文系のためのITキーワード

ハ行
パーソナリゼーション [読み:パーソナリゼーション]
[分野] 情報 インターネット Eコマース
 
提供するコンテンツを、顧客の特性に応じて、動的に変化させる手法。

 よくホームページなんかで、一度会員登録すると、次にサイトへ訪れたときに「こんにちは△△さん」とか表示されるページがあるよね。
 メールでも、「△△さん こんにちは」とか書いているダイレクト・メールもあるんじゃないかな。
 こういうユーザーごとに、そのユーザーに合わせた内容を表示する技術をパーソナリゼーションというんですね。

 世の中には、もっと進んだサイトもあって、たとえば株価のサイトなんかでは、自分の興味のある銘柄、例えば「トヨタ」とかを登録しておけば、次にサイトに訪れたときは、真っ先に登録した銘柄、つまり「トヨタ」の株価やニュースを教えてくれるサイトもありますね。

 さらに進むと、自分が何が好きかなんて登録していなくても、いつも音楽の情報ばかり観ている人には音楽の情報を、自動車が好きな人には自動車の情報を自動的に選んでサイトに表示してくれるようになります。
 こういうのをダイナミック・パーソナリゼーションと呼んだりするんだけど、こういうサイトでは、以前お話ししたデータ・マイニングの技術が使われたりしています。

 こういう技術が発達すると、自分よりも行きつけのサイトの方が、自分のことを把握しているってことも起こりそうですね。

 ちょと怖いかな?

(2000.10.13)
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パーミッション・マーケティング [読み:パーミッション・マーケティング]
[分野] 広告 Eコマース
 
顧客への宣伝・情報提供に際し、顧客の許可を得たうえで情報提供することで、顧客との信頼を築くこと。

 インターネットを利用していると、聞いたことのないような会社から電子メールで、ダイレクト・メールを大量に送られたりするよね。
 多くは、ネットワークビジネス(5人に紹介すると、10万円もらえるとか)やアダルトが多いよね。

 こういうダイレクト・メールを「スパム」と呼ぶんだけど、受け取った人は不愉快になることはあっても、そういう会社の商品に好感を持つことは難しいよね。
 そういう反省から、メール広告は、受け手のユーザーの許可(パーミッション)を受けってから送ろうというパーミッション・マーケティングという考え方が出てきたんです。
 この考え方は、米国Yahoo!ダイレクト・マーケティング担当福社長のセス・ゴーディン(Seth Godin)が同名書で体系化した考え方なんです。

 よくホームページのアンケートなんかに、「あなたの好きなジャンルを答えてください」とか書いてあることがあるよね。それで、スポーツとか、音楽って答えると、スポーツのニュースや音楽のニュースが書いてあるメールが来るようになって、その中にさりげなくスポーツ用品の宣伝が入ってたりすることって、最近多くありませんか。
 あれがパーミッション・マーケティングの一例です。
 大事なのは、お客さんを不快にさせないっていう思いやりかな?

 自慢と宣伝はさりげなくネ!

(2000.10.15)
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バイオ・インフォマティクス [読み:バイオ・インフォマティクス]
[分野] 情報 生物学
 
生物の遺伝子や蛋白質の働きを研究するために、コンピュータを利用しようという試み。バイオ(生物学)とインフォメーション(情報)の合成語。

 今週の「anan」の特集は「遺伝子で分かる、あなたの運命」ということで、遺伝子をキーワードに、恋愛から強運・不運までを語っています。いまや若い女性にとっても遺伝子はホットな話題なんですね。

 さて、遺伝子というのは、ATGCという4種類のDNAの並びで表現されるんですが、これって情報工学の立場で見ると、4進数の数字に見えるんです。
 4進数が分からないって?
 う〜ん、簡単にいうと、遺伝情報ってコンピューターで計算しやすいデジタルな情報だってこと。
 それで遺伝情報をデータベースに蓄えて、その働きをコンピューターでシミュレーションしようというバイオ・インフォマティクスが発展してきたんです。

 最近では、コンピューターの能力が向上し、人間の遺伝子の情報が解明されたこともあって、バイオ・インフォマティクスが脚光を浴びています。「anan」もそういう世の中の動きに敏感に反応しているんでしょうね。
 でも、遺伝子と動物占いの違いが分かっているのかな?

(おまけ)
 今後バイオの分野では「cDNA配列解析」「遺伝子発現解析」「プロテオーム解析」「蛋白質立体構造解析」「蛋白質相互作用解析」「変異解析」が重要になると思われます。
 えっ!わかんないって・・・まあ、動物占いの次は家電占いってこと。わかるよね。

(2000.10.05)
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バイオ・メトリックス [読み:バイオ・メトリックス]
[分野] 情報 生物 認証
 
生体認証。個人識別の方法として、指紋や声、眼球の虹彩(こうさい)などの個人に特有な身体的特徴を利用すること。その技術。

 よくSF映画なんかで、特別に重要なものがあるところ、たとえば軍事基地なんかに入るときに、暗号を声で入力したり、カメラをのぞき込んだら目のアップが映ったりする場面があるよね。あれがバイオ・メトリックスです。

 昔は、そういう認証はものすごく高い機械を使わないとできないので、本当にアメリカ軍の核兵器貯蔵庫なんかでしか使われてなかったんだけど、最近は個人のお客さんにも利用してもらおうっていう、安い製品がたくさん出てきたんですよね。
 それで、そういう安いバイオ・メトリックス技術を使ったサービスが考えられているんです。

 たとえばインターネット上のショッピングサイトで利用すれば、より確実に本人が買ったか分かるし、医療カルテを送るような個人のプライバシーに関わるときに利用するとかね。

 なんだかSFの世界が身近になったみたいだけど、バイオ・メトリックスって万能じゃないんですよね。
 だって声紋で本人を確認するって言っても、テープやMDに録音した声があればコンピューターをだませるし、光彩を利用するって言っても、本人の眼球を抜き取って持っていけばOKじゃん!

