文系のためのITキーワード

カ行
価格比較サイト [読み:カカクヒカクサイト]
[分野] インターネット Eコマース
 
複数のショッピングサイトから価格を検索し、ユーザーが商品名を選択・入力すると、その商品の各サイトでの価格がわかるようになっているサイト。

 インターネットでものを買う魅力ってなんでしょうか? 

  • 好きな時間にお店に行くことなしに好きなものが買えること
  • どこよりも安く買えること
  • 自分だけの特別な商品を手軽に買えること
 この中で「どこよりも安く」というニーズを満たすのが、価格比較サイトの役割なんですね。

 例えば、「価格ドットコム」っていうサイトでは、いろんなお店で売っている、パソコンや周辺機器の値段を集めて、一目で比較できるようにしています。
 このサイトを見れば、どのお店が一番安いか一目瞭然ですね。

 「価格ドットコム」は、リアルの店舗を宣伝するために、リアルの店舗の価格情報を集めているんですね。でも、アメリカのようにEコマースが発達した国では、いろいろな通販サイトの価格表を自動で集めてきてユーザーに知らせるタイプの価格比較サイトが数多くあります。

 特に、リアルタイム性を重視した価格比較サイトとしては「プライス・ワンダーズ」が有名です。
 ここは、15分おきに情報を更新するので、いつも最新の値段がわかるのが特徴です。
 他にも、MITのメディア・ラボで開発された「フリクションレス」は、人工知能エージェントによって、性能やデザインなど価格以外の要素も数値化して比較する「綜合比較サイト」を実現しています。

  最近では、インプレスというインターネット分野を得意とする出版社が、自社の持つポータルを活性化するために、デンマークの価格比較エンジンを作っている会社「KAPOW!社」に300万ドルを出資したりしていますね。

 価格比較なんていうと難しいけど、主婦の人がスーパーのチラシを見比べているイメージですね。

 自動チラシ見比べサイトって感じかな?

(2000.10.18)
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クッキー [読み:クッキー]
[分野] インターネット 技術
 
ホームページ単位で保存することが出来て、かつ、必要なときに呼び出せるデータ。

 みなさんはブラウザーを利用するメールなんかで、一度ユーザー名とパスワードを入力して、別に日に、同じサイトに行くと、ユーザー名とパスワードを入力する欄に、はじめからユーザー名とパスワードが入っていて驚いたことはありませんか?(そんなの当たり前?)

 いちいち入力する手間が省けてうれしいけど、いったいどうして、そのサイトでは、はじめからユーザー名とパスワードが入っているんでしょうか?

 それは、ブラウザーが、このサイトのパスワードは、これだとか覚えているからです。
 そんな風に、ブラウザーが、いろんな情報を記録しておく仕組みのことをクッキー(cookie)といいます。

 記録しておくと言っても、データーべースの様に大量なデータではなく、チョットかじる程度の
メモ的なデータしか記録できませんけどね。たぶん、"チョットかじるくらい"のデータしか記録できないっていうのが、クッキーの語源でしょうね。

 以前説明したパーソナリゼーションを実現するにも、クッキーって便利ですよね。
 クッキーを利用すれば、誰がサイトにアクセスしてきたか簡単に判断できるんです。ちょうどパスワードを覚えさせるように、ユーザーの名前を覚えさせればいいからね。
 それに、プライバシーに関することや最低限必要な簡単な情報はブラウザーに記録して、サイトのデータベースと別にしておけば、プライバシーが漏れるのも防げるしね。

 でも、ブラウザーって、単にWEBの情報を表示するだけでなくて、ご主人様のいろんなクセや情報を覚えていくんですね。

 なんとなくイヌみたい

(2000.11.06)
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グヌーテラ [読み:グヌーテラ]
[分野] インターネット 技術
 
インターネット上でユーザー同士が直接ファイル交換をしあえるソフト。ピュアP2Pを実装した最初のファイル共有ソフトとして名高い。
綴りは、Gnutella。

 ブラウザーの始まりは、原子力研究所の情報共有のためでした。
 原子力研究所っていうのは、半径数キロのドーナツ型トンネルの上にポツリポツリと点在しているんですね。
 そんな離れたところにいる人同士が手紙だけじゃあ最先端の研究ができない、と言うことで、ブラウザーが発明されました。
 そのブラウザーも、今では世界中の人々の情報共有に利用されていますね。

 それと同じくらいのインパクトがあるのが、グヌーテラのようなP2Pソフトです。
 グヌーテラは、遠く離れた知らない人とも、パソコンの中の情報(ファイル)を交換できるソフトです。

 グヌーテラを使って、こんな情報が欲しいと検索すると、世界中のグヌーテラの入ったパソコンの中から探している情報を見つけ出してきてくれます。

 Yahoo!やLycosとどう違うのかって?

