かこの鑑賞日記1998年7月22日〜8月3日


7月22日
『速報!歌の大辞テン!!』(NTV)を見る。今週は平成元年のトップテン(ベストテンじゃないとこが いいね)もう10年も前になる。月日の経つのは早いものだ。第2位にWINKがランキングされていて懐かし い気持ちになった。あの頃はどこにいっても女の子ふたり揃えば、カラオケでWINKを歌っていたのに今 ではほとんど耳にすることもない。耳にしなくなるそのきっかけは一体なんなのだろうか。時代が移り変わ るスピードは本当に速い。そういえば昨日の『徹子の部屋』のゲストが相田翔子さんだった。2日連続でWI NKの歌を聴くのも趣があって、いとよし。『徹子の部屋』で翔子ちゃんは恋をして私は変わったと、切々 と語っていた。高校生の頃、だそうだ。高校生の頃、私はクイズに恋をしていた。その想いを高校生クイズ に託したけれど、想いだけでは伝わらないことがあると、身を持って感じた、切ない恋だったなあ。
今の私が10年前のWINKを懐かしく思うように、10年後パフィーやキロロを懐かしく思う日も すぐに来てしまうんだろうな。

7月23日
『はなまるマーケット』(TBS)を見る。 では、問題。「サンタローザ・ソルダム・太陽・月光などの品種のある、果物は何?」 本日のテーマでもあるその果物は、私の実家のある山梨県でもたくさんつくられている。 もしやと思って、そのままTVをつけていると案の定、見覚えのある風景と、実家のすぐ 近所のおやじがよそ行きの顔して出演していた。この世界では、第一人者らしい。でも 意外と第一人者といわれる人は大勢いたりして。まあどんな世界でも第一人者というのは、いるんだね。 基本的に、私はスモモより桃のほうが好きなのだけれど、今年は天候があまり良くなかったので、 あんまり良い桃がならないらしい。あっ。スモモや桃のことを考えていたら、『すももももも』 という映画に出ていた、持田真樹ちゃんのことを思い出した。最近見ないなあ彼女。お元気ですか?

7月24日
『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(NTV)を見る。 以前はこの時間帯、必ず『ミュージックステーション』(テレ朝)を見ていたんだけど、 いつの間にか、土屋敏男マジックにかかって、この番組を見るようになってしまった。 なんか、してやられた感もあるけど、面白いものは仕方がない。タモさんごめんね。 いいとも見てるから許してね。
ドーバー海峡横断部が今日もいいところで終わってしまった。だからまた来週も見てしまうんだよな。 バラエティなのにドラマみたいな作りは流石だと、再び土屋敏男に感心する。 いつも最後まで見せないで、この次は、そしてまた次は、と興味を引いていく。 まるで、恋人同士が「もっとあなたのことを知りたいわ。」みたいに。なんてね。
ところで、今日の最後のクイズ、今度のブラビの新曲のタイトルはなんだろう。 『○○○○ス』いろいろ考えたんだけど、浮かぶ答えはくだらないものばかり。 サイエンス・アナウンス・エンドレス・ステンレス・アマリリス・ヴィーナス・ クリスマス・オムライス・ノンキース・さいざんス・ああーいろいろ考えていたら 壊れてきた。あばれはっちゃくみたいに逆立ちして考えれば名案が浮かぶかも。 かこ、逆立ちまで、5,4,3,2,1 あっ、失敗。今日は、なし、かっ。

7月25日
『アメリカ横断ウルトラクイズ攻略作戦』(NTV)を見る。 静岡第一テレビでは放送はしてくれなかったんだけど、苦心の末、静岡でも 何とか見ることが出来た。さて、それはなぜか。わかるかな?
ふと気がつけば、ウルトラクイズまであと1ヶ月ちょっと。 第1問目は、○×じゃないようなことを、今日の放送で留さんは言っていたけど、 本当のところはどうなのだろうか。 ウルトラクイズが復活すると、公に発表されてからいろんな人の、いろんな意見を、 いろんな場所で耳にしたけど、私は素直に楽しみたいと、そう思ってる。 もう2度と行われないと思っていたはずのウルトラクイズがせっかく復活してくれたのだから。 楽しまなくっちゃ、もったいないと思う。 「木曜日に放送してくれなくちゃやだ」とか「サウンドは今まで通りに」とか 「高島さん石川アナもぜひ復活を」とかいろいろな意見を聞いたけど、 中途半端に昔の真似をして、前のほうが良かったと思ってしまうのは、きっと空しいと思う。 だからいっそのこと全てぶち壊して、挑戦者たちも先が読めない、ハラハラドキドキもの だったらいいかなと思った。
そう、 今から22年ほど前、後楽園球場に集まった404人の人たちが、 この番組はどんな番組なんだろう。これから何が起こるのだろう。 次は、どこで何をやるんだろうと、ひとりひとり胸の奥でドキドキしていたみたいに。 そして初めてウルトラクイズを見て感動した、まだ幼かったあの頃の自分自身のように。

