12月2日ようやく決定!
ワイドショーを見る。昨日ようやく『紅白歌合戦』(NHK)の出場者が決まった。メンバーを見渡してある程度、予想されていた人もいれば、相変わらず流行語大賞じゃないけど、なんで?っていう人もいる。だんご(NHK)・サムエル(NTV)・19(TBS)・野猿(フジ)・モーニング娘。(テレ東)と、NHKはじめ民放各局が生み出したアーティストが並ぶ中、ひとつ足りないテレ朝がちょっとだけ気になった。残されたテレ朝の立場は?と思いつつ、テレ朝で生み出した歌手って誰かいたっけ?と考えてみたら『人気者で行こう!』の連帯責任CDくらいしか思いつかなかった。浜ちゃんと袴田くんと内藤さんの3人。3人といえば、文殊の知恵とか、矢は折れないとか、集まるといろいろないい喩があるにもかかわらず、紅白に限っては中途半端に3人いたばかりに駄目だったのだろうかと思ってしまった。でも、嫌!違うな。それだけが理由じゃないな。多分。
昨年なんで?の代表格だった西田ちゃんが出ない。でも、なぜか松たか子ちゃんは出る。またしても何で?な気分。そして気がつきゃkiroroは今年も出るし、MAXも既に3回目の出場になる。そしてJ事務所。SMAPもすでに9回目出場の貫禄。ちょっと?なTOKIOでさえ、6回目の出場になる。年功序列という言葉が適切かどうかは分からないけど、KinkiやV6、そして嵐が紅白に出るのは一体いつになるのだろうかと要らん心配をしてしまう。
紅白初出場歌手が一同に集まってする会見が大好きな私は、毎年楽しみに見ている。今年の初出場は10組。だんごは何故か赤組。「速水けんたろう&茂森あゆみ」そして「3兄弟」だから白組かなと勝手に思っていたので、ちょっと意外だった。で、その10組中会見に駆けつけたのは8組。その内、NHKニュース及び会見での発言がきちんと放送されたのは、鈴木あみちゃん・浜崎あゆみちゃん・野猿・だんごの4組。残り4組は、発言内容など全く流されなかった。(NHKニュース3つ。民放ワイドショー5つ。の、12月1日〜2日に掛けての、かこ調べによる。)サムエルとか原田悠里さん(唯一の演歌初出場!)とか、会見で何と言ったのか見たかったのになあ。残念だ。あのふたりの衣装のことなんて、大して興味はないんだけど。もう、どうでもいいとさえ私は思うんだけど。私だけ?それより、ソン・フィルトルって何?誰?私はまた、海外のゲストかと思ったよ。10年くらい前に紅白が壊れた頃、いろいろなジャンルの歌手や海外からのアーティストが訳もなく出ていた頃のことを覚えているだろうか。民謡歌手とかミュージカル歌手とかいろいろ。現在その唯一の名残が、童謡枠の由紀さおりさんと安田祥子さんの姉妹。今では超安定株になってしまったけどね。今年は何を唄うのかな?そして、ミレニアムっていうんなら、聖飢魔Uでもだせばいいのにな。
紅白の舞台に立つということ―――。それに対する私の考えは昨年末、鑑賞日記の愛読者として私が把握していた皆様にのみ特別編としてメールで送ったなかに書いた通りである。私が1年前に送ったメールがまだ保存してあるならば、もう一度それを読み直して下されば私がここで何を言いたいのか分かると思う。ここにはちょっと書けないようなことも書いてあるので、今読み返すとまたいろんな意味で面白いかもしれない。
今年初出場する人々は、紅白の舞台に立って何を思うのだろうか。私自身、実際に客席に座って紅白を見て、決してTVだけでは分からないことをたくさん知ることが出来た。だから、紅白の舞台に立った人なら余計にTVで見ているだけでは分からない、もっともっといろいろ思うことだろう。どんなことを思うのか、私はとても興味がある。その気持ちを是非聞いてみたいのだけど、知り合いがいる訳でもないから実際問題無理なんだけどね。だから取り敢えず今年は野猿と、モーニング娘。の『♪LOVEマシーン』でも楽しみにするとするか。♪みんなも社長さんも〜のところを、♪クボジュンも勘九郎さんも〜に変えてみたりして…Nantene!
そんな紅白まであと29日。ついこの間まで、遠い未来のことのように感じた西暦2000年も、もう目前まで迫ってきている。
12月3日326
『第32回日本有線大賞』(TBS)を見る。今年もまた、この季節がやってきた。そう、この番組のような賞モノの季節が。このテの番組が始まると、今年ももう終わってしまうんだなと、訳もなく今年を回顧してしまう。そして、1年無駄に過ごしてはいなかっただろうかと自分を戒めてみたりする。本当に早いものだ。あと1ヶ月で、終わってしまうんだもんなあ。
番組というのは、司会者によってこうも変わってしまうのだろうか。というのも、今日の司会は『はなまるマーケット』ですっかりお馴染みの薬丸さんと、何故か中井美穂さんだった。この人選にとやかくいうつもりは全くないけど、今日のふたりの司会を見ていて、同じ番組でも司会者によって全く別の番組になってしまうことを改めて感じさせてくれた。なにがどう、なにがこう、というわけではない。でも、私の中では今日見た番組は『日本有線大賞』だけど、どこか『日本有線大賞』とは違う別の番組をみているという感じだった。この違和感は番組を見たあなたになら分かってもらえるのだろうか。
新人賞の受賞者の中に19がいた。唄っているのはケンジとケイゴのふたり。でも、326もメンバーのひとりらしいから、19は3人組だと理解していいのかなあ?ちょっとこの辺の区別がつかないので、「Q・『19』と『TMR−e』と『モーニング娘。』メンバーの人数を全て足すと何人?」みたいな、ややこしい問題はださないように!(後日談:モー娘。また脱退で、図らずもますますややこしくなった、この問題)。で、今日は326は来ていなかった。326は?といえば、実はこの時間、NHK教育TVの『YOU&MEふたり』に出演中だった。(もちろん録画だけど)。だから来なかったという訳でもないだろうけど、その代わりにVTRでメッセージを寄せていた。…ということは、この瞬間!!とあることに気が付き、私はNHK教育TV(通称3チャンネル)に映る326と、TBSに映る(6チャンネル)326をザッピングして、これぞ326のなせる技!とひとりで喜んでしまっていた。こんなことをして喜んでいるなんてホントしょーもない奴だ。私って奴は。ちなみに326はミツル、19はジュークと読む。何を今更のことだけどね。取り敢えず書いておく。間違ってもサブロー・イッキューじゃないよ。ま、その方が面白いことは面白いんだけどね。あーあ。慌てない慌てない。一休み一休み。ZZZ…
12月4日君はてれびキッズを見たか!
夜中の番組とか、早朝の番組とかは、よほど新聞のラテ欄に注目でもしない限り見逃してしまう。仮に新聞のラテ欄で目にしても、深夜及び早朝のラテ欄はとても狭いのでタイトルしか書いていない。だからその内容までは分からない。時にはそのタイトルですら略されていることがあるので、その番組を見て初めて正式タイトルを知ることも多い。
ところで、先月から今月にかけて、あなたはテレビのラテ欄で『てれびキッズ探偵団』という文字を目にしなかっただろうか。ラテ欄の都合で『てれび』とか『キッズ』とか『探偵団』とかだけだったかもしれない。そんな文字を目にした記憶はないだろうか。もし、目にしたとするならば、その殆どが深夜か早朝のラテ欄だったはずだ。どうだろうか。思い出せただろうか。『てれびキッズ探偵団』――――。ところで…ラテ欄にこう記された文字を見て、あなたはどんな番組内容だと思うだろうか。考えてみて欲しい。今日は、このちょっとだけ謎めいた『てれびキッズ』の鑑賞日記だ。
『てれびキッズ探偵団』(民放連)を見る。カッコ、民放連。そう、この『てれびキッズ探偵団』はNTVだけでもTBSだけでもフジだけでもない、全国の民放各社が所属する民放連が製作した番組なのである。現在民放連に加盟しているのは127社。放送は11月から12月にかけて各社ごとに行われている。私が今日見たのは静岡朝日テレビでだ。静岡ではSBSとテレビ静岡が既に放送済みなので、今日が一番最後の放送になる。残るあと1局は現在例の事件で民放連から除名されているため、放送はない。『てれびキッズ探偵団』の副題として、〜テレビとの上手なつきあい方〜とある。そう書いてある通り、子どもたちがテレビを上手に見るには何を知っておいたらよいか、「メディア・リテラシー」を行うために製作された番組だ。番組は5部編成。1・情報ドキュメンタリー番組。2・バラエティー・ドラマ。3・ニュース。4・撮影・編集・音楽。5・テレビとのつきあい方。で、各10分ごと計50分。CMなし。深夜や早朝に放送が多いのはそのためだ。
番組はNTVの魚住りえアナを司会に、6人の子どもたちがその名の通り「てれびキッズ探偵団」になって、テレビの舞台裏を探っていくという形態をとっている。そしてどのように番組が作られるのかを学ぶ。例えば同じ物をみても、それぞれに違った感想をもつように、テレビも製作者の観点によって全く違った番組が出来上がる。テレビはただ単に現実を映し出すのではなく、そこに製作者の視点が入っているということ。そのことを取材によっててれびキッズ探偵団たちは知るのである。
この番組を道徳の時間などに見て、テレビの見方等に関する勉強をしている小学校もあるそうだ。テレビが現実だけを映している訳ではないなんてこと、この日記を読んでいるあなたなら百も承知で、何を今更っていう感じだろう。でも、まだそれが分からない小学生たちにはとても新鮮に映っていることだろう。視点の違い。それはこの鑑賞日記からでも、十分感じとれることだろう。私はこう思うと書く。でもこれを読んでいるあなたは私とは違う見方をしたかもしれない。そういうことだ。
