文系のためのITキーワード

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ダークファイバー [読み:ダークファイバー]
[分野] インターネット 通信 ブロードバンド
 
すでに敷設しているが、利用されていない光ファイバー網のこと。

 光ファイバーって、普通300本くらいの束がセットになっているので、ファイバー網を引くときは必要なくても、300本1組で敷設するんだけど、実際に利用されているのは、そのうち100本くらいなんですよね。
 この余ったファイバーを、ダークファイバーと呼ぶんです。
 最近、このダークファイバーを買い漁って、より高く売ったり貸したりする、ファイバーの地上げみたいなビジネスも盛んになってきたみたい。

(2000.9.20)
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チャット [読み:チャット]
[分野] インターネット 通信
 
ネットワーク上でのリアルタイムなおしゃべり。特に文字のみで、リアルタイムの情報をやりとりすることを指す。

 インターネットで遠くの人と情報のやりとりをする方法というと、みなさん、真っ先にメールを思い浮かべるんじゃないでしょうか?
 みなさんも、ブラウザーでいろいろな情報を閲覧したり、メールで遠くの人と連絡を取り合うことを目的にインターネットを始めたんじゃないかと思います

 このメール以外に、最近、インターネットを通じて遠くの人と情報をやりとりする方法として注目を集めているのが、チャットです。

 チャットというのは、ブラウザーや専用のソフトを利用してリアルタイムの会話を楽しむ遊びです。

 お互いに、たわいのない情報をやりとりする姿が、井戸端会議みたいなので、「チャット(おしゃべり)」と呼ばれています。

 メールだと、相手がメールを受信するまで、情報が表示されることがないのですが、チャットの場合は、専用のソフトを起動していたり、ブラウザーでチャットのサイトに接続していれば、誰かが文章を書き込むと、瞬時にメッセージが表示されます。

 急ぎの連絡には便利ですね。

 チャット自体は、パソコン通信のころから存在していたし、それなりに人気があったんですが、通信費が高いこともあって、一部のマニアのお遊びだと思われてきました。
 それがAOLのIMのヒットで、一気にメジャーになっていきました。

 IMというのは、インスタント・メッセンジャーの略です。
 チャットの簡単なものと思ってもらえればいいかな。

 今は、Yahoo!を始め、気の利いたポータルには、必ずチャットやIMのサービスがありますね。
 このチャット、インターネットでビジネスをするものにとっては、非常に魅力的です。
 というのも、チャットをしている間は、ユーザーはインターネットに接続し続けているわけですよね。

 ポータルなら広告を長い時間見てもらえます。
 電話会社なら、通話料を沢山もらえます。

 そのせいで、インターネットではチャットが大ブームです。

 ユーザーにとっても、いつ返事が来るかわからないメールより、その場その場で気のあった友達とおしゃべりできるチャットの方が、楽しく利用できるんでしょうね。

 携帯でおしゃべりしている女子高生のインターネット版ですね。

(2000.11.23)
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チューリングテスト [読み:チューリングテスト]
[分野] 技術 インターネット
 
機械が知的であるかどうかを判定するために英国の数学者テューリングが提唱した判定方法。

 コンピューターを利用して、人間と同じように考える機械やソフトウェアの研究って、ロマンティックですよね。
 実際、数多くの科学者や技術者が、人工知能や人工生命に挑戦してきました。
 以前紹介した、人工無能も、この人工知能研究の中から生まれてきたモノなんです。

 さて、では、どうのようなプログラムを実現したら、そのプログラムは知性があると言えるのでしょうか?

