かこの鑑賞日記2003年12月1日〜12月31日
2003年11月1日〜11月30日
12月1日「早さ」より「深み」
今日は気になる芸能ネタから。雛形あきこさんが離婚した。7月14日の日記の中で、【「料理が大の得意だなんて、30過ぎてから言うのは当たり前すぎて恥ずかしい。」という理由で雛形さん。他の3人は今更そんなこと恥ずかしくて言えませんよという感じだろう。仮に大得意でも私なら言わん。って言うか言えん。「料理が大の得意!特に和食とイタリアン。私の料理で食卓に笑顔が絶えません。」という発言は若妻にありがちな、すっとこどっこい。勇み足。】と書いてからまだ半年も経たないうちの離婚だ。芸能人の離婚と言えば珍しいことではないが、それでも第一報を聞くと少なからず驚くものだ。それが彼女の場合は全く驚かなかった。いや?正確には、あまりにも想像通りの展開になったので逆に驚いていると言った方が正しいのかもしれない。「え?離婚したの?意外だなあ。」と言う意味での驚きと、「私の予想当たっちゃったよ!」という意味での驚き。同じ驚きでも似て非なるものなり。ただこれでやはり彼女はすっとこどっこいだったことが証明された訳だ。
正直この問題について書くと、自分の結婚観をも露呈してかなり恥ずかしいことになるので本当は避けたい問題なのだが、ここはあえて大物振り(?)を発揮して書かせて戴く。例によって話は逸れるが『はねるのトびら』(フジ)に「かぶってごらん」というコントがあるのをご存知だろうか。知らない人のために説明しておくと「かぶってごらん」とは、はねトびメンバーが全員でパンティをかぶり踊るコントのことだ。悩んでいる人がパンティ越しから見ると、価値観が変わり悩まなくなるというかなんというか。まあ上手く言葉では表現できないので、興味がわいた方は「百聞は一見」ということで番組を。で、つまり何がいいたいかと言えば、そのコントは面白いことは面白いんだけど、それ以上に見てて恥ずかしいのも事実で、そんなコントを北陽のふたりもちゃんとやっていることに偉大なる芸人魂を感じたという…つまり、そのコント以上に恥ずかしいってことなのだ。私にとって結婚観をこの場で語るということは。(たとえが長!)。
話を元に戻そう。「幸せ人生経験が同級生たちよりも早かった人から発せられる言い様のない優越感」と言えば分かるだろうか。人間と言うものは愚かなもので、同級生よりもちょっとだけ早いというただそれだけのことですぐに優越感を持ったりする変な生き物だ。別にそれが悪いと言わないけど、私から見れば少し早いくらいですぐに優越感べったりになる同級生はやっぱりすっとこどっこいだった。私自身は「んなもん。早くたって遅くたって構やしないじゃないか!」と思っていたので余計に滑稽に映ったのかもしれないが、そうでない人にとっては人生経験が早い人から発せられる優越感は嫌味以外の何物でもあるまい。精神衛生上よろしくないのは明白だし(お!言い切ったぞ!)、実は犯罪の温床にもなっているような気がしてならないのだ。特に人から遅れをとりたくないと思っている人たちにとっては。(断っておくが人生経験が早い人が100%嫌みったらしい訳ではないので悪しからず。)
結局、人生経験は「深み」の方がより重要な訳で「早い・遅い」なんてそんなに関係ないってことだ。少しくらい早かったからといって優越感を持つこと自体すっとこどっこいで、その優越感をますます増長させて持ち上げる周りの人間もみんなみんなすっとこどっこいだ。人生経験が早いからと言って、その早い人生からたくさん学び取っているとは限らないんだしさ。特に優越感を持ちがちの「幸せ人生経験」に関してはさ。
そしてここまではあえて触れなかったけど、「早い・遅い」で言うならば、幸せではなくそのま逆の、つまり不幸に関する人生経験を早く経験した人の方が「深み」と言う意味では重大な影響を及ぼしているのだろうし。ただ「早い」は見れば分かるけど、「深み」は見ただけではなかなか分からないのが残念なんだけど。
7月14日の日記を、雛形さんは人生経験は早いのかもしれないけど「浅い」なあと思いつつ私は書いた。それにしても雛形さん。「私の料理で食卓に笑顔が絶えません」発言をしたときには既に、その食卓には旦那さんの存在はなかったと考えるのが自然だな。この経験を「深み」に変えるも変えないも、彼女次第ってことで。ただもう言えないだろうなあ。料理が大の得意とか、笑顔が絶えないとか、そんなことは。

