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─ SOKADO NAKADA PHARMACY ─

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2000年 11月18日

 
  
ten 乾燥の秋に「潤い」を

 近所のイチジクの葉がもう一葉も残っていないを見て、すっかり晩秋だなと感じるこの頃です。

秋は乾燥の季節 中国漢方の五行説では、秋は燥邪の季節で乾燥によって症状の出やすい部位は、肺・大腸・気管・鼻・皮毛であり、燥邪により陰液が不足し、空セキ・ノドの渇き・声のかすれ・皮膚の乾燥、等が出てきます。

 そんな時は肺を潤してノド・気管支の炎症を鎮める「麦門冬湯」「養陰清肺湯」、体液不足で疲れやすい・息切れ・体力低下などの人は「麦味参顆粒」、肺の津液不足のタイプの体質改善に「八仙丸」を用います。

 どの処方にも「麦門冬」(ジャノヒゲの根)が入っています。

麦門冬
     味 ─ 甘、少し苦い
    性質 ─ 微寒(少し冷やす)
    部位 ─ 肺・心・胃
    効能 ─ 肺を潤し、陰を養う。胃を助け体液を生む。イライラを除く。

 その他、水分不足を補う食物として、ナシ・ブドウ・銀杏・里イモ・ナガイモ・松の実・クルミ・豚肉・白キクラゲ・イカ・ハマグリ等があります。
 

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ten ひとくちメモ

 秋の味覚の果物といえば「柿」があります。我が家ではあまり好まれず、いつも柔らかくなってしまったのを私が消費しています。

 柿はビタミンCが豊富で一個食べると一日の必要量がほぼとれます。またビタミンAも多く含み、動脈硬化や高血圧にも効果があります。ただ柿は冷やす性質があるので、胃腸の弱い人はあまり多くは食べない方がよいでしょう。

 柿は肺を潤し、セキ・口渇にも良い効果があります。柿の葉はさらにビタミンCが多く含まれ、お茶として高血圧の方に向いています。
 また柿のヘタはシャックリを止める作用があり、昔から漢方薬に利用されています。

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