7月26日
『ザ!鉄腕!DASH!!』(NTV)を見る。 ナイター中継が入って放送されないことが多いので、今日は久しぶりの放送日。 この時間帯は、『さんまのからくりテレビ』(TBS)の視聴率が一番いいみたいだけど、 私はこの番組のほうが、ずっと面白いと思う。だから、毎週放送がない今の季節は、 少し残念だったりもする。
「盲導犬大都会に挑む」というコーナーで、TOKIOの城島くんと山口くんがチャレンジ。 盲導犬は十分お利口だけれど、時には道がわからなくなって、周りの人に頼らなければ、 前に進めないときもある。高円寺から渋谷の北谷公園まで辿り着く間に、2人はあらゆる場所で 大きな声を出して、道を尋ねるための助けを求める場面があった。大抵は、誰か近くにいる人が、 教えてくれるのだけれど、渋谷のタワーレコードの前で城島くんが、精一杯の大声で助けを求めてから、 たったひとりの返事が返ってくるまでに、なんと10分近くもかかった。渋谷のタワーレコードの前には 目も耳も口も、十分健康な若者たちがあんなにもたくさん彼の前を行き来していたというのに…。 ほとんどの人が、見て見ぬふり。あの時の10分はたぶん、いやきっと普段の1時間より長かったと 思う。ふと、あの場所に私がいたらどうだったのだろうかと考えた。 考えながら、今この文章を書いている。
高校生の頃の、ある雨の日の出来事を思い出した。 あまりにひどい大雨のせいで、持っていた紙袋の底が柔らかくなってしまい、電車を降りた瞬間 底が抜け、改札口の前で、中身を全部ばらまいてしまったことがある。駅には本当に大勢の人が いたけれど、そういえばみんな遠くから眺めているだけで、誰一人手を差し伸べてくれる人は いなかった。次元の違う話かもしれないけれど、自分が愛する人でなければ、 困っている人を本気になって助けようとする人は少ないことを感じて、淋しくなった。 あれから10年、今日の放送を見て、あまり社会は変わっていないことを改めて感じた。 そして、若い男の人の協力する姿がほとんど見られなかったのは、本当に残念だなと思う。

7月27日
『ボーイハント』(フジ)を見る。 去年の夏、好評だった『ビーチボーイズ』の女性版だと、以前聞いたことがある。 このドラマ第一回から見ているけれど、見れば見るほど、観月ありさちゃんと 瀬戸朝香ちゃんの漫才を見ているだけのように思えてならない。 ストーリーを追うというより、ふたりの会話を楽しんで見ている感じがする。 そういえば『ビーチボーイズ』も反町隆史&竹野内豊のイメージビデオを見ているだけ だったような…まあ、週の初め月曜日から、人生について深く考えるようなドラマじゃ、 一週間もたないだろうから、このくらいがいいのかもしれないね。
ところでこのドラマ、なんとなく毎週見ているのにはちゃんと理由がある。 まずひとつ。この番組の出演者のひとりと、まだデビューして間もない頃、私は 実際にお逢いして、お話をしたことがある。偶然出かけた場所に、その人はいて、 サインを戴いたり、写真を何枚も一緒にとってもらったりして、私にとっては、今でも良い 思い出になっている。帰るときに、聴かせてくれたハーモニカはとっても上手だったな。 それから何度か、TVで見るようになって、こうして頑張っている姿を見るのは なんだかとても嬉しい。浮き沈みの激しい芸能界で生き残るのは大変だろうけれど、 これからもずっとずっと頑張って欲しいと思う。 その後届いた「応援して下さいね。」と書かれた手紙は、今でも私の宝物。 「もっともっと頑張って。」と、私はTVで見るたび心の中で応援している。 そしてもうひとつの理由も、ある出演者がいるからなんだけど…またということで…(だんだんと私も 土屋敏男的になってきたなあ)

