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2005年9月中旬  天候 快晴

 この日、第一湯目の鹿の湯を出てから少し民宿街を散策。といってもそんなに大きくなくってすぐ終わってしまいます。そんな小さな民宿街ですが、結構湯治客でにぎわっているらしい。どんどん下っていき、湯の川に出ると、川と反対側に「滝の湯」という公共浴場らしき建物を発見。これは入湯せねばなるまい、と意気込んで入ろうとすると・・・なんとカギがかかっているではないか。入り口の注意書きをよく読むと、どうやら宿泊者専用らしい。でも一度火がついた入湯欲(そんな欲あるんかいな?)はそう簡単にはおさまらない。しばし神妙な顔で哲学者のように柵に腰掛け、考えること数分。宿泊客らしきおじいさんが一人、滝の湯に入ろうとしているではないか。すかさずおじいさんに声をかけてみた。「あの〜、すいませんが、ここに入浴するにはどうしたらよいのでしょうか・・・」。どうしたもこうしたもないものである。注意書きの看板に書いてあるんだから、宿泊すればいいんじゃい!といわれると思ったら、そのおじいさん、優しい言葉で「わしについてきな・・・」。仙人である。このおじいさんは迷える子羊に光を与える仙人のようである。迷える子羊を救うのはイエスです、ってなチャチャを入れないこと。この際何でもいいのである。お言葉に甘えて一緒に入湯である。
滝の湯

 滝の湯を目の前にして考えること数分・・・。この後、仙人のおじいさん現る。木造であるがまだ新しく、鹿の湯のような風情はまだない。しかし、清潔そうではある。

 さて、滝の湯の中に入ることに成功し、いざ入湯。脱衣場はそれ程広くなく、風呂場も湯船が2つあるだけのシンプルなもの。いつもは手前がぬるく、奥が熱い湯船らしい。でも本日はどっちも熱かった。源泉は鹿の湯と同じで、湯温は44〜45度といったところか・・・。結構つらい熱さである。私のほかに中年の男性1人、おじいさん2人が入浴。たった4人だったので、鹿の湯のイモ洗い状態に比べるとここは天国である。しかし、湯の熱さのために早々と出ることにしました。仙人のおじいさんはひたすらかぶり湯を実行中。かなりの回数かぶっていましたが大丈夫なんでしょうか?かぶり湯を見届け、おじいさんの無事を確認した後、丁重に礼をいって退散しました。湯治客はみな、こちらを利用した方がいいかもしれませんね。空いてるもん。
脱衣場

 やっぱり清潔そう。中もあたらしい。いつごろからオープンしたのですかね?

快適度 :  ★★★★★
野趣度 :  ★★★☆☆
効  能 : 仙人でもイエスでもどうでもよくなる

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