『てれびキッズ探偵団』。この番組の趣旨を私なりにもう一度吟味してみると、ひとつだけ納得行かないことがある。それは放送時間。子どもたちに見て学んで欲しい時間にしては、早すぎるし遅すぎる。確かにビデオがあるといえばそれまでかもしれない。でも、ビデオというのは「どうしてもこれが見たい!」という感情がある時にのみ使うものではないだろうか。ただ何となく、という気持ちでは決してビデオになんか撮らない。だから見ることもなく、ただ通り過ぎていくのみなのだ。しかもラテ欄が『てれび』とか『キッズ』とか『探偵団』とかだけだったのなら尚更のこと。私でさえ見ない。(ちなみに私が今回この番組を知ったのは某テレビ雑誌に載っていたため。それを見なかったら番組の存在さえ知らずに終わっていたかも!)冒頭に私は記した。「『てれびキッズ探偵団』という文字を目にしなかっただろうか。」と。殆どの人が知らなかったはずだ。例えば身近に私みたいな人がいて、この番組は小学生のための番組なんだよ!と勧めでもしない限り、小学生でさえ見ることなどないだろう。今日のラテ欄には『てれびキッズ』としか記されていなかった。深夜から2時25分からの放送だった。
CMがない、だから深夜か早朝に追いやり番組を放送しているという姿勢。それでこの番組が局で、どのくらいの番組として扱いを受けているかが良く分かる。「メディア・リテラシー」なんて気取った言葉を使って番組の趣旨を説明して、道徳の時間で小学生に学ばせて、番組はとってもいい作りになっていても、あんな放送時間じゃ誰もみてくれなくて結構!といっているのと同じことじゃないか!!それじゃああまりにも……じゃないか。CMがないといういうことがどういうことなのかは私だってよく分かっている。だけど、民放連が一生懸命製作して子どもたちに見てもらいたい番組としては、あまりにも不似合いな時間だったことだけは確かだ。もちろん全ての局が深夜や早朝に放送していた訳ではない。なかにはビデオになんか撮らなくても見ることが出来る、いい時間帯に放送してくれる局があったのも紛れも無い事実だ。でもやっぱり僅かで、僅かだからこそ、そういう局は素晴らしいと思う。
本当の意味でのテレビの上手なつきあい方ってなんだろう。下らない番組もそれはそれで冷静に受け止めて、TVから感じとれるいい部分だけを自身で判断して吸収していくしかないのだろうか。それじゃまるで、私がこの鑑賞日記を書く時の姿勢と同じじゃないかっていう気もするけどね。
(後日談:この番組を見たいなと思った人への情報。12月半ばになり、ほとんどの放送局でこの番組の放送は終わっています。ですが、今後放送される局も少しはあるので紹介しておきたいと思います。北海道放送 99/12/20 月 1:35 AM 2:25 AM ・青森テレビ 99/12/27 月 4:00 PM 4:50 PM ・東日本放送 99/12/25 土 9:45 AM 10:35 AM ・東北放送 99/12/27 月 10:20 AM 11:10 AM ・テレビ東京 99/12/23 木 5:35 AM 6:25 AM ・新潟総合テレビ 99/12/20〜/24月〜金 毎5:35 AM 5:45 AM 第1〜5部 ・長野放送 99/12/26 日 5:10 AM 6:00 AM ・富山テレビ放送 99/12/27 月 10:00 AM 10:50 AM 再々放送 ・・関西テレビ放送 99/12/25 土 5:30 AM 6:30 AM ・奈良テレビ放送 99/12/22 水 9:00 PM 9:50 PM ・サンテレビジョン 99/12/28 火 7:00 PM 7:50 PM ・テレビせとうち 99/12/20 月 1:05 AM 1:55 AM ・テレビ山口 99/12/24 金 10:35 AM 11:25 AM ・南海放送 99/12/28 火 10:30 AM 11:20 AM ・熊本朝日放送 99/12/27 月 2:00 PM 2:50 PM ・鹿児島放送 99/12/25 土 3:00 PM 3:50 PM 。同県2局以上ある場合はそのうち1局を抜粋。日時等変更の場合あり。ちなみに静岡はもうありません。東京キー局はテレ東のみです。社名・放送日・曜日・開始時間・終了時間の順に記載)
12月5日靴下から学ぶこと〜男女の理解のために〜
『発掘あるある大辞典』(フジ)を見る。ここに一足の靴下がある。この靴下にはある特殊な成分が織り込まれている。さて、それはどんな成分だろうか?ちょっと考えてみて欲しい。ま、靴下に織り込まれる成分だから、アレしかないよね!
久しぶりにこの番組を見た。この時間、もしテレ東が映れば私はかなりの確率で『ASAYAN』を見ているだろう。でも、残念ながら静岡ではテレ東が映らない。『ASAYAN』自体の放送は別曜日の深夜に2週くらい送れて放送されているのだけど、そこまでして見ようとは思わないしね。そんな訳で、この時間はテーマがいい時だけ『発掘あるある大辞典』を見ている。
靴下に織り込まれた成分が何なのか分かっただろうか。スバリ答えは「唐辛子」。足の冷えを防止するために織り込まれ、今とても人気がある賞品なのだという。ところで、あなたの予想は当たったのかな?誰です?その成分が「唐辛子」じゃなくて、「匂い消し」だ!なんて思った人は!「匂い消し」だと思ったあなたはきっと男でしょ。靴下と聞いて保温を想像する女性と、「匂い消し」を想像する男性。ここに明らかなる女性と男性の意識の差がある。
これを読んでいるのは、クイズのHPという性質上、男の人のほうが圧倒的に多いことだろう。だから敢えて書こう。男の人には想像も付かないことだろうけど、「冷え」に悩まされている女性というのは結構多い。これからもっともっと寒くなる。「冷え」に悩まされている人には辛い季節がやってくる。でも「冷え」は冬だけのものという訳では勿論ない。夏など冷房のガンガンに効いた部屋にいるのが辛いので、特に職場などで仕事中にひざ掛けをしている人もいる。夏なのに、本当は変な話しなんだけどね。「冷え」に比較的強い男性が夏でも長袖の背広を着ているから暑い。だから、冷房をガンガンに効かせて丁度いいくらいの温度が、そこにいる女性にはどのように感じるか、想像するまでもないだろう。
私自身、特別「冷え」に悩まされているという訳ではないものの、必要以上の冷房は苦手なほうだ。特にその場に男の人が多いような状態の部屋だと、ちょっと暑くなると冷房をガンガンに効かせたがる人が必ず出現するので困ってしまう。寒い人もいるかもしれないんだから「気を使えよ!ちょっとは。」と思うんだけど、その場に男性が多いと言い辛かったりもするしね。
ところで、靴下で匂い消しを想像する人というのは、普段から余程「靴下=臭いもの」というイメージが固定されてしまっているのだろうか。番組の冒頭でも、このクイズを行ったところ、男性の半分以上が匂い消しと答えていたのが女の私にはとても印象的だった。でもなんかそれも切ないなあと思う。靴下を必要以上に臭いものとして扱うのは、きっと若い女の子たちが一番多いんだろうから。若い女性にモテたい男性たちが、匂いを気にするのは当然のことなのだ。
今日のこの番組が男女間の「冷え」や「寒さ」そして、「匂い」についてまでも相互理解の場になればいいなと思った。それはなかなか分かり合えないナイーヴな部分でもある。だからこそ、これを読んだ人たちだけでも、このようなことがあるということが分かりあえれば、私はとても嬉しく思う。
12月6日かこの「使えない流行語」
『ネプ中』(NTV)を見る。『ネプチューンのギャグが早くも来年の流行語大賞候補になっているという知らせが届く。喜ぶメンバーだが、誰がこのギャグを考え出したのかということで、原田泰造と堀内健が対立してしまう。そんな中、彼らのギャグを使った悪質な事件が発生。3人は再び団結し犯人探しに乗り出す。』と、新聞のラテ欄に書いてあるのを見て、大笑いしてしまった。タイムリーなこの企画を考えたのは誰だ?面白すぎ!もうこれを読んでるあなたにブッチホンしたい気分。
12月7日ちょこっとUWAKI(その9)
『OUT』(フジ)も見る。今日は『炎チャレ』(テレ朝)についてどうしても書きたい。『炎チャレ』の有名企画に「30人31脚」がある。現在この番組の中で、その「30人31脚」にケニアの子どもたちがチャレンジしている。今日の放送分で既に3.4回目を数える訳だけど、私がこの企画で何といっても興味深いのはケニアの小学生たちの生活ぶりだ。文明の利器とは程遠い生活を送り、「30人31脚」をやるために足を結ぶための紐も手作りだ。そして、「30人31脚」の練習時に異性と肩を組むのも恥ずかしがるような子が続出したりして、見ている私たちにはその様子がとても新鮮に映る。
何人かの子どもたちの家にはカメラが備え付けられている。今日ある子供の家では、お兄ちゃんに弟の書いたラブレターが発見され、弟が止めるのにも関わらず、大きな声で読まれてしまうという一幕があった。そのラブレターにどんなことが書いてあったかといえば、「(前略)君は牛よりも美しいし、マングースより可愛いよ。」そんなフレーズだった。牛とマングースが喩に出てくるあたり、この発想はケニア独特のものなのだろうか。何せ私にはマングースの顔が即座に思い浮かばないのだから…。日本でいえば、牛とマングースがいわば、花か。いやいや!夜景かも。「この夜景キレイだね。」「いや、君のほうがきれいだよ。」って…やめやめ。書いてて恥ずかしくなってきた。ラブレターを読まれてしまった弟もこんな風な気持ちだったのかな。
世界は広い。このチャレンジ如何では、この子どもたちが日本にやってくるそうだ。彼、彼女等が日本に来たのなら、日本の何を見るのだろうか。物凄く興味があることである。
そんな気持ちを何となく引きずったまま、『OUT』を見た。今日の最後の展開に、えもいわれぬ気持ちになってしまった。このドラマ、原作を先に読まなくて良かったと、今更ながらそう思った。
12月8日今までで一番緊張したのはいつですか?