7月28日
『ズームイン!!ASIA』(NTV)を見る。『ズームイン!!朝!』みたいな番組なんだろうな と思ってなんとなく見ていたら、これが全然違った。どこがどう違ったのかというと、見た人は 分かってくれると思うけど、これはとても朝には放送できないということ。 日テレの45周年特別番組だから、もう少し早い時間に放送してもいいような気がしたんだけど、 やはりこのくらいの時間のほうが、いろんな意味で自由に面白い番組が作れるんだろうな。よく 深夜に放送していた頃は面白かったのに、ゴールデンタイムに昇格したとたん あれあれ(幹てつや風に)ってことあるからね。
この間、この時間にいつも放送されている『号外!爆笑大問題』(NTV)を紹介する番組を見た。 面白い部分をピックアップして紹介していたんだけど、いくつか紹介された中で、 ふたりで一番笑った面白い部分はその直前でカットされていた。その理由は、もちろんヤバ過ぎるから。 夜の番組は、そんなところが面白いからみんな見てしまうんだよね。 (ただし新聞のラテ欄には騙されないようにしなければ)
「ASIA」と「ASA」そこに「I」が入っただけで、こんなにも番組の雰囲気は変わって しまうんだろうか。人間結局行き着くところは「愛」なのか。 今週1週間しか放送はされないけど、明日も見ようかなと思っている。 それにしても留さん、ちょっと働きすぎ。台湾に行って帰ってきてすぐこの番組に出て、 そしてまた朝、番組がある。最近ちょっと気になることもあるし… あっそうそう、今日は21世紀まであと888日だとさっきTVで見た。あと2年と5ヶ月ちょっと。 それは、ウルトラクイズが復活するまでの6年よりもあっという間の歳月になる。

7月29日
『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(NTV)を見る。 今から14年前の1984年5月1日、どこで何をしていたか、はっきりと覚えている人は、 どれくらいいるのだろうか。思わずそんなことを考えさせられてしまう新企画が、 今日からスタートした。 司会の所ジョージさんが任意に決めた年月日から、当日の新聞を見て、 スタッフが選び出したいくつかの記事から、その日最も輝いていた人を 見つけ出して、トロフィーを届けるという企画。 届けられた人は、当然最初は何のことか分からずびっくりする。でも、だんだんと思い出すうちに、 あっ、と気が付き、思わず笑ってしまうというもの。
毎日の新聞には、本当にいろいろな出来事が載る。その時は「あーこんな人がいるんだなー。」と 印象に残るけれど、あまりにも毎日いろいろなことが起こりすぎて、だんだんと記憶の隅に追いやられて、 そして忘れられてしまう。特に、良い出来事ほど。うわさすら、たぶん75日も持たない。 素人がその一瞬にヒーロー、ヒロインになって、おもいっきりよいしょされて、でも次の 主役が出来ると、一斉にみんなそっちに走って、その事はまるでなかったことのようになってしまう。 自分さえ、過去の栄光にしがみつくのが辛くなって、なかったことのようにしてしまう。 でも、すべての人が忘れてしまった訳ではないと思う。それから何年か経って、もしもあなたのことが 忘れられずに、何年も思いつづけ、やっとの思いで逢いに来てくれる人がいたら、 それはどんな気持ちなんだろう。「嬉しい」とそんなひとことでは表現できないくらいの、 思いが込み上げてくるのではないだろうかと、そんな気がした。
今日、このTVを見ていてそんなことを考えた。今から14年前か。なんだ私の年齢の、 まだ半分じゃないか。そういえばこの頃から、私はクイズが好きだったな。 クイズを好きになってから、本当にたくさんの仲間が増えたけれど、クイズを好きになるきっかけを 与えてくれた人にはまだ出逢えていない。「ずっとあなたに逢いたかったのです。」ともしも 尋ねていったのなら、その人は喜んでくれるのだろうか。出さなかった手紙は、あまりにも重い。

