暑かった夏も過ぎ、食欲の秋の季節がやってきました。「食欲がなくて困る人、食欲がありすぎて困る人」と様々なタイプがありますが、テレビで大食いの番組などを見ていると、他人事ながら大丈夫かなと心配になってしまいます。
食べ過ぎによる害を中国医学では「食積」といいます。肉・魚・油・砂糖・酒などの摂り過ぎは脾胃の力を弱めるので、「食欲がない・胃がもたれる・腹が張る」といった症状があらわれます。更に水液を運化(吸収して各組織へ運ぶこと)できなくなり湿を生じ、「手足が重い・むくみやすい」といった事が起こります。
これらの事が「消化器官系統のポリープ・腫瘍・肝臓や脾臓の肥大・肝硬変・肝癌」等の起こる原因となります。
食べ過ぎると調子のよくない方は、早めに漢方でお手当てをしてください。
○軽症の時 ─ 不快なつかえ・スッキリしない・食欲不振
→ 三仙茶、加味平胃散、等。
○重症の時 ─ 張って苦しい・強い痛みを生じ食べ物をみるのも臭いを嗅ぐのもいやだ
→ 吐く、下す等の手当てをする。
○もともと胃が弱くて食積のある場合
→ 三仙茶+六君子湯
三仙茶、加味平胃散には、消食の力のある山渣子(サンザシ 脂肪・タンパクの分解を促進し家城の分泌を高める)、神麹(シンギク)と麦芽(いずれもデンプンの消化を促進)が入っています。