かこの鑑賞日記1999年3月1日〜3月31日
2月1日〜2月28日
3月1日自分の住んでいる都道府県が好きですか?
『号外!!爆笑大問題』(NTV)を見る。聞くところによると、埼玉県民は全国一、自分の県が嫌いな県民であるようだ。つまり埼玉に住んでいる人は自分の住んでいる埼玉県が嫌いな人が多いというのである。今日この番組でそう言っていた。爆笑問題の太田光さんは埼玉県出身なので、このデータに非常に興味を持ったようで、相変わらずのトークで会場を沸かせていた。それとは反対に、一番自分の住んでいるところを愛しているのは北海道に住んでいる人たちだという。それにしても、北海道と聞いて妙に納得はしないだろうか。
先日、北海道出身の人と北海道について話をした時のことを思い出した。北海道の冬は寒い。北海道に住んでいない私たちから見ると、あんな寒くて冬は雪ばかり降っているような気さえする北海道によく住んでいられるなあと思ってしまう。北海道出身の人にそう言ったら、「それが当たり前だと思っているから…」と話してくれた。そりゃそうだ。北海道に生まれたときから住んでいる人にとっては、冬雪が降るのは当たり前。殆どマイナスの気温でいるのも当たり前。日本の暖かい地方と比較するから、不思議に思うだけなのだ。北海道の人にとってそれは当たり前の年中行事である、ただそれだけのことなのだ。
山梨から静岡に来て2回目の冬がもうすぐ終わろうとしている。山梨県というところは盆地特有の気温なので、夏は全国一気温が高くなることも日常で、冬も放射冷却現象が本当に良く起こるほど寒くなるところである。そして雪が降るときはこれでもかと言わんばかりに降る。決して住みやすいとは言えないのかもしれないこの気候も、私は生まれてから結婚するまでこれが当たり前だと思って生きてきたので、辛いなあと思うことはあっても、それを極端に不思議に思ったり嫌ったりしていた訳でもない。静岡に来て2回目の冬を過ごし、私はかなり驚いている。こんなにも冬は暖かいものだったのか、と。平均気温も山梨と比べ5度は高い。例えば山梨がマイナス3度の朝、静岡は最低でもプラス2度はある。最高気温も今日など20度近くもあった。冬がこんなにも寒くなくて、正直言って寒いのがあまり得意ではない私は嬉しいんだけどね。
北海道民は寒さも全て当たり前のことと捕えて(いやっ、私たちが思うほど寒いなんて言う意識はないのかもしれない)北海道が好きなのだろう。自分の住んでいるところが好きであると胸を張って言えるなんて、なんて素晴らしいことなんだ!!
その北海道のキャッチフレーズは「試される大地」だという。住んでいる人たちの多くに愛されている北海道も北海道なりにいろいろと問題を抱えているようで、「試される大地」というキャッチフレーズを採用したのだという。ちなみに埼玉県のキャッチフレーズは「彩の国」ここ静岡県は「ビタミンシャワー静岡」ほかには佐賀県「人と自然の交響県(交響県と書いてシンフォニーと読ませるようだ。ふーん…)」・徳島県「OUR徳島」・滋賀県「いちにのさん滋賀(イッコン・ニコン・サンコンみたいだ!)」・広島県「発見 広島(なにを発見するんでしょ?)」とまあ洒落てんだか、イケてるんだか良く分からないのもあるけど、こんなところだ。知ってたかな?
私自身自分の住んでいるところが好きかどうかと聞かれたら、間違いなく好きだと答える。静岡は暖かくて本当にいいところだし、山梨は山梨なりにいいところがある。冬の間は暖かい静岡が大好きだけど、春が近づいて桜が咲く季節になると無性に山梨が恋しくなる。それは桜の花びらより美しいと思っている、桃の花びらが咲き乱れるとても美しい季節だからだ。あのピンクの美しさは桜の比ではないと思っている。私がピンク色が好きで、ご覧の通りこの日記の壁紙もピンク色にしているのは、この影響が少なからずあるのかな。まあ桃の花びらはこの壁紙よりずっと美しいけどね。山梨県がもっとも美しくなるのは、この桃の花が咲く季節だと少なくとも私はそう思っている。春になって桃の花が見られるのは当たり前のことだと思って今まで生きてきたけど、それも当たり前のことじゃなかったんだよね…。電車に乗りながら、桃の花を眺めていられた11年間がちょっぴり懐かしく思えてきた。そんな季節がもう、すぐそこまで来ている。…P.S 山梨を旅行するなら絶対にその季節がお勧めです…

3月2日「好き」の伝え方〜表情の秘密〜
『オモシロ学問人生』(NHK)を見る。この番組がいつ頃から始まった番組なのかは分からないけれど、とても面白い番組だということに最近気がついた。先々週の火曜日、2月16日の日記もこの番組を取り上げて「思い出」について書いている。その時も「思い出」について思いがけないことがいろいろ分かって勉強になった。そして今日は「表情」についての勉強だった。
今回は明星大学で表情分析学というのを研究している工藤力教授の研究結果に基づいた番組だった。人間の顔の中には44種類の筋肉があり、そのひとつひとつの微妙な動きによって表情が構成されているのだという。そして表情は@喜びA驚きB恐怖C怒りD悲しみE嫌悪F軽蔑の7種類あるそうだ。
工藤教授はとても興味深いことを語っていた。これはあなたにとっても非常に勉強になることだと思うので、良く読んで欲しいと思う。例えば誰かと会話をする。その時、気持ちや態度がどう伝わるかというと、言葉の効果はたった7%しかないそうだ。では後は何か?そう顔の表情なのだ。顔の表情から55%。残り38%が声や仕草から伝わってくるのだという。これで100%になって相手に気持ちを伝えたり、相手の気持ちが伝わってきたりするのである。ここで注目したいのは言葉の効果がたった7%しかないというところである。例えば誰かに「好きだ」と伝える。「愛してるよ。君のことが一番好きなんだ!」とか言ってみたりする。言葉は確かに「好きだよ。愛してるよ。」と言ってはいるけれど、その表情がどうも嘘くさい場合は、いくら「好き」と言ってくれても信じる気にはなれなかったりする。それほど表情と言うのは大切なものなのだ。
このことを聞いて私は、私なりに逆に考えてみた。誰かに「好き」だと告白する場合のお話を例にとりたい。(ここでこういう話をするのも、我ながら恥ずかしいのだけど、一番分かりやすい例だと思うので…ねっ)言葉だけで気持ちを伝える。その手段は昔は手紙、今はEメールといったところか。相手の顔が見えない文字だけの告白だ。VS今度は電話で告白。「好き」という言葉だけでなく今度は音でも伝わる。言葉にどのくらいの気持ちがこもっているか、少なくとも文字だけよりも良く分かる。だけどここまで足しても7%+38%=45%。精一杯の気持ちを伝えても気持ちの半分も伝わらない。では面と向かい合って「好きだ」と言う。どんな顔して(顔の善し悪しは無論関係ない)「好きだ」と言っているのか否が応でも良く分かる。これで100%相手に気持ちが伝わったことになるし、どれだけ本気でその言葉を言っているのか良く分かる。
別に手紙や電話での告白が悪いと言うわけではないけれど、(もちろん素敵なラブレターも存在するし)でも最終的には、やっぱり生身の人間同士きちんと顔を見て気持ちを伝えるべきだと思う。そうしないと伝わる部分も伝わっていかないし、見えてくるものも見えてこない。告白に対する返事も最終的には表情をきちんと見てから判断したほうがいいと言っても過言ではないくらい、表情と言うのは重要なものなのだ。重要だから慎重になり過ぎるくらいなり過ぎても、なり過ぎることはないと思う。本当はそれでも足りないくらいなのかもしれないのだからね。
これは別に「告白」に限ったことではなく(ただ分かりやすいと言う理由で告白を例に取ったまでのこと)大切な取り決めや、信頼関係に基づいた話をするときなどにも当てはめることが出来るだろう。大切な約束事は必ず会ってから、きちんとしたほうが絶対にいい。それと同時にその時にきちんと相手の表情も見て「ヤバイ」と感じたら、辞めた方がいいってこともあるし…慎重にしてもし過ぎることはないのだ。それだけしても見えてこない部分があるんだから。
インターネットを初めとする言葉だけのメディアでは、相手の顔が見えてこないから、微妙なニュアンスが伝わりにくい。ときどきトラブルが起こるのはそのせいだろう。インターネットも電話も、逢うより早いし安いし便利だけど、人と人とが直に触れ合うことも忘れてはいけないんだよね、本当は。
相手の表情を見るときに最も注目して欲しいのは、話している間ではなく、話し終わったときのほんの一瞬の表情だと言う。時間にすると5分の1秒。その一瞬に、その言葉を発した人の本当の気持ちが表れるそうだ。精神科医はその表情を患者さんの治療に役立てることもあるのだという。そして「嘘」の見破り方について、工藤教授は話を進めた。その見破り方というのがかなりのテクニックを要する難しいものなのだけど、嬉しいことに入門編としてそのいくつかを丁寧に解説してくれた。それをここでも紹介したいのだけど、ちょっと文章も長くなってきたので、割愛させて戴きたい。(最近私の日記の中に「割愛」の文字が出てくることが多くなってきて申し訳ございません。本当はもっと書きたいのだけど、これ以上長くなり過ぎるのもなんなので泣く泣く割愛しているのです。割愛した部分をもっと深く知りたいと言う人は、なんなりと私に聞いて下さい。あなたのためだけに割愛した部分を語りましょう。)いかがだろうか?NHKは夜遅く、さり気ない時間帯にこんな面白い番組を密かに放送しているのだ。NHKも見逃せないと思うでしょ。
最後に表情のもっとも明るい形である「笑顔」について話したい。日本人は笑顔の裏には何かあるのではないかと思ってしまいがちだけど、米国の人にとって笑顔は単純に喜んでいる素晴らしい表情という意味でしかないそうだ。米国には「苦笑い」なんてこと存在しないのかな?「笑顔の裏側には何かそのまた裏がある。」という捕え方はどうやら日本特有のものであるようだ。だけど笑顔は人々の間を伝染して、人を引き付け話題を明るくする素晴らしい効能があるそうなので、いつも笑顔でいたいものだと思う。なんてったってSMILEは¥0(タダ)なんだから…
ところであなたはこの日記を今どんな表情で読んでいるんだろう?一度お目にかかって拝見してみたいものだ。

3月3日苗字について考えるとき
ワイドショーを見る。珍しくワイドショーを梯子して見た。シャズナのIZAMくんと吉川ひなのちゃんの結婚入籍会見を見るためだ。前々から噂になっていたふたりなので、入籍したと聞いてもそれほど驚きはしなかった。
会見を見ていて私が気になったのは最初に苗字のことだった。たしかIZAMくんの本名は日根良和だ。彼が婿養子に入ったということがいろいろと新聞でも大きく取り上げられていたけど、会見でそのことに裂かれた時間はほんの少しだった。どうやら日根という苗字は良く間違えられることが多いので、彼自身あまり好きではなかったようだ。結婚を機に苗字の話になったとき、その思いが少なからずあったのではないかという気がした。吉川ひなのは芸名で本名は別にある、本当は★★★(聞いて分かっているけど不確かなことは書けません。ゴメン)だ!!なんて言っている人もいるようだけど、実際のところは良く分からない。でも仮に吉川ひなのが本名だとすると結婚して「ひねひなの」になる。もし★★★が本名だとすると、実は「ひねひなの」より妙な名前になってしまうのだ。それがどうも…だったようだ。
苗字というのは生まれながらにして決まっているものなので(名前もそうだけど)自分ではどうにもならない。苗字というのは結局は個人を区別する記号のようなものであると言ってしまえばそれまでだけど、意外と人生の中で大きなウエイトを占めているの重要なものなのではないだろうか。例えば読みにくい苗字だと、なかなかみんな読んでくれないし、発音しづらい苗字だとかなりゆっくり発音しないと、電話なんかでは聞き取ってもらえないし…と難しい苗字であったばかりに、苦労をすることも少なくないのである。
で、結婚の話に進む。結婚するときに、相手の苗字と言うのがどのくらい重要なウエイトを占めるか、考えたことがあるだろうか。結婚するときに「苗字」がネックになる場合としてふたつのパターンがあるのではないかと思う。子供が産まれたとき、親はその苗字に相応しい名前を子供につけるのは当たり前だ。例えば「真木」という苗字に「まき」という名前をつけたら、「まきまき」になってしまうし、「ゆうき」「よしの」とか苗字にも名前にもなりそうな苗字の人が同じ名前なんか、つけっこないでしょ。まずそれがひとつ。もうひとつは、とにかく苗字が珍しくて音的にも字面的にも、あまり好感が持てないなと自分が思ってしまう場合。実は私の友人の彼氏の苗字がこれまたとんでもなく珍しいのだ。その友人と何人かで集まったとき苗字の話になって、好きならば嫌な苗字でも結婚するか否か、という話題で盛り上がった。どうしようもないことだと分かっていても、やっぱり気になる避けては通れない問題だよねと友人とも話した。「鈴木」や「佐藤」なんてありふれた苗字なんて嫌だと思っている人も中にはいるかもしれないけど、変わり過ぎた苗字に比べればある意味恵まれているんだよね。きっと。
だけど、結局のところ苗字がどんなものであろうと好きな人とは結婚したいと思うのが女心のようで、そんな時「まきまき」や「ゆうきゆうき」みたいになってしまうのがどうもなあと言う理由で女の人の苗字にしたからといって、大袈裟に婿養子だとかなんとか騒ぎ立てるのも、どうかと思うんだけど。(かく言う私も、もし名前がひさのだったら、「ひさのひさの」になるところだったぜ!危うし!!まあ「たかこ」なんていう苗字は殆どいないだろうから良いけどね。)少なくとも今日会見を見ていて、そういうことよりももっと大切なものがふたりの間にはあるように思えてならなかった。IZAMくん曰く「下世話」な質問をオヤジレポーターがしてみても何だか空回りしているような気がしたのは、きっとそのせいだね。それにしても、ふたりが憧れている苗字ってなんだろう?そして舌についていたピアスのことと…ちょっと気になった。
そういえば、今日3月3日は華原の朋ちゃんが決めた「桃の日」らしい。そのせっかくの朋ちゃんの「桃の日」なのに、今まであれほど見ていたあのCMを今日は一度も見なかった。せっかくなんだから「きょうは朋ちゃんがきめた、もものひぃ〜」くらいの勢いで今日たった一日だけしか放送されない「桃の日」当日バージョンのCMが見たかったのになあ。そうすればある意味話題作りになったし、たった一日の幻のCMになったと思うのに。でもまあお金がかかるか。そんなことしちゃ。それにしてもすっかり今日は「ひなまつり」ならぬ「ひなの」日になってしまったのは、朋ちゃんにとっては思いがけないことだったのかもしれないね。

