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─ SOKADO NAKADA PHARMACY ─

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2000年 11月26日

  ten 合成薬と漢方薬

 それぞれの症状に11月16日の新聞に解熱剤の一種、ボルタレン等がインフルエンザに伴う脳症・脳炎を悪化させて死亡率を高めるため、インフルエンザ治療への使用禁止になったとの報道がありました。

 ボルタレンなどの合成薬は、武器でいえば「ミサイル」に例えられます。合成薬は的確に必要なところに命中すれば素早く効きますが、はずれると被害も相当なものになってしまうからです。
 一方、漢方薬「散弾銃」に例えられます。漢方薬はそれぞれの症状にばらばらっと当たるので徐々に症状がおさまってくるのです。

 どちらにせよ主要症状がとれたら、その後は漢方で健康の「質」を高めていくのが最良と思います。

 中医学による治療は機能(働き)を重要視していますが、機質(形質)をも改善していきます。体の組織は気血津液の上昇・下降・流入・流出により働いていますが、不調になると色々な疾病が起こります。
 例えば腎と肝の陰分(栄養)不足によって、肝の陽気(エネルギー)が上昇して高血圧症の症状になる事があります。その時に漢方薬によって肝陽を降ろし、肝陰・腎陰を補うと高血圧症の症状はとれてきます。
 その時にしっかり治療しなかったりすると慢性化し、於血(実際の「於」の字には「やまいだれ偏」がつきます)や痰飲を生じ、機質の低下(例えば動脈硬化など)が起こってきます。そんな時、症状をとり、活血・去痰をしてやる事で徐々に機質が回復します。(血管内のコレステロールの除去と同時に、血管そのものの血流を改善して血管を丈夫にします)
 

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ten ひとくちメモ

 インフルエンザには「天津感冒片」「板藍茶」の使用、併用が効果的です。配合中の金銀花・レンギョウ・板藍には、抗菌・抗ウイルス作用があるので短期間に治るようになります。

天津感冒片
金銀花(スイカズラのつぼみ)・レンギョウ(レンギョウの果実)
○熱を発散させ熱毒を消す。

羚羊角(サイガの角)
○熱をとり解毒作用を強める。

ハッカ(薄荷の全草)・タントウシ(大豆の種子)・ケイガイ(ケイガイの花穂)
○熱を発散する作用を強める。

キキョウ(キキョウの根)・甘草(甘草の根と根茎)・ゴボウシ(ゴボウの果実)
○肺の働きを良くする。

竹葉(ササクサの全草)
○熱を醒まし体液を作り、イライラをとる。

適応:熱性感冒、咽喉炎、扁桃炎、その他(鼻炎・副鼻腔炎・ヘルペス・化膿症の初期等に用いる)

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