ラジオを聞く。TVに出ている人が必要以上に緊張しているのを見ると、それを見ている自分まで緊張してしまうということはないだろうか。私はある。良くある。今日もあった。
今日いつものようにK−MIXを聴いていた。ゲストに松任谷由実さんが来ていて、パーソナリティーがインタビューをするという形で番組は進んでいた。午前10時から始まる番組の11時30分過ぎにユーミンが出演した。ユーミンの出番になったら、そのパーソナリティーの人の声の様子がそれまでとは明らかに変わったのが分かった。そして声が微妙に上擦っているのが分かる。ラジオのパーソナリティーとはいえ、所詮は地方局。たまのゲストはあれど、そう頻繁にくるというものではない。しかもユーミンほどの大物となれば尚更のことだ。だから、そのパーソナリティーの人もかなり今日は緊張したんだと思う。その緊張が明らかに声に現れたので、それを聴いている私まで緊張してしまった。そんな訳だから肝心のユーミンの話のほうはといえば、さっぱり?だった。
今からちょうど10年前。某TV局のスタジオで初めてカメラとマイクの前で話したとき、私は今までにない緊張をした。その時の私の声は明らかに上擦っていたので、今考えても自分でもあまり見たくない映像だし、もちろん人に聞かせられるような代物じゃないなあと思ってしまう。それが県下に放送されたのだから、あな恐ろしや。だからTVやラジオで緊張している人を見ると、この時の自分のことを思い出す。だからかもしれない。今でもTVに出ている人が必要以上に緊張しているのを見ると、それを見ている自分まで緊張してしまうことが、良くある、のは。
年が明けて4月が過ぎると、新人アナウンサーたちがTVに登場し始める。そりゃもう、見ている私も何故か緊張のオンパレードだ。だけど、この緊張感はとても大切な緊張だと思う。この緊張がなくなると、いつかなあなあになる。なあなあになったら、その後碌なことはない。
TVに出ている人が必要以上に緊張しているのを見ると、それを見ている自分まで緊張してしまうという傾向は、もしかすると初心を忘れないためにも、強ち悪いことではないのかもしれない。この日記もなあなあにならないようにいつでも緊張感を持って書いていかなければと、気分を新たにした。
12月9日夢の歌番組
『うたばん』(TBS)を見る。『FNS歌謡祭』(フジ)の陰に隠れて、今日この番組では画期的な企画をやっていた。有名どころはFNSに取られてしまうから…という訳でもないんだろうけど、今日は無名のバンドを集めての番組編成だった。番組では企画を「野球推薦」と名付け、それぞれのバンドの代表者にバッティング・ノック・ピッチングから自分で選んだ課題をやらせ、決められたノルマをこなせば、そのクリア条件によって「30秒」「ワンコーラス」「フルコーラス」「トークあり」が出来ることになるのである。
番組は面白かった。裏番組の『FNS歌謡祭』を途中で見るのを止めても見て良かったと思った程だ。結果、一組が来週の『うたばん』にゲスト出演。一組が結局ノルマを達成できず、そのままお帰りと相成り、残りのバンドは最低でも30秒間は唄えて終わった。今回私的に何といっても残念だったのは、唄えずに帰っていったバンドこそ、今回登場した中で最もお勧めのバンドだったからだ。一番聴きたかったバンドが唄うことも出来ずに帰っていくのは見ていて切ない。「クール・ドライブ・メーカーズ」彼らのバンドの名前だ。
以前私はこの鑑賞日記の中で、どの歌番組も似たり寄ったりのメンバーしか出ていないから、もっといろいろな人が出てもいいんじゃないかと書いたことがある。今日はまさにその願い通りのような企画だったので、私的にもとっても良かったと思う。ラジオや、たまに出ても深夜だけではなく、TVのゴールデンにまだ名も知られていないようなアーティストたちが出る番組があってもいいと思うんだけどな。それには視聴率があって、難しくて、云々で…まだまだハードルは高い。だから、今日のこの番組の数字がとても気になる。こういう番組が視聴率を取れる、そんな時代がくるのは一体いつになるのだろうか。
12月10日しばらく見ないと何故太る?
『笑っていいとも!』(フジ)を見る。久々にELTの持田香織ちゃんを見た。しばらく見ないうちにちょっとふっくらしたように見えた。そういえば、ELTもさり気なく今年も紅白に出るんだよな。今年、どんなヒット曲があったのか、すっかり忘れちゃったな。
12月11日はじめの一歩
『世界・ふしぎ発見!』(TBS)を見る。誕生日が一緒の人というのは、それだけで何となく親近感を感じるものだ。
今月リュックベンソン監督の『ジャンヌダルク』という映画が公開される。それに絡めて、今日のふしぎ発見のテーマは、このジャンヌダルクだった。ジャンヌダルクは言わずと知れた、15世紀のフランスを救った少女だ。それは彼女が17歳の時だったという。ジャンヌダルクの功績は、今更私がここに書かずとも皆様良くご存知だと思うので割愛させて頂くが、おおよそ自分の17歳とは比べものにならないくらい17歳らしからぬものがある。このジャンヌダルクと私の誕生日は一緒だ。それを知ってから、私はこのジャンヌダルクにとても親近感を覚えるようになった。他にはシャーロックホームズや古畑任三郎なんかも同じなんだけど、彼らにも同じような親近感を感じてしまうのである。
そんなこともあって私は今日、この番組をいつになく真剣に見た。歴史が大の苦手で、年号や歴史上の人物の名前を覚えるのも嫌な私が、こんなにも真剣に歴史番組を見るのは本当に稀なことなのである。物事に興味を持つきっかけはいろいろある。本当にいろいろなきっかけがあるけれど、結局は何だっていいのかもしれない。それが悪影響でない限りは。誕生日が一緒でジャンヌダルクに興味を持ったことが、苦手な歴史に触れることに少しでも役に立つのなら…私は、それで十分かなと思った。
12月12日タイミング〜PARTU〜
ラジオを聴く。ご存知の通り、私はよくラジオを聴いている。今日、いつものようにラジオを聴いていたら、とある大学のCMが流れてきた。あまり耳慣れない大学のCMだったけど、その大学の良さを一生懸命にPRしているCMだった。「大学かー。懐かしいなあ。」とそのCMを聴きながら考えていたら、その次に流れてきたCMで開口一番「滑った!転んだ!!」なんて言うものだから、私はもうビックリだった。何故って、「ここの大学に来て下さい。」みたいなCMのあとに「滑った!転んだ!!」はないでしょに。受験生でもないのに、そのあまりのタイミングに私は「ドキッ!」とした。結局、それはなんてことない某スキー場のCMだったんだけど、そのあまりのタイミングの良さ(悪さ?)には、本当にビックリだった。
何事においてもタイミングというものがある。タイミングが悪いと、貰えるものも貰えなかったり、相手の気分さえ害してしまうことだって有り得る。だからこそ、タイミングというのは大切で、時にはする内容よりも、タイミングの方が重要だったりする。でも、タイミングというのは計って出来るものではない。タイミングについては今年の3月17日の日記の中でも述べているので、興味のある方はもう一度読んでみては如何かな?
それにしても今日のこのCMのタイミングは凄かった。数年程前に見たドラマのことを思い出した。それは、とある人が突然の事故で亡くなってしまうというとても悲しいシーンだった。ドラマ的にもクライマックス的なとてもいいシーンである。でもその直後に流れたCMがその気分を台無しにした。何故ならば、流れてきたそのCMに、今亡くなる役を演じたばかりの俳優さんが、まるで何事もなかったかのように元気良く登場したからである。ドラマを見て泣いてしまいそうになるくらい感情移入していた自分は、一体何だったのかと思ってしまうくらい一気に気分が白けてしまった。せっかくのいいシーンが、タイミングの悪いCMのせいで台無しになったいい例だろう。
今日は、不可抗力という偶然のなせる技という観点から見て、久々にその時と同じくらい脱力感を伴うタイミングの悪さだったと思う。こんなタイミングじゃ「かこの鑑賞日記」的にはOKでも(ネタになるから)、世間一般的には当然NGだ。それにしても「滑った!転んだ!!」のスキー場のCM。もしも、一言ひとことにナイーブになっている受験生が、「気休めにラジオでも聴こうか!」とスイッチを入れた瞬間に、このCMのこの部分が流れでもしたら…このタイミングはかなりの脱力感を伴う悲しく如何ともし難いものになることは間違いない。あーあ、本当にタイミングって難しいね。
12月13日『期待の新人黒岩彰』
今日はちょっと雑談。TV番組の感想ではないことを予め断っておく。だったら興味がないっていう人は読み飛ばしてもいいよ。では。
『期待の新人黒岩彰』という言葉を知っているだろうか。この言葉は知らなくても、黒岩彰さんくらいは知っているだろう。以前、スピードスケートのオリンピック選手だった人である。彼が現役で活躍していた当時、私が山梨に住んでいたということもあったため、この黒岩選手に関する情報は嫌が応でもたくさん耳に入ってくるという状態だった。彼はとても素晴らしい選手でそれまでの大会でも抜群の成績を収めていたので、オリンピックでの活躍、つまりはメダルが大変期待される一番の選手になった。その時、TVや新聞紙上に踊ったのが冒頭に記した『期待の新人黒岩彰』という言葉である。
大きな期待を背負って、オリンピックに出場した結果、黒岩選手がどのような活躍振りを見せたか、覚えているだろうか。そう、期待外れに終わったのである。周りが勝手に期待ばかりを膨らませた結果、期待外れに終わる。それからの扱いはまるで天と地のようだった。この時のことは、子供心に衝撃的な出来事だったので良く覚えている。何が?ってもちろん、周りの期待の恐ろしさと、それ以上にその期待通りの結果を出せなかった時の恐ろしさ。だから私の胸の中には今だに『期待の新人黒岩彰』という言葉が忘れられずに眠っている。そして世間で何か必要以上の期待が高まっている事態になると、私の中からこの眠っていた言葉が目を覚ます。あーまた『期待の新人黒岩彰』が出現した!と思うと、恐ろしくもあり悲しくもなってくる。
私は基本的に期待をするということがあまり好きではない。特に他人に対して「何かしてくれるだろう。」「○○はまだ?」みたいな期待が好きではない。中途半端に期待をしたばかりに期待外れに終わってしまった時の脱力感は虚しいだけだし、周りが勝手に期待するだけしておいて、駄目だったら「全然駄目じゃん。所詮その程度なんだ。」みたいな態度は相手に失礼だからだ。TVや新聞、つまりはマスコミというところは、期待するということに対して限りなく個人の期待レベルを超えた存在なので、その影響力というのは大きいものである。期待も個人のレベルでテレビのラテ欄に書いてある文字を見てあらぬ妄想を膨らませる程度だったら、まだまだ可愛いものだけど、新聞に例えば「メダルの期待高まる!」なんて書かれた日には、何も知らない人がそれを読めば、期待してしまうのは否めないことなのである。おまけに、名前が同じとか、中学時代同級生だったとか、住んでいるところの市長さんとか、その人と同じくらい話題になっている人にまで、なんだか良く分からないようなコメントを求め、その人も取り敢えず「期待してます。」なんて答えるくらいまで話しが広がれば、それはもうはっきり言って「余計なお世話」なのだ。
親から少しも期待されず生きるのも、それはそれで淋しいものだけど、必要以上に期待されるのも大変だと思う。私は今までどのくらい期待されて生きてきたんだろう。そしてどのくらいその期待に答えられたのだろう。そして誰かを期待という名の大きなプレッシャーで潰してはこなかっただろうか。あれから第2・第3の『期待の新人黒岩彰』をTVなどでたくさん見てきた。期待に潰されてしまった辛い状況に置かれてしまった人たちを。『期待の新人黒岩彰』は、つまり「期待し過ぎることはいけない」という、私自身の戒めの言葉なのである。dakara.kuroiwa-akira-manjuu.nannte.tukuttenjanaiyo!
