かこの鑑賞日記・最新号

12月1日〜12月31日
くやこう企画カンパニーから来た方はここをクリックしてください。

この日記を書き始めたのは1998年7月22日からです。初めての人は、そこから順に読めばより面白いと思いますが、かなりの文章量になってきたので、年末ごとに書いたベスト作品集に載っている日記から読まれることをお勧めします。
1998年分は1998年12月26日〜30日(年末合併号)
1999年分は1999年12月29日〜31日(年末合併号)
2000年分は2000年12月19日〜31日(年末合併号)へどうぞ!

最終更新日(2010月9月7日)

1月1日元日の思い
『相棒〜元日スペシャル「寝台特急カシオペア殺人事件!」』(テレ朝)を見る。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
この時間いつもレギュラー放送で見ている『はねるのトびら』(フジ)を蹴ってまで、レギュラー放送時には殆ど見ることのなかった『相棒』を選んだのは、ひとえに副題となった「寝台特急カシオペア」に惹かれたからだ。わたし自身、一度は乗ってみたいと思ってるカシオペアがドラマの舞台になっていると知れば見ないわけにも行くまい。
カシオペアがドラマの舞台になる。でもそれは殺人事件としての舞台。わたしにしてみれば、正直そんなところで殺人だなんてもったいないことすんなよ! といった心境なのだが、ドラマの舞台になってくれるからこそ、こうして見ることが出来るのだ。それを思うととても複雑な気分になる。
『相棒』は今春映画化されるという。土曜ワイド劇場の枠で放送された3作品が好評だったことがきっかけでレギュラー放送が決定し、シリーズ化され、そして遂には映画化までされるという流れは、まさに出世街道まっしぐらではないか!! 冷静に考えるならば出演者も地味で流行のトレンディー的要素(古!!)は皆無なのに(女性陣のメインレギュラーが鈴木砂羽さんと高樹沙耶さんというあたり。男性陣も水谷さんと寺脇さんを除けば実に地味!)脚本のよさと、役者とキャラクターが上手く嵌ればヒットに繋がるもんなんだなあ〜。
ドラマが終わる頃には脚本の巧みさに心惹かれ、当初の目的をすっかり忘れていたわたしは「何ゆえこんなわたし好みのドラマなのにレギュラー放送時に見てなかったのかなあ。」と、ただひたすらに自問自答するだけだった。後悔とも不覚ともいえる複雑な思いを抱えながら2008年の最初の1日が終わろうとしていた。

1月2日6人がよかった
『爆笑問題のニッポンの教養新年会スペシャル 〜2008年 これがニッポンの大問題』(NHK)を見る。
これまでに出演した教授たちのなかから6人を選んで、新年会形式のトークはなにかと興味深いことばかりだった。いつもはそれぞれに活動している専門家の教授たちが一堂に会して生まれるものの大きさを感じて身震いがした。

1月3日取材過多の弊害
『第84回東京箱根間往復大学駅伝競走』(NTV)を見る。終わってみたら史上最多の3校が転倒などのアクシデントで棄権して、その3校目の棄権に至ってはTVカメラが追いきれてなくて、気付いたら失速して棄権の有様だった。その瞬間、TVで見ていた人たちは、どっかの国の例のアレみたいに寸分違わず全員揃って「おいおい!どうなってんだよ!!」と、TVに向かってツッコんでいたに違いない。