 その問いへの一つの回答が、1936年頃アラン・チューリングという数学者が考えたテューリングテストです。

 テスト方法は、こんな感じです。

  1. 壁で隔てた別々の部屋をタイプライターの回線で結ぷ
  2. 片方の部屋に人間が入り、もう一方の部屋ではコンピューターがタイプライターを操作する(人間は、相手が実際の人間かコンピュータかはわからない)
  3. 人間がタイプライターを通じて“筆談”を交わし、“筆談”の相手が機械であると見破れなければ、その機械(プログラム)は知性があるとみなす

 さてさて、昔の話です。
 人工無能がネットワークの世界でブームになったことがあります。
 人工無能のプログラムって、作り方が本にも書いてあって簡単に作れるんですね。

 この人工無能という、コンピューターと人間が会話するゲームと、コンピューターを使って遠く離れた人が文字だけで対話する「チャット」という遊びが結びついて、星の数ほどの人工無能がネット上に公開されたんですね。

  「チャット」っていうのは、かなり人気があって、チャットで知り合った男女が交際を始めたりする「ネット恋愛」が話題になったりしました。
 当時日本でも、「ネット恋愛」をテーマにした「HAL」という映画が作られたり、いろいろ物議を醸していましたね。

 そんな時代、ある男性がチャットで知り合った女性に恋をしました。
 彼の話に、飽きることもなくつきあってくれる彼女の態度を、愛と勘違いしたのでしょう。
 しかし、彼女は彼と交際することはできなかったのです。

 たぶん、みなさんも察しがついてると思うけど、彼女は良くできた人工無能プログラムだったのです。
 彼は、コンピューターとチャットで会話して、コンピューターに恋をしたんですね。

 さて、この人工無能プログラム、テューリングテストなら完全に合格、つまり知性があるってことになります。

 でも、ボクらは、彼女を人工知能、つまり人間と同じように知性がある存在だと素直に認めることができませんね。
 実際、彼女に恋した男性も、彼女が人工無能プログラムであると知ると、そのネットに姿を見せなくなったそうです。(もともと姿は見えないけど)

 人間にとって、本当に人間らしい機械やプログラムって、どんなものなんでしょうか?

 テューリングテストは、人工知能の研究に大きな貢献をしたアイデアなんだけど、技術が進歩した今では、表面的な受け答えを越えた、もっと本質的な部分で、人間や知性について考える必要があるんでしょうね。

 なんて言っていても、まあ案外、彼は彼女のプログラムを手にいれて、いつまでも幸せに暮らしたのかもしれませんが

 ・・・って、イヤやな

(2000.11.22)
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データウェアハウス [読み:データウェアハウス]
[分野] 技術 データベース
 
従来の部門データベースと異なり、全社規模のデータを蓄積し、各業務グループ間で共有される「データの倉庫」。

 コンピューターを利用していて便利なのは、住所録や商品情報のようなデータベースを自在に検索して、必要な情報をタイムリーに取り出せることですね。

 ビジネスの世界でも、営業さんなら顧客データーや商品カタログ、人事なら従業員の情報といったように、各部門が自分の部門に必要な情報を集めてデーターベースを作ってきました。

 昔は、コンピューターの能力も低くて、ネットワークも貧弱だったので、各部門毎にデータベースを作っていましたが、他の部門のデータを見ることで、仕事の質が上がることもありますよね。
 たとえば、工場の人が営業さんの作っている顧客データーを見て、どの商品がどのくらい売れそうだということを予測できれば、必要な製品がタイムリーに作れそうです。

 それを可能にする仕組みがデータウェアハウスです。

 データウェアハウスというのは、全社で必要になる情報を網羅した大きなデーターベースを作って、各部門は自分に必要な情報だけをつまみ食いするための仕組みです。

 全社の全ての情報を集めた巨大なデーターベースが作れるようになったというのが特徴なんですね。その理由は、ハードディスクの値段が下がって、たくさんのデーターを蓄えても勿体なくなったこととと、コンピューターの性能が上がって、たくさんのデータから素早く必要なデーターを検索できるようになったことです。

 このデータウェアハウスから、各部門にとって必要な情報を取り出して、分析したり、グラフや表で分かりやすく見せてくれるソフトをデータマートといいます。
 データマートを使えば、一つのデータウェアハウスから、営業や人事、それぞれの部門が自分に必要な情報を、一番わかりやすい形で手に入れられるんです。

 データウェアハウスは、企業の情報の坩堝なんですね。

(2001.01.31)
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データセンター [読み:データセンター]
[分野] インターネット サービス
 
インターネットビジネスの基本インフラであるサーバーと回線を提供し、管理・運用・保守を代行するサービス、またはそのインフラを設置した場所。

 ある会社がホームページを作って情報発信をしたいと思ったとき、何が必要でしょうか?

