カゼかな?を通り越して「咳が出て困る」ようになってしまったら。
《注意1》咳はカゼの原因である「風・寒・熱・温・湿・燥」の邪と、個人の体の状態や体質「痰湿・痰熱・陰虚・陽虚・気虚」によって治療が様々になるので症状を良くみることが大事です。
《注意2》咳をすると痰が出ます。痰の状態によって薬を選びます。
痰の色はどうか 白〜黄 (寒 〜 熱)
粘度はどうか 薄〜粘 (寒 〜 熱・燥)
量はどうか 多〜少 (寒・湿 〜 熱・燥)
◎「痰が白く薄い・量が多い・ノドがかゆい・くしゃみ・鼻水・寒気」の時は
→ 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)を使用します。
◎「痰が黄色で粘る・ノドの痛みがある」時は
→ 麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)を使用します。
◎「痰が黄色で粘る・ノドの痛みがある・量が多い」時は
→ 麻杏止咳錠(まきょうしがいじょう)を使用します。
◎「痰が黄色で粘る・ノドの痛みがある・熱がある」時は
→ 麻杏止咳錠+ 天神感冒片(てんしんかんぼうへん)を使用します。
◎「カゼの後いつまでも咳が出る・痰が粘って切れない・ノドが渇く」時は
→ 麦門冬湯(ばくもんどうとう)を使用します。
咳はカゼでなくても肺が虚弱になったり、他の臓の病が肺に影響して起こる事が多くあります。主にカゼが引き金となって、いろいろな咳の症状が起こりますが、カゼの時の咳には、まずこの方法を使って治療をすすめていけば良いでしょう。