3月4日STAFF ROLL
『世にも奇妙な物語』(静岡朝日)を見る。再放送の醍醐味、再び!!2月25日に引き続き、今日もまたなんとなく見てしまった。第1話に安達祐実ちゃんが出ていた。若いというよりまだ6.7歳くらいの幼い祐実ちゃんだった。「具」が大きいのCMで一躍人気者になるより前の頃だろう。いやーまあなんというかねえ。そんな彼女も今やもう17歳くらいだよね。最近では写真集を出して大人っぽさをアピールしているみたいだけど、どうしても子供の頃の印象が強いから、なんか違和感を感じてしまうんだよね。一度、子役で人気が出ちゃうと、そのイメージから抜け出すのが大変だとは思う。まあそういった意味ではアイドルも然り、だけどね。子役もアイドルも長いスパンで物事を見ていかなければならない大変な職業だと思う。その時の、一時の人気だけに惑わされないように、そのまま勘違いした人生を送らないようにすることは大切なことだと思う。
番組の最後に流れるスタッフロールを珍しく真剣に見ていた。すると「スチール 半田一道」という文字を見つけて驚いた。それが誰なのか、分かる人には分かると思う。そう「ゴテ」だ。ダンサーだ。まあ、ここまで書いても分からない人もいると思うけど、どうしても分からない人は私に聞いてくれ。それにしても彼、10年後に自分がダンサーになって舞台で踊っているなんて、思っても見なかったことだろうな。人生なにがあるか分からない、そんな感じか。

3月5日迷い道
『ごきげんよう』(フジ)を見る。金曜日の『笑っていいとも』(フジ)はもういっぱいいっぱいのような気がする。分かりやすく言うと、見ていて異常に疲れるのである。その理由は、まあ見てくれれば分かる人には分かると思うのだけど、ひとつでもいっぱいいっぱいなのに、それがおもいっきり集まっちゃってるっていうか…だから、金曜日のいいともはもう少し何とかならんものかと思って見ている。最近はあんまり見なくなったけどね。
そんな訳だから、お昼も金曜日だけいいともが始まる時間にはあまり食べない。今日も1時を過ぎてから食べて、TVをつけたら『ごきげんよう』をやっていた。そこに某女優(?)さんが出ていた。?マークをつけたのは、確か女優さんだったはずなのに、最近はどうも違うような気がするからだ。すると彼女がいきなり「写真週刊誌に撮られたい!!」発言をしていたので、びっくりしてしまった。そういえば彼女、今年のお正月番組で「今年はバラエティーで頑張りたい」というような発言をしていたことを思い出した。しばらくみないなあと思っていた矢先の出来事だったから、彼女に一体何が起こったのかと、その時も思ったっけ。そして今日の「写真週刊誌」発言。彼女は明らかに迷走している。
セーラー服が良く似合う可愛い女優さんというイメージがなかなか抜けきらないからなのだろうか。最近の彼女を見ていると、ちょっとアンバランスだなという気がしてくる。十代の頃はただ可愛いだけでも、十分芸能界を生きていけるけど、その時代を過ぎるとそれだけでは駄目になる。上手に年を重ねて、上手に成長していくことは、芸能界では大変なことだと思うけど、なんとかそれを上手に乗り越えてこそ立派な女優さんになれるんだよ。
そんな彼女の行き先はバラエティーなのか?ただ、私が思うに彼女はバラエティー向きではないような気がする。手っ取り早く知名度をアップさせたり、お金を稼いだりするのにバラエティーは格好の場所なのかもしれないけど、彼女が入るべき場所ではないと思う。今日改めて彼女のお話を聞いていて、私は言い様のない痛みさえ感じた。
『笑っていいとも』がいっぱいいっぱいだから、時間をずらしてTVをつけたのに、そのずらして見たTV番組でいっぱいいっぱいより辛い、痛みを感じてしまったのは皮肉なことだ。
次に彼女をTVで見るのはいつだろう。その時もまたバラエティーなんだろうか?そしてその時もまた、彼女を見て痛みを感じるのだろうか?

3月6日Automatic
『カウントダウンジャパン』(TOKYO FM)を聴く。
今日初めて宇多田ヒカルちゃんがラジオに出た。そして歌以外の声を聞いた。つまり彼女が普通にしゃべるのを聞いたのだ。確かに彼女の歌はTVでもラジオでも街中でも、ヘビーローテーションされているけれど、彼女をビデオクリップ以外で見たことがなかった。そんな彼女が今日、このラジオ番組に生出演したのだ。一体どんな子なんだろうと興味がある人も多いことだろうと思う。私も例にもれずとても興味があったので、放送時間がくるのが楽しみだった。
午後1時。番組がスタートしてすぐに宇多田ヒカルちゃんが登場した。…と、ここから先は伏せたいと思う。実を言うと一度は書いた。でもまだ彼女がどんな雰囲気で話す子なのか、知らない人のことを思った。そういう人の方が圧倒的に多いだろう。だから、私の感じたままをここに書くことによって、いろんな意味で変な固定観念が出来てしまってはいけないなと思い、伏せることにしたのだ。本当はちょっぴり残念なんだけどね。真っ白な気持ちで、受け入れた方がきっと良いと思う。
ただこれだけは書いておこう。この番組はそのタイトル通り「カウントダウン」番組なので最新のヒット曲がたくさんかかる。その曲がかかっている間中、ヒカルちゃんは曲に合わせてスタジオで一緒に唄っていたとパーソナリティーの人が話してくれた。そしていよいよ自分の歌のランキングになった。その時「折角なので曲紹介をして下さい。」とパーソナリティーに言われたヒカルちゃんが、あまりにも流暢に「Automatic」を発音したので、いつも曲紹介をしているそのパーソナリティーの人が、自分自身の発音があまりにも日本的であることに躊躇してしまうという一幕があった。あまりにも英語の発音が素晴らしかったので、私も感動すらしてしまった。でもね、考えてみれば、さほど驚くほどのことでもないんだよね。ニューヨーク生まれで英語を話せる文化の中で生きてきて、発音出来ない方がおかしいんだから。出来るのが普通だって。
そういえばこれは余談になるけど、初めて外国に行った時、挨拶以外で初めて通じた英語がこの「Automatic」だった。場所はトイレで。どういうシチュエーションだったかはご想像にまかせるとして、初めて私の英語が通じたから、なんだか嬉しかったね。「Automatic」の発音なんか、全然なっていなかったけど、通じればいいのさ。通じれば。しかも緊急時に、ねっ。
また今度どこかで宇多田ヒカルちゃんを見る機会が出てくると思う。あなたもどこかで彼女を目にする機会が出てくるだろう。その時、あなたはどんな風に感じ、そして思うのだろうか?今日、私があえて印象を書かなかった、その理由がその時初めて分かると思う。今日の鑑賞日記はその時までの、あなたへの宿題だ!

3月7日マナー違反を捕まえたい!!
『サンデージャングル』(テレ朝)を見る。
《@地面に座りこむ A電車で携帯電話を平気で使う B電車の中で化粧をする C電車の中で大声で話をする D咥え煙草で街を歩く VS @列に平気で割り込む A匂い(息・煙草・化粧) Bやたらジロジロ見る C狭いスペースに入ってくる D席を譲ってくれるのは当然という顔をする》突然だけど、これが何なのか分かるだろうか?
SMAPの中居くんの司会でお馴染みのこの番組『サンデージャングル』で人々のマナーについての特集をやっていた。最近気になる人々のマナーについて検証してみようという趣旨だったようだ。先に書いたふたつの@からDが何なのかというと、大人から見た最近の若者(中高生から20代くらいまでの人)のマナーでなっていないなあと思うこと VS 若者から見た大人(おじさんおばさん)のマナーでなっていないなあと思うこと、を聞いたインタビューの結果、それぞれの第1位から第5位までである。
これを見てあなたはどのように感じるだろうか。私がこれを見て思うことは、なんかどっちもどっちかなっていう気がする。例えばおばさんに対して若者から出た意見に「列の割り込み」がある。だけど、電車通勤通学を11年間やっていた私に言わせれば、高校生の男の子が一番ひどい!列を作るどころか、席を取るためにナント!電車の窓からカバンを投げ入れて席を無理矢理ゲットする男の子を良く見た。そのあまりの酷さに一度は警察官が駅に張り込む騒ぎになったこともある。さすがにおばさんはそこまでしない。確かに我先にと乗ろうとする人はいるけどね。そして大人が若者に対して言った意見、携帯・大声・咥え煙草の3つは大人だってしているじゃないか、と思う。携帯電話でこれ見よがしに話すおじさんも多いし、大声で話すおばさんも多い。私が以前良く乗っていた特急に限って言えば、一番うるさいのは@子供Aおじさんやおばさんの集団乗車の時だった。若者のほうが明らかに静かな人が多かったよ。ホントに。煙草はねえ。もうこれは大人若者の枠では語るべきものではない。だって咥え煙草をしているのは、圧倒的に男の人が多いんだもの。ねえ。
おしぼりで顔を拭く、首を拭く、脇の下も拭く、足まで拭く。ご飯を食べた後に、お茶碗にお茶を入れてそのまま飲む。割り箸を口で割る、水に浸けてから食べる。これは女子大生が嫌がるマナーであるそうだ。おしぼり問題や、ここにはなかったけど、食後の爪楊枝問題は、無論今に始まったことではなく、女の子がおじさんに対して嫌がる永遠のテーマであるような気がする。女の子はまずやらない。顔は化粧をしているし、爪楊枝なんか使わなくても、歯磨きをする。だから、余計におじさんたちのそういった行動が目に付くのだろう。それでもおじさんがやめないのはそれなりに理由があるからだ、というのは良く分かっている。でもね、以前職場のとある部長は、いつも食後にきちんと歯を磨いていた。だから爪楊枝なんて絶対に使っていなかった。なかにはこういう人もいるんだよね。
名古屋駅周辺は放置自転車の数が全国一多いのだという。以前この鑑賞日記の中で取り上げたゴミ捨て場になってしまった道路のことも紹介されていた。東京都調布市では、善意から無料の貸し自転車サービスを行なったけど、1年後には用意した自転車がすべてなくなってしまったのだという。善意もアイデアもどこへやらである。そして群馬県を走る、とあるJR線では、高校生の乗車マナーがあまりにも悪く住民から苦情が来たため、警察でイエローカードとレッドカードの配布を始めたのだという。電車をパトロールして、マナー違反の人がいたらそれを手渡す。900枚のカードが瞬く間に配られ、なくなってしまった。このように全国各地で様々なマナー違反が後を経たない。あーどうして人は自分が誰だか分からなければ、自分の愛する人でなければこんなにも無責任な行動に出てしまうのだろうか。
こうしてマナーの話をする時に、必ず登場するものがある。そう、ここまでも良く出てきた「電車」だ。人々のマナーを語る時、他にもいろんな場所があるのにどうして「電車」が多く登場してしまうのだろうか。最初に記した第1位から第5位まで計10個のなかに、電車がらみのことが、6個もある。人々のマナーが問われるのは、当たり前だが電車の中だけではあるまい。勿論、車に乗っているときでも、バイクに乗っている時でも、マナーのなってない人に文句を言いたくなる時もあるし、それだけじゃなくて他のもっと身近な日常生活の中にもマナーがないなあと思うことだって、私はたくさんあると思うんだけど。例えば、きちんと「ありがとう」と言うことは大切なことだと思うのに、それが言えない人がいるとか、聞いているのにきちんと答えてくれない人がいたりするとか、失礼極まりない人は私の身近にもいる。別に恩を売るつもりはないけれど、恩を婀娜で返すようなことをするのは本当に失礼じゃないのかなと、私は思う。
「あなたはどんなマナーのない人が許せないですか?」と聞かれた時、誰か具体的に人を特定するような発言をしては、後々の人間関係もこじれかねないから、不特定多数の人が集まる場所として、手っ取り早く「電車」でのマナーをあげるのだろうかと、ふと考えた。差し障りなく、みんなと一緒にいればいい。マナーに対しても、そんな日本人特有の理念が奇しくも反映される形になったように思う。もしもマナーについて、外国で例えばアメリカあたりでインタビューしたらどんな結果になるのだろうか?「いつもみんなと一緒に行動して、自分の意志が全然ない人はマナーがないと思う」なんていう意見が、もしもたくさん集まったとしたら、またまた皮肉だねえ。
番組の最後に中居くんがこんなことを言っていた。「新幹線のあなた」とフリップに書いて、「新幹線に乗った時、子供が大騒ぎしていてみんな迷惑そうだった。その時近くにいたおじさんが注意したら、おかあさんが『おじさんに怒られるから静かにしなさいね』と言ったんだ。」ということを話していた。「怒らなければいけないのは、きちんと指導しなければいけないのは、お母さん!あなたですよ。」ということを中居くんは言いたかったのだろう。最近はこういう親が多いみたいだ。困るね、こういう人が親になっちゃ。好きな人が出来たから結婚して、出来ちゃったから親になるのは自然の流れなのかもしれないけど、人間が出来ていない人が誰でも彼でも親になっちゃ駄目だよ。誰かに怒られなかったら、皆の迷惑になるようなことをしてもいいのかいな。あーあ。老人問題も確かに切実だけど、これからの日本を背負って立つ人たちのマナーをもっと向上させることも、切実な問題なのかもしれないね。

