前回取り上げた「エコノミークラス症候群」について、もう少し書きたいと思います。
ロンドン・ヒースロー空港を担当するアシュフォード緊急病院の医師チームによると「イギリスの空港利用客のうち、年間で推定2000人以上が同症候群で死亡している疑いがある」という。同病院だけで到着直後の乗客が、一ヶ月に一人は血栓症が原因で死亡している。帰宅後、数日して死亡するケースもあり、ビジネス・ファーストクラスの乗客も発病していると指摘している。
《航空機内で体内に起こる事》
・湿度が20%まで低下しており、体の水分が失われる。
・気圧が0.8気圧までしかならない為、心臓・肺の負担増で体への酸素供給量が減る。
・機内でコーヒー・お茶・アルコールを飲む事で尿が出やすくなり、さらに水分が失われる。
『脳と心臓の血管は丹参で蘇る』の著者、路京華・中医師は次のようにコメントしています。
(1)心臓の弱い方や高齢の方は、気圧低下により心臓に負担がかかる。
(2)長く座ったままでいると、重力の影響で足の静脈に血液が停滞し、血管内の圧力上昇により「むくみ」を生じる。
(3)むくむと水分が外にもれる。機内の空気の乾燥により水分を消耗する。アルコール等で尿が出やすくなり水分が失われる。それで津液(体液)不足となり血液粘度は上昇する。
(4)足がむくむと心臓に戻る血液量が減少し、急に立ち上がると心臓・脳が虚血状態になり、立ちくらみなどを引き起こす。
長旅や長時間の運転・パソコン使用などされる方は、ぜひ当店にご相談下さい。