腰の痛みで悩んでいる人は多い。4〜5人に聞いてみると、その内1人は腰痛持ちの人がいます。二本足で歩き始めた時から、人類は腰痛を背負うようになったといわれています。
「腰」は体の要(かなめ)と書きますが、その要が「弱腰」であったり「腰くだけ」では困ってしまいます。
中国漢方では五臓の要は腎であると考えています。腰は「腎の府」と言われています。「府」とは「蔵」という意味で、腎は腰におさまっているということです。
そのため腎が弱くなると、そこへ「冷え」や「風」や「湿気」が入り込んで痛みとなってあらわれます。
腰痛の改善には、腎を強化する事と気血を補って抵抗力・免疫力を強める事、それに入ってきた「冷え・風・湿気(寒・風・湿の邪)」を追い払う事が必要です。
中国漢方では慢性の腰痛や下半身の痛みには、先ず「独歩丸」(独活奇生湯)が用いられます。
風湿や痛みをとる独活・防風・細辛・ジンギョウ、気や血を補う熟地黄・白芍・当帰・センキュウ・党参や、胃を補い筋や骨を強める桑寄生・杜仲・牛膝、寒をとる桂皮などの生薬が配合されていて、慢性の腰痛、関節痛、座骨神経痛に効果をあげる事ができます。