12月14日え?そんなのあり?(その10)
『OUT』(フジ)を見る。なすびくん殺されちゃったよ。このリアルなドラマで今日だけで人が4人も殺されている(段田含む)。ドラマとはいえ、ここまで次々に人が亡くなってしまうのは、嫌な感じがする。次週はいよいよ最終回。どんな結末で終わるのか、楽しみである。
12月15日「静」の音〜BGM効果〜
『TEAM』(フジ)を見る。真夜中にTVやラジオも付けずに静かにしていると、普段は聞こえない時計の音だけカチカチ…と聞こえてきて「あー静かだなあ。」と思うことがある。時計のカチカチという音があることによって、何の音も聞こえないよりも静けさが引き立ったりする。不思議なものだ。
10月から見始めたドラマのひとつに『TEAM』がある。10月13日の日記の中で、「このドラマは最終回まできちんと見ることになるのだろうか。」と不安いっぱいに書いたけど、結局毎週ほとんど欠かさずに見て、とうとう来週の最終回を残すのみとなった。『OUT』みたいにこの日記の中でシリーズ化して書いてきた訳ではなけれど、『OUT』と同じように、シリーズ化して書いてもいいくらい番組内容は毎回充実していた。ドラマの中では回を重ねるごとにつまらなく尻すぼみになるものもあれば、それとは逆に良くなっていくものもある。この『TEAM』は後者の代表的なドラマで、回を重ねるごとに楽しみになっていった。基本的に少年犯罪を描いていて、少年犯罪の裏側にあるものを剛くんと西村雅彦さん演じるふたりが『TEAM』を組んで解決していくという形をとっている。解決していくという形をとっていると書いたけど、実際はその原因のみを突き止めただけで、その解決方法は視聴者に委ねられている部分も多い。扱った事件の中には、本当に見ていて考えさせられるものが多かった。例えば、ほぼ同時期に学校でいじめが起こっているという地域があった。その理由を突き止めていったら、もとを正せば親同士の諍い(新興住宅地と古くからの商店街のイザコザ)が引き金だったとか、オヤジ狩りをした小学生の兄弟を捕まえてみたら、彼らは親に捨てられていて、家の水道も電気もガスも止められていて、そうでもしないと食べるものもなく生きてもいけない子だったとか、原因を追求すればするほどその影には必ず大人がいた。結局、大人が腐ってるから子供が犯罪を犯すという、つまりはそんなお話だった。いつだったかのお話の中に、剛くんのセリフとして「大人より先に子供が悪くなる世の中はないんだ!」というのがあった。とても印象深い言葉である。
今日のドラマのエンディング間近に西村雅彦さん演じる丹波刑事が、木の生い茂った公園でライフル銃で撃たれるというシーンがあった。丹波刑事を撃ったのは、中学生だった。「あっ!撃たれちゃった!」と思っていると、静かにエンドロールが流れ始めた。このドラマ、毎回エンドロールのシーンが秀逸なのだけれど、今回のエンドロールはいつにも増して良かった。撃たれた丹波刑事が静かにベンチに座り込む。エンドロールが流れ始める。でも、ここでいつもかかる主題歌であるBGMは流れてこない。ベンチのうしろを幼稚園児の行列が、丹波刑事に気が付かずに静かに通り過ぎる。BGMは公園に舞う落ち葉の音。ただ、それだけだった。
12月16日20年前にタイムスリップしてみれば
『3年B組金八先生』(TBS)を見る。レンタルビデオで『3年B組金八先生』を借りてきた。借りてきたのはパートU。沖田浩之さんとか川上麻衣子さん、ひかる一平さん、伊藤つかささんらが出ている回である。現在放送されている金八先生を見ていたら、どうしても昔の金八先生が見たくなった。再放送で何度も見ているなずなのに、また見たくなった。久しぶりに見た金八先生は若かった。当たり前だけど、肌もつやつやしていてとても若々しく、何だか変な話だけどジョーダンズの三又さんが物まねする金八先生に本当に良く似ていたので笑ってしまった。(無論、三又さんがそれだけ良く研究しているという証拠なのだが。)大森巡査も勿論若く、つやつやしていた。変わっていないようで、みんな確実に変わっていて20年という時の流れを感じてしまった。変わっていったもののなかにあって、変わらないものがあるとするならば、乾先生役をやっている森田順平さんがほとんど今のまんま老けていないということと、大森巡査が自転車でコケるというシーンがお約束のようにあったということだけだった。
半年間席替えがない、摩訶不思議な3年B組。このドラマ、生徒の個性と座席とが毎シリーズ微妙な関係を保っている。不良の席は決まって後ろとか、三原じゅん子的な女生徒は毎回必ずひとりいて、その子の席も決まって後ろとか、ガリ勉くんの席・学級委員の席・賑やかな子…とかの際だった個性のある子の席はほぼ決まっている。借りてきたビデオを見ながら、席だけに着目して現在とシンクロさせてみたら、これが見事にほとんどぴったりで、いつも内職をしているガリ勉くんなど、席はおろかそのキャラクターまで全く同じだったので笑ってしまった。
現在放送中のドラマは3月まで続くけど、今年の放送は今日で終わりだ。年明け一発目は120分のスペシャル版になる。過去の卒業生たちも出演するそうなので今から楽しみだ。みんなどんなふうに変わったのだろうか。その後、あまりTVに出ることがない卒業生たちがたくさん出てくれるとホントは一番嬉しいんだけど、難しいかな。
12月17日大人になると見えなくなるもの
『笑っていいとも!』(フジ)を見る。金曜日の「年齢不詳しかまくんクイズ25歳は誰だ!」のコーナーを相変わらず良く見ている。金曜日にレギュラー出演している、まことくんという男の子がいて、その子が何故だかこのコーナーにも出演している。そのタイトルの如くしかまくんと同じ25歳の人を当てるというコーナーなのだけれど、これがなかなか難しい。25歳はおろか、5人の中で一番年上の人を当てるのも大変なくらいである。にも関わらず、このまことくんは、ほぼ毎週いとも容易く一番年上の人を当ててしまうのである。(無論間違えることもあるが。)
これは凄いことだと思う。答えを教えてもらっているなら無論話しは別なのだが、教えなければならない必要性がある訳でもないので、やはり凄いことだと思う。これはただ単にまことくんが凄いのか?それとも子供だから凄いのか?の、どちらかだと思うんだけど一体どっちなんだろうか。もしも子供だから凄いのだとしたら、世間の子供たちは大人が思っているよりも人を見る目があるのではないかという気がしてきた。大きくなって、いろいろ学んでお利口になって、世の中が分かるようになったら、まるでそれと反比例するように大人になると見えなくなってしまうのものがある。その一例が今回の「人の年齢をきちんと判断できる力」だとするならば、つまりそれは「人を見る目」にも繋がってくる。もし、中途半端に変な固定観念を持って人を見てしまっているから、きちんとした判断が出来なくなっているならば、ここから学ぶことはとても多いはずだ。だけど、大人には見えなくて子供だから見えるだなんて、まるで「はだかの王様」みたいだ。
12月18日人が「キラッ」と輝く瞬間(とき)
『さんまのまんま』(テレビ静岡)を見る。ついに書く日がやって来たか(意味深)。「明石家さんま」という人が、格段に面白いなと感じるのは、さんまさんにあまり遠慮なくツッコめるような共演者がいるときだ。最近の明石家さんまさんの番組は、さんまさんがメインでいわゆる頂点に立っているようなものが多いので、本来の持ち味が発揮されることなく終わっているのが、とても残念に思う。
今日のゲストは福留功男さんだった。さんまさんと留さんとの共演なんて珍しいことだと思って見ていると、やはり本当に久しぶりの共演らしく、しかも今までを振り返っても3回くらいしかないそうだ。なるほど!それでは見たことなどないはずだ。さんまさんと留さんのトーク。喋らずにはいられないような、いやっ!寝ている間も常に喋っていそうなこのふたりが、どういったトークを繰り広げるのか、私は興味津々だった。
料理の得意な留さんが、さんまさんの家に料理の材料をもって登場した。キッチンで手早く料理を作ってみせる留さんに、しきりに感動しているさんまさん。おまけに留さんがみょうがを切っているのを見て、生姜と間違える始末。簡単な料理が出来上がって、ふたりが話し始めると、さんまさんは留さんの質問責めにあい、もうどっちがゲストなのか分からなくなってしまうほどだった。まるでふたりがインタビュアーみたいで、お互いがお互いを聞きっこしていて、さんまさんがメインで喋くり捲っているような番組では、決して見ることの出来ないさんまさんがそこにはいた。それはまるで、昔『ひょうきん族』(フジ)に出ていた頃のさんまさんを見ているようだった。
当たり前のことだけど、人は誰しも年をとる。芸能界も長くいれば、ベテランになっていくのは当然のことだ。ましてやさんまさんくらいまで上り詰めれば、周りの共演者たちも「先輩だから…」と遠慮というものがでてしまい、なかなか突っ込んでくれなくなってしまう。でもこれはさんまさんに限ったことではなく、俳優さんだって同じことが言える訳で、ベテランになってしまうとなかなか意見をしてくれる人も少なくなってしまう。そんな時どうわきまえるかが重要なわけで…と、ちょっと話しが逸れたけど、さんまさんはやっぱりひとりで喋くり倒しているときではなくて、ツッコまれてそれを上手に返してとやっている時のほうが楽しいし、持ち味が引き出されているのは間違いないなと思った。それにしても、さんまさん!今日の「ひとり波瀾万丈」っていうのには久々に笑わしてもらいましたぜ!!
12月19日あなたならこの番組をどんなふうに見ますか?