 まだまだ、問題の多いバイオ・メトリックスだけど、最近では犯罪捜査での利用が考えられているみたい。防犯ビデオに映った姿から犯人を割り出すとか、あと電話の声から声紋を採るとか・・・

悪いことはできませんね。

(2000.10.08)
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バイラル・マーケティング [読み:バイラル・マーケティング]
[分野] ハードウェア OS
 
口コミをマーケティング手段として意図的に起こすこと。

 みなさんは、なにかものを買うとき、そうですね、クルマを買うときどうしますか?  

  1. パンフレットを読む
  2. 雑誌の評論を読む
  3. セールスマンに話を聞く

 こんなところでしょうか?

 でも、欲しい車種も分からない時って、パンフレットも集められないよね。
 だから、とりあえずクルマに詳しい友達に相談するっていうことが多いんじゃないでしょうか?

 こんなふうに、人がモノを買う時って、結構身近な人に相談することが多いよね。そして、身近な人の意見に結構左右されてしまいますよね。
 こういうのを口コミっていうんだけど、あらゆるマーケティングのなかで、口コミほど強力な手段はないんですね。だって、友人は、クルマメーカーに買収されてクルマを勧めているわけではないから、客観的で信頼できるもんね。

 そこで、この口コミを積極的に利用しようって言うのが、バイラル・マーケティングなんです。

 よくWebのサービスで、「友人に勧める」というボタンが付いたサイトがあるよね。
 ボタンを押すと、友人に推薦状がメールで送られる仕組みになっていて、友人が気に入ったら、そのサービスを利用したり、別の友人にまた推薦状を送って、どんどん利用者が増える仕組みになっているんですよね。

 もともとインターネットって、メールという便利な道具があるから、口コミが広がりやすいんだけど、お勧めボタンがあるとさらに早くたくさんの人に広がるよね。一種のチェーンメール(不幸の手紙とか幸福の手紙のようなもの)を利用して、友達の友達の、そのまた友達を芋蔓式にお客さんにするのがバイラルマーケティングの威力なんです。
 赤の他人から、このサービスいいよって言われても迷惑だけど、親しい友人から勧められたらちょっと試してみようかって、思うでしょ。

 自己宣伝より、友達の推薦

(2000.9.25)
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ハッカー(Hacker) [読み:ハッカー]
[分野] インターネット コンピューター
 
コンピュータのハード、ソフトおよびネットワークの知識を持ち、単なるユーザ以上の使い方や楽しみ方に喜びを感じる人。

 みなさんは、ハッカーという言葉にどんなイメージを持っていますか?
 多くの人は、犯罪者やマニアックなおたくのようなイメージを持っているんじゃないでしょうか?

 ハッカーの説明をするときに、よく「ハッカーは犯罪者じゃない。コンピューターを悪用する犯罪者はクラッカーというんだ」という話がよくされます。
 いろいろ議論のあるところですが、まあ、基本的には悪いことをする人はクラッカー、という理解でいいと思います。

 ハッカーというのは、コンピューターのような機械に、人並み以上に関心を持って、とことん仕組みを調べ上げることを趣味にしている人たちのことを云います。
 みなさんの中にも、小さい頃、機械の仕組みを知りたくて、時計や電気製品を分解した人がいるかと思います。その心を大人になっても忘れないのがハッカーと呼ばれる人たちです。

 ハッカーと呼ばれる人が、世間一般の注目を集めるようになったのは、やはりLinuxの成功のおかげでしょうね。

 ただのコンピューターおたくの集団と思われていた人たちが、大企業に負けないほどのプログラムを作り上げたと云うことは、ものすごいインパクトがあるんです。

 今まで、何か本格的なことをしよう思ったら、大きな組織を作って、お金を払ってプロを雇わなければいけないと思われていました。
 でも、趣味の世界で名前をあげたいハッカーたちは、お金ではなくて名誉のために"本物"のOSを作り上げてしまったのです。

 これを見て、今多くの人々が、営利企業以外の組織の可能性を感じました。
 NPOといったボランティアベースの活動にも、勇気を与えたことだと思います。

 今までは、趣味というのは"遊び"と軽く考えられていたけど、これからはどんな趣味を持っているかで、その人の価値が決まる時代が来るかもね。

 好きこそものの上手なれ、ってことかな?

(2000.12.10)
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バックドア [読み:バックドア]
[分野] インターネット セキュリティ
 
サーバ等のコンピューターに設けられた、不正侵入を行なうための「裏口」。

 クラッカーと呼ばれる、他人のコンピューターに侵入してデーターを盗んだり、コンピューターの動作をおかしくする人たちは、普通、どこか他人のコンピューターを乗っ取って、それを踏み台にして、目的のコンピューターを攻撃します。

 自分の家のコンピューターから直接悪いことをすると、すぐに犯罪がばれてしまうので、わざと遠回りしているんでしょうね。

 ですから、クラッカーの人たちが、クラッキングをするには、いつでも好きに使える他人のコンピューターが必要になります。
 そこで、クラッカーは、一度侵入したコンピューターに、次からもっと簡単に侵入できるような仕掛けを作っておくことが多いのです。

 この仕掛け、本来の持ち主に気づかれないように、そっと隠れて仕掛けられることから、「裏口=バックドア」と呼ばれます。

 バックドアを仕掛ける方法は、いろいろあるけども、最近はウィルスに仕込んだり、以前ご紹介したトロイの木馬として送り込んだりすることが多いようです。

 これまではクラッカーが狙うのも、企業なんかのサーバーが多かったけど、これから常時接続が当たり前になったら、個人のパソコンを踏み台にしたクラッキングも増えて来るんじゃないかな。
 そのために、個人のパソコンにバックドアを仕掛けるウィルスやトロイの木馬が、次々と開発されていくかもね。