7月30日
『第80回 全国高等学校野球選手権 静岡県大会 決勝』(NHK・SATV)を見る。 高校野球は準々決勝が面白いとは、いったい誰が言った言葉なのだろうか。 確かに全国大会はそうかもしれないけれど、地方予選に関してのみ言えば私自身明らかなる明暗のある 決勝大会がドラマチックで大好きだ。今年の静岡県のドラマの主役は、 掛川西高校VS浜松工業高校。浜松工業は去年の代表校だ。5年ぶりの掛川が勝つか、浜松の二連覇なるか といったところだが…はてさてどうなることか。
大会が始まって、一回の表裏が終わったところで、0対0。その後、急にどしゃ降りの雨が降ってきた。 試合は一時中断、選手も応援団もみんなびしょびしょになって、本当に大変なことになっていた。 解説の人も、「こんなことは初めてですねえー。」なんて会話をしてその場を繋いだりしている。 実はこの時、私の住んでいるところも同じように雷雨が降っていて、私自身も、 TV画面の中以上に大変なことになっていた。雷の音を聞くのは久しぶりだなんて感傷にひたっている 場合ではない。それこそ「こんなことは初めてですねえー。」と解説してもらいたい気分だ。
高校野球は結局1時間19分後に再開した。こういう時のために備えて、 TV局はそれなりの対策を用意していることに改めて感心したりする。 試合は1点を争う攻防戦になっていて、掛川がまず1点、そして浜松が1点を入れて1対1。 8回の裏、掛川がホームランを打った。決勝戦の、なおかつこういう場面でのホームランは 打てると、どんなに気分が良いものだろうか。そして1対2になった。 9回の表、これで点が入らなければ、浜松の負けになる。1アウト、満塁。その一瞬、確かに チャンスが訪れたかのように思えた。でも2アウト、そして最後は三振で、浜松工業の夏は終わった。
「なぜあの時、スクイズをしなかったのですか?」
「あの場面でスクイズをしても負けると思ったからです。」
試合が終わった後、解説員が紹介していた浜松工業の監督の言葉がとても印象的だった。
勝負が決まった瞬間、高校球児の間に確かに明暗が訪れる。 高校球児にとって、甲子園は憧れの場所だ。いつかあのグランドに立てたらと、みな思って 日々努力しているんだと思う。人生の中でたった3年間しかチャンスがない、 だからこそその存在が美しく光り輝いてしまうんだろうな。 もしも私が男に生まれて、もっと運動神経が良かったのなら、 きっと甲子園に憧れる、高校球児になっていたのではないかと思うくらい、高校野球は大好きだ。 甲子園のマウンドに立つ、その夢が叶った者の涙は美しい。でも、その夢が一歩手前で敗れた者の 涙は、もっと美しいと思う。 今年も全国各地の球場でいくつもの青春がはじけて飛んで、そして涙に変わる。 高校生っていいなと、ふと懐かしく、そして羨ましく感じた。 高校生、この瞬間に感じた気持ちが、これから先もすっと続いていくといいのだけれど…
試合が終わったとき、あのスコールが嘘みたいに、きれいな青空になっていた。 ああ、どうして雨上がりの空は痛いくらいにあんなにも美しいのだろう。 夢が叶わなかった高校生は、スコールが来るたび、 今日敗れたことを、これから先ずっと思い出すことになるのだろうか。 私たちがNYの自由の女神や、東京ドームを見るたびに、ウルトラクイズのことをつい思い出して しまうように。敗れた問題の答えを、ずっと忘れないみたいに。甲子園開幕まであと、7日。

7月31日
『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(NTV)を見る。7月24日と同じだけど「お前またその番組か。」 と突っ込まないでね。なぜならば、この鑑賞日記を書こうと決めたとき、 最初にひとつだけ決めたことがあって、それはこれを書くために自分の見たくもない番組を 無理して見ることは決してしないでいようということ。 無理をしてると年をとってから、しわ寄せがくるからね。 だから私の毎日の生活の中で、見たいから見た番組の中から、その日一番印象に残ったものを ここに書くことにしている。当然、同じ番組も出てくることになるのよ。 今日はどうしてもこの番組の感想を書きたい気分。でもちょっぴり裏番組のサザンを見たいなという 気持ちもなかったわけではないけれど。というわけで今後ともどうぞよろしくね。
先週、今度のブラビの新曲のタイトルクイズのことを書いた。書き終わってから、もう一度 あばれはっちゃくみたいに逆立ちすれば明暗が浮かぶかも、と思って再度チャレンジ。 何度か失敗を繰り返すうちに、ふっと名案がひらめいた。しかもふたつも。 結局葉書を2枚出した。 今日の放送で、答えが出て、何とそのひとつが正解。やったあ。7万通以上の応募があって 正解者は1万5千人ほど。当然そのうちの1通は私なのだけれど… でも、この時私は一瞬別の事を考えていた。 あれっ、この数字以前聞いた、ウルトラクイズの応募者と、実際に申し込んだ人の数と、 一致しているではないかと。 まあ、もちろんこのこととは全く関係のない、偶然なんだけれども、どんなときでも私の頭の中には クイズの文字が離れないんだなあと思って、おもわず苦笑いしてしまった。ま、リラックスしていこう、 リラックスして。
今日ラジオを聴いていたら、お昼ごろ、ここ東海地方も梅雨が明けたと発表されていた。 空を見上げたら、どんよりとした雲が広がっていて、霧雨が舞っていた。 本当に梅雨は明けたのだろうか。そういえば、何のために、誰のために梅雨明けの発表があるのだろうか。 梅雨が明ければ本格的な夏が来る。梅雨明けは、冬よりも明らかに短い夏を、 思いっきり楽しんでもいいよというスタートの合図のように思えた。 だからお願い、あの年みたいに、やっぱり梅雨明けはなかったなんていわないでよね。 今年は、クイズが大好きな私たちにとって、待ちに待った、これから先も、きっと忘れることの出来ない 夏になるんだから…
TV画面の中で、ポケビの千秋ちゃんが、青い空に向かって歌を唄っていた。明日はもう8月。