3月8日「いっこく堂」って何?
『徹子の部屋』(テレ朝)を見る。数日前の「トップワード」に「ドナミキピカでいっこく堂?」と書いてあったのを覚えているだろうか?ところで「いっこく堂」をあなたは知っているだろうか?
初めて彼らのことを知ったのは、数ヶ月前に見た『笑点』(NTV)でだった。その時、芸の素晴らしさに私は感動して、実はその日の鑑賞日記に登場させようと予定していた。しかし残念ながら、その日はどうしても他に取り上げなければならない番組があったので泣く泣くお蔵入りしてしまったのだ。そして今日、思いがけず『徹子の部屋』で「いっこく堂」の文字を見つけ、嬉しくなって見てしまった。そうなのだ。慌てなくてもチャンスはきちんと来ることを再び思った。
申し遅れたけど「いっこく堂」とは腹話術師のチームの名前のことである。腹話術なので、基本的には男の人ひとりがやっているものではある。だけど、腹話術に使う人形全てをメンバーと見立てて、自分自身と人形全員で「いっこく堂」と呼ぶそうでなのである。細かいことを言えば、いくつかある(10体くらいだったろうか)人形の、とある3体で「元祖いっこく堂」というユニットがあったり、またほかのとある3体で「本家いっこく堂」というユニットが存在していたりするようである。(私の記憶で書いたのでそのユニット名は違うかもしれません。もし違っても怒らないでね。)芸能界でいえば「おニャン子クラブ」のような「モーニング娘。」のような感じを受けてしまう。まあそういう喩をするのも、ホントは申し訳ないんだけどね。だってその「芸」のレベルが違うんだもの…
腹話術といえば、思い出すのが「交通安全」ではないだろうか。腹話術の人形をつかいながら交通ルールを説明してみせる。現に彼も小学校の頃「交通安全」で来た腹話術を見て、やってみたいという思いに駆られたのだという。だけど、その芸の上手さは「交通安全」のそれとは全く違う。とにかく一度見てもらえれば分かることなのだけど、素晴らしいのだ。一度に操る人形は2体が当たり前という感じで、最初に見た『笑点』では確か3体くらいの人形を登場させて芸を見せていた。それぞれに声色を変え、時には時間差で腹話術をして見せている。もちろん彼の口はほとんど動かない。「交通安全」の腹話術しか知らない人には必見の腹話術である。
そんな彼が最初にこの道に入ったのは宇野重吉さんがやっていた劇団「民芸」のオーディションに合格したことがきっかけだったという。そのオーディションでのエピソードをいくつか語って下さったけど、これまた面白いものだった。人間どんなことが災いして、合格するか分からないものだ。
今日の『徹子の部屋』で、彼は終始人形を持って徹子さんと話しをしていた。CMがあけると、持っていた人形が代わっている。全てのCMあけで、人形が代わる「芸」の細かさ。あるCMあけでは、おじいさんの人形がジュースを飲んでいるアップから入り「映ってますよ!!」と彼が人形に戒めてみせ、そのおじいさんも慌てて飲むのをやめるというおまけ付きだ。流石だ!!番組を見ながら、彼自身の本当の声がどれなのか一瞬分からなくなりそうだった。おじいさんの人形をつかって「わしゃ、徹子が一番じゃよ」と言ってみせたのは、本当は彼自身がこの番組に出られて嬉しい気持ちの照れ隠しのようにさえ聞こえた、と言ったら考え過ぎだろうか。

3月9日『♪いい崖出しているツアー』のアノ人登場!!
『笑っていいとも!』(フジ)を見る。「いい崖出しているツアー」というのを知っているだろうか? というより覚えているだろうか?と言った方が正しいか。
この鑑賞日記を最初からきちんと読んで下さっている人なら、たぶん覚えている人もいるだろう。この鑑賞日記史上、もっともインパクトのある番組だと私が勝手に決め込んでいる、8月5日・7日に登場するのがそれである。すぐに飛べるようにしておいたので、ぜひ覚えている人も、知らない人ももう一度読んでから今日の日記を読んで欲しいと思う。いいかな。
ちょうど真ん中にあった8月6日の日記のことは、あまり気にしないように。今日のテレフォンショッキングのゲストは、みうらじゅん氏(なぜ「さん」ではなく「氏」なのかは深く追求しないでね)だった。この人の話を、あなたはまともに聞いたことがあるだろうか?聞いたことのある人にならより良く分かっていただけると思うけど、それはそれはマニアックな世界爆発なのだ。クイズ界ではきっと「マイブーム」という言葉の名付け親として知られているだろう、そんなみうら氏の話を聞くのが私は大好きなのである。
今日のゲストがみうらじゅん氏だと知ったとき、これが金曜日ではなくて本当によかったと思った。それがなぜかは分かるよね。はてさて今日は一体どんな話を聞かせてくれるのかと思ったら、今回も期待を裏切らない、マニアックと言うか、妙な話だった。だけど、私はそれが嬉しい。嬉しくて堪らないのだ。
登場してすぐに、大阪の扇町で行なわれる「大物産展」の宣伝をした。「大物産展」というのは、例えば観光地のお土産で、こんなの貰っても全然嬉しくないというものをみうら氏は好んで買い集め、それを分析して展示するというものだ。みうら氏曰くそれらを「イヤゲ物」と名づけている。以前本屋さんで、それらを紹介した本を見たことがある。「米粒」に書いた人形や、木こりの格好をした小さい人形が付いたカレンダーとか鉛筆立てとか、お地蔵さんの置物とか、提灯とか、ペナントとか、でか過ぎる鉛筆とか、東京タワー五重塔の置物、椰子の実人形、掛け軸…まあ、あなたも一度は観光地で目にして「一体こんなもん誰が買うねん。」と突っ込んだこともあるだろう。とか何とか思いながら、思わずその場の勢いで買っては見たものの、後悔してしまったりするそういうもののことだ。買ってはみたものの出せない絵葉書。逆にもし友人からこんな絵葉書で手紙を貰ったら、なんだか複雑な気持ちになってしまいそうな…あーみうら氏のそういう着目点は、ある意味素晴らしすぎるとは思わないか。
そんなみうら氏が今はまっていることは、なんと日本各地に伝わる「お祭り」なんだという。その地方に住む人は、生まれたときからやっている行事なので、なんとも思わずにやっているのだろうけど、他地方に住む人は明らかに不自然に思う「お祭り」を求めてみうら氏は旅しているようだ。いくつかあるお祭りのなかでも、今一番の押しは和歌山県の「とんまつり」だそうだ。言うなれば「わらいまつり」のようだけど、おじさんが化粧をして笑うと言う、言葉では上手く説明できないので、みうら氏はきちんと写真を持参して、それを紹介していた。みうら氏曰く、このお祭りのルーツは「和歌山の神様が出雲大社の神様のところに行くときに寝坊して怒られて、落ち込んでいたので、みんなが神様を笑わせて元気を取り戻させるために始まったお祭り」なんだという。
ほかにも奈良の吉野で7月4日に行なわれている「かえるとび祭り」のことや、小倉で行われている「しりふり祭り」(ただお尻を振るだけのお祭りらしい)のこと、そして極めつけが関西のお祭りで「おんだまつり」のことを話してくれた。この「おんだまつり」というのがこれまたキワモノで、このなかでも一番面白いというか、しょーもないお祭りではあるのだけれど、どういうことをやるのか、流石の私もここにはとても書けないようなお祭りなのだ。察してくれ!!ま、気になる人は個人的に聞いてくれれば教えるけどね。
そして、もうひとつはまっていることに「ムカエマ」というのがあるそうだ。「むかつく絵馬」略して「ムカエマ」。早い話、神社にある絵馬に書いてある下らない願い事を見てまわるものらしい。そのいくつかを、また写真にとって説明してくれた。「奴らにもう一回チャンスをやって下さい 11/15近藤(絵馬に奴らって書くなよ。それより奴らって誰だ?)」「琴乃好きだ 君のハートに心がキュン 小峰(こんなの絵馬に書くことじゃないぞ!)」「健幸(ケンコウ?字が違うぞ!!)」ま、こんなとこか。
『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングには本当に様々なゲストの人がやってくる。人気のある俳優さんやタレントさんがくると必要以上に会場は沸き上がる。確かに会えれば嬉しいだろう。最近のいいともはテレフォンショッキングに割く時間が明らかに昔より短くなっている。その短い時間にいかに話を進めるかは、その人自身の心がけ次第だろう。人気のある俳優さんやタレントさんの話を聞いていると、本当に中身の無い、つまらない話が多いと思うのは私だけだろうか。自分の話など一切せずに、共演者の裏話的なことに終始してしまう人や、極端な場合は、あれっ?!今日のゲストはタモリさんだったっけと思ってしまうくらい、タモリさんの話ばかりになってしまうことも少なくない。その点今日のみうら氏はどうだ!!10分もない限られた時間の中で何を話すかきちんと決めて、写真まで用意して説明している。これだけで十分講演会が出来そうなくらいだ。話の主導権をきちんととって、しかも面白い話をする。人気だけで騒がれている人たちよ。ぜひ見習って欲しいものだ。
会場にいるのは私とあまり年齢が変わらない女の子が多い。私的にはこういう話が大好きなのだけど、会場にいた殆どの女の子は、みうら氏の話に引くことが多くて、あー普通はこんな話を聞いているより、かっこいい人に会えた方がいいんだよなと思ってしまった。こんな話を喜んで聞いている私の視点は、明らかに一般的な「今」の女の子とは違うんだなと身につまされたけど、構わないさ!!だって、視点が違うから、今日こういう日記を書いてあなたに楽しく読んでもらえるんだ!!例えば「★★★かっこいいね!」なんていう日記じゃ、読んでても面白くないからね。そうでしょ。
久しぶりにみうら氏を見て「いい崖出しているツアー」のことを思い出した。そのテーマ曲が一度聴いたら忘れられないメロディーで、昨年の8月は頭のなかをグルグルとこのメロディーがまわっていて消えなくて、困ったんだった。あれから半年経ってやっと薄れ掛けてきたのに、また元の木阿弥だ。その後判明したのは、この歌はみうら氏作詞作曲で『いい崖めぐり〜GOOD CLIFF〜』というタイトルがきちんとつけられていると言うことだった。そのメロディーのインパクトと印象度は『♪だんご3兄弟』の比ではない。「♪いい崖出しているツアー〜 いい崖出しているツアー〜」今、頭の中を駆け巡っているこのメロディーが消えるのは、きっと『♪だんご3兄弟』が飽きられるより、ずっと後になりそうで怖いぜ!恐るべし!!みうらじゅん!!!氏!!!!

3月10日「意見がある人、手を挙げて!!」
『ここがへんだよ日本人』(TBS)を見る。実は今日、初めてこの番組をまともに見た。なんだか凄い討論番組だったけど、いつもこんな感じで放送されている番組なのか知りたいのだけど、どうなんだろうか?
「意見があるときは手をあげてから発言しなさい。」と教えてくれたのは、確か学校の先生だったはずだ。周りでやじを入れたり、騒ぎたてたりしないで、意見があるときはきちんと手をあげて発言する。なのに、今日この番組のなかで、れっきとした学校の先生が出演していたのにもかかわらず、その先生が人が意見を言っているのに、それを遮るようにして意見を言おうとしていた。
今日のテーマは「日本での英語教育の在り方」から「学校での生徒の生活態度」まで、主に中高で教鞭を執る先生たちと、各国の外国人たちと、日本の芸能人および著名人で討論していた。その討論内容をここでも熱く語ろうとすれば、これまた長くなりかねないので、今回その部分は割愛したいと思う。そのかわり今回は「討論会」というのを「意見交換の場」と捕えた私なりの意見を少し書きたい。
前述したように、これは学級会ではない。TVという「見せてナンボ」の世界で行われているのもなので、そういった意味では学校の学級会とは違う態度で臨んでも、然るべき物なのかもしれない。少しくらいハチャメチャになったくらいの方がTV的には面白いことは良く分かる。でも、今日見ていて、学校の先生でその年齢からもかなりの年数を生徒の教育に当たってきただろう人にもかかわらず、人が意見を言い終わらないうちに、その意見を遮ってまで自分の意見を押し通そうとするのは、いくらTVとはいえどうかと思えてならなかった。そしてもうひとつ、自分の声を他人より大きく出すことによって、他の人を話し辛くさせてしまう態度もどうなのだろうか。これは男女問わず良くありがちな光景なのだけれど、大声を出せば相手が黙ると思う考えは、非常に良くないと思う。お互いある程度同じトーンで冷静になって、話を進めていかなければ、意見交換も何も出来ないじゃないか。
小学校★年生の担任の先生のことを思い出す。学級会はいつも全員起立してから始まる。手を挙げてきちんとした意見を言った人から座っていく。すると必然的に全ての人に意見が求められ、意見を持たない人は、恥っさらしのように、その場に立ち尽くしたままになる。あの頃の私はその先生のやり方が嫌で嫌で堪らなかった。あれから20年余たった今でも、あの先生のやり方は解せないなと思うところもあるけれど「学級会」は全ての人がきちんと意見を述べ合い、意見があるときはきちんと手を挙げてから発言するという考えを、その頃学んだように思う。だから今、ああいった無秩序に発言をしたり野次を飛ばしたりする人を見ると、不愉快な気持ちになる。それと、話し合っている時は何も意見を言わないのに後から愚痴口言ったりする人も同様だ。意見を求めているのに意見を言わないのも、どうかと思うし。
この番組、ビートたけしさんが出ているのに、殆ど出てこないし、話さないんだね。見るまで知らなかった。ふと今日の新聞のTV欄に目をやったら『外国人に何が分かる!絶叫教師にたけし沈黙』と書いてあった。沈黙か。だからしゃべらないのか…ってそう言う意味じゃないけどね!