 一般に、一度侵入を受けたサーバーは、ディスクのフォーマットやOSの再インストールを行うべきとされています。
 一度、侵入を受けた以上、どこにバックドアがあるかわからないからですね。

 クラッカーには用心しないとね。

(2000.12.11)
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バナー広告 [読み:バナーコウコク]
[分野] インターネット 広告
 
インターネット上の人気Webサイトに掲載するアニメ−ションタイプの広告。クリックすると広告主のページにジャンプする。

 「クリック保証型」広告の説明を心待ちにしている人、すみません。「クリック保証型」広告の説明の前に、インターネット・サイトの一般的な広告手段である「バナー広告」を説明しますね。

 みなさんもメジャーな商用サイトに行くとチカチカと動きながらいろんな商品を宣伝している四角い絵を見かけますよね。
 例えばこんなやつ

 通常、バナーには、クリックすると広告主のサイトや、より詳しい広告ページにジャンプするようリンクが貼られています。

 インターネット広告、特にサイト(やホームページ)に掲載される広告のの基本は、このバナー広告です。
 これ以上に凝った、例えばショックウェーブで作ったような動画やアニメーションになると、それは、リッチメディア広告と呼ばれます。
 バナーも動いているんだけど、リッチって感じじゃないよね。

 それでは、いよいよ明日は「クリック保証型」だよ。

(2000.11.03)
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ハブとオーソリティ [読み:ハブトオーソリティ]
[分野] インターネット 広告
 
WWWで重要なサイトを発見するための理論。多くのページからリンクを貼られたオーソリティ・サイトや多くのサイトにリンクを貼っているハブ・サイトは、重要なサイトだという考えに基づく。

 インターネットを利用するなら、Yahoo!やExciteのような検索サイトは欠かせませんよね。
 趣味や仕事で必要な情報を集めるには、キーワードだけで簡単に欲しい情報が手に入る検索サイトは、なくてはならないものです。

 とはいうものの、検索サイトを利用すると、あまりにたくさんの検索結果が返ってきて、どこに欲しい情報があるのかわからなくなることって多いよね。
 検索サイトが優秀になって、余計なサイトを省いたり、重要なサイトを最初に見せてくれるようになれば、もっと手軽に情報を集められそうです。

 それを可能にする技術の一つが、「ハブとオーソリティ」という理論です。

 今までの検索は、検索に使ったキーワードがたくさん使われているサイトから、順番に結果が表示されていました。だから、意味もなく同じ言葉を繰り返して使っていると、サイトの中身が無意味なものでも、検索結果は上位になってしまうことがありました。

 「ハブとオーソリティ」理論では、キーワード以外の目安も使って、サイトの重要度を測ります。だから、単なるキーワード検索よりも、役に立つサイトが上位にランキングされやすくなっています。
 そこで使われているサイトの重要度の目安は、「どれだけたくさんのサイトからリンクが貼られているか」ということと「どれだけたくさんのサイトにリンクを貼っているか」ということです。(この理論を取り入れた検索サイトとしては、Googleが有名です。)

 たくさんのサイトからリンクを貼られているなら、そのサイトはたくさんの人の注目を集めているサイトだと言えます。そういうサイトをオーソリティと呼びます。

 逆に、たくさんのサイトにリンクを貼っているサイトなら、そこを入口にたくさんのサイトに旅立つことができますね。そういうサイトをハブと呼びます。

 ハブというのは中心地という意味です。ハブ・サイトを中心に、いろんなサイトに訪れるイメージですね。
 Yahoo!のような検索ポータルは典型的なハブ・サイトです。

 リンクの貼られていないサイトなんて、誰も存在に気が付かないし、たどり着くのも難しいもんね。

 インターネットではリンクの数が勝負なんですね。

(2000.12.22)
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ビジネスモデル [読み:ビジネスモデル]
[分野] ビジネス
 
ビジネスの仕組み。特にインターネットなどを活用したビジネスの仕組みを指す。

 ビジネスの目的は、お金儲けですね。
 でも、どうやればお金って儲かるんでしょうか?

 一番単純なのは、安く仕入れて高く売ることですね。
 例えば、一つ50円のリンゴを仕入れて100円で売れば、1個売るたびに50円儲かりますね。
 でも、そういう商売は、長い目で見ると上手きいきそうにありません。
 だって、50円のリンゴを、そのままの状態で100円で売っていたら、お客さんは、みなさんからではなくて50円で売ってくれる人から買うようになるもんね。

 そこで、リンゴをジュースにして売ることにしました。
 それなら100円で売れそうです。

 上で書いたようなお金儲けの方法のことを、ビジネスモデルといいます。

 上の例は

  • 仕入れたものを、より高く売る
  • 仕入れたものを作り替えて、価値を高めて高く売る

という2つのビジネスモデルの例です。

 インターネットが現れるまでは、ビジネスモデルって単純なものだったんですよね。
 つまり、これまでのビジネスって、なにか価値のあるモノ(商品や情報など)を売って、その対価を受け取るというやり方が基本だったんです。
 でも、インターネットが普及してくる中で、いろんなビジネスモデルが生まれてきました。

 例えば、コミュニティ・ビジネスなんていうものが生まれました。 

  1. まず、人気のコンテンツを用意して、人が集まるようなサイトを作ります。
  2. お客さん(ユーザー)は、ただでサイトを利用できるんだけど、ユーザー登録するとアンケートが送られてきます。
  3. サイトの運営者はアンケートの結果を企業に売ったり、企業が欲しがるアンケートをユーザーに送ることで、企業からお金を受け取ります。