8月1日
『水の中の八月』(NHK)を見る。NHKはまだあまり知られていない若い俳優を使って、 印象深いドラマスペシャルを作ることが昔からとても上手だ。こういうところに出演していた俳優が、 それから何年か経って突然ブレイクして、人気俳優になるという例を、私はたくさん知っている。 大好きな俳優のまだデビューして間もない作品というのは、時としてお宝映像にもなることがある。 その宝が、光り輝く前に気がついていれば素敵だ。もう何年も前に、NHKドラマで、 尊厳死をしたい女の子を演じた菅野美穂ちゃんは、その頃から光り輝いていたような気がする。
今日『水の中の八月』を見た。主役を演じた男の子は、 まだタレント名鑑にも載っていないような俳優だった。はたして彼は、新人なのか。相手役の女の子は 私の記憶が正しければ、以前、映画『スワロウテイル』や角川文庫のCMに出ていた女の子だ。 原作本がある物語をドラマ化したので、なかなか映像に表現しにくい部分がたくさんあったように思った。 こういう作品は、ドラマで見るよりもきちんと本で読んだほうが分かりやすいのではないかと思う。
お話は、高校3年生の夏休みなのにまだ進路も決まらなくて、 好きな女の子にも振り向いてもらえない男の子が主人公。タイトル通り、水の中で泳ぐ場面と なぜかいつも自転車にばかり乗っていて、しかも走りにくいところを走っている場面ばかりが目立つ 物語だった。それは、なかなか思い通りにはいかない青春時代、そのもののように思えた。 学生時代、有り余るくらいに長かった夏休みをあまりにも無駄に過ごしすぎてしまったことを、 少しだけ後悔した。あの頃は、こんな風に長い休みが漠然とだけれど、いつまでも続いていきそうな 気がしていた。でもそれは、学生だけに与えられた特権で、過ぎてしまってから初めてその大切さに あっと気がつく。本当はそれでは遅いのに…
はたして2,3年後にこのドラマの中からブレイクする俳優は出てくるのだろうか。 今日のドラマはお宝映像になり得るのだろうか。
今日は8月1日。でも、夏休みの終わりはあっという間に来てしまう。 だから毎日悔いのないように過ごさなければ、もったいないよ。今日という日は2度と来ないのだから… ねっ。