 まず最低でも、ホームページをお客さんに見せるためのWebサーバーとWebサーバーをインターネットに接続する専用線が必要ですね。
 専用線というのは、会社からインターネットまでを繋ぐための通信線のことです。

 サーバーの管理や専用線の料金って結構高いし、バラバラの契約するのって手間がかかりますよね。
 そういう問題を解決するサービスが、データセンターです。

 データセンターは、すでにインターネットに接続しているサーバーを企業に貸し出すサービスをしています。

 なんとなくホスティングっぽいですよね。

 実はホスティングというのは、データセンターのサービスの一つなんです。
 (ホスティングだけを提供する会社もあります。)

 データセンターのサービスには、大きく分けて、コロケーション(ハウジング)とホスティングがあります。

 コロケーション(ハウジング)というのは、企業がWebサーバーをインターネットに接続するためのインフラを貸し出すサービスです。
 企業は、自分の持っているサーバーをデータセンターに持っていって線を繋ぐと、すぐにWebサーバーを構築できます。

 ホスティングというのは、コロケーション(ハウジング)サービスに加えて、サーバーの貸出もするサービスです。

 データセンターの最大の魅力は、少ない予算でWebサーバーを構築できること、そして安定性です。コンピューターのプロが監視しているので、企業が自前で管理するより安全だと云われています。
 だた、データセンターにも弱点はあって、データベースと連動した、かなり高度なECサイトのように、特別な設備が必要なサーバ−は預かってくれないことが多いですね。
 そういうときは、自前のサーバーをユーザーの手元で使う必要があります。

 いろんなサービスをケース・バイ・ケースで使い分けるのが成功の秘訣ですね。

(2000.12.05)
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データベース [読み:データベース]
[分野] 技術
 
必要な時に取り出せるようできるよう、ハードディスくなどの大容量記憶装置に保存されているデータの集合。

 古い新聞の記事を探したり、7桁の郵便番号を調べたり、みなさんにとっても、データベースはあたりまえの存在になってきましたね。
 データーベースというと、なんとなくコンピューターの中にある情報を探し出す仕組みというイメージがあるけど、本来はデータ(情報)の固まりのことをデータベースと言うんです。

 データベースソフトとして有名なOracle社も、正確にはデーターベースを売っているんじゃなくて、DBMS(DataBase Management System)といって、データベースを管理するシステムを売っているんです。

  このOracleというソフト、リレーショナルデータベースというDBMSの代表選手です。
 リレーショナルデータベースというのは、複数の表として蓄えられたデータを、自由に組み合わせたり、中の数字を計算して結果を表示できるDBMSです。

 リレーショナルデータベースが流行った理由の一つは、コンピュータ言語知らなくても簡単に業務向けアプリケーションソフトを作れることです。
 それまでアプリケーションソフトは、COBOLなどのコンピュータ言語で何百、何万行と書いて作っていました。
 だけど、リレーショナルデータベースでは、SQLという簡単な言語(簡易言語)を使って、それまで大量のプログラムを書かなければできなかったことを、たった一行の命令で実現できたりします。
 高性能なソフトが、早く安く作れるようになったんですね。
 今ではSQLすら知らなくても、ワープロ感覚でアプリケーションソフトを作れるソフトも発売されています。
 マイクロソフトのACCESSは、その代表選手ですね。

 Oracleの成功は、それまで何十人もの技術者が何ヶ月もつかってやっていたことを、一人の技術者が1日でできるようにしたところにあるんです。
 もちろんデータベースの管理ソフトとして優秀だったことも確かです。

 単にものめずらしくて売れたんじゃないんですね。

(2001.02.08)
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データマイニング [読み:データマイニング]
[分野] データベース Eコマース
 