箱根駅伝と中継といえば、その裏側が別番組でドキュメントとして放送されるほど、NTVが総力を挙げて気合の放送をしている一大イベントだ。そんな状況を皮肉って、過去の鑑賞日記のなかで一言申し上げたこともある。とあるスポーツ中継。別に箱根駅伝とまでは言わないが、いくらなんでも同じNTVのスポーツ中継なのにあまりにやっつけ仕事すぎやしないかと。
3校目が棄権したのは、その後ろを走っていた2校の選手が事実上のシード権争いをしていたときだった。アナウンサーはこのシード権争いについて多聞に力説していた。結果としてその前の選手が棄権したことにより、それはシード権争いではなくなってしまったのだけど、1校も逃さずにチェックしているはずの中継で何ゆえここ一番のシーンを取り逃がすアクシデントが起きてしまうのだろうか。
これは別に箱根駅伝に限った話ではないけれど、こと箱根駅伝においては事前取材した情報が中継で伝えられる場面が多くある。アナウンサーは決して言葉にはしないけど、「自分はこれだけ選手のことを取材してわかってますよおーー。視聴者のみんなーー!! 聞いてくださいねえーー。」と言ってるかのように聞こえるシーンがある。また下調べした資料を紹介するのに必死で、目の前で繰り広げられている状況を見逃してしまいそうになるシーンがあったりする。ほら! あなたにだって一度くらいはそういうシーン、見たり感じたりしたことあるでしょに。
極論を言えば、事前に調べた資料なんか一度も使わずに中継が終わるくらいでいいのかもしれない。にもかかわらず聞いてる人が「このアナウンサーは事前にちゃんと選手に取材してるな。本当にいい実況中継だったなあ。」と感じられるのが最高のスタンスなのではないかと思う。とはいえ、そういった関係を築くためにはアナウンサーの力量のみならず聞くほうの力量も確実に問われてくるので、なかなか思うようにはいくものではない。ただ、今回のような棄権した選手を追いきれなかった理由のひとつに、事前取材の過多があるような気がしてならないのだ。誰だって頑張れば頑張った分、どれだけ自分が頑張ったのか伝えたいだろ。出来ることなら知ってもらえると嬉しいだろ。その気持ちを否定することは出来ないじゃないか。
過去の鑑賞日記で一言申し上げたスポーツ中継について書いてから5年が経った。あの日やっつけ仕事に見えたアナウンサーもだいぶ板についてきて、やっつけ度もだいぶ低くなってきたように感じている。ある意味適温に近づいてきたのかもしれない。その反面、箱根駅伝はちょっと熱くなりすぎて適温を見失ってるのかもしれないな。このままいけば『箱根駅伝』がいちばんしっくりくる場所=「お笑い養成所のツッコミの教材」なんてことになりかねんもん。だとしたらそれこそ本末転倒だ。……転倒って!マタエンギデモナイ…

1月4日豪華給食なんていらない!
『平成教育委員会2008!!』(フジ)を見る。2時間10分のSPが録画してみると1時間足らずで見終わるのは、ひとえに途中で差し込まれる豪華給食のせい。こういう場面を目の当たりにするたびに、需要と供給のバランスの難しさが感じられて「うーん」と唸る。そして唸りながら見る豪華給食は全然おいしそうに見えない皮肉。

1月5日え?白鳳?
『史上空前!!笑いの祭典ザ・ドリームマッチ'08』(TBS)を見る。初年度に番組の始まった意味合いを考えると、何ゆえハリセンボンが混じっているのか悩む。それとは別の意味で悩んだのは、TBSの公式サイトに番組ゲスト「白鳳」と書いてあったこと。番組内容の説明のほうにもご丁寧に「横綱 白鳳」の文字が。ボケとツッコミに分かれて競う番組ならではと解釈して、とりあえず突っ込んでおこうか! 「白鳳って…! 桃か! 文化か!  ってどちらもイマイチじゃねーか。」

1月6日
きょうはまあ、ちょっといろいろアレ(勘のよい人だけ気付け!)なので鑑賞日記をお休みさせていただきます。

1月7日イメージのスパイラル
『スタジオパークからこんにちは』(NHK)を見る。今日のゲストは、現在放送中の『ちりとてちん』に出演中の青木崇高さん。このドラマに出演して一気に知名度を上げた青木さんを見ていると、わたしが『H2〜君といた日々〜』(フジ)ではじめて見たときのことを思い出す。主人公の敵役として登場したときの彼のヒールっぷりは最高で、かなりのインパクトがある役だった。あまりにインパクトがありすぎで、その後別のドラマで見ても「このヒール野郎!」と思ってしまうくらいだった。『H2』の中では途中で改心する役柄であったにも関わらずだ。 そんなことがあったせいで『ちりとてちん』も最初のうちはそのイメージが抜けきれなかった。だけどドラマに夢中になってのめりこんでいくうちにいつの間にかヒールのイメージは消えて、すっかり徒然亭草々になっていた。今ではもう完全に彼の中からヒールのイメージは消えている。その代わり、今度は草々のイメージが強すぎてこの先しばらくは抜けそうもない。イメージのスパイラル状態だ。だから青木さんにはこの先、『ちりとてちん』を越えるドラマでのインパクトに期待したい。常にイメージをどんどん塗り替える役者でいて欲しいと思う。