 Yahoo!やLycosのような検索サイトで検索できるのは、Yahoo!やLycosのサーバーに登録した情報だけです。

 グヌーテラなら、ただの個人が、サーバーのような高価なコンピューターを用意しなくても、気軽に他人のファイルを手に入れたり、他人にファイルをあげたりできるんです。
 遠くの知らない人同士で、ハードディスクの中身を見せっこできるんです。

 そういう個人のコンピュータ同士で、知らない人同士がファイルの交換ができる仕組みをP2Pファイル共有といいます。

 同じP2Pファイル共有でも、ナプスター(Napster)は、まだ情報管理のサーバーが必要だったんだけど、グヌーテラ(Gnutella)は、全くサーバーを必要としていないんですね。
だから、グヌーテラはピュア(純粋な)P2Pと呼ばれます。

 ブラウザーがコンピューター・ネットワークの使い方を劇的に変えたように、グヌーテラのようなP2Pソフトが、インターネットを変えてしまうかもしれません。

 ホームページが無い時代がくるかもね。

(2001.01.12)
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クリック&モルタル [読み:クリック・アンド・モルタル]
[分野] インターネット Eコマース
 
インターネットと実際のお店とを連携してビジネスを展開する手法。

 インターネットのビジネスとして有名なものにAmazon.comというサイトがありますね。もともと、インターネット上で本が買える通販のサイトだったんだけど、次第にCDやおもちゃや雑貨など何でも買えるサイトへと進化していきました。
 このようなインターネットサイト上でビジネスが完結するEコマースが、Eコマースの第一世代だとすると、最近は、実際のお店とインターネットを組み合わせてビジネスを行う第二世代のEコマースが生まれて来ています。

 日本でも、TUTAYA Onlineのように、インターネットやi-modeで最新音楽情報や割引クーポンを配って、それを最寄りのTUTAYAのお店に持っていくと、安いレンタル料でサービスを利用できるようにしたり、お客さんがこれまでレンタルしてきたCDやビデオのデータを基に、そのお客さんが喜びそうな映画情報や音楽情報をインターネットで知らせる(そうしてお客さんをお店に誘導する)という、サービスを始めている会社があります。

 もともと実際のお店のことを「Brick(レンガ)&とMortar(しっくい)」(ブリック アンド モルタル)と云っていたのをもじって「クリック&モルタル」と呼ぶようになったんだけど、最近アメリカでは「クリック&モルタル」ではなくて「マルチ・チャンネル」って呼ぶようになったみたい。

 まあともかく、マルチ・チャンネルとマルチレベル・マーケティング(ねずみ講)は別!

(2000.10.03)
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クリック保証型 [読み:クリック保証型]
[分野] インターネット 広告
 
単なるバナーの表示回数ではなく、そのバナーがクリックされる回数をもとに広告料を支払う広告契約の形態。

 以前、「インプレッション」の項で、インプレッションつまりバナーの表示回数に応じて、広告料を支払う広告契約、「インプレッション保証型」のお話をしましたね。

 「クリック保証型」というのは「インプレッション保証型」に似ていて、バナーの表示回数ではなく、バナーがクリックされる回数に応じて料金が支払われる広告契約です。
 例えば「1万クリック保証で200万円」と言った契約をします。
 一定期間(1ヶ月など)に1万クリックあれば200万もらうし、なければ期間を延ばしたり、料金を割り引いたりするのは、「インプレッション保証型」と同じです。

 どうして「クリック保証型」なんて契約形態が出てきたかというと、それは「インプレッション保証型」より「クリック保証型」の方が、広告主にとって、リーゾナブルだからです。

 広告主が、なんのためにバナー広告を出すのかというと、お客さんがそのバナーをクリックして自分のサイトに来ることを期待しているわけですよね。
 だから、広告主は、それならインプレッションを基準に広告料を払うより、ちゃんとクリックしてくれた回数を基準に広告料を払う方が、効率のいい広告が打てると考えたんです。
 しかも、バナーのクリック回数なんて簡単に記録出来ますよね。