3月11日「占い」を占う
『江角マキコの恋愛の科学』(フジ)を見る。「血液型」と言うのがある。あなたの血液型は何型だろうか?几帳面だといわれるA型?おおらかで面倒見が良いといわれるO型?マイペースだといわれるB型?それとも10人にひとりしかいないといわれているのを密かに喜んでいる節があるAB型?それとも、くわがた?にいがた?はちろうがた?つまらんな。ゴメン。
(気を取り直して)血液型と相性というのは、良く言われることだ。信じるか信じないかは別としても、私があまり好きではない芸能人に★型の人が多いというのは、紛れも無い事実なので、強ち血液型と相性っていうのも嘘ではないのかなという気はする。
今日ゲストに迎えた、大鶴義丹さんで血液型と相性(印象)を実験したら、物の見事に失敗したけど、100%いつも成功するっていうのもそれはそれで怖いと思う。私の場合★型の人とは、誰彼構わず嫌いになるっていうのも怖いでしょ。もしあなたが★型だったら、私あなたのこと、血液型だけで嫌いになるんだよ。それもなんか違うでしょ。
まあ血液型にせよ、星座にせよ、何かに基づいた占いというのは、参考にする程度なら楽しいのかもしれないけど、あまりにも固執し過ぎるのもどうなのかな。個人的には占いはあまり好きではないんだけど、結構占い好きな子って多いんだよねえ。占いによって自分のこと分析して、それで分かったような気になってる。別に占いが悪いことだとは言わないけど、占いに頼って自分自身が見えたような気になって、それで満足するのは何か違うと思うんだ。それよりもっと他に考えなければならないことや、しなければならないことはあるんだから。それに、「私★型だから、こういう性格なの」って嫌な部分を直しもしないで、肯定するっていうのもなんか違うし。あーあ。
こんな風に、血液型で性格を判断したり異常なまでに血液型に固執するのは、聞くところによると日本人特有のものだそうだ。諸外国の人は自身の血液型も良く知らない人が多いらしいし。ま、血液型に対する思いなんて所詮その程度なのかもしれないね。
それにしても「占い」について書くのは疲れるね。ここまでくるのに何度書き直したことか。「学級会」や「みうらじゅん氏」や「腹話術」や「マナー」…について書いている時は、こんなに疲れなかったのになあ…あーあ。疲れない方法とやらを今度「占い」にでも頼って、聞いてみるとするか。なーんてね。

3月12日20年目のアクシデント
静岡第○テレビを見る。きっと今日の日記をアップする1週間後くらいには、記憶のかなたへ飛んでいっていそうなニュースを敢えて取り上げて書くことにする。
静岡の人は当然知っていることだけど、静岡第○テレビというのは、日本テレビ系をネットしている静岡県のテレビ局である。今日、この静岡第○テレビがCM飛ばしをしていたことが明らかになった。CM飛ばしをやったのは、何も静岡第○テレビが初めてではない。かつて福岡放送と北陸放送でも同様の事件が起こったことを覚えている人もいるだろう。だけどこの翌日、静岡第○テレビは民放連を除名されるという事態にまで発展してしまった。新聞の記事によると民放連が除名処分を出すのは1951年に発足して以来初めてのことだという。除名された一番の理由は、1997年にCM未放送に対してのアンケートをした際、「CMの未放送はなかった。」と虚偽の解答をしていたことが除名の大きな理由だそうだ。これによってどのようなことが生じるかといえば、「日本テレビネットワーク協議会」への総会や運営委員会などへの出席が出来なくなるとのことである。
と、難しいことを連ねてしまったが結構大変なことになってしまったことは確かなようである。具体的に私たち視聴者にどのような影響が出るのか、具体的なことは良く分からないが、例えば『24時間テレビ』みたいなネットワーク各局が協力して放送する番組に参加できなくなるとか、そういうことなんだろうか。放送はされるけど、静岡第○テレビからは中継はさせてもらえないとか。(後日談:19日現在、『ズームイン!朝!』の中継が静岡からは入っていません)そういうことなんだろうか?他にはどんなことがあるのだろうか?今度『笑点』が静岡でやった公開録画の分が放送されるけれど、これ以降はこういった番組の公開も静岡ではしてくれなくなるとか?やっぱりあるのかなあ。
となると、ちょいと心配になるのが、『ウルトラクイズ』みたいな視聴者参加番組への対応だ。まあ大丈夫だとは思うけど、私も詳しいことは何も分からないしねえ…
皮肉にも今年、静岡第○テレビは開局20周年を迎えた。現在CMでは「だいちゃん」というマスコットをぬいぐるみにして、数ヶ月前まで視聴者にプレゼントをしていた。「日テレ営業中!!」みたいなCMをこちらでもやっていて今、そのぬいぐるみを手に持ち「20年だよ!静岡第○テレビ!」なんていうCMをやっている。とんだ20年になってしまったのは、やはりどうしても否めないだろう。
これは余談になるが、CM飛ばしが発覚した日からしばらくの間は、TVに出るアナウンサー然り、キャスター然り、全員がスーツ姿だった。お詫びの姿勢の表われであろう。それがある日を境に、まるで何事もなかったかのように元どおりに戻った。こういうのって「規定で何日」みたいな取り決めがきちんとあるのだろうか。まあTVに出ている人は会社命令に従っているだけなんだろうけど。それでも、いくら服装は解除になってもとに戻っても、静岡第○テレビはもう二度と民放連に戻ることは出来ないんだよね。こうなったら、いっそのこと静岡第二テレビでも作るか?それとも新・静岡第○テレビでも作るか?なんて冗談を言っている場合ではないのだ。嘘はつくまい。

(後日談:後日この事件の責任を取って、社長ほか数名が辞職および降級の処分になったとのニュースが入る)

3月13日53年間の歴史の陰に…
『NHKのど自慢 チャンピオン大会』(NHK)を見る。あなたは、最近『のど自慢』を見たことがあるだろうか?最近の『のど自慢』が一体どんなことになっているのか、あなたは知っているだろうか?
今日は、これまでの1年間に『のど自慢』に出て、チャンピオンになった人たちの中から、さらにより選られた16組の人たちが登場するチャンピオン大会である。ゆず・高橋真梨子・ミーシャ・キロロ・ラルクアンシエル・徳永英明・長渕剛・ビギン(敬称略)など、おおよそ今までの『のど自慢』のイメージ(つまり演歌とか)とは程遠い選曲と、驚くほど若々しい年齢層はまるでNHKのスピーチコンクール『青春メッセージ』の出演者と大差はないようにも感じる。16組中10組以上が、演歌ではない曲を唄っていた。『タイタニック』のテーマ曲を英語の歌詞で流暢に唄ってみせている人もいて、本当に昔の『のど自慢』とは趣きが変わったなあと思わずにはいられなかった。
53年間の『のど自慢』歴史の中で、応募者は167万人にも登り、今年は57822人。そのなかで1万人以上が合格の鐘を鳴らしているのだという。ちなみに今年1年間では出場者970組中、合格の鐘を鳴らしたのは271組。2割8分の確率である。また135組が残念ながら、鐘ひとつで、こちらは合格の鐘を鳴らすことよりある意味大変なことなのである。
今日チャンピオンの中のチャンピオン、グランドチャンピオンに輝いたのはミーシャさんの『♪つつみ込むように』を唄った女の人だった。演歌を歌った女の子にも、上手な人はいたけれど、結局演歌は日の目を見なかった。『のど自慢』は確実に若返っている。以前『のど自慢』の鑑賞日記を書いた時、若返らないのは、客席の人たちだけだと書いた。でも、今日もっと若返っていないのではないかと思う場所があることに気が付いた。それはTVでこの番組を見ているだろう視聴者だ。きっと、私くらいの人や、もっと若い人はこんな番組を見ていないだろう。『のど自慢』の視聴者層は、確実に年齢層が高い。だけど、出場者だけはどんどん若返り、そこに目に見えない壁が出来ているようにさえ感じる。『のど自慢』を楽しみに見ている、おじいちゃんおばあちゃんたちは、出場者たちが唄う歌にどれくらいついていっているのだろうか?ミーシャって、どんなアーティストなのか知っているのだろうか?
今はまだ目に見えない壁だけれど、この壁がもっともっと高くなった時、この番組を支えているだろう視聴者層が、『のど自慢』から離れてしまうようなことがあったら、番組自体の崩壊に繋がるのではないかという心配がある。出たい人だけが増えて、見たい人が増えない。こんなアンバランスな番組では、良くないだろう。でも幸いなことに…
「『のど自慢』がNHKの番組である。」この紛れも無い事実だけが、どんな形に変わろうとも、53年間も『のど自慢』を続けてこられた一番の理由なのではないかと私は思っている。

(後日談:数日後、この時チャンピオンになった女の人が実はもとプロの演歌歌手だったことが判明した。原口緑子という、新井薫子みたいななんともまどろっこしい名前で『♪北の恋唄』という歌を出していたそうだ。どうやら番組を見ていた視聴者の人からのタレコミがあったようで、その事実が判明したようだ。スポーツ紙ほかでも取り上げられ、話題になっていたので、私はビックリしてしまった。私がここで取り上げるとどうしてしばらく後に話題になることが多いんだろう。そういえば森且行くん(おっ!これまた話題な)のときも似たようなことを書いたぞ。あー。何という偶然じゃ。それにしても、いくらそういう規定が無いとは言え、元プロの人が素人の『のど自慢』に出ちゃいけないよね。他の出場者が怒るよ!!マジで。おまけに『のど自慢』出場時に名乗っていた名前は偽名だっていうし…ぶー。嘘はつくまい。)

3月14日夢つかむ街?――東京――
『新日本探訪―トーキョー夢探し・100人の状況1年生・その後―』(NHK)を見る。
――東京。『東京』ってどんな街なんだろう……
地方に住む若者の東京に対する憧れというのは、東京に生まれ育った人には思いもつかないくらい大きいものだと思っている。ある程度物心ついた時から東京に住んでいる人は、自分が政治や文化の中心であるところに住んでいることの意味なんて、それが当たり前みたいに生きてきているから、大したことではないのかもしれない。でも、地方に住む人にとって東京は、やはり特別な街なのだ。いわば『夢つかむ街』とでも言おうか。
カメラマンの小林紀雄(キユウ)さんは5年前から「上京1年生」をテーマに写真を撮り続け、まもなくその数が100人になるのだという。小林さんは街角で、若者たちに声をかけて、上京1年生を探し出して写真を撮っている。小林さんが撮る写真は全てモノクロ。そしてパノラマ写真と見紛うくらい、素晴らしく横長の写真なのである。小林さんは写真を撮るのと同時に、いろいろなインタビューもするのだという。「東京の街を色に例えると何色?」そう聞くと、殆どの人が「灰色」と答えるのだという。コンクリートジャングルの東京。それとも、出てきたばかりで不安定な心の表われを意味するのだろうか。小林さんが写真をモノクロで撮るのには、彼らのそのような心の心情も織り込んでいるように思える。
毎年地方から東京に、大きな夢を抱いて上京してくる人は、40万人にも上るのだという。40万分のひとりを写真に収める。今日この番組の中で、100人のなかのあるふたりの女の子をピックアップして、カメラは彼女たちのその後を追いかけた。ひとりはフリーのカメラマンの30歳の女の人だった。30歳という年齢がやはりネックになっているようで、希望した会社には書類審査で落とされてしまっていた。もう一人は、撮影当時は3人で暮らしていた声優を目指す女の人だった。現在は暮らしていたアパートを引き払い、3人バラバラに暮らしている。他のふたりは劇団を旗揚げしたり、劇団に所属して芝居をしたりしているけど、彼女はまだ養成所にいて、声優のオーディションも受けさせてもらえない。彼女にとって夢に向かって確実に前進しているふたりがとても眩しく見えていた。番組の中で久しぶりに彼女たち3人が再会した。3人が今でも大切に持っているものがあるという。部屋の鍵。そう、3人で暮らしていた頃のあのアパートの鍵が、今でも大切な宝物なんだという。
毎年多くの人が夢を持って大都会東京に出てくる。だけど、夢破れて故郷に帰っていく人たちも、同じくらい多いだろうことは想像に難くない。世の中というのは簡単に夢が叶うほど甘くないけど、やりもしないうちから諦めたりするよりも、夢を持って東京に来る人の勇気が好きだ。もし駄目で、夢が破れてしまうようなことがあっても、それは自分の中の経験として大きなものが得られると思うからだ。残念ながら私は東京には住んだことがない。私にとって東京は日帰りできる圏内の街なので遊びに行くには、いい街だと思う。政治や文化のみならず、様々な情報の最先端を行く様子は、地方に住んでいるのでは決して味わえないものがある。
東京に時々遊びに行くと、言い知れぬ開放感を感じる。それは…例えば私の場合、甲府の街を歩いていたりすると、どこかで知っている人に会ってしまう、言い様のない束縛感とは全く逆のものがそこにはあるからだ。周りにいるのは知らない人ばっかり…甲府の街では決して味わえないこの感じが堪らない。だけどもしこのまま東京に住んで言い知れぬ開放感だったものが、ただの切ない孤独感に変わってしまったら、それはそれは辛いと思う。
夢つかむ街?――東京――それは、「夢」と「孤独」が背中合わせにいつもいる街。あなたにとって東京はどんな街なんだろうか?夢つかむ街?それとも…