12月2日流行語大賞の新・活用法
ニュースを見る。今年も流行語大賞が決まった。毎年大賞を受賞する言葉があまりにもあまりにもなのでいちいち突っ込むのにも疲れる。ただ紅白に続きここでもテツandトモが選ばれて、ダンディは選ばれず。ま、そんなもんか。あと、大概の言葉には対象者がいるのだが、「SARS」と「コメ泥棒」だけは対象者がいなかった。けど私が思うに「SARS」はどう考えても小豆島他を旅した、台湾人医師だろう。(勿論悪い冗談だが。)あと、「コメ泥棒」はこの際なので、対象者というか該当者に立候補してもらったらどうだろうか?賞もあげるけど、逮捕もするよ!と。これぞ新しい自首の仕方なりけり。そうすれば、これで毎年物議を醸し出す流行語大賞が世の中の役に立つんじゃないかと思う。無理を承知で、でも案外名案だと思うんだけど。

12月3日懐古趣味な音楽業界の矛盾
『2003FNS歌謡祭』(フジ)を見る。毎年木曜日に放送されている番組なのに、今年は何故か水曜日だったために、裏番組として放送される面白い『うたばん』(TBS)が見られないのは残念だ。あと、昔の秘蔵映像はもうやらないで欲しい。それよりもっとアーティストに出演してもらった方が嬉しいのに。それにつけても最近の音楽社会は回顧・懐古が多くて嫌になる。これがただの懐古趣味(昔は良かった・昔に戻りたい)だったら良いのだが、苦肉の策とは言え昔にはなかったCCCDを作り出したりしているところを見ると、そうでもないことが分かって嫌になるからだ。昔々を懐かしむ風潮と、昔のようにはしてくれない現実との矛盾。携帯電話がなかったらきっと誰からも電話がかかってこない淋しさを味わうこともないのに、それでももう携帯電話がないと生きていけない現代人の、まるで「時代の病」のような現象だ。
そんな時でも何故か楠田枝里子さんだけは、戻りたいけど戻れないあの頃と全く変わらない髪型と変わらない司会っぷりで、アーティストとのトークもある意味素晴らしい上擦り振りだった。でもそれだけが唯一の救いだったのかもしれず。

12月4日小学生が今一番面白いと思っている芸人は?
『ジョーシキの時間2』(NTV)を見る。初期の番組と全く別物になってしまったこの番組を、今の形になってはじめて見た。ラテ欄に「小学生が今一番面白いと思っている芸人は?」と書いてあったからで、結果の1位はやはりここでもテツandトモ。上位陣は公式HPに掲載されているのでそちらをご覧戴くとして、ここでは面白い少数意見を紹介したい。タモさんとビートたけしさんが2票。あと1票だったのが、いつもここから・江頭2:50・オセロ・三瓶・笑福亭鶴瓶・陣内智則・だいたひかる・ダチョウ倶楽部・TIM・長井秀和・久本雅美・ふかわりょう・マギー審司・山崎邦正・よゐこ(敬称略)いろんな小学生がいて楽しいね。鶴瓶さんが好きな小学生って渋くていいね。

12月5日とりあえずやっとけ!みたいなやっつけ
『お笑いPRIDE頂上決戦SP』(テレ朝)を見る。「1時間しか放送しないのにSPなのか!」とか「6組しか出場しないのに頂上決戦ってどーよ?」とか突っ込みどころが満載なのだが、元来お笑い好きな私はありがたく戴くことにする。マギー審司・ハペマペ・ドラドラの中からドラドラが、インパルス・長井秀和・インスタントジョンソン(敬称略)の中からインパルスが決勝に進出して、ドラドラが圧勝した。決勝のネタだけ見ると明らかにインパルスのほうが良かったのに、会場は総合での判断ということだったのだろうか、ドラドラが勝った。ま、そんなもんかの番組だった。