1月8日ひとつの判決から
今日は気になるニュースから。以前から注目されていた危険運転致死傷罪が適用されるか否かの裁判の判決が出た。結論から言えば適用はされなかったのだけれど、この裁判が注目を浴びたのはひとえに幼い子供が3人亡くなったことと、加害者が府の職員だったことに尽きる。前者は世の同情を受けるのに十分すぎるくらい十分な要素だったし、後者については世の人々が非難しやすいだけの要素が盛り込まれていて、それが世の人々の注目度を否が応にもアップさせたように思う。
わたしは法律の専門家ではないので、そういった観点からは考察できない。ただこういった裁判がひたすら注目を浴びるのを見ていると、子供が被害に(しかも出来るだけたくさん)遭ってはじめて法改正のきっかけが生まれるんだなあということを嫌でも痛感させられる。追突した車にたまたま子供が乗っていて亡くなった。もしも乗っていなかったら、もしも乗っていたのが大人だったなら、こんなにも注目を浴びていなかったであろうことを考えると、とても複雑な気分になる。極端なことをいえば、飲酒運転が危険だということを人々に身を持って体感させるためには、出来るだけたくさんの子供の死が不可欠ということになる。もちろんそんなこといいはずもない。本当はその前にもっとたくさんあったはずの事故の前に、幸いなことに死には至らなかったたくさんの飲酒運転の時点で、注目を浴びて法改正がなされていれば、不幸にして亡くなってしまった3人の子供は死ななくても済んだのかもしれないのにな。
この件に関しては他にもいろいろと思うところがあってめちゃめちゃ書きたいことはあるものの、言及するためにはある程度法律を知る必要性がありそうなので、このあたりでやめておく。実は苦渋の決断だったりするわけだけど。

1月9日みなとみらい。僕の未来。
『ジャンプ○○中!SP』(フジ)を見る。執筆中。同時放送された「生態調査中」よりかは好きなコーナーなので見たが、印象に残ったのは「みなとみらい。僕の未来。」というオリラジ・中田さんが最初に考えてチュートリアルの徳井さんがリピートして使ったセリフというのは、どうにもこうにも……。ただこの企画があるおかげで、山本裕典さんのレギュラーとしての存在意義が感じられるのがこの企画のイイトコなのかも。企画無視して、ドラマに見入ってしまうもの。山本くんも人気者になりましたなあ。『オールスター感謝祭』(TBS)のマラソンで彗星の如く現れたあの頃が懐かしいよ。

1月10日なんでこうなる?
『3年B組金八先生新春SP』(TBS)を見る。新春SPなのに全然新春っぽくないSPだった。なんか金八の新春SPといえば、過去のシリーズでは“みんな金八先生の家に集まってワイワイ!”みたいなシーンが少なからず盛り込まれていたはずなのだが、それはわたしの記憶違いだっただろうかと思いなおしてしまいそうになるほど、新春っぽくないSPだった。
メインのストーリーは生徒の駆け落ち話。ひとつ気になったのが駆け落ちした女子生徒は3年B組だったのに、男子生徒は3年A組設定だったのは、どういう意図からだろうか。金八先生での男女のあれこれと言えばサブタイ『十五歳の母』(第1シリーズ)や『受験と恋と勘違い』(第2シリーズ)など多々あるが、3年B組の生徒同士というパターンがほとんどだった。(他校の生徒や先生だった場合もあるが。)それがここにきて突然A組生徒の登場だ。A組生徒の存在感なんて、卒業式の卒業証書授与式でA組終わりのB組始まりの切り替えシーンで、A組出席番号最後の生徒が見切れるくらいが相場ではないか!! だから何故駆け落ちをする相手として男子生徒をA組設定にしたのか、謎が膨らむばかりだ。そのA組男子生徒を演じた松川尚瑠輝くんは、『女王の教室』や『探偵学園Q』(ともにNTV)など多くのドラマに出演経験のある俳優さんで、演技力としては申し分なかったのだけど、そういう問題でもないしね。
なんかそういう余計なことを考える余裕がある時点で駄目なのかもな。ひとりひとりにスポットがあたる今シリーズを、わたし自身は視聴率ほど低く見ていないのだけれど、高く大きく見られるほどでもないことに今更ながら気付かされた気がしてなんか淋しい。そして本来ならもっと淋しくなるはずの最終回が、あんまり淋しくなさそうな予感がいまからひしひしとしてきて、泣きそうだ。涙は3ヶ月先までとっておかなきゃいけないのにさ。