3月15日それはイメージアップに繋がりますか?
CMを見る。最近TVを見ながら、常々取り上げたいと思っていたものがある。それはCMである。別にこれは今に始まったことではなく、移ろい行く季節の中で表れては消え、そしてまた新しく生まれるスピードが早いものとしてCMを取り上げたいなと思うことが今までにも何度かあった。それでも、今まで取り上げずにいたけれど、最近書きたいCMがあまりにもたまってきたので、今日満を持して登場させることにした。祝!『かこの鑑賞日記』CM初登場!!
♪〜「春が来た。」 「キャプテンをやりとげた。」「 また会おうねって約束した。」「 ひとり暮らしが始まった。」「 となりの町まで走った。」「 おそろいのユニフォームができた。」「 はじめて空を飛んだ。 」「息子が駅まで迎えにきた。」「 好きだって言えた。」「 ココロが踊りだす。」 これが何のCMか分かるだろうか?最近頻繁に流れているこのCMは、そう『コカコーラ』のCMである。
イメージCMというものがある。それは取りたてて、この製品の良さとか、美味しさとかを説明する訳ではなく、その製品のある風景みたいなものを、製品に相応しいイメージとしてCMを流す。昔はあまり見られなかったこの形式のCMも、近年は増えたように思う。その先駆けというか、代表選手が『コカコーラ』だと思う。そんな『コカコーラ』のCMが今いちばん気に入っていて、このCMが流れるといつも真剣に見ている私がいる。私がまだ高校生だった頃、『コカコーラ』はいつも今みたいなこんなCMを流していたように思う。でもいつの頃からか、CMの雰囲気が変わり、もう随分今みたいなCMではなかったような気がする。本当に久しぶりに気持ちの良いCMを見た。〜春・Spring〜になって新しいことが始まって、なんか気持ちも新たにワクワクしてくる気持ちを 「ココロが踊りだす。」のコピーで表現している。そこにコカコーラがある風景。しかも缶のコカコーラではなく、瓶に入ったコカコーラのある風景。有名タレントを使っている訳ではないからこそ、ますます光り輝いているこのCMを見て、多くの人々の潜在意識の中に『コカコーラ』のイメージは確実に爽やかなものとして記憶されるだろう。
√〜「基本的に明るいんだよね。あーゆー人って。」「おぼっちゃんなんでしょ?あの先生。」「貧乏だって言ってた。」「そーなの。」「だーって服なんて3つしか見たことないし、この間なんて靴下に穴開いてたし、電話も止められたって言ってたし。」「ガールフレンドいるのかしらね?」「いるって言ってたけど、あれ多分嘘だよ。」「なんで分かるの?」「子供だもん。全然。」「ワンワン」「ピンポーン」「ワンワン」「来た!!」「はいはいはいはいはい」では、これは何のCMなのか分かるだろうか?現在静岡県では頻繁に流れているCMだけど、全国的にも流れているのかな?
これはイメージCMなのだろうか?家庭教師が来る前の風景なのだけど、なにか腑に落ちないものを感じる。初めてこのCMを見たとき、私は嫌な気分になった。このCMがイメージCMとしてきちんとその役割を果たし、見ている人に良い企業(会社)イメージを与えようとしているとは私には思えないのだけど、どうだろうか。確かにイメージだけで存続出来る企業ではないのは分かっている。それなら、あのイメージCMっぽいものが意図して伝えたいものは何なのだろうか?イメージCMも作り方を一歩間違えれば、嫌な企業イメージにもなりかねない。CMの作り方も難しいものだ。
ところで、この家庭教師のCMで私が気になっていることがある。会話する母娘が食べているものは何だろう?何度見ても良く分からない。誰か分かる人がいたら教えて!!それを聞く為だけに家庭教師を頼む訳にはいかないんだから…ってそれがあのCMの戦略か?伝えたいことか?ってそんな訳ないだろ。ぶー。

3月16日『ゴールドラッシュ』のあとで
『ウンナンの炎のチャレンジャーこれが出来たら1000万円!今世紀最強の大激突スペシャル』(テレ朝)を見る。
その昔、『ゴールドラッシュ』という番組があった。フジテレビ系で放送されていた、いわゆるオーディション番組だ。ここからは当時の私の記憶のみで書くので、もしかすると記憶違いの部分があるかもしれないことを踏まえて読んで欲しい。
この番組が放送されていた頃、私は何歳だったのか、今から何年前に放送されていた番組なのかは、残念ながら良く覚えていない。当時私は何を血迷ったか、途中からだけど毎週見始めた。確か歌手部門・俳優部門・リポーター部門があって、毎月ブロック予選のようなものに勝抜いた挑戦者の中から、ブロックチャンピオンを決める。そしてそのブロックのチャンピオンが何組か集まったところで、グランドチャンピオン大会を行なう。その繰り返しが3回くらい続いたところで、番組は終わったはずだ。結果グランドチャンピオンを3組輩出したことになる。
最初のグラチャンは男の人で、ドラマに出たり歌を出したりしたものの、今はその行方さえ分からない。二代目のグラチャンは女の人で『♪私はあなたを終われない』とかいうタイトルの歌でデビューしたものの、彼女も今は行方が分からない。三代目のグラチャンはお笑いを目指すふたり組の男の子たちだった。当時異色でさほど面白いとは思わなかったけれど、初代が男・二代目が女ということもあってなのか、番組的にもバラエティー豊かなチャンピオンを生み出し、バランスを保つためなのかどうかは分からないけど、結局彼らがグランドチャンピオンに輝いた。『ゴールドラッシュ』の最終回の放送を、またまた何を血迷ったか、私はビデオにとって何度か見た。三代目グラチャンに輝いて、今まさにお笑いを目指そうとしている男の子ふたりの、希望と期待と不安に満ちた生活のスタートを切る映像が流されていた。仕事は『いただきます』(当時)の前説からだった。下積み。決して広くはないアパートの1室。そこが彼らのスタートラインだった。
…あれからどれくらいの年月が経ったのだろうか。彼らふたりのことは何故だか良く分からないけれど、いつもどこか頭の片隅にあった。でも、殆ど彼らをTVで見ることはなかった。たまに出る番組といったら、お笑いタレントの悲しい宿命か、その他大勢の賑やかし程度の出演に過ぎなかった。『ボキャブラ天国』(フジ)が始まって何度か彼らを目にする機会もあったけれど、イマイチの作風にイマイチメジャーにもなりきれないバランスの悪さ。それでも他の『ゴールドラッシュ』出身者の多くはひっそりと消えていくなかで、頑張っていることは嬉しいことだと思って見ていた。梶原聡とか山崎亜弥子とかBIG(びんぼういやならがんばろうの略らしい)を知っているだろうか?今現在この番組で生き残っているのは一番有名なのが千秋ちゃんだけど、鹿児島読売テレビの糸永直美アナウンサーも実はこの番組に出ていたんだよ。これまたマイナーなお話だ。(私の頭の中にはこういうネタは事欠かないのだ。あきれないで、ついてきてね。お願い。)
ひどく前置きが長くなったけど、今日『炎のチャレンジャー』の中で、「芸能人限定72時間断食できたら100万円」という企画があった。見事80時間断食に成功して100万円をゲットしたふたりがいた。そのうちのひとり黒川忠文くんこそ、三代目のグラチャンに輝いた男の子、その人だ。途中まで一緒に頑張った山本栄治くんと一緒に「アンバランス」というお笑いコンビを頑張って今も続けている。黒川くんが100万円をゲットした瞬間、ここまで書いてきたような今までの思い出が一瞬にして私の頭のなかを過ぎった。こう書くのはホントは失礼なことかもしれないけれど、『ゴールドラッシュ』が終わってから、今日が一番TVのなかで輝いていた日だったように思う。残念ながら途中でリタイヤしてしまった相方の山本くんも「ここまで4人で一緒に頑張ってきたんだから、みんなの前で食べる訳にはいかない。」と名言をはいて、ライバルを感動させて泣かせてしまう一幕を作った。その瞬間、『炎のチャレンジャー』がまるで別な番組になったかのように思えた。黒川くん曰く「一番辛かったのは、すき焼きが出てきた頃」だったという。
笑わないで読んで欲しい。80時間水以外のものを口にしないというのがどれくらい大変なものなのかは、したことのない私にも想像がつくものではない。芸能生活の中ではきっともっと辛いことはたくさんあったと思う。下積み。決して広くはないアパートの1室。あの部屋からスタートした彼らの生活は一体どの程度のものだったのだろう。
嬉しいことは重なるもので、この企画をやっている最中に、黒川くんに子供が産まれたという連絡が入った。結婚していたことすら、私は知らなかったのに…100万円は出産と育児費用に当てるという。時代は確実に流れている。そしてみんな大人になる。
私の頭の中にはどうでもいいというか、知っていてもたいして役にも立たないようなこんな知識がたくさんある。本当はもっと学校で勉強するような知識がたくさんあったほうがいいに決まってる。だけど今日、この番組を見ていていろいろなことが頭をよぎって、こういう知識があるのも強ち悪いものではないのかもしれないと思った。その瞬間、100万円をゲットした彼らの姿と、グランドチャンピオンに輝いて喜んでいるときの彼らの姿がオーバーラップした。少なくとも私の中では、今日の『炎のチャレンジャー』はとても深い番組に見て取れた。いつもは役に立たない知識も、こんな風に今日みたいに役に立つ時が来るんだね。
今度彼らを見るときは、本業のお笑いで輝いていて欲しいと思う。「アンバランス」その名前に「ン」の字が入っていると良いって聞いたことがあるよ。(あっ!ふたつもある!!)真相のほどは定かではないけれど、その言葉を信じてこれからも進んでいって欲しいと思う。彼らに本当の『ゴールドラッシュ』が来るのはいつのことなんだろう。

3月17日タイミング
ニュースを見る。今日は「タイミング」について考えたい。
今週から始まった厚生省のCM。CMが始まる前にポスターが作られ、いろいろな意味で話題になって、満を持して登場した感もあり、私も賛否両論が起こりそうなCMだなあと思いながら何度か流れてくるCMを目にした。
今朝、珍しくかけて見ていたワイドショーで、今日新曲発表会が行なわれることを知った。私はそのニュースを最後まで見切らないうちにTVを消した。数時間後、お昼に再びTVをつけた。『笑っていいとも!』(フジ)を見るために。CMに入ると他局にまわしてしまう癖がある。今日もその例にもれずCMになったので他局にまわした。そこで再び彼女の名前を目にした。「なんだ、また新曲発表のニュースか。」一瞬そう思ってしまった私にも、すぐに様子が違うことに気がついた。事故。交通事故だとニュースでは伝えていた。テロップには「重体」と書いてあったけれど、キャスターは亡くなったと確かに言っている。驚いた…
話題のCMが流れている。今日は新曲発表の日でもある。世の中の注目を一気に集めて、幸せな日になるはずだったのが一転した。なんというタイミングの悪さだろう。誰の目にもそう映ったはずだ。
彼女が沖縄に緊急帰郷するのを追いかけて、マスコミは空港で彼女の姿を探した。沖縄行きの便はすぐに満員。空港では沖縄行きの便に彼女の姿を探して追いかけ、それはまるでゲルマン民族の大移動の如く凄い騒ぎだったという。そんな騒ぎの中、いかにも芸能関係者らしき人が現れたので、みんなすっかり彼女だと思って追いかけたら、なんと宮沢りえちゃんだった。必然的にコメントを求められるりえちゃんは「やめてください」と困惑した表情だったという。なんというタイミングの妙だろう。なんという偶然か。どのくらいの人が覚えているかは分からないけれど、少なくとも私の中では、宮沢りえちゃんといえばかつて「タイミングの女王」として君臨していた感がある。りえちゃんが大きな話題を振り撒く日は、必ず他にもニュースがあって、自分が話題を振り撒くことによってその他のニュースの存在を軽くしてしまう…なんてことはホントに良くあった。特に例の相撲取りのときには…そんなタイミングをいつもいつも策らんでいたように見える、りえちゃんが今度は、自分が気まずいタイミングに現れてしまう、このタイミングの偶然は如何なものだろうか。
芸能界で、いつも話題の中心にいるために「タイミング」というのは大切なものだろう。例えば有名人気俳優と女優の結婚式なんていう日に、なにか会見をしても、記事としては大きく扱われないから、タイミングをずらして…なんてことはよくあるんだろうと思う。りえちゃんを引き合いに出すのも申し訳ないんだけど、りえちゃんみたいに誰の目にも明らかにタイミングを計っているように見えるのも、あまり美しくないなと思ってしまう。いつもいつもタイミングを計って、自分の都合の良いことばかりしていると、今度は自分が今日みたいに、こんな妙な偶然に出くわしてしまうこともあるんだから…人間、悪いことや嫌らしいことは出来ないよなと思ってしまう。何らかの形で返ってくるんだよね。良いことも、悪いことも、自分に…
今日そのほとんどがこの事件に裂かれてしまった、その陰で、そのまんま東さんが復帰会見を行なっていたのを、あなたはご存知だろうか。新聞によってはその会見が記事になることもなく、某ワイドショーでその会見の様子を目にした私は、ひどくひっそりとした印象を受けた。彼自身19年間の芸能生活の中で、こんなにたくさん休んだのは初めてだったというし、奥様のかとうかずこさんとも話し合った結果、一緒に頑張っていこうと言う結論に達したという。復帰はマラソン大会。しかも盲目ランナーの伴走者として、だという。東さんの表情は真剣で、私は今まで彼のそんな顔を見たことがなかった。私は驚いて、しばし見つめていた。この会見が大きく報道されることもなく過ぎ去ったことは、結果的に良かったのかどうなのかは、彼自身のこれからにかかってくることは間違いない。
いろいろな出来事が複雑に絡み合って、そこに「タイミング」がある。「タイミング」は、時に嬉しいものではあるけど、時にあまりにも切なく、残酷なものだ。策して、計って、いつも上手くいくほど簡単なものでは決してないと、私は言いたい。「タイミング」はある意味「運」みたいなものだから、いつもいつも「タイミング」を見計らって行動ばかりしていて、いい気になっていると必ずしっぺ返しがくると思うよ。…安室ちゃんのお母さんのご冥福をお祈り申し上げます。