12月6日「待ち焦がれ」の大切さ〜新型テレビが我が家に来る日〜
『番組対抗クイズ〜あなたもデジタル応援団』(NHK)を見る。BSデジタル放送と総合で同時放送された番組を、総合で見た。我が家にはまだデジタルはない。デジタル放送で見ることが出来る人は番組内で行われたクイズに参戦出来るのだが、我々には全く関係のないものとして番組が進行していった。
突然FAXのことを思い出した。TV番組等で電話ではなくFAXで意見を募集することがある程度主流になっても、FAXがなかった我が家にとっては全く関係のない次元で番組が進んでいたことを。携帯電話もそうだった。持つのが遅かったのでしばらくは「携帯電話で参加」の番組も関係なかった。余談だが、ビデオデッキもCDプレーヤーも購入するのが遅かった。
確実に時代が進んでいることを一番感じるのは、大概がこんな時だ。時代の流れをいつも遅くに体験する私は、既にそういう部分に関しては随分慣れっこになっていることに気がついた。なんだろう。不思議なものだと思う。きっとデジタルテレビが主流になる日がきても、その日はまだ我が家にデジタルテレビはないのだろう。楽しみにしていることはいつも指折り数え待っているときが一番楽しいとは、誰が一番最初に言ったのだろうか。どんなにか待ち焦がれたことでも実際に体験して過ぎ去ってしまえばあっけなく、待っているときが一番いい時間なのだとは良く言ったものだ。
FAXも、携帯電話も、ビデオデッキも、CDプレーヤーも、長いこと待ち焦がれた時間を過ぎて今がある。現在放送中の『てるてる家族』(NHK)を見ていると、テレビに、そしてカラーテレビにと一喜一憂していたあの時代に生きた人々の感動が、そんな自分の体験と相俟って胸がキュンとする。ビデオデッキを初めて購入した高校2年の初夏の感動は、私にとって今でも忘れることの出来ない出来事のひとつであるには違いないのだけど、『てるてる家族』で描かれた昭和30年代に街頭テレビに群がる人たちの感動に比べればまだまだ薄いものなんだろうな。
生まれ落ちた瞬間から、その全てを手に入れることが出来る現代の子たちは、これから何を見て時代が確実に進んでいることを実感するのだろうか。待ち焦がれ。それは人生にとって、実はとっても大切な時間なのだから、どんなにか時代が変わってもなくさずに大切に育んで言って欲しいものだ。
さて我が家にデジタルテレビが入るのは一体いつになるのだろうか?「おお!!やっと我が家にもデジタルテレビが君臨!」と喜び勇んだその日にはもう、またまた我々には全く関係ないものとして進んでいる「新型メディア」があるんだろうけどさ。きっと。

12月7日マッキーバンザイ!
『さんまのスーパーからくりTV』(TBS)を見る。ラテ欄に槇原敬之さんの名前があったので本当に出るのかな?と思ってそこだけ見たら、やはり本人が登場していた。SMAPの『♪世界にひとつだけの花』の大ヒットでまあそれなりに息を吹き返したマッキーが、何でもこの番組に出演している外国人たちに歌を提供するらしく、その為の登場となったようだ。マッキーもまあいろいろあったので、今年は自らが唄った歌ではなかったとはいえヒットして良かったんじゃないっすか?と思いつつマッキーを見ていた。

12月8日知人の演歌歌手との思い出
ラジオを聴く。今日はさしたる番組がないので本当は先月末に書くつもりだったのだが、諸事情でちょっと延期していたことを今少し。
私の知人に歌手がいる。「え?歌手。誰?」と驚かれたかもしれないが、歌手と言っても多種多様。昨今TV番組を賑わせているタイプの歌手もいればそうでないものもいる。私の知人は無論後者で、確かにCDはリリースしているものの、TV番組(全国放送に限定すれば)でお目にかかったことは1度きりしかないような、演歌歌手だ。仮に名前を書いたとしても演歌マニアでもない限り確実に「??????」だと思うので名前は書かないでおく。名前を限定されないためにも日をずらして書いているというのもあるし。
先日ラジオを聴いていたら、偶然にも彼女が出演している番組に出くわした。どうやら新曲のプロモーションの一環だったようで新曲に対する思いを切々と語っていた。久しぶりに聞いた彼女の声はあの頃とは随分と変わり大人っぽくなっていた。
その知人と出逢ったのは高校生の頃だった。同じ市内の別の高校に通う同級生として、とある人を介して知り合ったのがその知人だった。出逢いの過程を書くのは、プライバシーの問題にも関わってくるのでこの場では書くことが出来ないのだが(超プライベートなため)、出逢いからしばらくの後、歌手になったことを知ったときは随分驚いたものだ。余談だが、10代から20代前半の頃に、ひょんなことから出逢った人(クラスメイトとかじゃなくて)の多くが1年も経たないうちに外国に行くパターンが多くて困ったことを突然思い出した。なんでみんな揃いも揃って外国へ行ってしまうんだよお〜と歯痒く思ったことしきり。
あれから10年以上の時が過ぎ、今回こうして偶然にも頑張っている様子を耳にすることが出来て、私は嬉しい。演歌の世界が時代と逆境するような厳しい立場にあることは私だって知っている(但し氷川きよしさんは除外)。この先『紅白歌合戦』に出場できるくらいまでになると私は嬉しいのだが、なかなか厳しいのが現状だ。ラジオを聴きながら私はあの頃のことを思い出して、ちょっとだけノスタルジックな気分になっていたらあっという間に番組は終わってしまった。

