プロローグ
 

母親の前で両目を閉じた

自分の手でこれを少しだけ緩めた

オレは命の中の青い鳥がすでに自分を離れて行った気がした

永遠に…戻ってくるはずは、ない

 

ただ…オレは再びアルの暖かい両手を握ることができた

またアルの優しい笑顔を見られた

オレは突然自分がまたあの藍色の空に

青い鳥の淡い影を見たような気がした

 

これ以上は望まない、オレはただ…

ただずっとこんな生活が続きますように…

ただこの希望の青い鳥が、ずっと永遠に消えないように…

オレはもう永遠にたったひとつの虚像を手放さない……

 

 

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