3月18日【私は今幸せ!!】
『笑っていいとも!』(フジ)を見る。「梅宮アンナさんがフリップに書いた自分自身のイメージ。【私は今幸せ!!】そうだと思う人はスイッチオン!!」もしあなたがアルタの会場にいたら、スイッチオンする?それともしない?
スイッチを持っているお客さん100人中、スイッチを押したのは96人。100人行きそうな勢いだったけど、押さない4人。いるんだねえ。
これは今日の『いいとも』でのヒトコマ。なかなか面白い場面だった。しばらくマスコミに出るのを避けていたアンナさんが、『いいとも』に出てきたから驚いた。驚いた。まあ騒ぎも落ち着いてきたから、という訳でもなさそうだけど、今ワイドショーは例の如くそれどころではなくなってしまったから、アンナさんにとっても、出易い環境だったんだろうと思う。【私は今幸せ!!】もし私がスイッチを持っていても、スイッチを押すと思う。自分でそうフリップに書いて、幸せだと思っているなら幸せなんだろうし。それにしても自分が幸せかどうかを他人に問えるアンナさんは凄いなと思わずにはいられなかった。
そしてもうひとりゲストに、相田翔子さんが出てきた。そういえば久しぶりに翔子ちゃんを見たような気がする。今、ふと新聞のTV欄に目をやったら、ちょうど今日の『徹子の部屋』(テレ朝)のゲストが鈴木早智子さんだったんだね。なんという偶然ぞ!見逃したことを、少し後悔してしまった。
【私は今幸せ!!】もしWinkのふたりがフリップにこう書いたら、何人がスイッチを押すんだろう?100人中、うーん。いやいや!ホントは幸せは他人が計るものなんかではないんだ。自分で幸せだとフリップに書いて、自分が幸せだと思っているなら、それが一番幸せなのかもしれない。どんなに他人から幸せそうに思われても、それは「幸せそう」であって自分の本当の「幸せ」とは違うものなんだから…
あなたは、自分が今幸せかどうか、他人に問えるだけの勇気がありますか?スイッチオン!!

3月19日ニ、ケイゾク…
『ケイゾク』(TBS)を見る。あなたは今日『ケイゾク』を見たか?本日最終回。特別視聴率の良いドラマではなかったけれど、その映像の妙と、推理物が好きだという私の趣味から毎週楽しみに見ていた番組だった。「謎解き」これがこのドラマの軸を為しているものだった。どんなふうに犯行したかを推理していく。なかにはちょいと無理のあるものもあったけど、それなりに面白く私は見ていた。それが…
ラスト3回。物語が一転した。確かに今までもその兆候はあった。ドラマの最後、いつも謎めいた映像が入っていたので、これは何だろうかと気にはなっていた。それはラストへ続く、ホンの序曲に過ぎなかったのだ。ラスト3回で、その部分がどんどん大きくなっていって、本日最終回を迎えた。この部分がどんなお話だったのかを説明すると長くなるので、割愛するが、今日の最終回は凄かった。ミゴトニヤラレタ…ヤラレテシマッタ…
視聴者に大きな謎を残しつつ、(この謎は以前「速報」に書いたので、ここにはもう書かないよ)ドラマは終わった。鈴木沙理奈ちゃんの演技も迫真ものだったし、何と言っても野口五郎さん、新しい境地を開拓したのかとさえ思うほどの演技力だった。いつの間にあんな演技力を…以前、鑑賞日記の中で「刑事ゴロンボみたいだ」なんて書いたのが失礼だったかとさえ思った。いやはや参った。参ったよ。コノナゾハ、エイガニ、ケイゾク…か。(デモホントニエイガニナルノ?アレハフィクションダッテイッシュンデタシ…アア、ナゾダ。ナゾニ、ケイゾク…)

3月20日「あ〜ん」な感じ
『ポップジャム』(NHK)を見る。青江美奈さんの『♪伊勢佐木町ブルース』という唄がある。タイトルだけでは分からない人もいるだろうけど、最初の部分が色っぽい歌い出しの歌と言えば、ピンとくる人もいるのではないだろうか。「あ〜ん」っていう、そう、あの歌のことだ。
今日、この番組のゲストにタンポポの3人が来ていた。視聴者からの葉書がきっかけでタンポポの3人がそれぞれにこの歌の「あ〜ん」っていう部分をカメラ目線でやってもらうことになった。さて、誰が一番色っぽいのかな?せっかく(?)なので、司会の爆笑問題の太田さんもやることになった。3人が順にやって、最後に太田さんがやったら、太田さんの「あ〜ん」があまりにも…だったので、場内大爆笑の渦に包まれた。タンポポと太田さん、はたしてどちらが色っぽかったか会場の人の拍手と声援で判断することになった。結果、太田さんの圧勝!!それがどんな「あ〜ん」だったか上手く言葉で表現できないのがとても残念だ。
この場面をTVで見ていた私は、前にもこれと似たようなシーンに出くわしたことを思い出した。それが何だったのかは、すぐに思い出すことが出来た。…1989年8月13日東京ドーム。賀来千香子さんに似ている人という条件の中、なぜかひとり並んでいた男の人がいた。『第13回アメリカ横断ウルトラクイズ』敗者復活戦!その時、会場の拍手と声援を一身に浴びて、敗者復活を果たした彼。彼は本当に似ていたのだろうか。もしかしたら…今日、太田さんが勝ってしまった様子を見て、ふとこのシーンが私の頭の中で甦った。今日の会場の雰囲気も、あの日の東京ドームと似たような感じを受けた。何故だか分からないけれど、一種独特の空気がそこにはあって、会場の雰囲気に飲まれてしまいそうになる感じ…飲まれてもいいや!『ポップジャム』を見て、思いがけず初めて出場したときの『ウルトラクイズ』を思い出してしまうような、こんな日くらい。

3月21日最初で最後のコンサート
『スーパーJOCKEY』(NTV)を見る。私が初めて行ったコンサートは『ビートたけし&たけし軍団』だった。1986年11月だったと記憶している。もう今から13年も前の出来事だ。あの頃、とても仲が良かった友達がビートたけしさんの大ファンで、彼女に誘われて見に行ったコンサートだった。今となっては、たけしさんのコンサートなど考えられないことなのかもしれないけれど、当時たけしさんは軍団と組んで、何枚もレコードを出していた。コンサートに行く前に、その友達からたけしさんの歌をカセットテープにダビングしてもらって聴いてからコンサートに行った。満員の会場。最初に軍団が登場して、そして、満を持したところで、たけしさんが登場する。私にとって初めてのコンサート。その日のことは今でも良く覚えている…
それからしばらくの後、たけしさんは軍団と一緒に例の事件を起こした。最初にそのことを知ったのは、ある日学校に来てすぐの友達の言葉だった。「たけしが捕まっちゃった…」それがきっかけで、たけしさんは『スーパーJOCKEY』をはじめ、いくつかの番組を休んだ。
私がまだ高校生だった頃、『スーパーJOCKEY』を本当に良く見ていた(その頃まだ我が家はテレ朝が映らなかったから)。たけしさんが大好きな友達の影響か、あの頃の私は、たけし軍団の人の名前もきちんと言えたし、彼らの本名まできちんと頭に入っていた。私の記憶が正しければ、この事件以来、たけしさんはコンサートを殆どやっていない。あのコンサートは、最初で最後の貴重なコンサートだったことは確かだ。
…と、突然こんな恥ずかしい思い出話を書く気になったのも、この『スーパーJOCKEY』の放送も来週あと1回を残すのみとなってしまったからだ。そう、来週でたけしさんにその司会が代わってから16年間も続いてきた、日曜日昼1時の看板番組『スーパーJOCKEY』も終わってしまう。『アタック25』(テレ朝)を見るようになってから、そのチャンネルが『スーパーJOCKEY』にあることは殆どなくなってしまった。それでも16年この番組は続いてきた。今週と来週は16年間の総集編ということで、今日は今まで来た歌のゲストを振り返って見ていた。いろいろな歌のゲストを紹介していて、それなりに懐かしかったけど、最後に紹介されていたビートたけしさんの唄う姿は、なかでも一番懐かしかった。…そういえば、コンサート行ったんだよな。懐かしくて、時間がタイムスリップしたみたいだった。
3月28日は最後の放送日だ。来週(最終回)は「ガンバルマン」を振り返るようだ。いつもチャンネルは別にあるけど、そちらはビデオにとって、最後くらいリアルタイムで『スーパーJOCKEY』を見ようかなと思う。奇しくも『ウルトラクイズ』と同じように17年目を迎えることなく、終わりを迎えてしまう最後を、この目できちんと見納めたい。

3月22日日本で一番高い
富士山を見る。一昨日、1年3ヶ月ぶりに特急ふじかわ号に乗った。そして1年3ヶ月ぶりに甲府駅に行った。
私が11年間電車通勤通学をしていたことは、この日記に何度か書いている。11年間、私は甲府市内の学校や職場に通っていたので必然的に「甲府駅」にはほぼ毎日行っていた。だから1年3ヶ月もの間、「甲府駅」に足を踏み入れなかったのは、これが初めてのことだった。甲府駅から中央本線に乗り換えて、18分ほどで「東山梨駅」に着く。「東山梨駅」とは名ばかりの、小さい無人駅だ。11年間、私はこの駅から電車に乗って、甲府まで通っていた。
…長いこと慣れ親しんだところを離れ、しばらくぶりに訪れてみると、その変貌に驚かされることが多い。久しぶりに「甲府駅」と、そこから「東山梨駅」へと続く車窓を眺めていたら、その変貌にひどく驚いた。今までなかった建物が建っていたり、あったはずのものがなくなっていたりして、1年3ヶ月のブランクがひしひしと伝わってきた。
毎日見ている景色がある。時の流れで徐々に変わっているはずなのに、毎日見ているからその変わりようには気がつかない。私が電車に乗って通っていた11年間にも、たくさん風景が変わって行ったんだろうと思う。だけど毎日見ているから今までどんなふうに変わっていったのかは、あんまり気がつかなかったんだよね。
日常生活の中では、時の流れというものを感じる機会があまりない。でも、こうして久しぶりに懐かしい場所を訪れるとその感じがひしひしと伝わってきて、どうしようもなくノスタルジックな気分になる。着いたら山梨は雪が降っていた。降る本物の雪を見たのも久しぶりだ。1年3ヶ月振り?いやいやもっと振りだな、たぶん。
一昨日は雨が降っていた。でも今日はいいお天気だった。帰りのふじかわ号が富士宮駅に差し掛かる頃、天気が良い日には決まって流れるアナウンスがある。(まあ車掌によってだけど)「ここからしばらくは富士山が一番美しく見える場所です。」と。眩しくて閉めていたカーテンが一斉に開いて、美しい富士山が目に飛び込んできた。誰かがシャッターを切る音がした。TVや写真で見る富士山も、もちろん美しいけどやっぱり実物には敵わないなと思った。1年3ヶ月振りに間近で見た富士山はちっとも変わらなくそのままの姿で、静岡から見ても、山梨から見てもどちらから見たって美しいじゃないかと思った。…そして1年3ヶ月という年月が、人間にとっては何かが変化するのに充分な歳月であるのに、自然界にとってはあまりにも短い時間であるんだなと、富士山を見ながら改めてそんなことを考えていた。自然は偉大だ。
今日見た番組全てが全部お蔵入りしてしまうくらい、雨上がりの空に輝く富士山は美しかった。