 なんだか、めんどくさいね。

 ここでポイントなのは、サービスを楽しむ人(ユーザー)とお金を払う人(企業)が別だと言うことです。
 ものを買った人がお金を払うのとは、少し違うよね。

 もちろんTVコマーシャルのように、サービスを楽しむ人とお金を払う人が違う商売というのは、昔からあったんだけど、インターネット時代になって、どんどん新しいお金もうけ方法が生まれてきています。
 インターネットという、新しい技術が生まれたことで、新しいお金儲けの方法(ビジネスモデル)が実現できるようになったからです。
 独創的なお金儲けの方法を使えば、常識では考えられないくらい儲かるかも知れませんよね。

 新しいビジネスモデルで大儲け・・・できるといいなぁ

(2000.12.24)
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ビジネスモデル特許 [読み:ビジネスモデルトッキョ]
[分野] 法律
 
インターネットやコンピュータを利用したビジネスの方法を対象とする特許

 最近、ビジネスモデル特許が話題になっているよね。ビジネスモデル特許っていうのは、商売の方法やアイデアを特許として保護することです。

 たとえば、プライスライン社の逆オークション特許のように、買主が価格を設定し,売主がこれに応じて販売を行うというものがあります。
 あと、アマゾン・ドット・コム社のワン・クリック特許といって、一度クレジットカード番号を登録しておけば,二度目からはボタンをクリックするだけでオンラインショッピングができるというものも有名ですね。

 でも、とうしてビジネスモデル特許が、いまごろ話題になるんでしょうか?

 それは、今までの常識では、ビジネスモデル、つまりビジネスの方法って、特許にならないモノだったからです。
 意外かもしれないけど、最近まではソフトウェアでさえ、特許にはならなかったんですよね。

 それを変えてしまったのがアメリカです。

 米国特許商標庁が、1996年に、特許出願に対する審査マニュアルから「ビジネスの方法は拒絶する」という文言を削除して、ビジネスの方法でも特許になる道を開いたんですね。
 アメリカは、特許を武器にアメリカの経済的地位を向上させる「プロパテント政策」という政策を採っています。ビジネスモデル特許も、そのための武器にされる可能性がありますね。
 ともかく、このビジネスモデル特許、あまりに思いつきだけで特許が取れる制度なので、注意が必要です。

 やっぱ米帝の陰謀か!! (笑)

(2000.10.29)
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ファイアーウォール [読み:ファイアーウォール]
[分野] インターネット 技術
 
ユーザのシステム管理者によって組込まれた、セキュリティのための機械。ネットワークの内部にあるコンピュータを権限のないアクセスから守るために置かれる。

 みなさんも会社のLANのセキュリティのためにファイアーウォールが必要、とか言う話を聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

 ファイアーウォールというのは、「防火壁」ということです。
 つまり、防火壁のような強力な壁で、インターネットと会社のLANを隔てて、LANにウィルスが紛れ込んだり、社内のコンピューターがクラッカーに攻撃されたりすることを防ぐたの機械のことです。
 インターネットとLANをつなげるところに、ファイアーウォールを置くことで、外部からの進入を防ぐんですね。

 さて、このファイアーウォール、どんな機械なんでしょうか?

 実は一般にファイアーウォールと言われている機械には、2種類あります。
 一つは、パケットフィルタリングルータ、もう一つがProxyサーバです。

 ルータというのは、ネットワークとネットワークの接続に使う機械で、ネットワーク同士の情報のやりとりを交通整理しています。

 パケットフィルタリングルータというのは、特定の情報は通さないよう仕掛けが作れるルーターです。
 ただ、ルーターというのは、そんなに複雑な仕掛けは作れないので、十分な安全が確保できません。

 そこで、Proxyサーバというものを利用します。
 Proxyというのは、代理と言う意味です。

 Proxyサーバは、LANの中のコンピューターの代理人として、外のコンピューターと情報をやりとりするサーバーです。

 Proxyサーバを使うことで、社外のコンピューターは、直接社内のコンピューターと情報をやりとりできないんですね。
 それでも、あまり不便を感じないのが、Proxyサーバの偉いところです。

 これらの技術は、どちらか片方で十分と言うことはなくて、実際のファイアーウォールは、パケットフィルタリングルータとProxyサーバ、両方の組み合わせで作るんです。
 できるだけ厳重で安全にするためにね。

 さて、昔から、ネットワークのセキュリティ技術の進歩と、情報を盗んだりコンピュータを破壊するクラッキングの技術はイタチごっこのように進歩してきました。
 これから、常時接続が当たり前になってくると、家庭のパソコンを守るセキュリティ技術が重要になってきますね。

 家庭用ファイアーウォールの需要が大きくなるかもね。

(2000.11.29)
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プッシュメディア [読み:プッシュメディア]
[分野] インターネット 技術
 
インターネットを通じて、ユーザー端末に直接情報を配信するサービス。従来のWEBがユーザーのリクエストに応じて情報を送る(プル)のに対して、ユーザーのリクエストなしに情報を送るため、プッシュと呼ばれる。

 インターネットの情報提供というのは、基本的にプル型と言われています。WWWがその典型です。
 WWWでは、ユーザーがURLをブラウザーに書き込んだり、リンクをクリックするなど、ユーザーが自分で情報を取りに行かなければいけません。つまり情報を取りに行く、"pull"するから、プルメディアなんですね。

 それに対して、ポイントキャストという会社がプッシュメディアという情報配信の方法を考えつきました。
 スクリーンセイバーにニュースを流したり、株のティッカーを流すサービスです。
 マイクロソフトもチャンネルといって、似たようなサービスをしていますね。

 ユーザーが自分で情報を取りに行かなくても、勝手に情報が押し込まれてくる、つまり"push"されるから、プッシュメディアと呼ばれました。
 プルメディアが、ユーザーの主体的な意思で情報を取るのに対して、ユーザーが受動的に情報を受け取るのが、プッシュメディアです。

 残念ながらポイントキャストのサービスは、インターネットに負担がかかりすぎるせいで、サーバー管理者に嫌われ、あまり成功できませんでした。

 でも、今では意外な形でプッシュメディアが流行しています。
 メールマガジンやメーリングリストをはじめとしたメールです。
 みなさんもメールマガジンを通じて、その日のニュースや様々な情報を確認しているかもしれませんね。

 このメール、広告メディアとしても人気で、今やバナー広告を凌ぐ勢いです。
 メール広告の方が、バナー広告よりお客さんの反応がいいみたいです。

 TV広告よりダイレクトメールの方が効果があるってことかな?

