしてニューヨークでは、ソーホー地区に芸術家が集まったのでしょう?

 もともとソーホーは倉庫街だったんです。
 でも、アメリカの製造業が落ち目になる中で、倉庫があまり始めました。そして、個人でも借りれるくらい倉庫の家賃が安くなったんです。
 そこで、芸術家のみなさんが、倉庫を自宅として借り始めたんです。
 芸術家のみなさんは、都会の倉庫を思い思いに改造して暮らしていたんですね。
 それが、ソーホーが芸術家の街になった由来です。
 なんだか、かっこいい話ですね。

 さて、現在のSOHOも、コンピュータ技術者やデザイナー等その道のエキスパート達がネットワークを利用して、自由なスタイルで仕事をするという点で、かなりかっこいい話です。

 ただ、いくら腕がいいと云っても、よほどのコネがないと簡単には仕事が見つからないなど、個人事業ならではの悩みはあるようです。
 それに一カ所に集まって仕事をすることで、周りの人々の刺激を受けて、いい仕事ができるといったことも見逃せません。

 とはいえ、都会に暮らしながら、通勤地獄と無縁のSOHOには憧れてしまいますね。

 週の半分だけSOHOとかできないかな?

(2000.12.03)
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SSL [読み:エス・エス・エル]
[分野] インターネット 技術
 
データを暗号化してやり取りする際の取り決め。Secure Socket Layerの略。

 インターネットで通販を楽しもうと思ったら、クレジットカードの番号を入力しなくてはいけなくて、モノを買うのを止めた人って多いんじゃないでしょうか?
 実際ECサイトで人気の決済方法は、代引きつまり宅急便屋さんが商品を届けるのと一緒に代金を回収していく方法だと云います。

 どうしてクレジットカードの番号を入力するのが不安かというと、一つはカード番号をお店に悪用されると怖いということ、もう一つは、関係ない人にカード番号が漏れるとやっぱり悪用されて怖いということだと思います。
 お店が信用できない場合はクレジットカード番号を入力するのは論外だけど、お店はちゃんとしているのに、盗聴が怖くて番号を入力出来ないのは不便ですね。

 そこでインターネットで情報を暗号化して盗聴を防ぐ方法としてSSLというものが決められました。

 SSLっていうのは、暗号はこういう風にやりとりしましょうと云うルールを決めたモノです。

 SSLなんてよく知らないという人。案外SSLって身近に利用されているんですよ。
 実は、ネットスケープやエクスプローラーというブラウザーはSSLに対応しているので、ユーザーが意識しない内にSSLで情報のやりとりをしていたりします。
 ブラウザーの下の方に、ちいさな錠前が閉じた姿で表示されることがあるんじゃないかな?
 これが表示されているときは、ブラウザーがSSLで通信している印です。

 これからインターネットが社会に浸透していくと、どんどんSSLのような暗号技術が重要になってくるだろうね。

 盗聴法、あわわ、通信傍受法も出来たしね。

(2000.11.19)
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TCP/IP [読み:ティー・シー・ピー・アイ・ピー]
[分野] インターネット 技術 プロトコル
 
インターネットやイントラネットで標準的に使われるプロトコル。Transmission Control Protocol/Internet Protocolの略。

 インターネット上を流れるメールやホームページの情報って、メールやホームページがそのままの形で流れているんじゃないんですね。
 じゃあ、どんな形で流れているかというと、パケットという情報の細切れに分解されて運ばれています。

 パケットというのは、情報の小包です。
 どこからどこへ送るといった荷札と、情報の本体をくっつけて送るんですね。
 たとえば「こんにちは」という情報を送るときは、「こ」「ん」「に」「ち」「は」それぞれを別のパケット(小包)に入れて、小包に差出人と受取人を書いた荷札をつけて送るイメージです。

 TCP/IPというのは、インターネット上で正しく小包を送ったり、受け取ったりするためのプロトコル(約束事)です。
 TCPというプロトコルとIPというプロトコル、2つのプロトコルを組み合わすことでインターネット上の情報のやりとりをしています。

 それぞれのプロトコルは役割が決まっています。
 例えば、IPの役割は小包をきちんと目的地まで届かせることです。
 TCPの役割は、届いた小包に抜けているものがないか確認したり、足りない小包をもう一度送ってもらうように送り主に連絡することです。

 例えば、「こんにちは」という情報を送るとき、IPは「こ」「ん」「に」「ち」「は」それぞれの小包に荷札をつけて、別のコンピューターに渡します。
 受け取ったコンピューターは、バケツリレーのように次々と隣のコンピューターに小包を渡して、最後に目的のコンピューターまで小包が届きます。
 IPの仕事は、ここまでです。

