(期間限定)
2008年第11回JFL第17節
V・V長崎 - 横河武蔵野

 期間限定コーナーです。
(テキストだらけの恐ろしくスキルを使わない上かなり長いだけのページです。)
出来るだけ、公平・客観的に判断をしたつもりですが、個人的な主観に基づいたものである事をご了承ください。 内容に重大な事実誤認があった場合はご連絡いただければ幸いです。


状況
 ハードスケジュールの1週間3試合を1勝1敗1分けで終えた長崎。 新体制初勝利をあげた事、3連戦負け越さなかった事は好材料。 また、サブに控えていた選手達が良い動きで勝利に貢献し、層の厚さも確認出来た。
 一方の横河は上位ながら、例年通りならそろそろ苦戦のシーズンに入る。 天皇杯出場権獲得となる前期4位以内の為にも勝利を狙う。 サイドの攻防が鍵を握る前期最終戦。



第17節 V・V長崎 vs 横河武蔵野
有光亮太   福嶋洋
       
竹村栄哉 川崎元気 佐藤由紀彦
       
  田上渉  
梶原公     隅田航
久留貴昭 加藤寿一
近藤健一
日時:2009年6月28日 13:00〜 
場所:長崎県 かきどまり競技場
 GK:近藤健一
 DF:隅田航、久留貴昭、加藤寿一、梶原公
 MF:田上渉、竹村栄哉、佐藤由紀彦、川崎元気、
 FW:有光亮太、福嶋洋、
布陣:4-1-3-2
天候:雨
サブ:
福田涼、伝庄優、熊谷智哉、大塚和征、
山城純也、神崎大輔


前半
 序盤からボールを保持するのは横河だが、長崎はシンプルなサイドからの攻撃を徹底する事で対処する。 竹村の突破力と運動量、由紀彦のクロスに加え隅田、梶原の両SBの積極的な攻撃参加が機能。 そして19分CKに飛び込んだ加藤があわせ先制。 横河にボールを持たせながらペースを握らせないサッカーで1-0で前半を終了。


後半
 交代無く後半開始。
後半入り更に横河が攻める時間帯は増えるが、長崎は 「ピッチをワイドに使いながら早く縦に展開するサイド攻撃」を貫く。 55分、攻めあがっていた隅田が思い切りよくシュートし2-0。 59分に洋に代えて山城投入。このあたりから徐々に前線の動きが落ち横河がペースを握る。 73分に竹に代えて神崎。依然、横河ペースも加藤、久留の体を張った守りと近藤のファインセーブで 得点を許さない。終了間際には伝を入れて5バックにし2-0で勝利。


感想
総合
 今期のゲームの中で最も想定した通りの戦い方が出来た試合。 ある程度横河にボールを持たれながらもサイド攻撃を徹底する事で活路を見出そうとしていた。 シンプルだが、選手が迷いなくプレイ出来ていた印象が強い。 新体制発足から感じられていたチームの戦い方の「軸」がハッキリでた試合だったと思う。

 現在の体制は以前のような「単独指揮」体制ではない。 大久保監督を尊重しながら他のスタッフ陣との分業のような体制になっている。 選手-スタッフ間の窓口が多いことでチーム内の空気も前向きになっており、 現在の体制はスムースに機能していると思う。

○サイド
 今期の長崎の選手を眺めれば判る様に、サイドハーフの選手の層の凄まじい厚さが判る。 竹村、由紀彦、大塚、神崎、平田、山城・・更に幸野屋や熊谷もいる。 一方でSBは井筒以外に補強無し、ボランチにいたっては0。

 この点を見ても今期の長崎がサイドハーフを生かす戦い方をしなければならないのは当然の話。 また、これだけ色んなタイプのサイドハーフが居れば選手の組み合わせ・交代1つで 様々なサイド攻撃が可能。現在のシンプルなサイド攻撃がチームに適している事が判ると思う。

○ホットライン
 強いチームには互いの動きを理解してプレイ出来る「ホットライン」が存在する。 昨年は「アリ-福嶋」のホットラインが圧倒的な存在感を見せた。 今期の長崎はまだそれがない。 福嶋故障によって「アリ-福嶋ライン」は途絶えていたし、復帰してすぐに機能するとは限らない。 新しいホットラインも模索すべき。

 その中で注目したいのは「由紀彦-元気」だ。 相手DFと競りながら由紀彦がクロスを上げたシーン・・由紀彦はこの時、ゴール前を殆ど見ていない。 だが、そのボールが上がった位置へ元気はキッチリ走りこみシュートまで持っていった。 互いに細かい確認をしなくとも理解をしていたようで、同じような形から前節では点を取っている。 この2人は後期の長崎のキーパーソンになるかもしれない。

○アリ
 ここ数試合、力を発揮出来ていないと思う。 心身共に大変な事は重々理解出来るが、それ以上に役割に戸惑いが感じられる。 相手の裏を狙うプレイが得意なアリにとって、 サイドからの徹底した攻めはやりにくさを感じる面もあるかもしれない。 周囲のフォローに回っている面もあると思う。 しかし、アリは既に「アリの爆発なくして長崎の昇格はない」と言える程の選手だ。 サイドの選手達と更に相互理解を深めて欲しい。

○最後に
ようやくトンネルを脱していると思う。 このムードを大事にしながら後期に臨みたい。


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