(2001.03.14)
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ブラウザー [読み:ブラウザー]
[分野] インターネット 歴史
 
WWWサーバにアクセスし、データを読み込み表示するプログラムの総称。

 このサイトにアクセスしてるってことは、みなさんブラウザーを利用してますよね。
 ブラウザーと云うのは、情報を閲覧するためのソフトのことですけど、一般的にはホームページを見るためのソフトのことを云いますね。
 今回は、このブラウザーの歴史をまとめたいと思います。

 ブラウザーの誕生は、1984年にCERN(欧州素粒子物理学研究所) のティム・バーナーズ・リー氏が、「情報管理:一つの提案」という論文を書いたのが始まりです。このときはまだ、ブラウザーそのものは作られていませんでした。ティムさんが、ブラウザーがあると便利だなぁ、と言っていただけです。

 現実にブラウザーが作られたのは、1990年です。このブラウザーは、NeXTという、あまり有名でない(?)コンピューターで動くものでした。

 その後も、ブラウザーは進化し続けましたが、一番画期的な進歩としては、1993年に、米イリノイ大学で開発された「NCSA Mosaic」です。皆さんも、「モザイク」という名前は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
 モザイクの特徴は、今まで文字(テキスト)しか表示できなかったブラウザーに、画像も表示できるようにしたことです。
 それって、ものすごくインパクトがあって、モザイクの登場と共に世界的なインターネットブームを巻き起こします。
 そしてこのモザイクの成功が、ある起業家の魂を揺さぶります。シリコングラフィックというベンチャー企業を成功させた名経営者ジム・クラークです。

 彼は、モザイクの開発メンバーと共にネットスケープ(始めモザイク・コミュニケーションズ)を設立します。1994年のことです。

 ネットスケープの開発したナビゲーター(Navigator)は、瞬く間に世界中で愛用されるようになりました。その最大の特徴は、表示が速かったことです。モザイクって、ものすごく表示が遅かったんです。

 このネットスケープの成功が許せなかったのが、パソコンOSの覇者マイクロソフトです。

 マイクロソフトは、本家NCSAからライセンス(権利)をもらってモザイクを商品として売っていたSpyglassという会社から、Mosaicのライセンスを買い取って、Internet Explorer(IE)を開発します。ややこしいけど、要するにInternet Explorerの正体は、モザイクだってことです。

 IEが登場した、1995年からAOLによるNetscape社の買収まで、マイクロソフトとNetscape社の間で激しいシェア争いが繰り広げられましたよね。その間にも、いろんなブラウザーが現れては消えていきました。
 JAVAで作った「Hot JAVA」とかね。

 初めてブラウザーが開発されて、今年で十年。
 結局、勝ち残ったのはInternet Explorerでした。

 最後に残ったのは、結局モザイクだった!?

(2000.11.08)
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プラットフォーム [読み:プラットフォーム]
[分野] ハードウェア OS
 
他のサービスの前提となるモノ

 読者の皆さんの家庭にも、ファミコンとかプレイステーションがある家が多いと思うけど、こういうゲーム機って、家庭にTVがあることを前提として作られていますよね。ビデオデッキやDVDもそうですね。
 このときTVはゲーム機やビデオのプラットフォームになっていると言えます。しかも、ゲーム機やビデオデッキは、ゲームソフトやビデオ映画のプラットフォームになっているんです。
 かつてVHSやベーターが激しく争ったのも、家庭用ビデオデッキの標準になって、ビデオソフトのプラットフォームになりたかったからです。

 プラットフォームを握ると大金持ちになれる例は、マイクロソフトのビル・ゲイツです。
 かつて、パソコンが初めてビジネスマンに売れ始めたとき、IBM-PCというパソコンを作りました。ビル・ゲイツは、その部品の一つであるOSを作っただけです。
 しかし、ビルが偉かったのは、そのOS(MS-DOS)を完全にIBMに譲り渡さず、マイクロソフトでも売れるようにしたことです。
 ビルはMS-DOSをNECやコンパックといった、IBM以外のパソコンメーカーに売りました。その結果、パソコンビジネスのプラットフォームは、IBM-PCというハードウェアではなく、MS-DOSというソフトウェアになったのです。
 ビルは、したたかにIBMの軒を借りて母屋を乗っ取ったのです。

 まあ、プラットフォームビジネスは、いかに母屋(ゲーム機にとってのTV、ビデオソフトにとってのビデオデッキ)を乗っ取るかの勝負です。
 やっぱ、商売は頭を使わないとね

(2000.9.25)
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ブリック&クリック [読み:ブリック&クリック]
[分野] Eコマース インターネット
 
実店舗を持つリアルな商店と、インターネットサイトが協力してビジネスを行うこと。

 インターネットサイトと実店舗を組み合わせて、お客さんの満足を高めることを「クリック&モルタル」と呼ぶって話を以前しましたよね。
 でも、実店舗しかもってない会社が「クリック&モルタル」を実現したいとか、逆に、インターネットでのビジネスしかしていない会社が実店舗と連動したサービスをしたいと思ったなら、どうすればいいでしょうか?

