玉掛技能講習 第1日目
(趣味の免許)

2002年3月2日、突然、玉掛免許(正確には免許じゃないけど)を取ろうと思った。

以前、クレーン学校から資料だけは貰って来てあったが、他の資格のためだった。

玉掛免許自体、何をするのかわからず興味はなかった。

求人票の資格欄を見ると「玉掛技能講習」と書かれているものが多くて、就職にも有利だろうと思ってクレーン学校に通う事にした。

予定表を見ると、丁度週明けの3月4日から教習の予定になっていた。
本来なら、予約をしてから教習のはずだったらしいが、そんなに受講する人はいないんだろうと思って、当日の朝に直接行ってみた。
受付で聞いてみると予約はいっぱいだそうで、どうするか悩んだけれども当日来ない人がいれば大丈夫だろうと言う話だったので、とりあえず待ってみる。
運良く一人来なかったので、他の人たちと手続きを始めた。
が、少し遅れてきてしまった・・・(ーー;)
諦めて帰ろうとしたが、教官から許可が出たのでそのまま受講できる事になった(^^)v
法令では最高で20人までが一度に受講できるらしいが、そこでは定員を16人にしていたので大丈夫だったらしい。

そして第1日目、この日受講した組は実技訓練からだった。
まずビデオで一連の作業内容と注意する点を見る。
玉掛作業というのは、その作業の中の一部分の呼び方でもあるが、荷物の重さや重心位置などを見きわめ、それをクレーンで吊り上げるために必要な吊り具(ワイヤーロープやチェーン、その他荷物を持ち上げる為に付ける補助具)を準備し、荷物や作業員の安全を確保し、クレーンオペレーターに指示を出し荷物を移動させるという、簡単なようではあるが重要な仕事である。
まずはクレーンに指示をするための基本的な合図を覚える。
(この合図が厄介。日本全国共通というわけではなく、事業所ごとに合図を変えても良いそうな…)
その後、交代で玉掛作業者(作業指示者)と補助員(作業者)をして訓練。
一巡した所で試験開始。

作業開始
補助員も含めて荷物の質量や重心位置を見極める
用具点検(実際の現場では荷物に合った用具を選定するところから始まる)
荷掛作業(荷物側にワイヤーロープ等を取り付ける)
補助員を安全な場所に退避させた後、クレーンオペレーターに作業開始の合図
荷物を指示し、その位置までフックを誘導する
重心位置の上にクレーンが来たのを確認した後、アイ掛(ワイヤーをフックに掛ける)してもらう
(このアイ掛作業にも、ワイヤーがねじれていないか、フックに掛ける順番が合っているか、など細かい注意点がある)
また補助員を退避させた後、ワイヤーが緊張した状態になるまでクレーンを徐々に上げてもらう
異常が無ければ、また徐々にクレーンを上げ地切り(地面から浮かせる)する
地面から少し浮いた所で、荷物が安定しているか確認、異常が無ければ2m以上吊り上げる
補助員を移動先近くの安全な場所に退避させた後、置き場の確認
問題が無ければ、移動先を指示した後、誘導
地面より少し浮いた所まで徐々に下げ、補助員により荷物の調整
補助員の足元の安全を確認した後、地面に接地するまで徐々に荷物を下げる
まだワイヤーが緊張した状態のまま補助員を退避させ、ワイヤーが弛むまで徐々に下げる
荷物が安定しているかを確認した後フックを下げ、アイ外し(ワイヤーをフックから外す)
補助員を退避させた後フックを上げ、クレーンを所定位置に誘導して作業終了の合図をする
補助員に荷外し(荷物からワイヤーを外す)をしてもらい、用具収納
収納前に用具の異常が無いか確認をした後、収納
作業終了

第一日目はこれで終了

第二日目