 それで、Yahoo!のような強力なサイトは別として、多くのサイトで「インプレッション保証型」の契約から「クリック保証型」の契約へ契約形態を切り替えていったんです。

 しかも、この「クリック保証型」、あまりインプレッションを集められないサイトにとってもありがたかったんです。
 普通のサイトにバナー広告を出しても、クリックしてもらえる割合、つまりクリックレイトは0.数%です。
 でも、釣りのことを書いたホームページに釣りに関するバナーを貼れば、普通のサイトより多くの割合でクリックしてもらえそうですよね。
 そうすると、その釣りのサイトは、少ないインプレッションを売るより、やや割合の多いクリックを売りにした方が、広告主が集まりますよね。

 いま、ページビュー(インプレッション)の他に、ユニークユーザーとか視聴率とか、いろんな指標でサイトの集客力を計るようになってきていますが、それらの指標が、どのサイトはどんな広告に向いているか計る目安になっているんですね。
 広告一つにしても、自分の得意なものを見極めて提供する時代なんですね。

 汝自身を知れ!って言う奴です

(2000.11.03)
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クルーソー [読み:クルーソー]
[分野] 技術 パソコン
 
米トランスメタ社が開発したインテル互換のCPU(中央演算処理装置)。小電力を特徴とする。

 みなさんが使っているパソコンきっとどこかに「intel inside」とか「AMD」とか書いたシールが貼っているんじゃないでしょうか?
 IntelやAMDというのは、有名なCPUのメーカーです。

 CPUというのは、Central Processing Unit(中央演算処理装置)の略で、コンピュータ全体をコントロールする大事な部品です。

 今まで、いわゆるWindowsパソコン(マック以外は、たいていそうです)のCPUは、Intelが作ったCPUを使っていて、たまにAMD製のCPUを使っているんですが、新しくクルーソーというCPUが加わりました。
 このクルーソー、Linuxの中心人物として有名なリーナス・トーパルズが勤めている、トランスメタという会社が作ったことで有名なんですが、CPUとしても優れものなんですね。

 というのも、今までのCPUよりも、少ない電気で動くんです。

 ノートパソコンのように、電源のないところでも使えるパソコンは、充電式のバッテリーを内蔵しているんだけど、クルーソーを利用したら電池の保ちがよくなるよね。

 なんで、クルーソーだけ少ない電気で動くんでしょうか?

 その秘密は、CMS(コード・モーフィング・ソフトウェア)です。
 インテルやAMDという会社は、CPUをものすごく器用で万能になるように作っているんですね。
 だから、パワフルで器用な代わりに、エネルギーを沢山使うんです。
 でも、クルーソーは、CPU自体は、単純な作りにしたんですね。
 そして、複雑なことはCPUという機械(ハード)ではなくて、CMSというソフトにさせるようにしたんです。

 インテルのCPUが大排気量のパワフルなエンジンでダーと走るクルマだとすると、クルーソーはエンジンは小さいけど、ギアチェンジやアクセルワークを上手くやって速く走るクルマのイメージかな?
 燃費は小型車の方がいいよね。
 さて、ボクはマニアなので、パワフルなエンジンで走りたいけど、地球環境を考えると省エネって言うのは魅力的ですね。

 リッター20Km以上で、280馬力のエンジンとかないかな
 ・・・ってCPUはどうなった???

(2000.11.25)
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クロスセル・アップセル [読み:クロスセル・アップセル]
[分野] Eコマース

商品を購入にきたお客さんに、関連商品を勧めるのがクロスセル。より高価な商品を勧めるのがアップセル。
IT技術が向上することで、エージェントを利用した商品推薦(レコメンデーション)が実現可能になった。


◆クロスセルの例
  マクドナルドにて
客  :「ハンバーガーをください」
売り子:「ハンバーガーですね。ただいまポテトが美味しくできあがっております。 ご一緒に、お飲物はいかがですか?」
◆アップセルの例  
マクドナルドにて  
客  :「ハンバーガーをください」  
売り子:「ハンバーガーですね。今でしたら、こちらのセットがお得になっていますが、いかがですか?」   
  

(2000.9.22)
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ゲートウェイ [読み:ゲートウェイ]
[分野] インターネット 技術

ネットワーク上で、媒体やプロトコルが異なるデータを相互に変換して通信を可能にする機器。

 一番メジャーなコンピューター通信といえばインターネットですね。
 インターネット上を流れる情報は、IPパケットという小さな入れ物に入れられて、コンピューターからコンピューターに伝えられます。

