SA-77d/Silpheed・シルフィードD型
| ソロント星系は太陽系外の人類可住域としては最初期段階に入植が行なわれ、30世紀現在では完全な独立星間国家となっている。その反面、国家としての規模は小さく、また太陽系にはそれ程近くないため(およそ70光年)その軍事的/地勢的影響力からは分離した環境にある。 このためソロントは、独立初期の段階から自衛力としての対宙戦略の拡充に努めることを第一義とし、また周辺星系/太陽系に対して武装中立の立場をとる以上、国産による軍事力維持を必要とした。 星系内/周辺防空の要となる要撃戦闘機として長く使用が続けられたFA‐08“シルフィード”を代替する為3060年代に入って開発がスタートしたSA−77は当初より多用途戦術戦闘機として設計され、優れた汎用性と高い攻撃力を主眼としている。 要撃/防空戦闘能力に特化することなく、先制攻撃力に繋がる高い戦術戦闘能力を付与することによって抑止力としての機能を期待する――という説明が為されているが、限定された財源内で充分な軍事力を維持する関係上、ただ単に一芸に優れた機体を多数生産・配備する余裕は無く、自然多用途戦闘機のコンセプトに変遷する必要があった、というのが真相に近い。 いずれにせよ設計主眼の変更によって、SA‐77はFA‐08に比して大型/大出力および重武装の戦術戦闘機として完成し、機動性/攻撃力いずれを取っても同時代・第一線の戦闘機に比高しうる機体となっている。 完成以降40年以上一線で使用され続けているシルフであるが、生産数そのものは極めて少なく、段階的改修も既存機の改造/リファクトリーの形で行なわれているため、その総数は200機前後と推定されている(前述のとおり、既存機を発展型に改修することも多いため、シリアルNo.の追跡も難しい)。 ザカリテにより乗っ取られた銀河ネットワーク中枢フォトンコンピュータ・グレイソンシステムに対する攻略にはディープストライカーとしてシルフィード(SA‐77D/スタンダードW)が用いられている。 太陽系から64光年の位置にある本隊から離脱したLVH群は木星軌道内まで侵入、発艦したシルフィード40機からなる攻撃部隊はその高速性能を生かして月軌道まで侵攻、他の機が陽動に廻る一方で、月面上15qをパスした主力のトパーズ小隊がダークサイド側から一旦地球大気圏内に突入・大気機動によって進路を変えた後一気に軌道上のグレイソンシステムに襲い掛かった。 作戦は完遂され、グレイソンシステムは中枢部から破壊、同様にジャックされていた旗艦グロアールも沈められた。 |

| 93年発売のゲームアーツ製シューティングゲーム「シルフィード」に登場する、同名の戦闘機。 ゲームが発売された当時は、店頭にて流れていたオープニング・ムービにやられてしまい、さっそく購入→ゲームそっちのけで模型を作っていたという、まぁ今と変わらないことをしていたわけですが。 何しろ10年以上前、しかも勢いだけで作った代物なので、今現在の目で見ると(見なくても)ちょっと辛い出来(上段の合成画像(下)に使用しているのがその2機です)。 というわけで、WF2006夏にて販売するガレージキットとして再度製作したのがこれ。 原型製作はいつものとおりプラ板工作・一部エポキシパテ成形(今回殆ど使ってない)で。 一部ディテールが甘かったり、レーザー/機関砲の砲身に使う予定だった2mm径真鋳パイプが用意できなかったり、展示用完成品の塗装・仕上げが今一つだったりと個人的には反省の多い結果になりましたが、今後も改修・バージョンアップの予定。 とりあえず、長砲身のビームスマートガン(?)装備のD型、重力弾装備のJ型までは作りたいです。 |
| 塗装はゲームCGに準じて殆ど灰色一色、F‐16用のグレーを若干明度を上げて使用。エナメル塗料にてスミ入れ、ウェザリングは展示用完成品ということもあり、ごく軽めに。 各画像は大きいサイズの画像へのリンクになっています。 |
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