『30人31脚全国大会全国大会99涙と感動スペシャル』(テレ朝)を見る。「物事」というものは、その見方・捕え方によって、良くも悪くも深くも浅くもなるものだ。TV番組というのもそれと同じで、見方によってその感想もおのずと変わってくる。今日、かねてから楽しみにしていた「30人31脚」の放送が行われた。今回ケニアの小学生の参戦がひとつの大きな目玉になっている。12月7日の日記の中でも書いている通り、文明の利器とは程遠い生活をしているケニアの小学生たちが日本に来て何を見るのかとても興味があった。今日の放送は、そんな私の期待に応えるかのように、ケニアを出て飛行機に乗って36時間。そして日本に到着して、しばしの滞在風景までをきちんと放送してくれた。初めての日本。初めての浴衣。初めての遊園地。初めての…。なにもかもが初めて尽くしの彼らがどんな思いで、それらを見て体験したのだろうか。そしてケニアに帰って、その風景をどんなふうに家族に伝えたのだろうか。やっぱり興味が尽きない。
で、肝心の30人31脚の方はどうだったかといえば、残念ながらスタートのタイミングが遅れてしまったため(日本語でのスタート合図に不慣れだったようだ。)最初の対戦で敗退してしまった。今回の全国大会は、前回に比べて全国的にレベルアップしている。今までは9秒台を出すということが大変なことだったにも関わらず、今大会は9秒台が続出したため、コンマ何秒の差で敗れるという学校も多かった。「30人31脚」つまりは一クラス分の人数だ。私が小学生だった頃は40人一クラスというイメージがあったのだけれど、最近は30人くらいが一クラスのようである。そういえば、金八先生率いる3年B組も30人だ。
それでも30人もいれば、当然走るのが得意な子ばかりではないだろう。でも、挑戦するからには頑張って走らなければならない。全国大会まで勝ち上がってきた学校には必ず指導する厳しい先生がひとりついている。時には怒鳴りつけ、少しでも子どもたちにいい記録を出させようと頑張っている様子も放送されていた。とある学校にはひとりで走った時よりも、30人31脚で走った時の方が記録の早い子がいて(つまりその子にとっては未知のスピードで走っている訳だ!)その子にタスキを掛けて、両脇の子がそれを引っ張って走るということをしていた。みんなで力を合わせて何かひとつの目標に向けて頑張るのは素晴らしいことだと思う。でも、走るのが苦手な子にとっては、とても辛かったんじゃないかと思う。基本的に速く走ってナンボなので、遅い子は当然足を引っ張っているということになる。先生が厳しく指導する。小学生の頃から走るのがとても苦手だった私は、その光景を見て昔の自分を思い出し、まるで自分が怒られているかのような気分になってしまった。大学を卒業してまだ間も無い、血の気が有り余っているような男の怖い先生。私自身もそういう担任の先生に教わった経験があるので、余計に身につまされてしまう。う゛!嫌なこと思い出した。
全国大会一次予選で第1位の記録を出した学校が、その後の対戦でメンバーチェンジをしたら敗れてしまうという場面があった。その学校は30人以上のクラスだったため、全員にやらせてあげたいという先生の(?)配慮からそうなったようだが、私が思うに対戦相手の学校が予選で明らかに自分達の学校よりも遅い記録の学校だったから、ちょっとくらいメンバーチェンジをしても勝てると思ったのではないだろうか。相手をナメテかかると負けるよ。絶対に。
決勝大会では先攻後攻を決めるじゃんけんで勝った学校が、勢い良く後攻を選んだけど、最後つまずいて転んでしまい敗れるというアクシデントがあった。転ぶのは誰が悪いという訳ではないものの、VTRにも残っている訳だから最初につまづいてしまった子はやっぱり辛いと思う。クラスで力を合わせた、将来に残るようないい思い出になるはずが、とんだ辛い思い出に変わってしまったことになる。これも運だと言ってしまえばそれまでだけど、やっぱり辛い思い出だ。でもね。この辛い思い出は将来決して無駄にはならないはずだと私は思うんだ。何故ならば「みんなで力を合わせてひとつのことをやる」最初の目標は、そこだったはずなのだから。それが、いい記録を出すようになって、全国大会まで出場出来て、それだけでももう十分嬉しいはずなのに、人の欲望というのは留まることを知らず…で、決勝でつまずく。これこそ、いい経験じゃないかと思うのだ。これってまるで、人生の縮図みたいだもの。小学生のうちに人生の縮図が経験出来るなんてこと、そうあるものではないのだから。
30人31脚を見ながら、私はどこの学校が優勝するのかという興味は全くなかった。それより、もっと見つめなければならない部分が、このテの番組にはあるように思ったからだ。今日の30人31脚はとっても深い番組だった。少なくとも、私にはそう見えた。
12月20日恐るべし!NHK教育TV〜えっ?こんなことまでやっちゃうの?〜
『天才!てれびくん』(NHK教育)を見る。ところで、『天才!てれびくん』を知っているだろうか。毎週月〜金にNHK教育TVで、他局ではニュース番組がひしめく時間帯である夕方6時から45分間ナント生放送をされている番組なのだけど、あなたは見たことがあるだろうか。
そのタイトルから想像される通り、この番組は子供を対象としている。子供番組だから子供っぽくって見る気にはなれない?どうせ、大したことやってないと思ってない?確かにそれはある。でも、時々そうではないことがある。見ておいて良かったなと思ってしまう日があるから侮れないのだ。例えば、今日みたいな日には。
夏まゆみさんという人をご存知だろうか。この名前だけ聞いて「あ!」と思ったら、大したものだ。実は私も今日の今日まで知らなかった。だけど、この人がどんな人なのか聞けば、大抵の人は「あーそうなのか。」と思うことだろう。夏さんは振付師(ダンサー)である。一番有名どころではどんな振付けがあるかといえば、そう!今一番話題の振付けといえば、アレしかないでしょ。モーニング娘。の『♪LOVEマシーン』。あのちょっと恥ずかしいけど、すっかり一世を風靡してしまった話題の振付けを考案したのが、夏さんなのである。
その夏さんが今日この番組に出演した。そして何をしたかといえば、この振付けの解説とポイントを、この番組に出ている子供を相手に実践してみせたのである。きちんとモーニング娘。になるように子供も8人揃え、最初のキメのポーズから上手く踊るための心構えなどを、きちんと説明してくれた。NHK教育で『♪LOVEマシーン』の振付けの解説がされるなんて、かなり意外で想像もつかないことだ。
夏さんの解説は面白かった。「自分が一番」という気分で踊ること。という心構えがあるというのはある程度は読めていたことだけど、最初のキメのポーズを「トイレ」を例にとって教えていたのには笑ってしまった。まず最初に飯田ちゃんが「私は何でも知っているわ。」という気分で中央にデンと大きく構える。安倍ちゃんが「トイレに行きたい」ポーズをとり、石黒ちゃんが「トイレはあっちよ!」と指(腕?)をさす。他のメンバーもトイレに行ってすっきりしたというポーズを取るものあれば、「トイレなんて私には関係ないわ。」とポーズをとるものありで、そう思ってみてみると、みんなその通りのポーズだったので、とても可笑しかった。夏さんが実際にモーニング娘。を振り付けるときにもトイレを例にとって教えたのかまでは定かではないけど、それにしても良く出来た解説だった。その他の振付けに関する説明も面白おかしく、でも真剣にプロとして踊るために解説してくれていたので、私は笑いを超えて感動すらしてしまった。
今年の忘年会等では、この『♪LOVEマシーン』が大人気だという。シングルの売り上げも120万枚を突破したというし、ビデオクリップの売り上げも上々だ。そんな話題の振付けを思いがけずNHK教育TVで見ることが出来たのは収穫だった。
『天才!てれびくん』。子供番組。だから子供っぽくって見る気にはなれない?どうせ、大したことやってないと、今でも思ってる?どう?なかなか侮れない番組なんだって、これで分かったでしょ。Yeah!Yeah!!Yeah!!!
12月21日最終回に思うこと(その11)
『OUT』(フジ)を見る。とうとう『OUT』が終わった。最初、なすびくんウォッチングのために書き始めたのに、気が付けばいつの間にやらなすびくんを超越してしまって、飯島直子さんの眉毛やら、共演者がいい役者揃いであるという事実やら、演技派に囲まれると大根役者が目立つということやら、書いていた。で、先々週などとうとう「『OUT』(フジ)を見る。」と冒頭で書いておきながら、ちょっとしたUWAKI心で『炎チャレ』の感想などを書いている始末だ。当初の思いとは全然違う方向に行き始めて、本当に初志貫徹は難しいなと思ってしまった。と、そんなことをしているうちに、先週なすび刑事は同僚刑事とともに撃ち合い亡くなってしまうという急展開を見せ、とうとう最終回になすびくんウォッチングをすることが出来なくなってしまった。あー何てことだ!