追記・個人的に誰なのか知りたいという方はメールください。秘密が守れる方限定。では。

12月9日エロ誌〜みうらじゅん氏に逢える場所〜
『タモリ倶楽部』(静岡朝日)を見る。最近この番組を今まで以上にちゃんと見ている。見れるときには見ておけと、私の中で誰かが叫ぶので見ている。番組開始後20分前後で『空耳アワー』のテーマが流れると、「アワー」の部分だけいつも一緒に唄うのが、ある意味私の一週間のスタートだ。これを言わなかったり、タイミングがずれたりすると何か1週間の調子が出ない。(例えばある人にとっての「サザエさんジャンケン」のような。)
新聞のラテ欄に今日は「エロ誌」と書いてあったので「もしや?」と期待をして見たら、期待通りの展開だったのはさすが『タモリ倶楽部』の成せる業だ。いると思ったのだ。みうら氏が。100%の自信があったわけではないけれど、このテの企画だったらかなりの確率でいるだろうと思ったところにみうらじゅん氏。最高である。
番組の内容は、初めて「カストリ誌」という言葉を知るような企画が満載で何ともいえない感じだったのだが、みうら氏の言動は相変わらず私のツボをつき、可笑しくてもうそれだけで十分だった。みうら氏があまりにも暴走するのでタモさんが「あなた娘さんいるのに云々」とたしなめる一幕まであったし。
そんなタモさんの姿を見ていると、「昼の顔」として君臨しているのが逆に不思議に思えてしまう。でもそれがまたタモさんの魅力でもあるのだから。あーあ。みうら氏テレフォンショッキング出ないかなあ。ある意味、昼の『タモリ倶楽部』。

12月10日読んでおいて決して損はない話〜全ての人への警告・被害者になる前に〜
『思いッきりテレビ』(NTV)を見る。ちょっと今日は怖い話を書くので、そのつもりで。怖いといっても「おばけ」の類の話ではないので悪しからず。
昨今のTVでは『トリビア』(フジ)から派生した無駄知識が花盛りだ。ちょっと前までは、『伊東家の食卓』(NTV)のような日常生活に役立つ番組で花盛りだったのに、ちょっと目を放した隙にこの様(ざま)だ。人気番組を真似た番組に一方的に走っているのかと思いきや、それとは対極の勢力がいつのまにやら派生して力を持ち、今度はそっちに走り出す。TV界は大概そんな感じだ。だから今頃はまた違う勢力が派生しているのだろう。次世代を担うバラエティ番組の勢力。それがどこにあるのかはわからないが。静岡では見ることの出来ない深夜番組あたりにあるのだろう。多分。
そんな中『思いッきりテレビ』は相変わらず健康情報に趣きを置いた「役立つ」番組作りを心がけており、なかなかの人気を得ているようだ。とは言うものの、私自身は殆ど見ることはない。そんな私が何故この番組を見て、あえて日記に取り上げたのかと言えば、基本的に無駄知識で溢れた『かこの鑑賞日記』でもたまには役立つ情報を記載しようと思ったからだ。ただ…
所謂「おれおれ詐欺」については以前の日記にも書いたし、今更取り上げるのも恥ずかしいくらいのベタな話なのだけど、それでも相変わらず騙されている人がいるところを見ると、知らない人もまだまだいるってことだ。この情報過多の時代にこれほど騒がれている「おれおれ詐欺」を知らないでいられるというのはある意味幸せなことなのかもしれないとは思うが、この「おれおれ詐欺」はそんな幸せにつけ込んだ犯罪だから困る。今日の番組では「おれおれ詐欺だけじゃなくて、今こんな犯罪が多発しているんだよ!」ということの総まとめのような番組だったので、思わず見入ってしまったのだ。
ただ…私だってちゃんと分かっている。「こういう犯罪があるから注意しな!」という情報を伝えることは、同時に「こういう犯罪方法(手口)がある。」ことを伝えることにも繋がっているのだということを。犯罪の方法を事細かに伝えて注意を促すことの裏側に潜んだ恐怖。まあさして読者もいない鑑賞日記に書いたくらいでは、その裏側としての効果はないに等しいのでいいのだが、TVのように多種多様な人が見るメディアでは注意を促す情報ひとつでも伝え方は難しいことが分かる。それでも伝えなければいけないことは伝えなければいけないし。ああ。