1月11日代表作はゴチバトル
『ぐるぐるナインティンナイン』(NTV)を見る。ゴチ。パート8最終決戦。ゲストは名取裕子さんと別所哲也さん。名取さんはパート8での自腹を取り返すための参戦も、別所さんの参戦は、もう大分前なので年末(今年は年始になったけど)清算SPレギュラーになっている。これから別所さんはプロフィールの代表作の欄では舞台『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』を差し置いて『ゴチバトル』と書くように。いいですか? これは決定事項ですよ。
とまあ戯言はさておき、ここまで清算SPに出てくると、もう一生清算しなくていいじゃないか! という気分になってくる。だってさ、もう出演しなくなってしまったら、今決定したばかりの代表作がなくなっちゃうじゃない。めでたく来年もまた、清算SPで会いたいから。そしてまた今年も清算できなくてある意味、残留が決定したのだった。バンザイ。

1月12日時の流れの楽しさよ
『土曜プレミアム 映画「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」』(フジ)を見る。失礼極まりないことを承知であえて書かせて戴くと、『バブルへGO!』はTV放映されて一番嬉しいタイプの映画だ。映画館に行くほどでもないけど、なんか気になって食指がそそられる映画。失礼だということを百も承知で答えれば、あなたにだって、そういうタイプの映画がひとつくらいはあるだろう。CDだって買うほどではないけれど、レンタルはしたい程度の音楽と、感覚的には同じなのかもしれないと思う。
「まゆげ太っ!!」。この映画のCMで、80年代にタイムスリップした広末涼子さんが吹石一恵さん(80年代女性を演じる)の顔を見て発した言葉だ。これがまた印象的に太くて、もう笑うしかないくらい太いから困る。まゆげが太いだなんて、その時代に生きていたときには気付かずにいたのに、未来の人々から見ればただただ滑稽であることの滑稽さはなんだろうか。まあ、得てして「流行」というものは、そういうものであったりするのだが、そしてまた20年後の未来人が今に生きる人々を見て何を思うのか想像するのは、いつの時代も楽しいものだ。「まゆげ細っ!」だったりするのだろうか。それとも……
現在と過去を行き来する手段がドラム式の洗濯機であるというのが面白い。ご丁寧に洗剤も入れてまわすと、過去に行くシステム。2007年に考えられたシステムなのに、そこだけ妙に80年代風なのが面白い。
バブル期に恩恵をほとんど受けないまま生きてきたわたしには、その後のバブルの崩壊も、実体験としてほとんど痛感しないまま、今に至っている。だけどそんなわたしにもただひとつだけ明らかに変わったことは、何を隠そうわたし自身が「まゆげ太っ!!」だったこと。昨夏に実家の部屋を大掃除したときに80年代後半に撮影されたと思われる証明写真が発見されて、それはそれはもう太いまゆげで大笑いだ。時の流れって、やっぱ楽しいんだなってことをこのテの映画は再確認させてくれる。こんなに楽しいなら……ああ。さきほどは失礼なことを書いてすみませんでした。

1月13日VTR削除
『大相撲初場所・初日』(NHK)を見る。2場所出場停止だった朝青龍関が今場所無事復帰して、わたしが一番最初にやったのは、昨年の名古屋場所・千秋楽のVTRを削除すること。

1月14日事件起こらず
『名探偵コナン』(NTV)を見る。驚いた! 何故ってメイン事件が振り込め詐欺(いわゆるオレオレ詐欺)をコナンが未然に防ぐお話だったからだ。劇中では慌てふためく50代前後と思しき女性の姿が象徴的に描かれていた。騙される側の心情と直前の行動ってだいたいあんな感じなんだろうな。実体験としてはないのでよくわからないのだけれど、だいたいがあんな感じで騙された挙句、日々のニュースになっていくのだろう。
終盤ではまるでコナンによる振り込め詐欺防犯ビデオみたいになっていたので笑ってしまったのだが、笑えない現実が背景にあることは紛れもない事実な訳で。それにしてもいくら愛する息子のためとはいえ1000万円が即座に振り込める家庭の経済状況が、こんなにマイナスに働く事件もそうはないわな。なんかこう意外な落とし穴というか、なんというか。そういう部分も含めて考えた人はスゲーや。もしもそれが悪い方向ではなくいい方向に働いたら、本当は最高なんだけどなあ。どんだけ社会の役に立つか考えると……。ふぅ〜。

1月15日永作博美の魅力
『ロンドンハーツ’08新春芸人20人が選ぶ!!1女性タレントは誰SP』(テレ朝)を見る。新企画「俺たちのbP」。見事その座に輝いたのは永作博美さんだった。(ロンハーのスタッフが考え出した方式で決勝戦まで残った3人の女性は他に広末涼子さんと深津絵里さん)。選ばれてみると誰しも納得な永作さんではあるものの、事前に彼女の1を予想するのはかなり難しかったと思う。アイドルとか女優とか一時代を築いたり、象徴したような人たちが次々脱落していくなかで、徐々に永作さんのよさが見直されていく過程はなかなか興味深いものだった。「俺たちのbP」を決めたはずなのに、誰しもが納得する「俺たちの2」が決まったみたいになってしまったのはご愛嬌だが(この方式ではどうしてもそうなってしまう)ただまあ結果的に誰も不満を持たない結果が得られたし、思いがけず永作さんの良さが再評価されて、彼女と同年代の身としてはかなり嬉しかったという話は「ここだけの話〜オフレコ〜(@畠田理恵←彼女も同世代)」ってことで。