ドラマの最終回というのは、それが人気ドラマであればあるほど、賛否両論を呼び易いものだ。例えば昨日放送された『氷の世界』(フジ)などがいい例で、ああいう不思議だらけの終わり方をされると、後味も悪かったりする。かといって亡くなったのか、生きているのか良く訳分からないような、例えば野島ワールド的な終わり方がいいかといえば、決してそうともいえないのである。亡くなれば亡くなったで文句を言われ、生き返れば生き返ったで文句を言われ、脚本家も大変である。で、今日の最終回はどうだったかといえば、今まであんなにもリアリティーがあったドラマなのに何だか良く分からないような終わり方をしてしまい、ちょっと拍子抜けだった。原作を読んでいないので何ともいえないのだけど、原作もこんな終わり方なのだろうか。まあ、原作には飯島直子さんが演じた人はいないそうなので、結末も多分違うんだろうけどね。
前にも何度か書いたけど、このドラマは本当に役者揃いだった。渡辺えりこさんがひとりで泣き笑いするシーンなど圧巻で、私はドラマを忘れてその演技力に見入ってしまったほどだ。(演技力といえば昨日の中嶋朋子さんの演技もなかなかのものだった。大竹しのぶさんみたいだったという人あれば、黒板五郎入ってたという人あり。仲村トオルさんもなかなかのものだったし。だから、菜々子ちゃんや竹野内くんや有紀ちゃんの演技力不足が目立ってしまったように感じた。)そんな役者揃いのなかに囲まれたなすびくん。出番は少なかったものの、特に違和感なく、時にはドラマの中の清涼剤の役割を果たし、良かったと思う。聞けば、なすびくんのお父さんは警察官だそうで、今回ドラマ初出演が刑事の役でこれも何かの縁かなと思っているとのこと。これからも役者の仕事もやっていきたいそうなので、今後の活躍を見つめていたいと思う。
なすびくんに注目してこのドラマを見てきて最後にひとつだけ。それは…もしなすびくんが、あの懸賞生活のなすびくんではなかったら、もしなすびくんが本名の★★★★(知っていますが、まだ基本的になすびくんサイドが非公開みたいなのでここでは控えさせて戴きます。)で出演していたのなら、私はこのなすびくんのことをどんなふうに見たのだろうか。もし、髭や髪の毛を伸ばし、まるで武士みたいな姿で舞踊っていたなすびくんのことなど全く知らないままだったら…私は、ドラマの中のなすびくんを見て「一服の清涼剤だ!」なんて絶対に思わなかったはずだ。だけど、脇の脇役ばかりに注目してTVを見ている私のことだから、ちょっと気になる妙な人がいるくらいは思っただろうけどね。ちょっと顔が長い、そう!まるで「なす」みたいな、男の人が出ていると。
12月22日「かこの鑑賞日記」で伝えるべきこと 〜闇のなかの光を探すために〜
『TEAM』(フジ)を見る。この鑑賞日記を書き始めた一番の目的は「私がTVを見て感じたいい部分を、番組を見なかった人にもきちんと伝えて行きたい。」という思いからだった。それを忠実に守るとするならば、今日は絶対にこの番組を取り上げなければならない。『TEAM』は先週、あれで終わりにするつもりで書いたし、実は今日は他にも取り上げたい番組があったので、当初はそちらの番組で日記を書き始めた。でも、書きながらこれではいけないなと思ったため、書いた部分を全て消去し、今また新たに書き始めている。
ところで、この鑑賞日記の読者の中に『TEAM』を見ていた人はいるのだろうか。『踊る大捜査線』でお馴染みの君塚良一さんが脚本を書き、今何かと話題の多い少年事件を扱う、おまけにキャストも良く安定した人気を得られるのではないかと思っていたけれど、蓋を開けてみたら数字的には伸び悩み、10%は超えるけど15%の壁はどうしても超えられずにいる。(最終回も15%は超えられなかったようです。残念!)。数字的に伸び悩んだ訳は様々あるだろうけど、裏番組が安定した人気を誇るシリーズドラマでしかもそれも刑事ものだったということと、私的にはとてもいいキャスティングなのに一般的にはちょっと地味だったかなということが大きいのではないだろうか。今クールに始まった「竹野内&菜々子」「トヨエツ&紀香」「田村正和&常盤」「反町&鶴田真由」とまあ、旬な人同士を合わせた中(まあ、それがすべてというわけでもないけど)「西村雅彦&くさなぎ」はやっぱり地味だったのかもしれない。
基本的にこの鑑賞日記に連続ドラマは(続き物ということもあり)あまり取り上げるつもりはなかった。でも今クールは珍しくドラマをたくさん見て、その時々に書きたいなと思ったことが多かったので、登場回数が増えたのである。『OUT』『美しい人』『氷の世界』『砂の上の恋人たち』『3年B組金八先生』そして『TEAM』。金八はまだ終わっていないので除くとして、今クールのドラマの中で終わってみたら一番良かったのは、この『TEAM』だった。昨日の日記の中にもあるように、今クールは最終回でガッカリさせられるようなドラマが多かったので、余計に最終回も良かった『TEAM』が光ったのではないかということを差し引いても、このドラマは本当に良かった。
私は今、この鑑賞日記という場を持っていながら、放送中にこの『TEAM』の良さをPRしなかったことをとても後悔している。本当はもう遅いんだけど、今後もしあなたの住んでいる地域で再放送があったのなら是非是非見て欲しいと思うドラマである。先週書いたエンドロールも含め、きちんと見て感じてくれたら嬉しく思う。軽い気持ちで見ることが出来る、安易なラブストーリーを描いたドラマではない、今多発している「少年犯罪」という重過ぎるテーマを描いたドラマだけど、本当に良く出来ていた。ドラマが始まったばかりの頃は、西村さんと剛くんでW今泉だ!(『古畑任三郎』での西村さんの役名。『スマスマ』のなかでやった『古畑』のパロディーでは、その役を剛くんが演じた。)なんて思って見てたけど、何時の間にか西村さんが今泉であったことすら嘘みたいに思えてきて、西村さんが流石役者だなあと思ったのは言うまでもない。
今日の最終回のなかで、先週分の放送の中で西村さん演じる丹波刑事を撃った中学生を捕まえて取り調べるというシーンがあった。(その中学生を誘き寄せる手段として使ったのが、パソコンのオフ会!なんて現代的!!おまけにこのオフ会に集まるメンツの濃さ。いやはや脱帽。)今まで反発しあっていた丹波刑事と剛くん演じる風見くんだったのに、このシーンで取り調べに風見くんを使って欲しいとお願いする丹波刑事の姿があった。こんなシーンからも、そのタイトル通り、ふたりがとてもいい『TEAM』になっている事が分かる。風見くんの取り調べの時間は5分。本当に5分か。私は時計を見て時間を計っていたら、何も言わない中学生に見かねて「送検だ!」というまでちょうど5分だった。ドラマでは案外この辺の時間は曖昧だったりすることが多いのに、しっかりしていて驚いた。たかが5分。されど5分。この5分がとても重要だからこそ、視聴者にもリアルに同じ5分を過ごさせる。流石!の一言に尽きる。
奇しくもこのドラマの最終回とほぼ時を同じくして、小学校の校庭での殺傷事件が起こった。現在までの情報によると、少年(中学生か?)であるかもしれないという。(成人男性である可能性もあるようだけど。詳しいことはまだ???)そういえば、ドラマの中で丹波刑事を撃った中学生(この中学生は学校の先生を殺したという容疑があったので、丹波刑事が接触。そこで、撃たれた。)が、その先生を撃った動機として「誰でも良かった。その人でいいや。」という供述をしていた。もしかして、あの小学生を殺した人も捕まったら動機として「誰でも良かった。」「たまたまそこにいたから。その人でいいや!」なんていうのかもしれない。少年事件は少年であるが故に恐ろしいものだ。物語のラスト近く、丹波刑事のセリフに「闇があるから光があるんだ。」というものがあった。そのセリフはまるで、このドラマの全体像を物語っているようでとても印象深かった。本当に、本当にいいドラマだった。
12月23日クイズのルーツを紐解けば
『一休さん』(静岡朝日)を見る。何を血迷ったか、静岡では今週から一休さんの放送が始まっている。それを何を血迷ったか、私は楽しみに見てしまっている。一休さんといえば、12月3日の日記の最後の方で一休さんネタを使って少しだけ書いていたことに、あなたは気が付いていただろうか。そんなこともあって、今週から『一休さん』の放送が始まったことは、私的にはとてもタイムリーなことだった。
私の子供の頃の記憶の中に、この『一休さん』をとても楽しみに見ていたというものがあった。基本的に私は漫画というものを全くと言っていいほど読まないで子供の時代を過ごしてきた(親が読ませてくれなかったというのが正しいか)ので、今でもその名残か読まないでいる。漫画に限らず、アニメも似たようなもので「いいもの」(親がある程度安心して子供に見せられるという範囲での「いいもの」という意。厳しかったのだ。家は。)しか見てこなかったので、私自身子供の頃に見たアニメの記憶が残っているというのは、非常に珍しく貴重なことなのだ。そんな数少ない記憶の中に『一休さん』があった。
『一休さん』を私が最後に見たのはいつだったのだろうかと、今日見ながら考えていた。私の記憶が正しければ、小学校低学年以来見ていないはずだ。それなのに、私は今回の放送を見て驚いたのは、見る話、見る話、の殆どが色褪せることなく覚えていたという紛れもない事実だった。例によって、一休さんがとんちを聞かせて大活躍する数々の場面を私は本当に良く覚えていた。おまけに、お寺の小坊主たちひとりひとりの顔も本当に良く覚えていたのだから驚かされる。そして、何といっても一番驚いたことがある。それは…
私は今でも、アニメを率先して見る方ではない。毎週楽しみに見ているアニメは『名探偵コナン』くらいものだ。そして、物心ついた頃から好きだった推理小説やTVでも悪の強くない推理モノを見るのが今でも好きでいる。そして何といってもクイズが大好きだ。アニメ・推理モノ・クイズ。私が今好きでいるこれらの物事のルーツはナント、この『一休さん』にあったのだ。私がクイズを好きになったのは某回のウルトラクイズを見たことが直接のきっかけではあるけれど、実はその前に見た別のクイズ番組があったからでもある。私のクイズ好きのルーツはその別のクイズ番組にあるとずっと思ってきた。だけど、そのもっと前にみた『一休さん』が私のクイズ好きの根本にあるのではないかと、そんな風に思えてきたのだ。物事を多角的に捉え答えを出す。そういえば、私が『一休さん』を好きだった一番の理由は、とんちの時間にあった。子供心に一緒に考え推理する。答えが分かったときの喜び。当たったときの嬉しさ。なんか、これじゃまるで推理小説だし、クイズみたいだ。
物事のルーツというのは、自身の記憶を紐解いてみると意外なところにあったりするものだ。私も今回ばかりは驚いた!!物事を考え答えを導き出すということの醍醐味を知ったのが、『一休さん』にあったとは!!