 ですから、上手くいかないと「こ」「ん」「に」「ち」「は」という小包が、「こ」「は」「に」「ん」「ち」とバラバラの順番で届いたり、「こ」「ん」「ち」「は」と途中の情報が抜けて届いたりします。

 TCPの役割は、このバラバラの順序をなおしたり、データーの抜けが起きないようにすることです。(実際は、順番通り正しくデーターが来ないと、相手にやり直しをお願いして、すべてのデーターが順番通り来るようにします)

 IPというのは、単純で扱いやすいプロトコルだけどミスも多いんです。それで、TCPが上手にフォローしているんです。

 二人三脚で頑張っているんですね。

(2001.01.04)
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TLO [読み:ティ・エル・オー]
[分野] インターネット 技術
 
大学などの研究機関の持つ特許など知的財産を、企業などの民間で利用できるようライセンスを発行する機関。Technology Licensing Office(大学技術移転機関)の略。

 むかし、産学協同プロジェクトとか言ってたのを言い換えたものと考えると、わかりやすいかな?

 かつて、安い日本製品の脅威にさらされていたアメリカは、様々な形で知的財産権を武器に、アメリカの復活を目指していたんですね。特許をとりやすくしたり、特許の範囲も、科学技術に限らず、ちょっとしたアイデアにすぎない「ビジネスモデル特許」を認めたりね。
 そんなアメリカの知的財産重視政策の一つが、バイドール法(1980年)です。
 バイドール法では、大学における発明は大学の帰属となることを定めることで、大学が研究成果を企業に売って利益を上げる道筋をつけたんですね。

 一方日本では、研究成果を企業に売る「産学提携」は、学生運動の格好の標的になってしまったし、学者の間でも、学者がお金儲けなんてとんでもない、という雰囲気がありました。
 ボクが所属していた、法学部の教授は、理系の教授は企業から多額の献金を受けて、それを元手に、学部長とか学長の地位を買っていてケシカランと怒っていました。
 彼らが、本当に猟官運動に企業献金を利用していたかどうかは分からないけど、大学では企業と結びつくことが、タブーだったんですよね。

 さて、日本もアメリカのベンチャーブームに押され、第二の敗戦と呼ばれるほどの敗北感を感じて、アメリカのベンチャー育成政策をいろいろと取り入れていますが、このTLO、うまくできる人材が不足しているんです。
 技術が理解できて、ビジネスができる、しかも役人、なんてスーパーマンまずいませんよね。

 TLOの下請けをする民間企業を作れば儲かるかも?

(2000.10.09)
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Tコマース [読み:ティーコマース]
[分野] マーケティング TV
 
デジタルテレビ放送の双方向サービスを利用した電子商取引。

 去年は、eコマースとかeビジネスという言葉を、イヤと云うほど聞かされたよね。
 この「e」は電子(electric)の略です。
 電子商取引、electric commerceの略だからeコマースです。
 電子商売、electric businessの略がeビジネスですね。

 ここ数年のIT業界は、「e」とか「i」でもちきりです。

 この電子商取引の世界に新たに乗り込んできたのがテレビです。
 2000年12月1日午前11時に、BSデジタル放送が始まって、テレビでも双方向のサービスができるようになりました。
 そこで、テレビ局各社が力を入れているのが、Tコマースです。

 Tコマースというのは、BSデジタル放送を見ながらテレビのリモコンで、簡単にものを買えるようにすることです。
 要するに、電話を掛けなくても通販グッズが買えるという仕組みですね。

 インターネットが発展してきて、デジタル通信に負けまいと、TV業界はデジタル放送に力を入れています。その、一つの答えがBSデジタル放送なんですね。
 でも、その目玉が所詮はTVショッピングというのは、少し残念です。

 インターネットの偉大な点は、今まで一方的に情報の受取手だった一般消費者が、ホームページやメールマガジンという自分専用のメディアを手に入れることを可能にした点です。
 つまり、インターネットには、これまで新聞社やTVや雑誌といった、大企業がブイブイいわせていたメディア業界を変える力があるんです。
 BSデジタルは、このインターネットの革命に対して、巨大メディア産業放つカウンターパンチのはずです。
それが所詮は、ハイテク通販とは・・・

 やっぱTVの時代は終わりかな?