大量のデータから、一目でそれとは分からない価値ある意外な情報を発見すること

 スーパーでは、レジを打つときにどんな人が何を買ったか記録しているんですね。
そして、その記録を調べて「20代の女性はお菓子が好き」とか分析するわけです。
 そんな調査をしていると、案外意外なことが分かるんですね。有名な例だけど、「おむつを買う男性は一緒にビールを買う」とかね。
 こういう分析を「市場バスケット分析」とかいうんだけど、他にも、金融の世界ではお客さんの信用(お金を返せるかどうか)の判断をしたり、デリバティブっていう難しい取引を自動化するのに、データマイニングを使っています。
 正体は、エージェント(人工知能)技術なんだけど、エージェントっていろんな使い方があるんですよね。

(2000.9.23)
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デジタル通信 その1 [読み:デジタルツウシン]
[分野] 通信 技術
 
デジタル情報を送受信すること。

 よく、西部劇なんかで砦がインディアンに襲われると、主人公がインディアと闘っている間に、ヒロインとかが、必死になって狼煙を上げるシーンがあるよね。

 あれがデジタル通信です。

 デジタルって言うのは、何かがあるか無いかということで情報を表そうということです。
だから、

狼煙があがっている = インディアンが来た
狼煙が上がっていない = インディアンは来ていない

というのは、立派なデジタル表現なんですね。

 でも、これだけでは十分な情報をやり取りできませんね。
 インデアンの人数とか。

 そこで、10分ごとに時間を計って、狼煙が上がっているかどうか確認して、狼煙が上がっている回数がインデアンの人数だとします。

最初の10分 あがっている
次の10分 あがっている
その次の10分 あがっていない

 なら、狼煙は2回上がっているから、インディアンは2人です。

 さて、もう少しデジタルっぽい表現をしてみましょう。
 狼煙があがっている状態を、数字の1、あがっていない状態を0で表して、1時間の狼煙を見てみることにします。
 「111100」つまり「あがっている、あがっている、あがっている、あがっている、あがっていない、あがっていない」なら、4人ですね。
 「110001」なら3人になります。

 結構、デジタルも簡単でしょ?
 明日は、デジタル表現の基本と「どうして今デジタル通信とホットなのか」をお話しします。

 さて、続きは明日ね。(第2話に続く)

(2000.11.09)
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デジタル通信 その2 [読み:デジタルツウシン]
[分野] 通信 技術
 
デジタル情報を送受信すること。

 さて、昨日は10分ごとに時間を計って、狼煙が上がっているかどうか確認して、1時間の内、狼煙が上がっている回数をインデアンの人数だとしてデジタル通信を説明しました。

 今日は、これを利用して、もう少し複雑なことをしてみましょう。
 今度は、狼煙の上がった回数で、文字を表して情報をやりとりしてみます。

狼煙が「000000」なら「あ」
狼煙が「000001」なら「い」
狼煙が「000010」なら「う」

と読むことにします。
 このとき、4時間狼煙を見たところ。

1時間目「000001」
2時間目「000001」
3時間目「000000」
4時間目「000001」

となったなら、これは「い・い・あ・い」と読めますね。(意味不明だけど・・・)

 今回の説明では0と1の数字の羅列は6桁にしていますが、今一般に使われているコンピューターでは、8桁で表すことが多いです。
 例えば「0001000」は「A」、「0010001」は「B」とかね。
 ちなみに、コンピュータの世界では8桁というのが、1文字という特別な意味になるので、1と0の数字の並び8桁(8bitと呼ぶ)を1byteという特別な呼び方をします。

 すると、狼煙では一文字相手に伝えるのに、80分かかることになりますよね。
 これでは不便です。
 そこで、10分毎に確認していた、狼煙を一分ごとに上がっているか、上がっていないかを確認することにします。
 すると、8分で1文字送れます。(これを伝送速度の向上とかいうんだけどね)

 仮に「インディアンが来た。助けて。」と送るとすると、13分で相手に伝わります。※1
 ちょっと遅すぎますね。

 その状況を変えたのが、コンピューターです。
 コンピューターは、何マイクロ秒という短い時間を区切って電気が流れているか、流れていないかを判断することができます。
 だから「01101010」と云った信号を瞬時にやり取りできるんですね。