 もちろん、実店舗だけの会社がインターネットに進出したり、逆にECサイトが実店舗を作ればいいという考え方もありますね。
 でも、実店舗の会社とECの会社が手を結び、それぞれの会社が自分の得意な分野で頑張れば、自分一人で頑張るより上手くいきそうですね。

 そう考えたのが、世界のECサイトでも1・2を争う「Amazon.com」です。

 そして、Amazonと提携することを選んだ実店舗の会社が、みなさんもよく知っている「トイザラス(トイザらス)」です。
 トイザラス(ブリック-実店舗)がAmazon(クリック-ECサイト)と協力するので「ブリック&クリック」です。

 この「ブリック&クリック」というビジネスのやり方は、今年(2000年)の8月に始まったばかりの試みなんです。だから、この試みが上手くいくのか、まだ誰にもわかりません。

 ボクらが歴史の生き証人になるかもね。

(2000.11.07)
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ブロードバンド [読み:ブロードバンド]
[分野] 通信 インターネット ブロードバンド
 
一度にたくさんの情報を送れること。または、一度にたくさんの情報を送れる通信手段。

 ブロードバンドの手段として有名なのは
  ・CATV(ケーブルテレビ)
  ・ADSL
  ・FTTH(ファイバー ツー ザ ホーム)
  ・IMT2000
  ・衛生通信
  ・無線インターネット
 なんかがありますね。(それぞれの技術については、今後順次説明します)
 ブロードバンドとセットで考えなければならないのが、常時接続です。
 
 今ほとんどの家庭では、インターネットをするために電話やISDNを利用していますよね。このいわゆる電話線を利用したインターネットは、速度が遅く(一定時間に送れる情報が少ない:ナローバンド)、いちいち繋いだり、切断しながら使わなければなりません。(だって、ずっと繋いでいたら電話をかけられないし、電話代も高いもんね。)
 そこで、上に書いたような技術を利用して、安い・早いインターネットを実現しようとしているんです。

 問題は、ブロードバンド・常時接続時代って、どんな世の中になるか、だれも予想できないって事。

 それが分かれば、馬券買うより儲かるよ!

(2000.9.26)
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プロキュアメント [読み:プロキュアメント]
[分野] 通信 インターネット
 
部品や資材の調達システム。特にインターネット等のネットワークを利用した電子調達のことをeプロキュアメントという。

 一時期のネットバブルも弾けて、日本でもアメリカでも電子小売りは不振みたいですね。
 でも、その一方でB2Bと呼ばれる企業同士の取引ではインターネットが大活躍しています。
 この企業間の取引をプロキュアメントと呼びます。

 プロキュアメントというのは「調達」ということです。
 企業が部品や原材料を買うことですね。

 今、企業は「調達」をインターネットを通じて行うことに熱心です。
 今までも、購買EDIなどの電子取引は行われてきました。だけど、これまでのEDIは、つきあいのある企業同士がネットワークで結ばれただけで、新しい取引先を開拓するためには、取引先毎に特製のEDIを作らなければいけませんでした。これが、インターネットを利用することで、一つのEDIシステムで、いろいろな会社とつきあえるようになるんです。

 例えばeマーケットプレイスと呼ばれる企業同士の取引のサイトでは、売り手や買い手が数多く集まって、自由競争で売買が行われています。
 こういったeマーケットプレイスなどを利用した新しい調達方法をeプロキュアメントと言うんです。

 もちろん売り手にしてみたら、これまで下請けとして安定した商売ができていたのが自由競争になって、やりにくい面もあると思います。
 でも一方で努力次第で今までつきあいの無かったお客さんを、どんどん開拓できるかもしれませんね。

 これから調達戦国時代の始まりかな?

(2001.03.26)
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プロトコル(protocol) [読み:プロトコル]
[分野] 通信 インターネット ブロードバンド
 
コンピュータ同士がネットワーク経由で通信を行うために、相互に決められた約束事の集合。通信手順、通信規約。

 ボクらは、普段、何も意識することなく友達や同僚と日本語で会話をしていますね。
 だけど突然、彼らが日本語ではなくて、英語やフランス語を話し始めたらどうしますか?
 突然のことに、驚いてしまうんじゃないでしょうか?

 どうして驚くかっていうと、普通日本で日本人が会話するときは、日本語を使うとか、そもそも日本語ってこういう言葉だっていう、暗黙の了解があるからです。
 だから、友達と英語で話したいときは、これから英語で話すよ、とか言って相手に心の準備をしてもらわないといけないし、そもそも相手が英語を知っていないといけないよね。

 コンピューター同士が、ネットワークを通じて情報をやりとりするときも同じです。
 どんな情報をどんな順番で送るとか、送った情報が途中でなくなったらどうする、といったルールを前もって決めておかないと、上手く情報のやりとりができないよね。

 このルールのことをプロトコルといいます。

 プロトコルというのは、コンピュータ同士が会話するための言葉だと思うとわかりやすいかな?(言葉というよりは、もう少し広い概念で、会話に使う道具や会話の内容の扱い方までを含んでいます)
 よくエンジニアの間では、このコンピューターはTCP/IPをしゃべっている、とかNetBEUIとAppleTalkじゃあ会話できない、なんて話をします。

 TCP/IPというのは、インターネットでよく使われているプロトコルで、NetBEUIはWindows、AppleTalkはマック専用のプロトコルです。

 昔は、ネットワークといっても、コンピューターのメーカーやOSごとに違うプロトコルを使っていたんですね。

 それが、今では、インターネットのブームのおかげでTCP/IPが標準になってきています。
 そもそもTCP/IPのIPっていうのは、Internet Protocolの略なんですね。
 特殊なプロトコルしか使えないと不便だから、たいていのコンピューターは、独自のプロトコルとTCP/IPを同時に利用できるようになっています。

 コンピューターもバイリンガルじゃないと生き残れない時代なんですね。

(2000.12.16)
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ページビュー [読み:ページビュー]
[分野] インターネット
 
