昔からカゼは万病のもとと言われています。
これは、以下の理由が考えられます。
(1)カゼは時季により人により養生によって様々に症状が変化する。
(2)外界からの原因による色々な病気は、はじめはカゼと同じような症状から始まる。
(3)カゼをこじらせて体力が低下すると、色々な病気にかかりやすくなる。
カゼを万病のもとにしないためには、初期のカゼのような症状のときに素早く治すことが第一です。
《注意1》カゼは急性病です。すぐに何か手当てをすることが必要です。ちょっと様子をみようということはやめましょう。
《注意2》カゼは急性病で変化が早いので、薬を服用しても効果がみえないからといって同じ薬を何回も服用するのは良くありません。
《注意3》カゼの邪が本人の正気(生命力)より強いとカゼをひいてしまいます。体力や抵抗力のあまりない人が、カゼをひきやすい人、治りづらい人になってしまいます。
食事・生活態度を正して中国漢方で体質改善をすることが必要です。
【カゼへの対策】
カゼかなと思った時は30分以内に手当てをしましょう。
(1)寒気、くしゃみなどのゾクゾク感がある時(風寒)は、葛根湯をお湯で飲んであたたかくしていましょう。
(2)体が熱っぽかったり、のどがヒリヒリする時(風熱)には、天津感冒片を服用します。
(3)汗をかいている時には、桂枝湯を服用します。
また予防策として、家族や周りの人がカゼをひいていたら、天津感冒片を半量を1日2〜3回、服用しておくと良いでしょう。