 ところが、同じコンピューター同士の通信でも一つの事業所の中で引かれているLANでは、IP以外のプロトコルで通信されていることがあります。
 このLANの情報をそのまま社外のインターネットに出してしまうと、受け取った社外のコンピューターは、何のことか理解できなくて混乱してしまいます。
 それに社外のインターネットからLANにIPパケットを流しても、事業所のパソコンは混乱してしまいます。

 そこで事業所の中のLANと事業所の外のインターネットの間に、ゲートウェイというコンピューターを置いて、それぞれのプロトコル(言葉)を翻訳させる必要があります。

 ゲートウェイというのは、コンピューター通信の翻訳者なんですね。

 最近は、携帯電話でインターネットを楽しめるようになりましたが、ここでもゲートウェイは、大活躍です。
 というのも、携帯電話は、通信の仕組み自体が電話回線なので、そのままでは普通にインターネットに接続できません。普段、友達とおしゃべりしたり、iメールといった専用のメールをやりとりしているときは、電話網の中でデーターをやりとりしています。
 この閉じた世界から、外に開かれたインターネットの世界に出るにはゲートウェイをくぐって出ていくんですね。ゲートウェイが電話回線とインターネットの橋渡しをしているんです。
 目立たないところだけど、なくてはならない存在です。

 ゲートウェイは、縁の下の力持ちなんですね。

(2001.01.29)
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ゲリラマーケティング [読み:ゲリラマーケティング]
[分野] Eコマース

少ない予算で商品の売上げをのばす方法。大量の広告を使って商品の宣伝をする大手広告代理店のやり方ではなく、アイデアで勝負するマーケティング手法。

 インターネットで、最もメジャーな広告手法はバナー広告ですね。
 でも、このバナー高価な割になかなか売上に結びつかないと云われています。

 もちろんバナーを上手く使いこなして、広告費に見合った売上を出している会社も数多くいますが、Yahoo!等の大手ポータルサイトにバナーを出すには、相当の投資が必要です。
 そこで、できるだけ安く広告をするための方法として、ゲリラマーケティングという方法が考えらてきました。

 ゲリラマーケティングの代表的な手法は、

  • 掲示板やチャットサイトへの参加
  • オークション・サイトを利用した営業
  • 会員同士が無料で交換する広告ネットワーク
  • 無料で記者発表資料を配信してくれる広報ネットワーク

などです。

 つまり、TVや新聞といった高価なメディアを使うのではなくて、なるだけタダで宣伝や販売をしようという考え方です。

 それを可能にしたのが、インターネットです。
 インターネットでは、掲示板のように無料で、たくさんの人にメッセージを伝える仕組みがたくさんあります。
 オークションのように、お店を持たずに商品を売る手段もあります。

 こういったインターネットならではの仕組みを利用すれば、小さな会社や個人でも、ヒット商品が生み出せるかもしれませんね。
 ただ、掲示板にひたすら商品の宣伝を書いたりするのは、他の人の気分を悪くするから、あまりお勧めできませんけどね。

 常識って、大切ですよ。

(2000.12.01)
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コミュニティーサイト [読み:コミュニティーサイト]
[分野] インターネット

インターネット上で、同じ趣味の利用者同士が意見交換したり、共通のテーマで議論したりすることができるサイト。

 インターネットの楽しみの一つは、メールや掲示板を使って、人と意見を交換したり、連絡をとりあうことですよね。
 インターネットが普及する前は、パソコン通信でも「フォーラム」といって多くの人が自分の意見を戦わしたり、情報交換をするためのサービスが人気でした。
 コンテンツが充実しているという評判のAOLでも一番の人気サービスは、コンテンツよりもチャットですね。

 インターネット上のコミュニティで、メジャーなものというと、掲示板があるんじゃないでしょうか?
 たくさんの人との情報交換が簡単にできて、しかも設置するのも簡単なのが魅力ですね。
 昔はパソコン通信会社に申し込んで、「フォーラム」とか「パティオ」と言ったサービスを使わせてもらわなくてはいけなかったのが、ホームぺージさえ作れれば、簡単にコミュニケーションの場を作れるようになったんですね。

 もちろん、みなさんがホームページを持っていれば、無料のCGIを利用して簡単にコミュニティ(掲示板やメッセージボード)をつくることができます。でも、それも結構面倒ですよね。

 そこで、人気があるのがコミュニティーサイトです。

 簡単な登録作業を行えば、HTMLやCGIの使い方を知らなくても、すぐに掲示板が使えるのが魅力です。
 ガーラフレンドやTeaCupなんかが有名ですよね。

 インターネット上のコミュニティとして、掲示板はものすごく便利ですが、他にもDosuleのように、スケジュール帳をみんなで共有するコミュニティや、Blink.comのようにブックマークを見せ合うコミュニティも人気です。
 これからも、いろいろなコミュニティーサイトが登場してくるのでしょうね。

 みんな寂しいのかな?