一人のインターネットユーザがホームページ1ページを1回閲覧すること。または、一人のインターネットユーザがホームページ1ページを閲覧した回数。

 インターネットのサイトにどれだけたくさん人が来ているのを計る方法は、いろいろ考えられるよね。
 カウンターをつけて、いくつまで数字が増えるか見る方法とか、アクセスした人の記録を取って、何人の人が来ているか数えるとか。

 サイトにどれだけたくさん人が来ているのかを、トラフィックが多いとか、少ないというんだけど、そのトラフィックを計る一番メジャーな方法がページビューを数えることなんです。

 ページビューというのは、特定のサイトのどれかのページが誰かに呼び出されたら一つずつ数字が増えていくものです。
 だから同じ人が、ひたすらYahoo!のページを訪れていると、Yahoo!のページビューはひたすら増えていくことになるよね。アクセスの質は問いません。

 ページビュー以外のトラフィックの計り方には、他にも、「ユニークユーザー」といって、同じ人が何度もサイトに来ても、「1人」と数える計り方もあります。あと、視聴率っていうのもありますね。

 いろいろなトラフィックの計り方がある中で、ページビューがよく利用されているんだけど、その理由は、計るのが簡単だからです。

 昔、インターネットが始まったころって、インターネットがお金になるなんて誰も思わなかったので、ユニークユーザー調査とか、視聴率調査のようなお金や手間のかかる調査方法を利用使用なんて、誰もしなかったんですね。

 そんな中で、インターネットをお金にする方法を思いついたのが、Yahoo!です。
 彼らは、よそのサイトを紹介するページに広告を載せるという画期的なアイデアでビジネスを始めたんです。
 でも、広告を取る場合、やっぱり広告主には広告の効果がどれくらいあるのか説明しないと、上手く広告を取れないよね。そこで、彼らはページビューという指標を利用して、「うちは1日に1万ページピューあります。1日に1万人の人が、あなたの広告を見ますよ。」とやった訳です。

 何となく効果ありそうだよね。

 Yahoo!はページビューを利用して、のし上がって来たんですね。最近は、1日1億ページビューとか言ってます。
 もちろんYahoo!をベンチマークにしているExciteやLycosも、ページビューを大切にするんだけど、別にページビューが絶対に正しい基準じゃないし、ページビューでYahoo!に対抗するのって、相手の土俵で戦う分不利ですよね。
 Yahoo!に勝ちたいなら、ページビュー以外の指標にも目を向けた方がいいんじゃないかな?

 得意科目で勝つべし!

(2000.11.01)
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ベンチマーク [読み:ベンチマーク]
[分野] インターネット マーケティング
 
サイト運営者がライバル、または目標としているウェブサイト。

 みなさんはポータルにはYahoo!やExciteやLycosのように、いろんなサイトがあることを知ってますよね。
 この中でNo1なのは、もちろんYahoo!(2000.10.30現在)です。
 だからExciteやLycosは、Yahoo!に追いつき追い越すことを目標に頑張っているんですね。

 そういう、他のサイトのお手本になるようなサイトを、ベンチマークって言うんです。

 元々はマーケティングの用語で「基準となる商品」を意味するんですね。

 例えば自動車なら、1500ccクラスのセダンというと本田も日産もカローラをお手本にします。つまり、1500ccクラスの自動車のベンチマークはカローラなんですね。

 昔、パソコンヲタクの人の間では、ベンチマークって言うのは、別の意味で使われていました。パソコンヲタクの人にとってベンチマークって言うのは、パソコンが速くなったか調べることを意味してたんです。
 ベンチマークテストといって、特殊なソフトを使ってパソコンの速度を比べて、新しいパソコンは、これまでより1.03倍速くなった、とか言って自慢してたんです。
 ペルチェ素子とかいう特殊な材料を使ったり、水冷のインタークーラーをパソコンに組み込んだり、マニアのパワーには圧倒されます

 まあ、ベンチマークっていうのは、一般には「お手本」とか「目標」とか「ライバル」と思っていればいいんじゃないかな?

 ちなみにこのサイトのベンチマークは・・・

 もちろんYahoo!です!!

(2000.10.30)
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ボイスポータル [読み:ボイスポータル]
[分野] インターネット コンテンツ
 
音声認識技術を利用したウェブ検索サービス。

 インターネットの便利なところは、週末の天気や株価をはじめ、いろんな情報を瞬時に手に入れられることですよね。
 でも、パソコンなんかのインターネット用の装置がないと使えないのが欠点ですよね。

 皆さんにとって、一番身近な通信手段って、何でしょうか?
 たぶん電話じゃないかと思います。電話って携帯やPHSも含めると、どの家にも一台はあるもんね。この電話を利用して、インターネットができると便利ですよね。もちろん特別な電話機じゃなくて、普通の電話機で。

 そういう願いを叶えるのが、ボイスポータルなんです。

 ボイスポータルでは、フリーダイヤルの番号に電話をして、キーワードを告げると、株価やニュース、天気、スポーツの試合結果などの情報が音声応答方式で入手できるんです。
 たとえば、昨日の野球の結果を知りたいと思ったら、「スポーツ」「野球」「巨人」とか話すと、スポーツニュースの試合結果が、音声で返って来るんです。

 面白いのはレストランの予約ですね。
 地名やレストランの名前を告げると、「このレストランは、今日は空いています。予約もできます。」って感じに音声で情報が手に入るんだけど、ここで「Connect me」っていうと、なんとそのまま相手のレストランに電話がかけられるんです。
 他にも、電話帳をボイスポータルに登録しておくと、友達の名前を告げて「Connect me」と云うだけで、友達に電話がかけられるサービスもあって便利ですね。

 今アメリカでは、ボイスポータルを名乗る企業は多くあるけど、市場のリーダーと目されているのは、TellmeBeVocalの2社です。

 日本でも、これから流行るかもね。

(2000.10.24)
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ポータル [読み:ポータル]
[分野] インターネット
 