 今IT革命と呼ばれているものの正体は、電気とコンピュータを利用して、瞬時に大量の「01」をやり取りすることで、たくさんの情報を一瞬のうちにやり取りできるってことなんです。
 そういう技術の進歩が、人間の社会そのもを変えてしまうということなんですね。

 インターネットを使うと革命が起こるわけじゃないんですよ

 ※1 実際日本語の文字は2byte文字といって16桁(8 X 2)の1と0の羅列で表します。
    上の例では、26分かかるわけですね。

(2000.11.10)
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デジタルデバイド [読み:デジタルデバイド]
[分野] 情報 社会
 
収入の格差でコンピューターを手に入れられずに、インターネットにアクセスすることがままならない人々が、ネットワークからの情報が手に入らないので、さらに収入の格差が広がってゆくという悪循環。または、その格差

 森総理の願いは、日本が国際的なデジタルデバイドを解消するために、一肌脱ぐことだそうだ。
 でも、ちょっと待って、日本って、そんなに進んでいるの?今、インターネットはブロードバンド・常時接続に向かっているはずなんだけど、日本でそんな恵まれた環境にいる人はまれでしょう?このページを見ているあなたも、家では電話線で繋いでいるよね?
 でも、お隣の韓国では、ADSLが大流行で、もうブロードバンド・常時接続が実現しているし、シンガポール政府は「IT2000」という政策を掲げ、世界のどの国よりも早いの2007年までに企業、学校・研究機関、家庭など全土にわたって光ファイバー通信網を完備することを計画しています。

 日本って遅れてんじゃないの?   

(2000.9.28)
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デファクトスタンダード [読み:デファクトスタンダード]
[分野] 技術 情報 戦略
 
複数の規格が実際に市場で競争した結果支配的になった標準のこと。事実上の標準

 家庭用ビデオの普及率って75.7%ぐらいなんですよね。さて、この中でVHS以外のビデオを利用している人って、どれくらいいるんでしょうか?(ビデオカメラは除きますよ)
 ほとんどの人は、VHSを愛用しているんじゃないかな?
 だって、βや8ミリビデオでは、レンタルで映画を見れないもんね。

 昔、ビデオの世界では、VHS-β戦争やVHS-8ミリ戦争っていうのがあって、激しく規格争いをしていたんですね。
 結局、なんでも自分でやろうとしたソニーのβや8ミリは破れて、たくさんの協力者を集めていったビクターのVHSが勝利しました。

 こんな風に、いくつかの規格(カセットの大きさとか、録画時間の違いとかね)が入り乱れた状態から、たった一つが生き残って、みんなが同じ規格を使うようになることをデファクトスタンダード(事実上の標準)って言うんです。

 もちろん標準争いが起こるのは、自分の会社の規格が標準になると得をするからです。特許料を取れたり、他社を市場から締め出したりできるでしょ。

 だから標準化の争いって、結構過酷なんだけど、この標準化、3つの方法があるんです。 

  • 一つは、「戦って勝つ」っていう「デファクトスタンダード(de facto standard 事実上の標準)」。
  •  もう一つは、政府や国際機関で標準を決める「デジュリスタンダード」(de jure standard 公的標準)」。
  •  最後に、その製品に関連した企業が、コンソーシアムを形成し、事前に規格を統一しようという「コンソーシアムによる標準」。

 コンソーシアムによる標準で有名なのは、DVDですね。
 さて、企業が自社の技術を標準にするには、3つの方法のうち、どれが一番いいのでしょうか?

 答えは、「全部使う」です。
 まず商品をどんどん売って、一方で仲のいい企業に仲間になってもらい、政府に働きかけてお墨付きをもらう。・・・大変だなぁ〜

 まずはどんどん売りまくること

(2000.10.22)
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電子カタログ [読み:デンシカタログ]
[分野] 技術 システム
 
商品や展覧会の作品の目録・説明書を電子データとして閲覧できるシステム。または、そのデータ。

 インターネットが発達して、今では代表的な企業はみんなホームページを持っていますね。企業ホームページの魅力は、なんと言っても、その会社の製品情報を手軽に見ることができることです。
 電気製品や自動車のように高価な製品を買う前に、ホームページでじっくり情報を集める人も多いんじゃないかな?