(2001.03.16)
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コモディティ(commodity) [読み:コモディティ]
[分野] Eコマース

日用品。どの商品も商品性に大差がない商品のこと。

 広告のキャッチ・コピーっていうと奇抜で人目を引く物が多いですよね。
 昔「クリネックス・ティッシュ」というティッシュ・ペーパーのコマーシャルで、「ブランド指向ですから」というコピーが使われていました。
 ティッシュ・ペーパーにブランドもへったくれもないのに、あえてブランドという言葉を使ったのがポイントですね。

 ところで、みなさんティッシュ・ペーパーを買うときって、何を基準に選びますか?
 性能で選ぶといっても、ティッシュ・ペーパーの作りなんてどこも大差ありませんよね。
 すると、結局、スーパーで一番安い物を選ぶか、名前をよく知っている「ブランド品」を買うしかないかな。

 コモディティというのは、ティッシュ・ペーパーのように、日常で頻繁に使うんだけど、どのメーカーの製品にも極端な品質の差がないものを意味します。

 品質の差がないので、ある商品がコモディティ化すると、価格競争が激しくなってしまいます。
 薄利多売になるので、企業にとっては"旨み"の少ない商品かもしれませんね。

 ITの世界でも、パソコンのコモディティ化が問題になっています。
 かつて各メーカーが独自の技術で他社との違いを打ち出していましたが、今ではどのメーカーのパソコンを買っても、同じソフトが動くし、性能にも差がありませんよね。

 パソコンって、OSはWindows、CPUはインテル(または、その互換CPU)って感じで、他社の製品と違うものにするのが難しい商品です。
 OSや基本的な部品を変えてしまうと、世間で売れているソフトが動かなくなるので、だれもそんなパソコン買ってくれないからです。

 そのため、各パソコンメーカーは、自社の商品を売るために、徹底的に値下げしたり、バンドルソフトのような"おまけ"をたくさんつけたり、ソニーのVAIOのようにブランド・イメージを高めたりしています。

 ボクたち消費者にとっては、お買い得なパソコンやかっこいいパソコンが、次々と出てくるのは大歓迎だけど、メーカーの人たちにとっては、厳しい時代でしょうね。

 これからも、パソコンのコモディティ化が進んで、安いパソコンが増えて来るのかな?

 1パック3個入りで1,000円、お一人様1パック限りのパソコンとか出てきたりして・・・

(2000.12.18)
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コモンキャリア [読み:コモンキャリア]
[分野] 通信

自前の通信設備(特に回線網)を所有している通信事業者(第一種電気通信事業者)のこと。

 みなさん、普段から電話やインターネットを利用されているかと思います。
電話は電話会社、インターネットはプロバイダーと契約して利用していますよね。
 この電話会社やプロバイダーを電気通信事業者といいます。

 でも、電話会社とプロバイダーには少し違いがありますよね。
 というのも、ユーザーは電話線を使ってプロバイダーのサービスを利用することになっています。
 つまり、プロバイダーはユーザーが電話会社の電話網を利用していることを前提にサービスを提供しています。

 このように他人、つまり電話会社の引いた電話網を利用してサービスを行う電気通信事業者を第二種電気通信事業者といいます。
 プロバイダーがその典型的な例です。(二種にはVAN事業者なんていうのもいます。)

 一方で、自分で電話網を持っている電気通信事業者を第一種電気通信事業者といいます。
 コモンキャリアというのは、この第一種電気通信事業者のことです。
 コモンキャリアは、単に「キャリア」ともいいます。

 日本最大のキャリアは、もちろんNTTですね。
 日本では、1985年のNTT民営化と通信自由化までは、コモンキャリアは国内通信がNTT(当時の電電公社)、国際通信がKDDに限られていたんです。
 1985年というと、案外最近ですよね。