例えばもしこれが学校の教室だったら、クラスの誰もがうらやむマドンナではないけれど、男の子たちが心の奥の方でどこか気になる女の子なのかもしれない。俺だけが彼女のよさが分かるんだ。他の誰も気付いちゃいないけど、俺だけは彼女のよさを知っている。そりゃあクラスのマドンナと付き合えれば言うことはないさ。だけど俺だけは知ってるんだ。本当は博美ちゃんと付き合うのが一番幸せになれるってことをね。あれから20年。あの頃思い描いた「俺だけ」の思いは、なにも「俺だけ」の特別な感情じゃなくて、他のクラスメイトもみんな、同じことを思ってたなんて、笑っちゃうよ。
芸能界のなかで、格別時代のカリスマになるわけでもなく、大きく騒がれるわけでもなかった永作さんが結果的にbPに選ばれる過程を見ながら考えたのは、こんなことだった。人気者と言われる女性タレントの中には名前すら挙がらなかった女性がたくさんいて、いわゆる大物と呼ばれる人たちの孤独に心を寄せる羽目になったのは、この企画がもたらした意外な側面だったと思う。大物と呼ばれることなんて一生ないであろうわたしには、まるで縁のない世界での孤独だと思っていたのに。ね。

1月16日転(ころ)んでもただは起きない?
『はねるのトびら』(フジ)を見る。番組後半の「ぬるま湯温泉」のコーナーに、昨年末の『M−1グランプリ』でサンドウィッチマンに敗れたキングコングが登場。失礼ながら本編のM-1より数段面白い彼らを見ることができて、優勝しなかったからこその功名(怪我の功名?)なのかなあと思った。

1月17日アイスケーキがありますよ
『いきなり!黄金伝説。』(テレ朝)を見る。「超人気アイスクリーム店の全メニューを食べ尽くす!」に挑戦した藤崎マーケット。超人気アイスクリーム店とは、サーティーワンのことなのだが、順調に食べ進める彼らを見ながら、おそらく終盤に登場するであろうアイスケーキのことを思いながら見ていたら、案の定、アイスケーキの登場に驚く彼らの様子が映し出されていた。この展開はかつてココリコが挑戦した「全メニューを食べつくすシリーズ(居酒屋編)」で終盤に登場した季節限定メニュー(しかも鍋シリーズ!!)の展開と同じだ。鍋とアイスケーキとどっちがしんどいのかは、個々の志向によるものなので如何とも言い難いが、プリンを大量に食べるとまるで冷奴を食べるが如く甘さなど一切ないものになっていくことを知ってる身としては、おそらく終盤はさぞかし味気ないアイスになっていたであろうことが推測される。お腹ダイジョブだったかな? お腹、ラララライ♪状態にならなかったかな?

1月18日美人は特か
『ぐるぐるナインティナイン』(NTV)を見る。ゴチ9新メンバーお披露目の日。新メンバーに選ばれたのは森泉さんだった。わたしの勝手な事前予想では、ほしのあきさんだったので肩透かしを食らわされた感じで、可笑しかった。でも確かにわたしは覚えていた。かつてゲストで参戦した森さんの半端な金額予想を大笑いして見ていたことを。通常の値段予想は百円単位までなのだが、十円単位まで予想する型破りのスタイルが受けたのだろう。そんなとても自由な感じがスタッフの目に留まり、そして抜擢されたのかもしれない。美人は得か? 違うか?

1月19日2014年の切符を予約
『土曜プレミアム 映画「電車男」』(フジ)を見る。2005年に公開され社会現象にもなった映画が地上波に登場。もう3年も前の映画なのかというのが正直な印象だ。当時、映画館まで足を運び、鑑賞日記にも感想を書き記しているので、今日の鑑賞日記を書くにあたり久々に読み直してみた。世情を反映したこのテの映画は、時が経てば経つほど別な意味で輝きを増してくることが予想されるため、本当はもう少しあとで見たほうがより輝きを増して見られるのだろうなあと思ったら、やはりその通りだった。(2005年7月8日鑑賞日記参照)当時の鑑賞日記にも書いたけど、やっぱ次に見るのは2014年。今からだったら6年後だ。その日に見る『電車男』が楽しみだ。チケット1枚予約しててもいいですか?