 電子カタログというのは、企業のホームページの製品情報のようにパソコンで気軽にカタログが見られる仕組みのことです。
 電子カタログなら、今までの紙のカタログと違って、かさばらないし検索は出来るし、なによりネット経由で見るから、いつも最新版のカタログが見られますよね。(会社がさぼってたら、古いのしか見られないけど)

 ただ、企業の製品って、ものすごくたくさんありますよね。
 だから、自分の欲しい製品を探すのに、いちいちリンクをたどっていくのは面倒です。
 下手をすると、最後まで見つからないかもしれません。

 そこで活躍するのが検索システムです。

 今では、大抵のサイトに莫大な製品から自分の求めている製品を見つけるための検索システムがついています。
 この検索システムが電子カタログの中心技術ですね。

 最近は、この検索技術を利用して複数の企業の製品を横断的に検索できる仕組みが注目を浴びています。パソコンが欲しいときに、SONYや富士通やNECのサイトを順番に見て回るのは面倒ですもんね。簡単な検索で、全てのメーカーから欲しい製品の情報を集められると楽ちんです。
 電子カタログは、単なるカタログを越えた新しい情報収集の手段になりそうです。

 ついでにどのパソコンが一番かも教えてくれ!!

(2001.04.02)
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電子政府 [読み:デンシセイフ]
[分野] 技術 システム
 
国や自治体の行政手続きをネットワークで処理するシステム。

 普段は意識しないけど、引っ越しや就職など生活の変化がおこると、住所変更や証明書類の取得など、お役所での手続きが増えますね。電話、ガス、水道を始め、自動車の登録、住民票の移し替え、郵便局に住所変更の連絡もしなくてはいけません。
 同じような書類を何度も書かされて、うんざりですよね。

 電子政府というのは、お役所での手続きをネットワークで出来るようにするためのシステムです。

 電子政府があれば、いちいち役所に出向かなくていいし、住所の変更なんかも市役所からNTTまで一発で登録できるかもしれません。

 この電子政府確かに便利なんだけど、気をつけないといけないこともたくさんあります。
 というのも、電子政府が実現したら、ネットワーク上にみなさんのプライバシーが行き交いするようになります。この情報はハッカーやクラッカーの格好の餌食になってしまうかもしれません。
 それに政府や自治体のサーバーにハッカーやクラッカーが進入して、情報を盗んだり、改竄したりするかもしれませんね。
 気がついたら、個人情報が偽造されていて、身に覚えのない借金の取り立てが来たり、財産すべてが奪われたり、あなたが地球上に存在しないことになっていたりするかもしれません。

 ずぼらせずに市役所に行った方がいいかもね。

(2000.10.22)
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ドメイン・ネーム [読み:ドメイン・ネーム]
[分野] インターネット ビジネス
 
IPアドレスを文字列になおしたもの。インターネット上の住所。

 インターネットでは、コンピューター同士は通信をするときに、お互いのコンピューターをIPアドレスという、数字の並びで呼び合っています。
 このIPアドレスは、インターネットをする上では、欠かせないものです。
 みなさんが、インターネットでホームぺージを見たり、メールをやりとりするときも、プロバイダーが、みなさんのパソコンにIPアドレスを貸し出してくれているから、上手く通信できるんですね。

 IPアドレスっていうのは、3桁の数字(0〜255)を4つ並べたものです。
 例えば、「210.145.117.203」とかね。
 3桁に満たないときは、1桁や2桁でもいいんです。それを「.」(ピリオド)でつないでいるんですね。

 さて、このIPアドレス、覚えるのが大変ですね。

 そこで、このIPアドレスを人間にも覚えやすいように、文字を使って表現しようとしたのが、ドメイン・ネームです。

 例えば、「www.nifty.com」というドメイン・ネームがあります。

 これはコンピューターの住所みたいなものです。
 wwwというサーバーが、niftyというところにあります。niftyはcomにあります、という意味になるんですね。
 数字の羅列より覚えやすいでしょ。