会員の方は良くご存知の通り、現在私は会報の「かこの会員紹介」のコーナーの中のひとつの質問として「クイズを好きになったきっかけ」を皆さんに聞いている。多くの人がクイズを好きになった、そのルーツはウルトラクイズにあるけれど、実はそのもっと前に、そのルーツになるような思いがけない出来事が(ただそれは自分の記憶にないだけで)ひとりひとりの中にはあるのかもしれないと、今そんな気がしている。
「あなたがクイズを好きになったきっかけは何ですか?もう一度聞きます。あなたがクイスを好きになったきっかけは、ただそれだけが理由ですか?」
12月24日「TVドラマ」と「映画」の壁
『ケイゾク』(TBS)を見る。このドラマが好きなルーツもやはり『一休さん』にあるのか?という、昨日繋がりの話題は置いておくとして、今日はかねてから楽しみにしていたこのドラマのスペシャル版だった。
『ケイゾク』は今年の1月から3月までTBS系で放送されていて、放送当初は然程でもなかった視聴者からの反響も回を追うごとに強まり、まるで映画みたいな映像と最終回の謎めいた終わり方などにより、放送終了後には大変な反響を呼んだドラマでなのである。この日記の中にも2度ほど登場しており、最初はドラマが始まって間もない頃「まるで映画みたいなドラマだ」と記しており、2度目は最終回の日、謎めいた終わり方と「映画になるのは本当か?」というもうひとつの謎を記して日記を終わっている。
それにしても、あの終わり方は凄かったと、今でも思う。この凄さというのは残念ながらドラマを見ていた人でないと微妙なニュアンスまでは伝わらないと思うけれど、言うならば「『やっと解決したはずの謎が最後の最後で覆されてしまう』という謎」を残し、なおかつこのドラマは映画化されるのかという謎まで秘めてしまったという終わり方だったという感じだろうか。推理物が好きな私にとっては、このテの終わり方は嫌いではないのだけど、あまりにも謎が謎を呼んでしまうと、流石の私も訳が分からなくなってしまう。現に当時は、あの終わり方にしばし呆然としてしまい、この日記にどうやって書こうか困ってしまったくらいなのだから。
その『ケイゾク』が約9ヶ月間のブランクをおいて、今日スペシャルで復活した。既に来年の映画化も決定しており、言うなれば映画に引っ張るためのスペシャルドラマと言った方が正しいので、見れば映画に引っ張られるだろうと予想しつつも見ずにはいられなかった。
少し話は逸れる。最近近くのレンタルビデオ店で安くビデオが借りられることが多かったので、ここ2ヶ月足らずの間に本当に沢山の映画を見た。とは言っても、借りてきたのは全部邦画で、しかも単館上映だったものが多いのでクイズの役にさえ立たないような代物なのだけど、ここまで一気に様々なマイナーな邦画を見ると色々と面白い発見もある。さっきまで見ていた映画に出ていた俳優さんが、今見ている映画にもでているような場合。ビデオを借りるとき、タイトルと内容と主演俳優さんくらいまでは見るけれど、脇の脇役にどんな人が出ているかまでは確認して借りている訳ではないので、偶然2作連続で出てくると、「おっ?」と思って見てしまう。その役者さん。2作とも出演場面が多いという訳でもないのに、妙に印象に残る役をしているのものだから、脇の脇役に注目してドラマなどを見ている私にとっては、非常に気になる存在になってしまった。2作とも全く違った役を演じていて、確かに同一人物なのに、まるで別人にさえ思える。その役者さんの名前すら分からなかった私は、ふたつの映画のエンドロールを見比べて、やっと名前が分かったくらいである。私はこの時、TVにはあまり出なくても、こうして印象に残る存在の役者さんっているんだなと思わずにはいられなかった。
と、どうして突然こんなことを書いたかといえば、今日の『ケイゾク』にこの役者さんが出ていて、しかも犯人役という重要な役どころを演じていたからである。私がもし、この2ヶ月間、邦画を見捲らなければ、きっとこの役者さんとの出逢いはなかっただろうし「誰なんだろう?この俳優さんは?」くらいにしか思っていなかったと思う。この人が犯人だと分かった瞬間、私はこのあとの彼の演技は間違いないものとして確信した。予想通り、彼の演技はそれまでの2作とはまた違う一面を見せていたし、これまた同一人物のようには思えなかった。
ドラマの本筋はといえば、また謎を残しつつ、映画へと続く道を残して終わった。初めて見たとき、「まるで映画みたいなドラマ」だった『ケイゾク』は、本当に映画になった。映画の中で思いがけず発見した役者さんは、TVの中でもその輝きが色褪せることなく一種独特の雰囲気を醸し出していた。今までも人気ドラマが映画化されたことはあったし、映画をTVで放映したりすることはもちろん数多くあった。その度毎に私は、TVドラマと映画の言い様の無い隔たりを感じていたりした。(TVドラマが映画になってを映画館で見ても、やっぱりTVドラマに見えてしまう感じ。映画をTV画面で見ても、やっぱり映画は映画館で見たほうがいいんだよなあと思ってしまう感じ。この感じ上手くあなたに伝わっているだろうか?)でも『ケイゾク』は、映画みたいな映像を当初から用いることによってTVドラマと映画との目に見えないけど確かにある壁を限りなく低くした。そして思いがけずの役者さんが上手に絡んでくれた。『ケイゾク』はTVで見ても、映画で見ても全然違和感の無い、私にとっても初めての作品になるような気がしている。仮に映画化された『ケイゾク』をTVで見ても、今までの連ドラ分を映画館で見ても違和感など無い――。そう!『ケイゾク』はそんな貴重な作品なのである。
12月25日このドラマは喜劇!ねえ見てる?
『あすか』(NHK)を見る。『あすか』見てる?見てる?ねえ見てる?『あすか』は面白いよ!だって、NHK大阪製作らしく芸人がたくさん出てくるんだもん。話の進み方だって、お約束みたいなシーンがいっぱいだから、まるで吉本新喜劇を見ているみたいなんだ。この間なんか、あすかちゃんがハカセくんから教わったヒンズースクワットをしているシーンで「2年が過ぎていきました。」のナレーションが入っちゃうんだから、面白いよね。前回の『すずらん』なんかじゃ到底真似できない技だね。
ところで、先日このドラマにMr.オクレさんが喫茶店のマスター役で出てたんだよ。オクレさんといえば、前々回の『やんちゃくれ』にも出てて、これでNHK大阪制作の朝ドラに2年連続で出ているということになるんだよね。で、今回の朝ドラには村上ショージさんも出てる。Mr.オクレさんとあとひとり揃えば何人トリオじゃん!あー前田さんどこ行ったんだろ。
静岡で人気の番組に『くさなぎ署の刑事D(略して、くさ刑事D)』っていうのがあるんだけど、それに出ているDこと、つまりDon−Doko−Donというふたり組のお笑いコンビがいるんだよね。彼らは『爆笑オンエアーバトル』(NHK)では初代チャンプに輝いたりしているんだけど、そのふたりが今日とうとう(正確には昨日のラスト10秒から)『あすか』に出たんだよね。あすかの幼なじみの役で。どんな演技を見せるのか楽しみで見てたんだけど、途中で村上ショージさんと絡むシーンなんか、まるでコント、まるでお笑いだったんだよ!これホントに朝ドラか?って思っちゃったもの。
今年の放送分はこれでお終いだけど、今後もあのふたりに出番はあるのかな?今日だけだったらあまりにも淋しいよね。でも、それよりなによりこのドラマを見ている人のどのくらいが、彼らふたりがお笑いコンビでしかもDon−Doko−Donだったことが分かって見てるんだろ。案外そっちの方が重要だったりして…今度の『くさ刑事D』では、その辺の調査依頼をしてみるか?なんてね。
12月26日様々(さまさま)
『ミュージックフェア』(フジ)を見る。この番組が始まって、今年で35年が経ったという。移り変わりの激しいTV界にあって、これは素晴らしいことだと思う。これも、「シオノギ製薬」様一社提供の成せる技なのだろう。ということは、番組が長続きしないのは、一社提供ではないからなのだろうか。そういえば昔から一社提供の番組って長続きしているような気がする。一社提供様々である。
12月27日芸人魂
『ココリコA級伝説緊急生放送SP』(テレ朝)を見る。今年もココリコのふたりはいろんなチャレンジをして、印象深いものはこの日記の中でも何度か取り上げてきた。「緊迫感」という意味で今日のチャレンジはとても良かった。深夜放送でしか出来ないあのチープさがまたいい。深夜で人気が出ると、ゴールデンに進出してしまいがちだけど、この番組はテレ朝の『タモリ倶楽部』に続く良心(?)として、深夜枠で続いていって欲しいと思う。とはいっても、やってるココリコのふたりにとってはいくら看板番組とは言え、大変辛い番組なんだろうけどね。これぞ芸人魂!私は上原投手の流行ってんだか???の「雑草魂」より、ココリコの「芸人魂」を支持したいな!
12月28日番組のつくり手としての心構え
『眠れる森』(フジ)を見る。このドラマが放送されていたのは、今からちょうど1年前のことだ。例によって例の如く推理物が好きな私が、このドラマを見ないはずなどなく、勿論当時楽しみに見ていたことをつい昨日のことのように思い出す。そのドラマが1年の歳月を経て、何故か昨日から4日間で12回分全ての再放送が始まっている。
『眠れる森』といえば、先日まで放送されていた『氷の世界』と同じ野沢尚さん脚本のドラマであるということは、記憶に新しいことだろう。犯人が分かってから、改めてこのドラマを見てみると、あの時この人はこんな気持ちで言っていたのかと気が付くことがある。そして「いけないこと」だと分かってはいても、同じ推理物ということもあり、どうしても『氷の世界』と比較して見てしまうのは否めないことだろう。
『眠れる森』も『氷の世界』同様も最終回に様々な憶測を呼んだドラマである。インターネットが発達した現在、数分前まで見ていたドラマの感想をHPの掲示板などで多くの人と分かち合えるようになった。TVを見ていて感じた疑問も、そこに書き込んでおけばどこかの誰かが答えを教えてくれたりする。「あのドラマ良かった!」「最後あれじゃ納得できない!!」「泣けた!」「いやいやあんな終わり方じゃ泣けない!」などなど云々etc…感想など語り放題言いたい放題である。そんな世の中になったからこそ、思うことがある。このドラマに限らず、番組の公式HPやTVガイド雑誌等を見ていると、製作者側からのコメントが載っていることが多い。それを読むと製作者の人が「番組の見方」について様々なことを語っていることが多いのだけど、私はあんまり言い過ぎないほうがいいと思うのだ。どの番組にも、視聴者に伝えたいテーマがあるのは当然のことだ。このように見て欲しいと、そのテーマに当たる部分を訴えかけたいのも良く分かる。だから、公式HPやTVガイド雑誌等で見所をPRするのだと思う。でも「最後は泣けます」とか「今回は驚く仕掛けを用意しています」とかまで言ってしまうと、最後「全然泣けないじゃないか!」とか「こんなの全然驚かない!」とかいう事態にもなりかねず、肝心の内容如何よりもコメントに批判が集中することにもなりかねないので、そうなると本筋からは確実に離れた論議になってしまう恐れも出てくる。(現に『氷の世界』の最終回は「泣けます!」という野沢さんのコメントを読んだけど、泣けるどころか摩訶不思議な部分ばかり目についてしまい、それどころではなかったのだ。)
昨年放送された某番組のことを思い出した。番組の見方・感じ方について、製作者側が必要以上に事前に言い過ぎたために批判が続出したあの番組のことを。私はあの時「製作者側はノーコメントを通せ!」とまでは思わなかったけど、ある程度抑える部分というのはきちんと抑えて言うべきではないと思ったことを今でも良く覚えている。ここまで書けば察しの良い人なら分かるだろう。番組の見方というのは最終的には視聴者が決めるものだと思う。番組を見てどう感じるか、自分たちが伝えたかったテーマは視聴者にきちんと伝わったかは、それを予め押し付けて見せるのではなく、どんな反響が返ってくるかで確かめればいいんだと思う。本当にいいものを作っていれば見た人の心には絶対に伝わると、少なくとも私はそう思っているし、そうあってほしいと願っている。
今日1年振りに『眠れる森』を見て、ちょうど1年間に書いた鑑賞日記のことを思い出して、改めて読み直してみたりした。今更ながらタイトルバックの秀逸さには感動する。それを見ただけで、全ての謎が解決してしまうような、あんな素敵なタイトルバックのドラマには、この先当分出会えないだろうな。
12月29日〜31日(年末合併号)
今年も年末が近づいてきて、スペシャル番組目白押しの季節になった。例によって今年も、年末は大した番組がないので昨年に引き続き、1年を振り返る意味でこの企画をやってみたいと思う。1月1日に登場した『第32回初詣!爆笑ヒットパレード』(フジ)から12月28日に登場した『眠れる森』(フジ)までの番組を振り返っての、題して
鑑賞日記を書きながら、私がいつも考えているのは「私が今書いているこの番組は、これを読んでいる人の中でどのくらいの人が見たのだろうか?」ということです。12月22日の日記の冒頭でも触れているように、この鑑賞日記を書き始めた一番の目的は「私がTVを見て感じたいい部分を、番組を見なかった人にもきちんと伝えて行きたい。」という思いからでした。その思いを胸に、なおかつ「その日見た中で一番印象に残った番組を書く」という方針で番組を選び、日記を書いているので、どうしてもマイナー志向が強い私が選んでいる番組はあまり見られていないのではないかという思いが常に私の心の中にありました。ですから、番組を見なかった人にも分かるようにこの日記を書くように心がけてきたつもりですが、その思いは伝わっていたでしょうか?