3月23日広瀬くんを覚えていますか?
新聞を読む。今日図書館に行って、いつものように新聞を乱読していたら、とある記事に目が釘付けになった。その新聞にも大きく取り上げられていた記事なので、知っている人もいると思う。でも、私的にも随分驚いた出来事だったので、今回鑑賞日記にも登場させることにした。
その昔、『天才たけしの元気が出るテレビ』(NTV)という番組が日曜夜8時から放送されていたのを覚えているだろうか。そして、この番組をリアルタイムで見ていた人は、どのくらいいるのだろうか。この番組をリアルタイムで見て、いろいろ感じていた人にこそ読んで欲しい、今日はそんな日記になりそうだ。
『天才たけしの元気が出るテレビ』は1985年4月14日から1995年9月24日まで、その後『超 天才たけしの元気が出るテレビ』にタイトルを変え、1996年9月まで11年間に渡って続いた番組だ。ビートたけしさんの他に、松方弘樹さん・兵藤ゆきさん・高田純次さんらが出演していて、スタッフにはテリー伊藤さんや電波少年ですっかりお馴染みになった土屋敏男さんがいたことでも知られている。
最高視聴率は1993年10月17日に記録した22.9%だったという。どんな企画が放送されていた日なのだろうか。「ダンス甲子園」「勇気を出して初めての告白」「幸せの黄色いハンカチ」「失恋傷心バスツアー」「ワニ相撲」など様々な人気企画があったことを覚えている人も多いことだろう。原宿の「元気が出るハウス」に行ったことが懐かしく思い出される。この間昔のアルバムを見ていたら「大仏魂」が写っている写真を発見して驚いたぜ!!
この番組からもいろいろな有名人が出た。有名どころでは、ボクシングの飯田覚士さん・的場浩司さん・山本太郎さんらがいる。エンペラー吉田さんとか、浪越さんとか、いたねえー。
そんないくつもの企画・何人かの有名人のなかで忘れてはいけない企画があった。「勉強して東大に入ろうね会」というものだ。広瀬伸哉くんという男の子がいて、彼がどうしても東京大学に入学したいということから、発足した会である。1990年から2年半続いた企画だ。私はこの広瀬くんと同い年だったということもあり、この企画のことをとても印象深く覚えている。彼が一浪したときに確かこの会が設立された。彼の東大にかける思いは、ものすごい強いものだったけれど、第一期東大に入ろうね会の中で彼だけが不合格だった。高田純次さんと合格発表を見に行って、自分の番号が無かったときの彼の表情を、今でも思い出すことが出来る。結局彼は慶應義塾大学に入学した。そしてこの「勉強して東大に入ろうね会」も終わった。だけど彼はそれからも毎年東大を受験し続けていたという。大学を卒業して、働くようになってからも受験をした。そして今年も受けたという。
そんな広瀬くんの記事が、今日見た新聞に大きく載っていた。それは広瀬くんが亡くなったことを知らせる記事だった。雫石スキー場でコース脇の立ち木に激突した、事故だった。奇しくも東大の合格発表の3日前だったという。運命ってときに皮肉なものなんだね。最近こんな暗い話題が多くてゴメンね。でも、なんだかとってもかなしかった。TVで人気が出た素人が次に大きく取り上げられるのが、東大合格ではなくて、こんなかなしいニュースになってしまったのが、とっても…広瀬伸哉くんのご冥福をお祈り申し上げます。

3月24日シリーズ最後の物語
『天までとどけ8』(TBS)を見る。月曜日から金曜日までTBSの昼1時から1時半まで帯で放送されている番組と言ったら『花王 愛の劇場』だろう。かつてこの枠の人気シリーズと言ったら『わが子よ』を思い出す人も多いことだろうと思う。そんな『わが子よ』シリーズもいつしか終わって、近年この枠で人気シリーズになったのが冒頭に挙げた『天までとどけ』である。
平日のお昼の帯番組を、通常見れるはずもなく、このシリーズが始まったばかりの頃はそれほど気にも留めないでいた。それが2回3回とシリーズを重ねるうちに、流石の私も気になり出した。そんな頃、母からこの番組が面白いということを聞いた。それから私も何度か機会がある毎に見始めた。
回を重ねること、今シリーズで8作目になる。そしてこの8作目は『天までとどけ』の最後の作品にもなるのである。多くの子役が登場するこの番組は、通常夏休みを使って撮影されていたと言う。始まったばかりの頃は、それなりに劇団等に所属していた子役たちも、今ではそのほとんどが芸能界を辞め、芸能界とは別な職場に就職しているという。この番組の為だけにみんなが集まって撮影をする。そんなことを続けていたけれど、それも困難なことになってしまったようだ。このドラマは連続15回で終わる。4月9日が最終回だ。このドラマの終了後、河相我聞くんや若林志穂さんらを残し、殆どがブラウン管から姿を消す。そう思ってこのドラマを見ていると、それもまた感慨深いものがある。
さてこのシリーズが終わるとすれば、『花王 愛の劇場』で今度はどんなシリーズを打ち出してくれるのだろうか。なるべく家の中が舞台になるようなお話じゃないと、まずいよね。それもお風呂場や台所がきちんとでてくるようなお話じゃないと。ねっ!そうでしょ!!花王さん!!!

3月25日選ばれし人々が集う場所
『選抜高校野球・開会式』(NHK)を見る。またこの季節がやってきたか。夏の大会ほどは盛り上がらないけれど、選ばれし学校と、その都道府県では盛り上がるこの大会が、今年も今日から開幕した。
春夏問わず、私は高校野球の開会式が好きだ。今まではリアルタイムで見ることが出来なかったけれど、今はきちんと見ることが出来てちょっと嬉しい。「開会式」そこは選ばれし人々が大勢集結する場所だ。その名の通り選抜された高校球児。いくつものヒット曲から選ばれし入場行進曲(今年はKiroroの『♪長い間』)。プラカードを持って行進しているボーイスカウトの面々も選ばれし人々だろう。そして近年、司会進行を高校生が務めるようになっている。司会進行をしたふたりの高校生の声より先に、その姿がブラウン管に映し出された。はたしてどんな美声を聞かせてくれるのか…と思って見ていたら、その姿からは想像できないくらいの美声で驚いた!それもそのはず、男の子は『第45回NHK杯全国放送コンテスト』で優勝したほどの美声の持ち主だったのだから…しばらくして、史上初の『♪君が代』独唱ということで、ひとりの高校生が壇上に躍り出て歌い上げた。彼女も素晴らしき美声で、いやはや選ばれし人々だ。緊張のなかにも、会場の注目を一身に浴びて唄うことはさぞ気持ちの良い瞬間だったことだろう。
今回の高校野球は静岡からも山梨からもそれぞれ一校づつ選ばれている。先日山梨で見たローカルテレビでは、市川高校を応援する番組を放送していた。そして静岡でも同様の番組をやっている。選ばれし高校を持つ都道府県はどこも同様の番組を、同時期にやっているんだろうな…ふと故郷を懐かしく想う、高校野球はそんな行事でもある。
静岡と山梨と、応援する高校がふたつに増えたのは、嬉しい楽しみだ。今日の第三試合に市川高校が登場して、2対1で見事初戦を突破した。「静岡も突破しますように…」この鑑賞日記をアップする頃、どちらのチームも敗れて姿を消しているなんていうことがないよう、願いたい。

3月26日「イニシャルセールス」って何か知ってる?
『ハート・ビート・トップテン』(K−MIX)を聴く。この鑑賞日記にコンスタントに登場するラジオ番組がある。基本的には毎週聴いている番組なのだけど、その中でも興味深かったものはここでも紹介したいと思っている。今日もそんな興味深いチャートの登場だ。
「イニシャルセールス」と言う言葉を知っているだろうか。日本語に訳すと「初動売り上げ」といったところだろうか。つまり登場1週目にどのくらい売り上げを伸ばしたのかが分かるランキングだ。そこで今回は『およげ!たいやきくん』が大ヒットした1976年から今年までの「イニシャルセールスチャート」トップ10を紹介したい。
第10位『YAH YAH YAH』CHAGE&ASKA(75万枚)・第9位『裸足の女神』B'z(77万枚)・第8位『Don't Leave Me』B'z(79万枚)・第7位『CAN YOU CELEBRATE?』安室奈美恵(83万枚)・第6位『誘惑』GLAY(84万枚)・第5位『君がいるだけで』米米クラブ(92万枚)・第4位『LOVE PHANTOM』B'z(95.1万枚)・第3位『ウインターアゲイン』GLAY(95.6万枚)・第2位『だんご3兄弟』速水けんたろう 茂森あゆみ ひまわりキッズ だんご合唱団(102.6万枚)…
『だんご3兄弟』が2位に君臨している。『だんご3兄弟』を語るとき、必ず引き合いに出されるのが『およげ!たいやきくん』である。この歌の「イニシャルセールス」は22万枚だったという。『だんご3兄弟』はその4倍も売り上げている計算だ。最終的に『およげ!たいやきくん』は453.6万枚の売り上げを記録した。昔と今とでは売り出し方も違うので、簡単に比較することは出来ないだろう。昔は少しずつ少しずつコンスタントに売り上げてミリオンセラーがロングセラーになった。最近はブームになるのも早くて、すたれるのも早いからねえ。ここに記した曲が最終的にどのくらいの売り上げを伸ばしたかとか、みんなの心の中にどのくらい残っているかとか、このチャートからは見えてこない。改めてこのランキングを見ながら、一瞬のうちに大量のセールスを記録するより、息の長い曲でいる方が今は大変なんだなと思った。
おっと、そういえばまたまた第1位を書いていなかったね。(このシリーズは1位を敢えて書かないのがお約束になりつつあるような気が…)フジテレビのドラマ通称月9の主題歌で、イニシャルセールス120万枚のアレですよ。アレ。隠し扉に気がつくか!!ヒントは1996年のドラマだよ!!

3月27日再放送の醍醐味〜第1回目の映像を見た〜
『ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー』(静岡朝日)を見る。毎週土曜日のお昼、静岡ではこの番組の再放送をやっている。それを今日、たまたまTVで見た。この再放送というのがこれまた曲者で、平気で半年くらい前の放送をやっている。簡単に言葉で半年というけれど、TV界の半年といえばかなり前の感があるのは否めない。
で、今日放送されていたものがどんなだったのかと言えば、偶然にも鑑賞日記に登場させた回の放送だった。昨年の10月20日の日記がそれであるので、気になる人は読み直してもらいたい。それを読むと、結構良い回の放送だったことが分かる。この放送をリアルタイムで見たときには、カジキマグロを獲って100万円をゲットした人たちのことを印象深く書いているけれど、それから半年経った今の私からみると、また違ったところに着目してしまう。この変化は多分、半年後の世界を知っている私と、知らない私の大いなる差であろう。
では私は今回どんな企画に着目したかといえば、「100日連続7時にいただきます出来たら100万円」だった。今日見た再放送では、この企画が今日から始まるという、最初の放送の日だった。私たちは今、この家族が艱難辛苦を乗り越え、100万円ゲットしたことを知っている。だけど、この企画がどんなふうにスタートしたのかはビデオに録画していた訳でもないので、殆ど覚えていない。このギャップを埋めるかのような、今回の再放送は、私にとって非常に興味深いものだった。この企画の最終回は1月26日に放送された。その時もこの日記の中に登場させている。飛べるようにしておいたので、これまた興味がある人はどうぞ!そのなかで、この澤さん一家がとても魅力的な家族であると書いている。
今日、その家族の初登場の場面を見た。魅力的な家族であることが最初の放送から、にじみ出ている。チャレンジ初日からお姉ちゃんの帰りが遅く6時50分に帰宅。そのお姉ちゃんがいつも乗る電車は単線で、駅から会社まで歩いて25分もかかることがきちんと説明されている。そして何度かカメラの中に登場する孫娘のことも、絵梨香ちゃんだときちんとテロップで紹介している。5日目。お父さんが「もうやめよっか」発言をして、家族の反発と会場の失笑をかい、早くも良い雰囲気を出し始めていた。半年前、私は確かにその映像を目にしたはずなのに、殆どを覚えていなかった。人間の記憶なんて所詮その程度のものなのか…
今まで特にビデオに撮ることもなく、過ぎ去っている多くの番組がある。今日見たのもそんな番組のひとつだ。再放送を見るのも、リアルタイムで見るのとはまた違った趣があっていいものだと思う。リアルタイムで放送されたのでは気がつかない、いろいろなことが見えてくるからだ。再放送もいいものだと、改めて思った。
昔ビデオに撮ったっきりで見ていない番組を見たときや、古い雑誌を整理している時、消してしまおう、捨ててしまおうと思ったその瞬間、思いがけないお宝映像を見つけることもあったりして…思わず、嬉しくなってしまう…こんなことしてるから、増えていくんだよな。ビデオも雑誌も。だから片付かないんだよなあ。部屋が。