1月20日邪推はこれきりに
『行列のできる法律相談所』(NTV)を見る。サンドウィッチマンが初登場。これがM−1優勝直後にオファーがあったという仕事か……と思いながら見た。2回目のオファーはあるのかな? とか 2回目があったら私は見るのかな? とか これでいい思いをしてるのは本当にサンドウィッチマン(dake)なのか? とか考えながら見るのはこれきりにしようと思うのに。思うのに。ああ。

1月21日恋人探し・親友探し
『あいのり』(フジ)を見る。恋人探しが主目的である『あいのり』も時には同性同士の友情がテーマの日もある。最初は険悪なライバル同士だったカルボナーラとりょうが和解して、カルボナーラ玉砕による帰国の際、ふたりが抱き合って帰国を惜しむシーンがあった。&カルボナーラを陰で支えていたスタッフとの別れのシーンも加わり、まるでドラマみたいになっていた。
それを見て思い出したのは『あいのり』に、かつて似たようなシーンがあったことだ。旅にあいのりしたばかりのオグが他の女性はライバルであるという気負いからなかなか打ち解けられずにいたことに気付いた男性メンバー(関ちゃん)がひとみに「ラブワゴンで女の子3人で乗ってもオグだけ1人になってて、トイレとかも2人で行ったりするじゃん。ユウコとひとみ 。そういうの嫌なんだよね。ひとみ は俺の中ではすごいしっかりしてていろんな人の相談受けててお姉さんで俺にも説教して、でもなんでそういう事は考えてあげられないの?寂しいと思うよ、オグは。」とアドバイスすると、女性陣は3人で話し合いの機会を持ち、結果打ち解けるシーンがある。そのときの会話はこうだ。

ひとみ「ごめんね。私思ったの。オグにさ名前で呼ばれてないじゃん。ひとみ でいいからね」
オグ「私も女の子の友達がいない訳じゃないから話しにくいっていうか割って入るまでの度胸がないっていうか、勢いがないっていうか」
ユウコ「オグ来た時にあいのりメンバーはライバルだし、でもここでは友達みたいに接してて親友にはなれないと思うって言ってたじゃん。でもね私そうじゃないんじゃないかなって思う。ここでいい友達が見つけられたら自分の恋愛が失敗してもそれはそれで良い事だと思うし。ライバルだけど親友になれたら親友になりたいし」
オグ「ありがとう。向き合うじゃん。この旅って男の子も女の子も。昔の自分っていうか弱い自分が出てきちゃって」
ひとみ 「いいんじゃない」
オグ「すごい嬉しかった。ホントありがとう(公式HPより 2001年1月29日放送分)

仮に恋が叶わなかったとしても実生活でもなかなか出来難い(特に大人になると)かけがえのない親友と呼べる仲間ができるのなら、それもある意味ひとつの『あいのり』が成せる業だと思う。女性であるわたしには到底入り込めない男同士の友情を育むシーンを見ながら考えたのはそんなことだった。
それにしても、7年前のあの日の『あいのり』で女性陣が打ち解けるきっかけを作った関ちゃんは、この後ひとみに振られ、そして促され再び戻ったラブワゴンで優香に恋をして結婚(結婚カップル第1号!)をするのだが、数年後に別れてしまったんだよね。なかなか上手くいかないものだ。だからこそ今日見た男同士の友情が長く続きますようにと願わずにはいられなくなる。

1月22日苦手な人でもいけるの?
『ナイナイ+』(NTV)を見る。ゲストは伊藤淳史くん。牛乳が苦手と言う伊藤くんのために苦手な人でも飲みやすい牛乳が紹介されていた。

かつて納豆の苦手な人でも食べやすい納豆を食べたら、いわゆる納豆の甘味が一切消えていて、納豆好きなわたしには美味しくない食べ物になっていた。
だから今回紹介された牛乳たちも好きな人たちから見れば「なにこれ?」みたいな味気ないものになってたら、おもしろいと思う。「好き」と「嫌い」が同居できない感じが、リアルに出てるのは本当に面白い。
小学校の頃、クラスの男子が給食で出された食べ物を全部混ぜごちゃにして食べていたのは、子供心にも全く意味が分からなかった(ただ不味そうにしか見えなかったから)けど、苦手な人でも食べられる納豆や牛乳を混ぜごじゃにしたのなら、化学変化で案外美味しくなったら面白い。ああ。世界は面白いことだらけで、楽しいな。