8月2日
『笑っていいとも!!増刊号』(フジ)を見る。先週の木曜日の放送を見て、「今日はこの番組にしよう。」 と、その時は思ったのだけれど、その後放送された高校野球の決勝大会があまりにも良かったので 7月30日には残念ながら書けなかったことを今日書こうと思う。危うくお蔵入りしそうになったけど、 日の目が見れてよかった。よかった。
木曜日にいいともを見てそんなふうに思ったのは、本当に久しぶりにいいともの生放送らしさが 良く出ていた日だったからだ。 いいともはほとんど毎日見ているけど、生放送らしさがあまり感じられないなーと最近思っていた。 以前は、次のゲストの電話番号を言ってしまったことに代表されるように、生放送ならではの出来事が たくさんあったはずなのに。最近では、片桐はいりさんが寝坊して思いっきり遅れたことくらいしか 思い出せないもんなあ。いいともも洗練されてしまったのかなあ。
木曜日の放送で、極楽とんぼが、クイズの問題の答えでもある ハワイにある5つの島を調べるために、紀伊国屋書店に走った。それを答えれば夢のハワイ旅行! 放送終了まであと7分くらいしかないというのに。放送終了1分前に 彼らはハワイの旅行ガイドブックを買って帰ってきた。 スタジオ中が大騒ぎで、ハラハラドキドキ。 アルタにいた人もTVを見ていた人もみんな釘付けになって思わず、 間に合って欲しいと思ってしまうそんな雰囲気。これぞ生放送の醍醐味。 あと40秒、その本をぺらぺらめくっていくつか答えたところで番組は終わった。 でも、あれっ?今の間に合ったの…? 今日の増刊号で、結局だめだったことを知った。アップダウンクイズで、 せっかく9問目までいったのに一気に下まで落ちてしまう感じ。その答えでもある ハワイの5つの島の名前は、極楽とんぼが買ってきたガイドブックの表紙にすべて書いてあったという 素晴らしいオチまでついて終わった。ページを開く必要などなかったのだ。あーあ。ハワイ台無し。
こんなふうに生放送はいつでもスリリングなものだ。特にハプニングがなくてもこんなふうに 生放送ならではの楽しみ方があるんだなと思った。そして、特に人気のある芸能人を呼ばなくても、 企画が良ければ十分に人々を楽しませることが出来ることを改めて感じた。視聴率が悪いからといって 人気タレントにばかり頼りすぎてはいけないと思う。 人気タレントがいつまでも、いつまでも人気がある保証はどこにもないもんね。

8月3日
『ボーイハント』(フジ)を見る。 前回7月27日の日記が、土屋敏男的に終わってしまったので、今日はその続きを書こうと思う。 待っていた人はお待たせ!(果たしているのか?)読んでない人は7月27日までU−turn!
『ボーイハント』をなんとなく毎週見ているもうひとつの理由。それは、「1978年2月21日生まれ、 静岡県出身、AB型」の彼女の役どころがどうしても気になるから。彼女のことを初めて知ったのは 確か週刊誌の記事だった。静岡のみのローカル放送『じゃんじゃんサタデー』という番組の中から 生まれたアイドルだと、その記事には書いてあったように覚えている。 (違ったらごめんなさい)当時はまだ、山梨にいたので、 そんな番組があったことすら知らないけど…それからしばらく経って、わざわざ東京まで 出かけて見た映画の中で、初めて彼女のことをゆっくりと見た。 中山美穂さんに憧れて芸能界入りしたという彼女が、 中山美穂さんの少女時代を演じられるなんて夢のようなお話ではないか!なんて羨ましい! それから、しばらくの歳月が経って彼女は十分に主役を演じられるだけの女優さんに成長したと 思う。毎年数多くのアイドルがデビューしてほんの一握りしか生き残れない。厳しい世界だ。 でも彼女はその素質を兼ね備えているし、これからもっともっと綺麗になって女優さんとして 頑張ってもらいたいと思っている。
『ボーイハント』の視聴率が回を重ねるごとに落ちている。ストーリーが一夏の想い出というだけで、 ほとんどないのは、去年の『ビーチボーイズ』も同じことなのにね。理由は簡単、主役のふたりは もちろんかわいいし綺麗だ。なんてったって、芸名みたいな本名を持つありさちゃんと、敏腕の女性 マネージャーが、全国の学校4000校をまわってスカウトしたという朝香ちゃんなんだから。でもね、 たぶんそれだけではだめということなんだよね。今、一番輝いてると言われている、反町隆史&竹野内豊の 最強コンビの対抗馬としてはちょっと弱い。しかも次の展開に興味がないなら、 そりゃ見なくなるよね。
第1回目の放送日、テロップで彼女の名前を見つけて、どこに出てくるんだろうと見ていた。 そうたら出てきたのは、ほんのワンシーンだけだった。しかも今までの彼女の役柄からは ちょっと想像できないくらいのセリフも飛び出して…(でも6月に放送されたスペシャルドラマ のほうがもっと驚いたけど。その時の相手役がこのドラマで共演している。 一瞬、ドラマ同士がダブって見えたよね) でもやっぱりワンシーンしか出ない彼女の役はおいしい。放送中、ふとトイレにでもいこうものなら、 見逃してしまいそうな感じだもの。もう眼はTVに釘付け…
まっ、そういうわけだ。実は、これを打っている最中にパソコンが壊れた。急に真っ赤な画面になったから びっくりしてしまった。今日は9月2日、結局この日の鑑賞日記を仕上げるのに1ヶ月もかかってしまった のだ。本当に皆様、お待たせいたしました。


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