インターネットの玄関となるサイト。

 インターネットに詳しい人は、「なんで今更ポータル?」と思うかもしれません。でも、ポータルは、基本中の基本なのできちんと整理しておく必要があると思ってあえて取り上げました。

 ポータルと云って、まず最初に思いつくのが「Yahoo!」ですね。つまり、インターネットで情報を探すときに、まず最初に訪れるサイト、検索サイトです。

 かつてインターネットがブームになり始めたとき、ポータル戦争というのが起こりました。Yahoo!、AOL、MicroSoft、Netscapeのような、インターネットの巨人たちがポータルの座を巡って、火花を飛ばしました。このころのポータルというのは、ブラウザーを立ち上げたときに最初に表示されるサイトのことです。
 なぜ彼らが、ポータルの座にこだわったのかというと、そのころはポータルこそがインターネット時代のプラットフォームになると考えられたからです。

 でも、ポータル戦争って、いつのまにかウヤムヤになってしまったんですよね。
 どうしてでしょうか?
 それは、玄関になって人が通り過ぎるだけだとビジネスにならないと、みんなが気づいたからです。

 そこで生まれてきたのが、ディスティネーション・サイトヴァーティカル・ポータルです。

 ディスティネーション・サイトというのは、「目的地サイト」っていう意味で、ユーザーがそのサイトで十分満足できるように、ユーザーが必要とする情報をすべてそろえたサイトです。たとえば、Yahoo!は、天気予報やニュース、株価情報、オークションなどインターネットでユーザーが望むものをすべてそろえようとしています。

 ヴァーティカル・ポータルっていうのは、「専門ポータル」っていう意味で、ある特定のニーズに徹底的に応えることを目的としたサイトのことです。たとえば、就職活動をしている人のための就職ポータルでは、求人・求職情報や就職活動をしている人々が情報交換をする掲示板を用意したりしています。

 つまり、今のインターネットサイトの方向性は「百貨店化(ディスティネーション・サイト)」と「専門店化(ヴァーティカル・ポータル)」です。

 どちらが正しい方向性なのかはわからないけどね。

 ちなみに、このサイトはITベンチャーのヴァーティカル・ポータルを目指します。・・・ってホントか?   

(2000.10.06)
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ホームPNA [読み:ホーム・ピー・エヌ・エー]
[分野] インターネット
 
家庭内の電話線を利用して、簡単にネットワークを構築できるようになる技術の規格。Home Phoneline Networking Alliance の略。

 最近では、家や会社でデスクトップ、出先でノートパソコンといったように、複数のパソコンを使い分けている人も多いと思います。
 会社や学校でLANを利用していると、家に帰ってからもLANが使えるといいなと思うことがありますよね。

 だけど、家庭で本格的なLANを作るのは大変です。
 LANケーブルを各部屋に張るためには壁を剥いだり、穴をあけたり、大がかりな工事になってしまいます。

 でも、今の家やマンションって、TVや電話、それに電気の線が、すでに壁の中を走っているんですよね。
 この線を利用してLANが組めると手軽で便利です。

 そう考えて作られた技術の一つが、ホームPNAです。
 ホームPNAは、家庭の電話線を利用してLANを作る技術です。
 パソコンに専用のカードを刺すだけで利用できるようになるので手間がかかりません。

 ただ多くの家は電話の口(モジュラージャック)が一家に一つしかないなど、家庭内LANの決め手には欠けますね。
 実際には、マンションなどの集合住宅で手軽にインターネット接続を実現するための手段に使われることが多いようです。

 家庭内LANを実現する技術は、他にも無線を利用したり、電気のコンセントを使ったり、TV線を利用したりと、いろいろあります。
 この中で、どの方法が一番かはわかりませんが、手軽なLANの技術が発達するのはうれしいですね。

 まあ、新築なら素直にLANを作る方がいいけどね。

(2001.02.18)
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ホスティング [読み:ホスティング]
[分野] インターネット サービス
 
インターネットに関わる技術や知識を、企業や個人に代わってサポートするサービス。

 @niftyのようなインターネット接続サービスに加入すると、メールアドレスやホームページを置くホームページスペースをもらえるよね。
 メールの送受信やホームページの開設には、サーバーというコンピューターの中にハードディスクのスペースを持たなければいけないんですよね。例えば、送られてきたメールを取っておくとか、ホームページ用のhtmlファイルや画像を置いておくためにね。

 サーバーっていうのは、たくさんのパソコンのためにいろんなサービスをするコンピュータなんです。パソコンからサーバーのディスクを利用したり、プログラムを動かしたりして利用するんですね。

 このサーバー、昔はホストと呼ばれていました。(※1)

 そこで@niftyのようなISPの持つサーバーのディスクやプログラムを利用できるサービスを「ホスティング」と呼ぶようになったんです。
 最近では、独自ドメインっていうのを用意するのもホスティングと言うようになりました。
 例えば、@niftyでホームページを開設すると、URLが「http://homepage2.nifty.com/tomoaki」と言った感じなるけど、独自ドメインを利用すると、これが「http://www.tomoaki.com/」といった感じになるんです。
 まるで自分でサーバーを持っているようで格好いいでしょ?

 一応ホスティングって、インターネットに関わる様々なサービスを含んでいるんだけど、簡単に言うと企業向けのインターネットサービス(ISP)って感じかな?
 個人には独自ドメインって必要ないけど、商売でホームページを開設するなら、独自ドメインぐらいないと格好悪いもんね。
 でも、ホスティングって難しい言葉ですよね。

 大人はすぐに難しい言葉を使いたがるから困るよね。

※1 正確にはホストというのは汎用機という大型コンピュータのことで、サーバーというとUNIXやPCでホストの機能を持つモノなんですけどね。

(2000.10.27)
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