そんなことを踏まえ、今年1年間全ての日記を読み終えた印象なのですが、私自身確実に昨年よりは物事に対しての思考が深まってきているような気がしています。番組を見て私なりに考えたテーマを深く深く掘り下げて考えることは、時に困難を極めるものです。考えて考えて悩んで…で、その結果、思考の行きつく先は、大切にしなければならないことだったり、人としてどう生きるかということだったりするわけです。その代表的な日記に、自分自身の思い出の大切さについて書いた2月16日・4月15日・子供たちの教育について書いた2月20日・人生のプロについて書いた2月21日・表情の秘密について書いた3月2日・守るべきマナーについて書いた3月7日・新学期を目前に第一印象の大切さついて書いた3月31日・一芸に秀でるということについて書いた11月18日などがあります。
日々のニュースからも考えさせられてきたことは多いです。浜松駅前で唄う若者を取材したニュースから政治についてまでを語った1月14日・電話応対コンクールのニュースから審査員の態度を見て語った2月17日・まるでごみ箱化してしまった道路を取材した番組を見て書いた2月22・23日・大仁田厚さんの高校生活を取材したワイドショーを見て「学ぶ」ということについて書いた4月14日・「常識とは何か?」とある事故を教訓に、楽しみにしていたことを諦める勇気について書いた8月14日・命に関わる重大事故から、報道の仕方・大小について書いた9月31日があります。どの日記も現実に起こった事実を取り上げて書いているからこそ日記の内容も濃いものが多くなっています。様々なニュースがありましたが、私的に今年一番好きなニュースは10月3日に書いたものでしょう。でもこんなふうにとってもいい、というか面白いニュースでも、5月20日の時のようなコメントをされては台無しですが。これこそまさに、4月3日です。
ニュースから取り上げたものといえば、他にその時々の流行がありますが、いくつか登場する流行の中でも印象深いのは5月12日です。いい流行だなと思っているのですが、今はどうなんでしょうか?所詮は流行ですか?流行といえば忘れちゃいけないのが流行語大賞について書いた11月20・21日。ま、なかにはこのように流行ってんだか流行ってないんだか分からないような流行語もありますが、やっぱり12月6日の日記の通り使えません。
この鑑賞日記の成せる技として、私自身が特に心がけていることは、今はまだマイナーだけど、もうしばらくすればメジャーになるのではないかという人を一早く見つけ出し、ここで紹介したいというのがあります。昨年は「ゆず」がいましたが、今年はどんな人がいたかといえば…最初の登場は2月11日。その後も何度かの登場をし、年末の紅白では審査員まで務めることになった彼・年末年始の番組ではたくさん見かけて、そして来年ますますの飛躍が予想される芸を持った人3月8日・今後どんな活躍を見せるのかまだまだ楽しみな4月24日・一目見たら忘れられなくなりそうな先生である7月19日・実は今年見た物まねの中では一番インパクトがあったかもしれない人8月21・22日あたりでしょうか。さて来年はどんな人が登場するのでしょうか。楽しみ楽しみ!
人繋がりということでいえば、この人が出てくると必ず「くん」でも「さん」でもなく「氏」と敬称するのが3月9日・6月4日に登場する彼でしょう。どちらの日記も読み応えのあるものに仕上っています。滅多にTVに出る人ではないので、出るときは見逃さないようにと思っている人のひとりです。それにしても見るたびに新しい発見があって、私的にはたまりません。あまり露出が増えるのもいただけないのですが、今年はもう少しお目にかかりたいものだと思っています。
また、マイナーな人を取り上げるばかりではなく、時には多くの人々が忘れかけているようなそんな人を敢えて取り上げて書くこともあります。中でも印象的なのは3月23日の彼でしょう。ブラウン管に登場しなくなった、その後の彼の人生を知ったときは言い様のない悲しみに襲われました。改めてご冥福をお祈りいたします。また、慣れ親しんで好きだったDJが去っていくのは淋しいもので、最後の放送日の9月24日は本当に悲しかったです。このDJの喋りのような鑑賞日記が書けたら…という思いは変わらずにありますが、さて近づけているのでしょうか。そして私自身どうでもいいようなことをたくさん覚えているため、時には番組を見てその人の昔の姿を思い出し、その番組以上の感動があったりすることも多いです。3月16日の日記に登場するふたり組のお笑いタレントは、その象徴でしょう。今でも時々TVで見ると他のお笑いタレントとは違った感情で見てしまいます。素人が沢山出場するお馴染みの番組仮装大賞で見た彼のことを追いかけて書いた日記6月5日・10月10日。過去を覚えているからこそ、より感動できた番組のひとつでしょう。
今年の象徴的な出来事といえば、長いこと続いた番組の最終回が多かったということでしょうか。3月21・28日、そして8月29日・9月16日、このふたつの番組の終わりはきちんとこの日記の中にも残しておきたいと思って敢えて書き残しました。
生放送の番組といえば、収録番組ではなかなかお目にかかれないハプニングも多いです。生放送中にインタビューされた素人の受け答えのハプニングから、日頃の生活環境とその常識について綴った6月19日を筆頭に7月16日・10月15日のハプニングも生放送ならではのものでしょう。
今年はドラマも思いがけずいいものが多かったせいか頻繁に登場しました。『古畑任三郎』と『OUT』はシリーズ化して書きましたが、その他でも印象に残るドラマは多く、連ドラでは7月7日・8月25日・9月22日に登場したドラマと、10月13日・12月15・22日に登場したこのふたつが私的には良いドラマだったと思います。単発ものでは6月23日、そして10月8日のドラマが秀逸です。10月30日のドラマのように、今見たのでは答えが出せないようなドラマもありましたが。これらどのドラマをとっても本当に良いドラマでした。でも、視聴率的には振るわないものが多かったのがとても残念です。
そして全体的に今年多かったのは、大人と子供について、つまり大人になるということはどういうことかについて書いた日記でしょう。大人と子供についていつも考えさせられる番組のひとつに『名探偵コナン』があります。「大人のアニメとこどものあにめの境界線」について書いた1月18日・事件が起きた動機は、大人でなければ分からない感情が原因だった7月5日・夏休みの最初の月曜日に子供たちの浮ついた気持ちを諭してみせた7月26日・コナン史上もっとも見ていてドキドキした回である9月27日。コナンは基本的に子供相手のアニメなのですが、これらの回のように時々「はっ!」とするようなことが描かれている回もあるので侮れません。また2月10日に登場したこの番組は、15分という短いドラマの中に思いがけない子供の感情が描かれていて焦りましたし、2月26日の番組では子供たちが書いたLOVE かLETTERから恋愛と好きなものについてまでを語っています。恋愛については4月7日の中でも書いていますが、このテのことはやはり焦ると碌なことはないと思います。恋愛の象徴のような日といえば、クリスマスとバレンタインデーですが、特に男の人にとってなんだか良く分からないけど緊張してしまう日といえば、バレンタインデーのほうでしょう。その当日2月14日の日記の中で私は、この日の過ごし方について書いています。年が明けるとまたすぐこの日がやってきますね。果てさて今年はどんな日になるのでしょうかね。
時代が進んで文明も進んで、本当に便利な時代になりました。例えばビデオ。私が小さかった頃はまだビデオが今ほど一般的ではなかったので、映像を残しておけることなんて夢みたいなことでした。7月3日の日記に登場したこの番組は、ビデオがない時代に放送された幻の番組です。放送後の反響は物凄いものだったそうです。そして8月11日の番組では、ビデオ時代の成せる技とでもいいますか、とっても良いものを見たという感じでした。近年ではインターネットが発達してきています。でも、便利さと引き換えに危険も伴うのがインターネットの世界。1月21日の番組では、そのものズバリをテーマに書きました。心して読み直したい日記になっています。インターネットの世界につきものなのが「メル友」。その「メル友」との初対面の様子を描いた4月17日。逢うべきか?逢わざるべきか?あの日に結論付けた思いは今でも変わりません。
今年は1999年9月9日(9並びの日記は、翌9月10日に記載)や平成11年11月11日など、同じ数字が並ぶ瞬間が多かったのでそれに因んで、行動を起こす人が必要以上に多かった1年でもありました。来年はいよいよ2000年。同じ数字が並ぶ日はないけれど、2000年代最初の年でもあり、20世紀最後の年でもある記念すべきこの年に何か行動を起こす人がまた、必要以上に増えるんでしょうね。私的には「だからどうした!」っていう感じなんですけど。11月11日の日記の中でも触れていますが、やはり気になるのは平成7年7月7日に結婚した人々。つまり私の言わんとするところは、ラッキー7にこだわったラッキーな幸せの如く今でも全員幸せに暮らしているのかということの一言に尽きるのですが。どうなんでしょうねえ。
来年2000年。どんな1年になって、どんな番組に出会うことになるのでしょうか。出来る限り良い番組にたくさん出会っていきたいというのが私の夢ですね。そうそう!夢といえば、夢を追いかけることについて書いた5月15日。命と引き換えに夢を追いかけることについて…。とても深い番組でした。だけど夢を持つことはやっぱり大切なことだと思います。その夢の見方について書いたのが年明けすぐの1月2日の日記。夢を上手に見る方法が書かれていますよ。
「ラジオに帰る時〜眠れない夜の過ごし方〜」と題して敬老の日に書いた9月15日の日記は地味ですが、私的には味わい深い仕上がりになったと思っています。人は生きている限り誰でも年をとります。年を重ねていくなかで、私はどんな番組を好んで見るのだろうか?そして行きつく先はもしかしてラジオになるのではないかと、そんなことを考えながら書いた日記になりました。
毎日こうして書き綴ることは容易なことではありませんが、ひとつの番組を通して、自分を見つめ直しながら日記を書くのは私にとって大切な時間になっています。そしてそれを今こうして読んで下さっているあなたという人がいることが、とても大きな励みになっています。読んだ感想やお勧め番組を教えて下さった方々に深く御礼を申し上げます。本当にどうもありがとうございます。そしてまた、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。