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─ SOKADO NAKADA PHARMACY ─

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2002年 1月28日

 
  
ten 花粉症について

 花粉を防ごう正月を迎えたと思う間もなく大寒も過ぎ、陽の光が少し強まり春がすぐそこまで来ているのが感じられる日々です。
 春風に乗ってやってくるのが、今や国民病とも言われる「花粉症」の原因となるスギ花粉です。この困った花粉は、今年の予測では2月11日〜16日が花粉の飛散開始日になる見込み(関東地方)で、去年7月の気温が高くスギの雄花の成長がよかったために、平年の1.8倍ぐらいの飛散量になる恐れがあるといいます。

 花粉症の治療はまず生活上の環境を整えることが大事です。清涼飲料水・牛乳・お茶(緑茶・ドクダミ茶・ハトムギ茶などの涼性のもの)・アイスクリーム・ヨーグルト・ビール・生野菜・刺身・苦いもの・冷蔵庫で冷やしたものを控えるのが大事です。その上で自分の体質に合う食物をとることが改善の近道です。胃腸の弱い方は「湿」を体に溜めやすいので特に気をつけて下さい。
 また寒い日は手首・足首まできちんと覆い、襟元をはだけないようにして、お腹から腰にかけて冷えないようにすることです。それと寝不足と過労には十分注意して下さい。

 その上で花粉症の症状のある時は、標治(ひょうじ─現在の症状を取りさる対症療法)を主に、本治(ほんじ─原因となる体質を改善する根本療法)を同時に行い、症状のない時は本治を行います。
 花粉症の主な症状は、くしゃみ・鼻水・かゆみ・鼻づまりですが、標治は「風寒」と「風熱」とに分けています。
 「風寒」はサラサラした多量の鼻水・くしゃみ・むずむずするかゆみ・鼻づまりなどの寒の症状です。風寒の症状には「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」「桂枝湯(けいしとう)」等の温熱性の漢方薬の処方を用いて、風寒の邪を取り除きます。
 「風熱」は目の充血・粘った鼻水・ヒリヒリしたかゆみ・顔がほてる・鼻づまりなどの熱の症状です。風熱の症状には「天津感冒片(てんしんかんぼうへん)」「消風散(しょうふうさん)」等の寒涼性の漢方薬の処方を用いて、風熱の邪を取り除きます。

 症状の出ていない時には、肺・脾・腎・の虚弱や肝うつを考えて「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」「六君子湯(りっくんしとう)」「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」「真武湯(しんぶとう)」「八仙丸(はっせんがん)」「金匱腎気丸(きんきじんきがん)」等を選んで使用するとよいと思います。
 中国漢方療法でつらい花粉症を早めに予防して治していきましょう。

 

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ten ひとくちメモ

 北京や天津などの中国北部でインフルエンザが大流行しているそうです。患者数は100万人を超え10人に1人が感染したといいます。日本でも四国中国地域で少しずつ風邪が増えているといいます。
 その症状は「発熱タイプ」と「胃腸タイプ」とに別れるようです。
 「発熱タイプ」には「天津感冒片(てんしんかんぼうへん)」と「板藍茶(ばんらんちゃ)」を、 「胃腸タイプ」には「勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)」と「五行草茶(ごぎょうそうちゃ)」を併用すると早く楽に治ります。
 インフルエンザの予防に早めに用意しておくと安心できるでしょう。
 

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