 1985年に規制緩和で、NTT民営化と通信自由化が行われると、DDIや日本テレコムなど、新しいコモンキャリア(NCC:New Common Carrier)が続々と国内通信市場に新規参入しました。

 それから15年、日本の通信は、相変わらずNTTが最大ですね。
 この巨大なNTTに対抗するため、 2000年10月1日にDDI、KDD、IDOの3社が合併して、新会社KDDIが誕生しました。
 これからしばらくは、NTT、KDDI、日本テレコムという3社の競争が続くのでしょうね。

 通信事業者の戦いはキャリア同士の戦いだけでなく、一種のキャリアと二種の戦いがあります。
 一種がプロバイダー事業も行うことで、プロバイダー専業会社、つまり二種の会社は価格で一種に対抗できないんです。
 結局、二種事業者って、淘汰される運命なのでしょうか?

 これからのインターネット接続の戦いは、一種のキャリアと二種のプロバイダー戦いではなくて、電気通信事業者のキャリアとCATVのような放送事業者の戦いになるのかもしれません。

 とはいえプロバイダーも頑張ってね

(2001.01.15)
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コンバージョン・レイト [読み:コンバージョン・レイト]
[分野] Eコマース

ウェブサイトに訪れたユーザーが、実際にそのサイトで買い物をしたり、会員登録をしたりする比率。


 みなさんも休日の時間つぶしに、ウインドーショッピングに出かけたりすることがあると思います。単に観るだけのつもりが、結局、大荷物を抱える羽目になることも多いよね。
 ウェブサイトも基本的には、観るだけの方が多くて、そこでものを買うことって結構少ないんですよね。だから、最近は、ウェブは基本的に情報提供と、お店の宣伝に利用して、実際の販売はお店で行うっていう、クリック&モルタルが話題になっています。

 でも、サイトで買い物をする人は若干でも存在するし、以前紹介したパーソナリゼーションをするために会員を集めるには、ウェブサイトって便利なんですね。
 では、どれくらいの人が買い物をしたり、会員になってくれるんでしょうか。

 それをはかる目安がコンバージョン・レイトなんです。

 コンバージョン・レイトっていうのは、100人サイトに来たら、何人買い物をしたり、会員になってくれるかをはかります。
 例えば、100人中3人が会員になってくれるなら、コンバージョン・レイトは3%ですね。

 一般に、買い物などお金のかかる場合は、コンバージョン・レイトは0.3〜0.5%、会員登録など、無料だと3〜5%と言われています。
 その一方で、、パーソナライゼーション機能を備えたAmazon.comのようなサイトでは7〜8%と、通常のサイトより高いという調査結果も出ています。

 サイトのお客さんの数って、「ページビュー X コンバージョン・レイト」でなんですね。

 人が来るだけでは商売にならないよ

(2000.10.14)
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コンピューター・ウィルス [読み:コンピューター・ウィルス]
[分野] Eコマース

 他人のコンピュータに勝手に入り込み、コンピューターの動作を異常にするプログラム。
 自分と同じプログラムを他のコンピューターに複製して増殖する様が、生物界のウィルスのようなのでコンピューターウィルスと呼ばれる。

 コンピュータウィルスというのは、ユーザーが気づかない内にコンピューターに入り込んで、ハードディスクの中をむちゃくちゃにしたり、画面に変な表示をしたりするソフトのことです。
 もう勘違いしている人も少ないと思うけど、念のために言っておきますが、人間にはうつりません。

 昔は、コンピューターウィルスと言っても、フロッピーとか感染経路も限られていたんですが、メール経由で感染するウィルスが現れて、うかうかしていられなくなりました。

 最近メールで感染する「I LOVE YOU」ウィルスが話題になりましたね。
 メールを開いただけで、ウィルスに感染してしまうので油断ができません。

 ウィルスが迷惑なのは、ウィルスに感染したパソコンがメールを通じて、自分の友人にウィルスを送りつけてしまうことです。
自分が加害者になったようで、ものすごくバツが悪いですよね。

 このウィルス、次々と新種が現れて、絶対に安全な対策はないんだけど、せめてウィルス対策ソフトを利用するように心がけたいものです。
富士通やNECのような、メジャーなメーカーのパソコンなら最初からインストールされているし、お店でも5千円から1万円くらいで売っています。

 @niftyのような大手ISPでは、ウィルス対策のサービスもしているはずなので、それを利用するのもいいかもね。

 あ、ボクは別に業界の回し者じゃないよ

(2000.12.02)
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