3月28日「さようなら」の季節〜それぞれの最後・それぞれのゴール〜
『スーパーJOCKEY』(NTV)を見る。3月は番組改編の季節だ。この時期、様々な番組が最終回を迎えたり、司会者が変わったりして、TVの中でいくつもの「さようなら」と出会える。個人的に好きな番組だったり、好きな司会者だったりすると、その「さようなら」の挨拶も淋しいものに聞こえる。「春」は出逢いと別れの季節。3月は別れの季節。「さようなら」の季節――。
あなたは今日『スーパーJOCKEY』を見たか。先週の日記でも予告していた通り、私は今日昼1時、この番組にチャンネルを合わせた。何年ぶりの感覚だったろう。先週から引き続いての16年間の総集編が始まった。いやー懐かしい映像の数々だった。たけしさんも軍団もみんな若い!若い!『よく見りゃ似てるこの2人』なんていうコーナー懐かしくて涙が出そうだったぜ。グレート義太夫さんと茶釜、似て蝶。教科書に載っていた何やらと誰々、なんてホントに良くあったよね。日影忠男さんもそれなりに懐かしかったし、ホント何年振りに日影さんを見たんだろう。最優秀ガンバルマンはラッシャー板前さんに決定した。ガンバルマンに一番相応しい人として、有終の美を飾った。軍団もたくさんいたけど、やっぱり彼だよな、と私も思う。
そのあとビデオに撮っておいた『アタック25』(テレ朝)を見た。番組の最後に問題読みの相馬さんが、今日で終わりの花束を貰っていた。エンディングの主役、全部彼女に持って行かれちゃったね…
夜、なすびくんのゴールを見た。そういえばこの鑑賞日記に『電波少年』(NTV)を取り上げるのは初めてだ。舞台上に現れたなすびくんは、土屋プロデューサーに手を引かれ、終始ブツクサ言っていた。ひとりでいる時間が長いと、やっぱり独り言も増えるのかな。控え室と称されたいつもの部屋に通されたなすびくんは、服を脱ぎ始めた。この番組が今日、生放送でなかったのは、こうしたことを加味してのことだろう。部屋が突然ベキベキと崩れ、大勢の人がなすびくんの周りを取り囲んでいるというシチュエーションはきっと、なすびくんの部屋は実は全国の人が見ていたんだよと言いたかったんだろうと思う。なすびくんのボキャブラリティーの高さは日記からも良く分かる。番組の最後、記者からインタビューを受けたなすびくんは、まどろっこしい質問に対しても、きちんと順序正しく答えていた。…とにかく今日(ホントは数日前だろうけど)なすびくんは取り敢えずのゴールをした。なんか聞くところによると、その日の放送終了間近に、日本テレビでは『電波少年ヨーデル祭り』というのが15分間ほど、実際に放送されたようなのだけど、見た人はいるだろうか。ねえ、日本テレビがきちんと映る、関東近郊のみなさん。最後に映ったなすびくんの映像はひどく意味深だったそうじゃないか…でもとにかくまあ、今日でなすびくんの懸賞生活は終わった。その生活は1年3ヶ月にも及んだという。(えっ?1年3ヶ月?私の…と一緒じゃん!)
今日3つの終わりに出会った。それぞれの3月28日。それぞれの終わり。そしてゴール!
『スーパーJOCKEY』の一番最後でビートたけしさんが、視聴者の皆さんに向けて挨拶をした。「16年やってきましたけど、 芸人で これだけ長い番組をやれたのは幸せだし、 ただ感傷にふけっているだけじゃなくて われわれ芸人は、 これから長いこと働かなきゃいけないし、 いままでこの番組で教えてもらった いろんなことを糧(かて)にして がんばっていきます。 ありがとうございました。」ひどく真面目な顔で挨拶したたけしさんの目は、すこし潤んでいた。

3月29日アシスタントの在り方
『春の超ド忘れイライラスペシャル豪華版!スーパークイズここまで出てるのにー!』(NTV)を見る。昨年の秋、この番組が放送されたときも鑑賞日記の中に登場している。9月21日の番組がそれである。興味のある人は読み直してくれ!!改めてそれを読み直すと、今日とはかなり違う構成だったことが良く分かる。実は私も今日見ていて、秋とは何かが違うなと思ったんだった。その理由がこれを読んで分かったよ。残しておくものだね。こんな鑑賞日記でも。
今日の鑑賞日記は、前回の日記の最後にちょっと危ない方向に行き始めてしまったので終わってしまったのを受けて、半年経った今、その続きを書きたいと思う。(じゃあみんな読み直さないと分からないってことになるなあ。お手数ですがよろしく!)
アシスタントがいる。このアシスタントというのが、意外と番組の中で重要な割合を占めるものなのではないかと常々思っている。というのも、この番組のアシスタントは細川直美ちゃんだった。私は今日、クイズの答えも思い出し考えながらも、細川直美ちゃんのアシスタントぶりに終始注目して番組を見ていた。そこで思ったのが、秋のときの放送に比べて、随分積極的になったなあということだった。秋のときは、なんとなく遠慮がちに見えたのに、今日は随分発言も増えて、番組に意欲的な感じさえ受けた。ここのところ、直美ちゃんは『笑っていいとも!』に良くゲストとして登場しているし、(タモさんのお気に入りみたいだ)そんなこともあってかバラエティー慣れしたんだろうか。
島田紳助さんの司会振りというのは、彼の頭の回転の早さも相俟って、群を抜いて光っているように私は思っている。当然、ひとりでも充分に司会をこなせるだけの技量があるので、彼が司会をする番組にアシスタントなどいらないのではないかと思うこともある。それでも全部が全部そういうわけにもいかないだろうから、アシスタントがつく番組もある。そこで饒舌な彼の司会に女性アシスタントはどのような対応をするか、見ているのはとても興味深い。お飾り程度に隣にいるだけみたいなアシスタントに徹するか、紳助さんと一緒に突っ込んでみるか。後者の代表格が先日の感謝祭でCDデビューをしてしまった、島崎和歌子ちゃんだろう。賛否両論はあろうが、私は臆することなく凛とした態度でアシスタントに臨む彼女の姿勢は素晴らしいと思っている。『♪My life is…』売れるかな?
秋は明らかに前者の代表格のようだった直美ちゃんが、積極的になったのを見て、私の心はもうこの秋の番組に飛んでいた。彼女は今秋の番組でもアシスタントをするんだろうか。その時はどんなアシスタント振りを見せてくれるのだろうか。楽しみだ。若くてきれいな時代は長くは続かないし、それだけでは生きてはいけないことを悟った(ホントか?)『第2回国民的美少女』は今後どんな変貌を遂げていくのか、それもまた楽しみである。
ちなみに私が見ていて一番素晴らしいなと思うアシスタントは、高見知佳さん。その理由はまた次の機会に…

3月30日話題の彼と爽やかな朝
『はなまるマーケット』(TBS)を見る。2月11日の日記にも印象深く登場する乙武洋匡さんが書いた「五体不満足」という本を最近読み終わった。トーハン調べで総合第1位をもう何週間も続けている本を、もう知らないとは言わせない。「乙武洋匡」というちょっと読みにくい名前もなんて読むのか分からないなんて言わせないぞ、私は。
私が初めて彼のことを知ったのは、2月11日に放送された『徹子の部屋』(テレ朝)だった。その前にも、一度日曜朝の番組に出たようだけど、よりによって私の好きではない番組だったので見るはずもなく、知るよしもなかった。彼の本が爆発的に売れ始めた理由は、やはりTV出演やマスコミ露出により、彼自身の注目が高まったからだと言われている。そのひとつの要因になったのが『徹子の部屋』だったことはいうまでもない。やはり祝日に放送する意義がここにきちんとあったんだなと思わずにはいられない。彼のことに関してここに書き始めるとまた長くなるので割愛させて頂くが、ぜひ一度「五体不満足」という本を読んで欲しいと思う。いくらタイトルだけ知っていても、内容を知らないのなら何の意味もないと思うからね。
そんな乙武くんが今日、この番組のトークコーナー「はなまるカフェ」に出演した。コーナーの冒頭、司会の薬丸さんが「失礼な発言があるかもしれないけど…」ときちんと断りを入れてから始まった。終始話をする彼の様子は『徹子の部屋』に出たときと大差はなかった。ちょっと今日の方がフランクだったかなっていう気はするけど。彼が今日どんな話をしたとか、私がここで語るのは敢えて避けたい。本を読んで頂ければ、今日彼がどんな話をしたのかおおよその想像はつくだろうから。危うく出掛けてしまうところだったけど、見逃さずに見られて良かったと思った。薬丸さん曰く「だんご3兄弟・宇多田ヒカル・そして乙武洋匡。これが今年に入ってブレイクした3つだ」と言って笑わせていた。その隣に一緒になって笑っている乙武くんがいた。
そういえば、昨日の『ニュースの森』(TBS)にも乙武くんが出演していた。なんでも今日からサブキャスターとして番組に登場するそうだ。第1回目だった今日は「いじめ」「不登校」について実際の高校生と語り合っていた。この番組を見て私が思ったことをここに正直に記すと、今日「いじめ」や「不登校」について語り合う乙武くんを見て、私は話の内容よりも乙武くんの姿ばかりに目がいっていた。コーナーが終わって、私の心に残ったのは、「いじめ」「不登校」云々よりも、乙武洋匡くんのことだけだった。肝心の内容の方はというと…あれっ?!
彼はこれからサブキャスターとして、この番組に登場すると言っているので、これからは彼を目にする機会も増えるだろう。これから彼がこのコーナーでどんなことを扱っていくのかは分からないけれど、次にどんな内容を扱ったとしても、また私の目は内容云々より、乙武くん自身の方に目が行ってしまうのは否めないことだとは思う。そんなふうに思って見てしまうのは、決して私だけではないはずだ。でも、この目が乙武くんではなく、内容云々のほうに向かうときはいつか来る。その時始めて彼が目指している、こころのバリアフリーに向けて前進が始まっているんだと思う。そんな日が早く来るといいな。
素晴らしい両親・先生・友人に恵まれて育った、とってもオシャレでバーゲン好きな乙武くん。「はなまるカフェ」の最後で司会の岡江久美子さんが「好きな人はいるんですか?」と尋ねたら「います。」と笑顔で答えていた乙武くんの姿が印象的な爽やかな朝だった。

3月31日「はじめまして!」(^―^)の大切さ
『ためしてガッテン』(NHK)を見る。今日で1998年度も終わりだ。明日から4月。1999年度がいよいよスタートする。明日から、新しい学校、新しい職場に行く人は、これを読んで下さっている人の中にどのくらいいるのだろうか。自分自身に大きな変化はなくとも、進級や異動に伴いまわりの環境が少しずつ変わるこの季節は、緊張感には事欠かない季節でもある。
「はじめまして!」…今までの人生の中で、私と出逢って来た人たちは、一番初めに私と出逢った瞬間、一体私のことをどんなふうに思い、どんなふうに見て、第一印象をどんな人だと感じていたのだろうか…と、今考えている。第一印象として自分が相手にどのように思われるのか、今まで一度も考えたことがない人っているのだろうか。
いや、実は私自身、他人にどう思われるかなんて、あまりというか殆ど気にしないほうだと思っている。自分自身の心地よさよりも、他人の目の方が重要で、他人にどう思われるかを気にしてばかりいる人があまり好きではないということもある。別にそれが悪いというわけではないけれど、私はいつも他人の目を意識し過ぎて、必要以上に格好つけてる人が嫌いだという、ただそれだけのことだ。そんな私が今、他人の目から見て、自分がどのように思われてきたのか考えている。考えながらこの文章を書いている。第一印象のこと。そして、話をしてみてからの印象はどのくらい変わるのか考えている。と、いうのも…
今日この番組のテーマは、第一印象について「はじめまして!好感度アップ作戦」と題して、いろいろと考察していたのを見たからだ。いやいやNHKらしく、そのへんのところをきちんと考察する番組だった。数々の実験結果をもとに考察していく。印象を良くするために大切なことは何なのか、番組でやっていたことをここでも紹介したい。
非言語表現の優先・自己開示・類似性魅力理論。キーワードはこの3つだ。少々難しい言葉かもしれないけれど、それぞれを分かりやすく説明すると…
「非言語表現の優先」というのは、第一印象は話の内容如何よりも、重要になるのが距離・視線・笑顔の3つ。いずれも言語ではない、非言語。話をする相手との距離1.8mがベスト。相手と目を合わせる時間60%が目安。これ以上でも以下でも駄目。ちなみに日本人平均は30%だという。まだまだ足りないのだ。でも照れくさいよね、あんまり目ばかり見つめて話をするのも。で、笑顔はもちろん大事。
「自己開示」というのは、自分の心をどれだけ開いて相手と話をするかということである。例えば、自分はかなりの割合をもって心を開いて話をしているのに、相手が全然心を開いてくれない場合、あなたはどう思うだろうか。全て秘密にされては、その程度にしか思っていてくれないんだなと思って、その相手に対する印象も悪くなる。かたや心を開いて話をしている、かたや心を閉ざして話しをしている。印象はどんなものか。「自己開示」とはそういうことだ。
「類似性魅力理論」分かりやすくいえば、自分と似ている人が好きになるという、まあそういうことだ。良く似た者夫婦という言葉があるけれど、まさにそれの言葉通りのことである。
つまり印象の度合いというのは、この3つの言葉で表されるようなことで決まってくるということが分かる。行き着くところ、好感度というのは=(イコール)安心感だと番組では結論付けていた。おもしろい・ハキハキ・清潔感・温かい・真面目・落ち着きがある…いろいろな好感の形があるけれど、結局は安心感なんだね。一緒にいて安心できるなと思うことが一番大切。一緒にいて不安感を思えるような人に、好感はもてないもんね。
明日は4月1日。なるべく良い印象を持ってもらうために、参考にしてはいかがかな。果てさて、自分はどのように思われてきたかは分からないけれど、少なくともこの鑑賞日記の中で、私は、なるべく心を開いて書くことを心がけている。だから、これを読んでいるあなたも心を開いて読んで欲しいと思う。少々照れくさいことは、あなたも照れくさモードで読んでくれないと、私ばっかりで恥ずかしいじゃないかー。それこそ、あなたに好感をもたなくなるぞ!!なんてね。
それともうひとつ、好感度をアップさせるための少し極端だけど、素晴らしき秘伝をこの番組の中で紹介していたので、その秘伝とやらをここでも紹介したいのだけど、例によって長くなるので割愛。興味がある人は、私までなんなりとどうぞ。
なるべく良い感じの「はじめまして!」がしたいと思う。これから先の人生に何度となく訪れるであろう「はじめまして!」が、お互いにとって良い瞬間でありますように。( (^ (^― (^―^ (^―^)<…hajimemashite!!


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