 ちなみに、インターネットでホームページの仕事をするサーバーはwwwって名前のことが多いですね。
 でも、このサイトのように「homepage2」のような「www」以外のサーバー名でも、ホームページの仕事は出来ます。
 あくまで住所なので、一定の約束を守れば、なんでもいいんです。

 さて、今までドメイン・ネームというのは、アルファベットや数字などの英字しか利用できませんでした。
 でも、最近になって日本語のドメイン・ネームが利用できるプロジェクトが始まったんです。
 これからは「ニフティ.jp」のようなドメイン・ネームが利用できるようになるそうです。
 結構、自分の名字や名前をドメイン・ネームとして使うのが流行るかもね。

 佐藤さんは、急いで「佐藤.jp」を取るべし!!早いもの勝ちですよ。

(2000.11.24)
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トラフィック [読み:トラフィック]
[分野] インターネット ビジネス
 
ネットワーク上を移動するデジタルデータ。または、そのデータの情報量。インターネットビジネスでは、サイトを訪れるユーザー数を指す。

 以前、コンバージョンレイトのお話をしましたよね。
 ECサイトが成功する法則は、ページビューが多くて、コンバージョンレイトが高いことだと云うお話をしました。

 このページビューを初め、ウェブサイトに来るユーザーの数を表す指標には、オーディエンスとか視聴率とかいろいろあるんですけど、それらをひっくるめて「トラフィック」と云います。

 ケーキやクッキーをひっくるめて、お菓子というようなものでしょうか?
 (イヌやネコをひっくるめて、動物というようなものかも?)

 ECサイトが成功する大切な要素に、そのサイトにたくさんの人が訪れると云うことがあります。恰好よく云うと、サイトのトラフィックが多い、って感じかな?
 例えば、駅前の大通りに面したお店の方が、裏通りのお店より多くのお客さんが来そうですよね。
 実際、マクドナルドやコンビニのようなフランチャイズのお店では、出店の前に「この大通りは何時にどれくらいの交通量がある」といった調査に基づいて出店することになっているんですね。

 インターネットビジネスも同じで、人のたくさん来るサイトにお店を出すというのが、儲かるお店の第一歩です。
 とはいえ、トラフィックが多ければ、それだけで儲かるわけでないと云う話は、コンバージョンレイトの項でもお話ししましたよね。
 魅力ある商品や、買いやすい仕組みなどのコンバージョンレイトを高める努力も大切です。

 あくまで総合力の勝負です。

(2000.10.31)
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トロイの木馬 [読み:トロイノモクバ]
[分野] インターネット セキュリティ
 
クラッカーがパソコンやサーバーに仕掛けて内部から不正な動作を行わせるソフトウェア。

 インターネットの利用者がよく受ける詐欺事件の被害として、突然、覚えのない高額な海外通話の請求書が、NTTなんかから送られてくるっていうのがあるよね。

 悪質な業者が運営しているホームページで、知らない間にパソコンの設定を変更してしまうソフトをダウンロードしてしてしまった場合とかによく起こります。
 アダルトサイトによくあるワナなので、引っかかった方としても結構バツが悪い思いをするものです。

 トロイの木馬っていうのは、そういうユーザーが気づかないうちにユーザーのコンピューターを乗っ取ってしまうソフトです。

 例えば、便利なソフトだと聞いて、なにかソフトをダウンロードしたとします。
 まあ、仮にワープロソフトだったとしますね。
 ちゃんとそのワープロは動くし、評判通り使いやすい良いソフトです。
 でも、そのワープロは、あなたがインターネットでメールをやりとりしている間に、あなたの行動やクレジットカード番号を、どこか遠くのクラッカーに報告している・・・

 そういうのが、トロイの木馬です。

 一見無害なソフトのように見せかけているのがポイントです。
 気が付いた時は、後の祭りっていうのが怖いですよね。

 そういう被害に遭わないためには、怪しげなサイトでソフトをダウンロードしないことですよね。
それと、最近はいろいろなウィルス対策ソフトが売り出されているので、試してみるのも良いかもね。

 ネットワークではセキュリティ意識が重要ですね。

(2000.12.09)
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