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2000年 12月26日

  ten 風邪の対策講座(その2)

 咳が出てきたらカゼかな?を通り越して「咳が出て困る」ようになってしまったら。

《注意1》咳はカゼの原因である「風・寒・熱・温・湿・燥」の邪と、個人の体の状態や体質「痰湿・痰熱・陰虚・陽虚・気虚」によって治療が様々になるので症状を良くみることが大事です。

《注意2》咳をすると痰が出ます。痰の状態によって薬を選びます。

痰の色はどうか 白〜黄 (寒 〜 熱)
粘度はどうか  薄〜粘 (寒 〜 熱・燥)
量はどうか   多〜少 (寒・湿 〜 熱・燥)

◎「痰が白く薄い・量が多い・ノドがかゆい・くしゃみ・鼻水・寒気」の時は

→ 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)を使用します。

◎「痰が黄色で粘る・ノドの痛みがある」時は

→ 麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)を使用します。

◎「痰が黄色で粘る・ノドの痛みがある・量が多い」時は

→ 麻杏止咳錠(まきょうしがいじょう)を使用します。

◎「痰が黄色で粘る・ノドの痛みがある・熱がある」時は

→ 麻杏止咳錠+ 天神感冒片(てんしんかんぼうへん)を使用します。

◎「カゼの後いつまでも咳が出る・痰が粘って切れない・ノドが渇く」時は

→ 麦門冬湯(ばくもんどうとう)を使用します。

 咳はカゼでなくても肺が虚弱になったり、他の臓の病が肺に影響して起こる事が多くあります。主にカゼが引き金となって、いろいろな咳の症状が起こりますが、カゼの時の咳には、まずこの方法を使って治療をすすめていけば良いでしょう。

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ten ひとくちメモ

 勝湿顆粒(かっ香正気散)夏のカゼ薬としてよく知られていますが、お正月にはおせちや来客などがあり、「食べる・飲む・動かない」といった日が続き、脾胃を疲れさせます。そこにカゼが入ると脾胃を攻撃して、下痢・腹痛・嘔吐・体が重だるいというような症状がおきます。
 そこで正月カゼには勝湿顆粒で胃腸の負担を取り、すっきり治していきます。

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