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─ SOKADO NAKADA PHARMACY ─

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2001年 6月27日

 
  
ten むくみ

 小顔の大敵梅雨に入って暑かったり寒かったりして、すっきりしないべとべとする湿気の多い日が続いています。「湿」によって起こる病気に「むくみ」(浮腫・水腫)があります。漢方はむくみ等の水湿に関係する病気に対して、西洋医学に比べ得意の分野です。
 漢方では水分の代謝は肺・脾・腎の共同作用によると考えます。口から入った水分は脾(消化器系)で吸収されて肺へ運ばれ全身を潤し、やがて腎により尿となって体外へ排出される事から、肺・脾・腎を水の代謝システムと考えているのです。

 上半身の眼瞼や顔面のむくみに始まり、風邪のような症状のあるむくみは「越婢加求湯」等を用い、熱がなければ「小青竜湯」等を用いて肺から治療をします。

 食欲不振・胃のむかつき・だるくて力が入らない・大便がゆるい、などと脾胃の症状のある時は、「香砂六君子」に「五苓散」を合わせるなどして脾から治療をします。

 小便の出がよくない・夜間尿・足が冷える・足が重い等、下半身の症状のある時には「五苓散」や腎の働きを強める「牛車腎気丸」等で腎から治療をします。

 内臓はあまり問題がなく全身のむくみの時には、「防已オウギ湯」や「五苓散」を合わせて用いるとよいでしょう。

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ten ひとくちメモ 小豆(あずき)の効用

 小豆(赤小豆)を1日20〜30グラム煎じて服用するとともに、その小豆を食べると消炎・利尿・緩下剤としての効用があります。腎炎・ネフローゼ・浮腫・糖尿・二日酔い・母乳不足・老人の便秘にもよい効果があります。
 小豆の成分はデンプンとタンパク質、それにビタミンB1が多く、食物繊維も5%と多く含まれ、さらにサポニンが含まれているので腸を刺激して便通を良くして尿の排出をうながしてむくみを取り除いてくれます。
 小豆は日本人にだけ好まれてきましたが、最近は中国でも健康食として「あん」が人気になっているそうです。

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