(2001.03.04)
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UNIX [読み:ユニックス]
[分野] インターネット 技術
 
1968年にアメリカAT&T社のベル研究所で開発されたOS。

 UNIXというのは、現在でも多くの人々に使われているOSです。
 元々は、ベル研究所で開発されていた意欲的なOS「MULTICS」を簡略化したものです。

 「MULTICS」って、ベル研究所が総力を結集して作ったOSだけあって、かなり先進的なOSだったんですね。でも、当時のコンピューターって、まだまだ性能が低くて「MULTICS」の理想を実現できなかったんです。
 それで結局「MULTICS」のプロジェクトは失敗に終わったんだけど、「MULTICS」の研究者ケン・トンプソンとデニス・リッチーの二人が、「MULTICS」の優れた点を惜しんで、その簡略版として「UNICS」というOSを作ったんです。
 「MULTICS」っていうのは、MULTiplexed Information and Computing Systemの略で、「UNICS」はUniplexed Information and Computing Systemの略です。
 マルチ(複数)だと大変だから、Uni(単一)にしたんですね。

 この「UNICS」が、次第に「UNIX」と綴られるようになったんです。

 この「UNIX」、BSD系とSystemV系の戦いとか、複雑な歴史を経て、今ではいろんなクローンが生まれています。
 特に有名なのが、オープンソースで有名なLinuxですね。
 Linuxが、正確な意味でUNIXなのかどうかは異論もあるんだけど、UNIXの環境が手軽に使えるようにしたという功績は大きいですね。

 でも、ほんの数年前まで、UNIXはなくなると言われていたんです。
 というのも、マイクロソフトがWindowsNTでサーバー市場を制覇する、と言われていたからです。
 WindowsNT(現Windows2000)って発売されるまでは、ものすごく性能のいい最高のOSって言われてたんですよね。
 それに、SunやHPといったサーバーメーカーの出してたUNIXマシーンが数百万円するところ、WindowsNTをインストールしたパソコンは、数十万円で買えたんですよね。
 10倍の値段だと勝負にならないよね。

 そのUNIXの危機を救ったのが、インターネット・ブームとLinuxのようなPC用のフリーUNIXです。

 インターネットはUNIXの文化の中で育ってきたものなのでUNIXと相性がいいんです。それに、パソコン向けのフリーUNIXが生まれたおかげで、WindowsNTより安くて高性能なUNIXサーバーを作ることができるようになりました。
 WindowsNTよりインターネットに向いたOSが、WindowsNTより安く(タダで)手にはいるようになって、UNIXは息を吹き返しました。

 ちなみに、LinuxのようなPC用のフリーUNIXって、インターネット上のバーチャルな集団の中で生まれたものなんです。

 UNIXがインターネットを産んで、インターネットがUNIXを育て守ったんですね

(2001.01.01)
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VoIP [読み:ブイ・オー・アイ・ピー]
[分野] インターネット 技術
 
インターネットで一般的なTCP/IPネットワークを利用して、電話のような音声通話を行う技術。Voice over Internet Protocolの略。

 インターネットで企業情報を探したり製品情報を見ていると、連絡先としてeメールの他に電話番号も書いていることが多いですよね。eメールにはeメールの良さがありますが、電話にの良さも捨てがたいですね。
 でも、メールならクリック一つで送れるので電話をかけるのが面倒に感じることもあります。
 電話も、クリック一つでかけられると便利です。

 そんな希望をかなえてくれる技術の一つがVoIPです。
 VoIPというのは、声をインターネット上に流す技術ということで、もともと全然種類の違う技術を使っている、電話とインターネットを結びつける技術です。
 わかりやすく言うと、パソコンにマイクとスピーカーが付いていたら、電話として使える技術なんです。
 しかもインターネットを使うから、世界中どこにいる人と話をしても料金は同じです。
 長距離電話料金が安くできますね。

 欠点は、話し声がぶれたりピッチが変わってしまう"揺らぎ"という現象が起きたり、安定して声を送るのが、まだまだ難しいことです。
 でも、そういった欠点はあっという間に解消されそうな気がします。

 そういえば今日のニュースで「次々世代携帯電話にネット電話(VoIP)の採用を検討」という話が出ていましたね。VoIPの技術は、次世代の電話の本命かも知れません。

 みんながパソコンで電話する日も近いかもね。

(2001.03.28)
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WAP [読み:ワップ]
[分野] インターネット 携帯電話 技術
 
携帯電話やPDAなどの携帯端末用の通信プロトコル。Wireless Application Protocolの略。

 携帯電話、人気がありますよね。
 最近は、どの街角にも携帯をのぞき込んでいる若者がいますよね。携帯で話をするより、メールやインターネットをすることが流行っているようです。今では、インターネットのホームページを携帯で見るのも当たり前ですね。

 携帯でインターネットというと、日本ではドコモのiモードが一番人気だけど、日本以外で主流なのはWAPという規格です。

 WAPというのは、Wireless Application Protocolという通信プロトコルのことで、携帯電話やPDAのように、携帯して使う小さな道具で、インターネットのホームページのようなものを見るために開発されました。
 PDAというのは、携帯情報端末といって、ザウルスやPalmのような電子手帳のことです。

 携帯やPDAって、パソコンと比べて機能も限られているし、画面も小さいよね。だから、普通のインターネットのホームページを見ることができません。
 そこで、ヨーロッパやアメリカの携帯電話会社が集まって、携帯やPDA専用の通信プロトコルを決めたんです。
 それがWAPです。