1月23日みうらじゅん氏の魔力
『タモリ倶楽部』(静岡朝日)を見る。今日の企画は「祝!47都道府県コンプリート!! 勝手に観光協会 ザ・ファイナル」。「勝手に観光協会」というのは、みうらじゅん氏と安斎肇さんにより結成され、日本各県を盛り上げるべく、頼まれもしないのに、勝手に視察したりポスター&マスコット(ゆるきゃら)&ご当地ソングを作ったりしているユニットのことだ。かつて静岡県をご視察された際、その一環として浜松で『スライドショー2002』in浜松が開催されているのだが、思えばその公演を見に行ったのも、懐かしい思い出になってしまったな。(その時の様子が鑑賞日記に書かれているものばかりだと思ったら、当日の日記には全く別の事柄が記載されておりました。我ながら疑問。何故だ? 過去の自分よ!答えておくれ!!)当日の様子は後日勝手に観光協会が連載されていた雑誌『non−no』に記載され、わたしの手元に大事に保管されている。
「エロスクラップ」や「アウトドア般若心経」と同じように、偉業をなしえたときのラストを飾るのは『タモリ倶楽部』というみうら氏のこだわりがステキで、素晴らしすぎてもうどうしようもない。「タモリ倶楽部が来やすいところを最後残しておいた。」とみうら氏が語った最後の県は神奈川県。一見冗談のように聞こえるけれど、きっと本人たちは本気でそう思って神奈川県を最後に残しておいたのだろう。単純考えでは来やすい=東京となるところで、そうならないとこが、シブすぎる。
ご当地ソングはいつも旅館で録音し、その好意を「旅館録(りょかろく)」と名付ける話は、あらゆるところで耳にしてきたものの、こうやって実際に目にするのは初めてだったから、嬉しさでいっぱいになったわたしは終始ニヤニヤしっぱなしだった。 例えば神奈川みたいな県は、ご当地ソングといってもどうしてもオシャレになってしまいがちだ。サザンの『♪LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜』あたりを思い出していただけると分かりやすいのではと思う。名所の名前を歌詞にガンガン織り込んでもちっともダサくならない感じは、羨ましいとか憧れとかを越えて、いやはやどうしたものかと考え込んでしまう領域にまで達している。仮に静岡を舞台にサザンが『♪LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜』を唄ったとしても、ここまでオシャレな感じは出ない。それどころか、いろんな意味でダイナシになってしまう恐れがある。それがである。みうら氏の手にかかると、神奈川県ですら少しダサくなって聞こえてくるから不思議だ。静岡も神奈川も、東京も大阪も、人口が一番少ない鳥取もみんな同じ土俵に立って聴こえる不思議。そんなこともみうら氏の魅力なのかもしれないなあと思いながら、TVに向かって「47都道府県コンプリートおめでとう!」と大きな拍手を贈った。

1月24日ささやき女将命名者へ
今日は気になるニュースから。船場吉兆の例の女将を「ささやき女将」と命名したのは誰だ? ったくやけに語感がいいじゃないか!!命名者出て来い!!

1月25日これをバネに次はぜひ
今日は気になるニュースから。春のセンバツ高校野球に出場する学校が本日発表になった。常葉菊川の出場は順当としても、一度インターネットサイトに出場の報が出て、でもそれは誤報だった常葉橘高校は気の毒だったなあ。ぬか喜びはキツイよな。選手がこれをバネに出来るといいんだけど、いまのところ常葉菊川の強さが際立ってることを考えると、夏も難しそうだし、だからこそ、この誤報はキツイよな。なんか後味の悪い発表だったな。今日は。

1月26日
今日は気になる新聞記事から。昨日のセンバツの件がスポーツ紙にも大々的に掲載されていたのを読んだ。新聞の一面。大喜びする菊川ナインの写真の下に、頭を抱えて悔しがる橘ナインの写真が掲載されていた。橘ナインの写真のちょっと上に、喜ぶ女子生徒の写真があるのは酷だなあ……

1月27日国技館で見たかった瞬間
『大相撲初場所・千秋楽』(NHK)を見る。いろいろあった初場所も本日千秋楽。結びの一番である白鵬VS朝青龍戦は47秒の大一番になった。そして最後、勝ったのは白鵬関だった。まあこの展開では勝つのは白鵬関のほうかなあと思ってはいたものの、(2場所休んでいた横綱に負けるわけはいかないというプライドも含め)思いがけないくらいの大一番になったので、見ていたわたしも「うわっ!」となった。もしも国技館で見ていたのなら、その「うわっ!」は「うわわーーーーっ!!!!!!」になっていたくらいの勢いかもね。

