イエス / Yes
![]() 70年代前半のブログレッシヴ・ロックを代表するグループ。高度で個性的な演奏技術と西欧の古典音楽の影響を受けた高い音楽性はロックという範疇には収まらない独創的なサウンドで多くのファンを魅了した。
|
ディスコグラフィー
![]() |
Yes (1969) A) 1.ビヨンド・アンド・ビフォア 2.アイ・シー・ユー 3.昨日と今日 4.ルッキング・アラウンド イエスのデビュー・アルバム。独特のコーラスとバックのヘヴィなサウンドによるそのスタイルは当時すでに異彩を放ち、若いメンバー達の才能あふれんばかりの新鮮な演奏を聞くことができる。 |
![]() |
Time And A Word (1970) A) 1.チャンスも経験もいらない 2.ゼン 3.エヴリデイズ 4.スウィート・ドリームス オリジナル・メンバーで制作された2作目。大作主義に走る前のこの辺りのサウンドの方がイエス入門には最適では。オーケストラを導入したりと、サウンド面での充実が図られた。 |
![]() |
The Yes Album (1971) A) 1.ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス 2.ザ・クラップ 3.スターシップ・トゥルーパー ギターがピーター・バンクスからスティーヴ・ハウに代わっての第一弾。スティーヴ・ハウのギターが縦横無尽に活躍する。これほどブルースの影響のないロック・ギタリストは存在しなかった。 |
![]() |
Fragile (1972) A) 1.ラウンドアバウト 2.キャンズ・アンド・ブラームス 3.天国への架け橋 4.南の空 キーボードがトニー・ケイからリック・ウエイクマンに代わっての第一弾。その後のイエスを代表する楽曲「ラウンドアバウト」「南の空」「遥かなる想い出」「燃える朝焼け」とメンバー個々のソロ小品で構成されている。どの曲も聴き応え十分であるが、ビル・ブラッフォードの作品「無益の5%」はリズム・アレンジが凝っていてビルの才能の一端を垣間見ることができる。ついにこのアルバムで運命の5人が揃った。 |
![]() |
Close To The Edge (1972) A) 1.危機 いわずと知れた70年代ロックの名盤、と同時にロックの範疇を逸脱した問題作。このメンバーでしか表現できない芸術的な演奏が収録されている。ロックン・ロールの誕生から20年、ロックはついにとてつもない音楽に変貌した。 |
![]() |
Yessongs (1973) Disc1 Disc2 Disc3 スタジオ録音でみせた完全無欠なサウンドをライヴでどこまで再現できるかが注目された。オープニング・テープで流れるストラビンスキーの「火の鳥」とそれに続くリック・ウェイクマンのメロトロンに導かれて始まる「シベリアン・カートゥル」、クラシックの優雅さとロックの力強さが見事に融合した最高のライヴ・パフォーマンスを聞かせてくれる。当時はLPレコード3枚組の大作。ロジャー・ディーンのイラストも存分に堪能できる。 |
![]() |
Tales From Topogtaphic Oceans (1973) Disc1 Disc2 2枚組でリリースされて片面1曲ずつの計4曲収録。アラン・ホワイトの加入によりエッジの尖ったイエス・サウンドが少し丸くなった印象を受ける。 |
![]() |
Yesterdays (1974) A) 1.アメリカ 2.ルッキング・アラウンド 3.時間と言葉 4.スウィート・ドリームス ファースト・アルバムとセカンド・アルバムからの抜粋とオリジナル・アルバムに未収録曲の寄せ集め。「我々は最初からイエスだったんだ」と主張しているかのような好アルバムである。最大の目玉は10分間に及ぶサイモン&ガーファンクルのカバー曲「アメリカ」。フォーク調のこんな曲もイエスの手にかかると緊張感のあるイエス・サウンドに変貌してしまう。スティーヴ・ハウのカントリー風のギター・ソロが秀逸。 |
![]() |
Relayer (1974) A) 1.錯乱の扉 キーボードがリック・ウェイクマンからパトリック・モラーツに交代。アルバムの作り方は「危機」同様の大作主義ではあるが、リック・ウェイクマンとは異なり、パトリック・モラーツのベンダーを多用したシンセ・ソロやローズ・エレクトリック・ピアノは、イエスの新しいサウンド作りに貢献している。 |
![]() |
Going For The One (1977) A) 1.究極 2.世紀の曲がり角 3.パラレルは宝 リック・ウェイクマンが再加入。ジャケットもロジャー・ディーンからヒプノシスになって心機一転、前作までの大作主義は影をひそめサウンドも心なしかポップになっている。この聴きやすさを良しをするかどうか賛否の分かれるところだろう。 |
![]() |
Tormato (1978) A) 1.a)輝く明日
b)歓喜 2.クジラに愛を 3.マドリガル 4.自由の解放 前作の挑戦をさらに進め、かつてないほどバラエティに富んだサウンド、ストレートな歌詞へと移行を遂げた作品。新しく生まれ変わったイエスが感じられる1枚。 |
![]() |
Drama (1980) A) 1.マシーン・メシア 2.白い車 3.夢の出来事 中心メンバーであったジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンの2人が脱退し、新たにトレバー・ホーンとジェフ・ダウンズが加入してリリースされた唯一のアルバム。トレバー・ホーンは見事にジョン・アンダーソンになりきっているが、ジョン・アンダーソンのいないイエスをイエスと呼べるのかどうか・・・・。サウンドは心なしかエイジアのような気もしないではない。 |
![]() |
Yesshows (1980) Disc1 Disc2 パトリック・モラーツ在籍時の貴重なテイクから、リック・ウェイクマン復帰後の10周年記念コンサートまで、70年代後半のステージの模様を収録した2枚組ライヴ・アルバム。バンドは活動停止状態だったのであまり話題にはならなかった。 |