 日本では、KDDIのEz-WebというサービスがWAPを採用しています。
 対抗しているのが、ドコモとJPhoneですね。

 ドコモのiモードは、WAPの代わりにCompact HTMLというプロトコルを採用しています。
 JPhoneは、SkyWebというサービスでMML(Mobile Markup Language)というプロトコルを使っています。
 みんなバラバラにサービスをしているんです。

 みんな意地張って面倒ですね。

(2001.01.27)
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Warez [読み:ウェアーズ]
[分野] インターネット 携帯電話 技術
 
インターネットを通じて行なわれるソフトウェアの違法コピーまたは違法コピーされたプログラムを指す用語。「warez」(ware = ソフトウェア) の意。

 ソフトウェアの開発販売をしている企業の頭を悩ませる問題が、ソフトの違法コピーです。OSを作っているマイクロソフトも、ゲームを作っている任天堂も、ソフト会社はいつもソフトの違法コピーと戦っています。

 昔は、違法ソフトなんて秋葉原の裏道でひっそりと売られいるくらいでした。
 でも、インターネットが普及することで、誰でも世界中の違法ソフトを手に入れられるようになったんです。

 違法ソフトを売ってお金を稼いでいる不埒な人々はともかくとして、中には自分の信条から違法ソフトを公開している人もいます。
 例えば、ハッカーの中には、そもそもソフトというのはタダでなければいけない、という考え方の人もいます。そういう人々にとっては、ソフトを売ってお金儲けをしているマイクロソフトのような会社は、許せない悪人に見えるようです。
 そこで、マイクロソフトをはじめとするソフトメーカーの製品をタダで配ることで、有償ソフトをなくそうとしているんですね。

 ボクは、まあ、そんなに目くじら立てずに、タダのソフトもあれば、ソフトでお金儲けする人がいてもいいじゃない、と思うけど・・・

 ちなみに、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏が優れたビジネスマンだったのは、昔タダで配られていたソフトウェアを、お金を取って売るようにしたことでしょうね。
 当時は、IBMでもハードのオマケとしてソフトをタダで作っていたんですから。
 だから、ハッカーの人々がソフトをタダにすべきだ、というのもわかる気がします。

 要するに、NHKの受信料を払わないのと同じでしょ?

(2001.03.05)
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XML [読み:エックス・エム・エル]
[分野] XML 技術
 
1998年2月にW3Cによって正式に勧告されたメタ言語(文書の構造を記述する言語)。eXtensible Markup Language(拡張可能なマーク付け言語)の略。

 みなさんの中にも、自分でホームページを作っている人がたくさんいるんじゃないでしょうか?

 ホームページを作るには、HTMLという言語を使って作りますね。
 HTMLは、タグと呼ばれる文書の構造を表現する目印を文書に埋め込んで、ホームページのデザインを作るための言語です。
 文書の構造というと難しいけど、「ここは太字ですよ」とか「フォント(文字の種類や大きさ)は、こうしてください」ということも文書の構造と呼びます。(単なるデザインとも言えますが)

 例えばHTMLでは  

<b>太字</b>

といった書き方で、ホームページの見栄えを決めます。
 <b>と</b>の間に挟まれた文字が、太字になります。

 XMLというのは、このHTMLが進化したものです。
 どんな辺りが進化したかというと、HTMLで使われていた<b>のようなタグを、ユーザー自身がどんどん作ることができるんです。

 例えば 

<価格>1,000円</価格>

といった、新しいタグを作って、文書に埋め込んでおけるんですね。
 この新しいタグを自由に作れるというところが、「Extensible」(拡張可能)という名前の由来です。

 でも、新しいタグが使えると、何が便利なのでしょうか?

 それは、タグの中に言葉の意味を書き込むことで、コンピューターが文書に中の言葉の意味を理解できるようになることです。

 例えば、 

今日、500円のリンゴを買った。

という文があったとき、コンピューターは、「今日」というのが日時を表しているとか、「リンゴ」は果物だということを理解できません。

 そこで 

<日時>今日</今日>、<値段>500円</値段>の<果物>リンゴ</果物>を買った。

とXMLで書くことで、「今日」とか「リンゴ」の意味をコンピューターに教えてあげることができますね。
 このXMLを応用して、今までの単純なHTMLでは難しかった、携帯電話でもパソコンでも表示できるホームページを作るとか、作ったホームページをデーターベースとして利用するということができるようになってきています。

 ただ、HTMLの進化版には、XHTMLというXMLとHTMLの合いの子みたいな言語もあって、次の時代のHTMLがどうなるかは、まだハッキリしないところがあります。

 親子兄弟で次世代のデファクトスタンダートを争っているんですね。

(2000.12.28)
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