1月28日静岡県民へ
今日は気になるニュースから。昨日の大阪府知事選で橋下徹さんが当選した。2位とは圧倒的大差をつけての勝利だった。こういうのを目の当たりにすると、やっぱり知名度に勝るものはないのかなあと思う。過去当選してきた数々の有名人知事たちも知名度があったからこそ当選したという事実は否めないだろうしね。
静岡はわたしが静岡県民になってから何故かずっと同じ人物が知事をやっていて面白くもなんともない選挙結果が続いており、こういうのを目の当たりにすると、やっぱり心配なのは静岡は大丈夫なのかということだ。静岡と山梨以外の他の都道府県のことはよくわからないけれど、地味にいろいろと問題の多い静岡県に足りないのは、実のところ「面白味」なのではないかと思う昨今、「知事が全く変わらない」という現実が静岡県の面白くなさを象徴している何よりの証拠ではないかと思う。
静岡も知名度がある人が立候補したら当選するだろうか。その前に静岡県民は投票に行くように。県民の半数も投票に行ってないこともすでに静岡県の面白くなさを象徴してますから。残念。(@波田陽区 懐!)

1月29日吉高由里子
『あしたの、喜多善男』(フジ)を見る。ドラマの中の吉高由里子さんの圧倒的な存在感が素晴らしい。落ち目のアイドルという役柄を見事に生かしきっていて、彼女をキャスティングした人に大きな拍手を贈りたい。 わたしが彼女を知ったのは2006にテレビ朝日系で放送されていた『時効警察』というドラマのなかでのことだった。当時、彼女のことを知らなかったわたしはてっきり歌手のYUIちゃんだと思いこんでいて、エンドロールでそうではないことを知ったときの驚きったらなかった。消去法でおそらく彼女の名が「吉高由里子」であり「YUI」ではなかったという現実は、『世にも奇妙な物語`07秋の特別編』(フジ)を経て、今回このドラマで出逢った今も忘れることが出来ないでいる。
だけどドラマがはじまって1ヶ月が経ち、彼女の存在感が増すにつれ、不思議なことにあんなにも印象的で衝撃的だった忘れられない出逢いでさえどうでもいいと思えるようになっている。彼女は他の誰でもない「吉高由里子」なのだ。「YUI」などであるはずもない、と。そんなこと考えてみれば当たり前の話だ。でも、そんなことは普段ほとんど意識してないし、こと自分自身でさえ他の誰でもない自分なのだと思い返す機会など普段は滅多にないだろう。
だからこそ彼女の存在感は素晴らしいのだ。光り輝いて見えるのはきっと私の気のせいなどではないはずだ。『あしたの、吉高由里子』が楽しみだ。

1月30日本田昌毅医師のその後の展開
今日は気になる芸能ネタから。朝青龍関の主治医として世の中に颯爽と登場した本田昌毅医師のその後の展開が面白すぎだと思う人、手を挙げて! はーい!!
最初は精神科医かと思いきや、確かに精神科医ではあるものの、実は別に専門としている科があったり、その後王理恵さんと婚約と驚かせて、破棄でそれ以上に驚かせたり、その要因が「おそばを食べるときに音を立てたこと」だと報じられたり……こんな展開を予想できた人、手を挙げて! シーン……

1月31日有吉さんの夢
『アメトーーク』(テレ朝)を見る。「方向性迷ってる芸人」として登場したのが、有吉広行&カンニング竹山&インリン&小島よしお&ダンディ坂野&アンバランス山本&ペナルティ・ワッキー(敬称略)。何故インリンさんがこのメンツのなかに混じっているのか問題はとりあえず置いておくとして、一番方向性迷ってそうな にしおかすみこさんがいなかったのが残念だったなあ。
普段TVでは毒舌言いまくりの有吉さんの夢が「出川哲朗さんみたいななにもしないマスコット的存在になりたい」とか「糸井重里さんみたいな趣味に生きる人になりたい」とかだったのは意外な気がした。だけどよくよく考えてみれば、ヒッチハイクで一躍有名になったときの猿岩石ってマスコット的存在でもあったし、ヒッチハイクもある意味では趣味であるともいえなくもないので、そう考えてみると栄光の記憶って消えないのかなと思った。それがたとえ世間では「一発屋」の名付けられ笑いのネタにされようともね。



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