私がごちゃごちゃ説明するのもなんなので、まずは番組HPをご覧戴きたい。全部目を通してからこの先を読んで欲しいと思う。
何と言っても私が怖いな!と思ったのは、最後の「ポイント7」だ。さあ、これを読み終わったら、すぐさま自宅の玄関に行って確認するがいいぞ!だって、実は我が家には書いてあったんだからさ。数ヶ月前に。「なんじゃこりゃ?」と気持ち悪くなった私はすぐさま消したけど、あなたの家にもあるかもしれないから、ご確認を。表札とか、ポストとか、ベル(呼び鈴)とか、玄関周りいったいを。
私が玄関前にあった意味不明の落書きを見て「あ!これヤバイかも」と思って即座に消したのは、その前情報として「訪問販売を受け入れてくれた人の家の玄関には目印となるシールを貼っていく。そのシールを見てまた別の訪問販売の人がこの家は大丈夫なんだ(つまりいいカモになるってこと)ということを知る」ということを、どこかで見て知っていたからだ。それがどこで仕入れた情報だったかは忘れたが、そんな記憶が甦りこれは何かの目印ではと判断し落書きを消した訳だ。勿論誰かのいたずらで犯罪とは無関係だったかもしれない。訪問販売全般は玄関を開けることもないし。でももしものことを考えると消しておいた方が絶対的にいいだろう。
怖いね。怖いよ。「おれおれ詐欺」に比べて、これらはまだ知名度が低いので知らない人もまだまだいるはずだ。特に玄関の目印事件にはビックリだ。これに対処するためには勿論即座に消すか、あるいは全家庭がいますぐに意味不明な落書きを玄関中にしまくるかのどちらかしかないな。どれが落書きだか目印だか訳わかんないし、探すのも一苦労だし。名付けて「ウォーリー戦法」。なんのこっちゃ?
とにかく玄関前のご確認をすることだけはお勧めします。だってあなたを犯罪の被害者にしたくないからさ。だからどうか。ぜひ。

12月11日一部地域の嘆き
『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジ)を見る。今日の食わず嫌いはモー娘。の石川さん&小川さんペアと石原良純さんの対決。最近のバラエティ番組での良純さんのいじられ方は尋常じゃないくらいなので、今日もきっといじられまくるんだろうなと思っていたら、その通りだった。確かに面白いことには違いない。だけどね貴明さん。『スーパーニュース』(フジ)で天気予報をやっている良純さんのネタばかりを延々とやられても、その放送を見ることが出来ない地域に住んでる人たちにとってはなんのことやらさっぱり???なんだけど、そんなこと言っても分かってはもらえないんだろうなあ。そしてさっぱり???な人は案外多いってことも。
あーあ。いつの日か「FNSで放送はされるけどフジテレビだけ放送されなくて、でもとんでもなく面白い番組」って奴が出来ないものだろうか。TV番組って言うのはいつも地方に不利に作用している。地方に住む人間が自分の住む地域では放送されないことをいつも恨めしく思ってばかりいるメディアだ。一部地域の「一部」に該当した時の切ない気持ち、分かるかい?
「この★★★っていう番組。フジテレビじゃ放送してくれないんだよなあ。FNSの他の局では全部放送しててだいぶ話題になっているのに、どうしてフジだけ放送がないのかなあ。」いつの日か、そんな文句が日常的に聞こえてくるようになればいい。そうならないと、地方の過疎化はおさまらないような気がする。地方感情というのはいろいろと複雑だから。それはTVが大好きなのに、生まれてからずっと「地方」と言われる場所に住んでいる私には良く分かるんだ。

12月12日1989年1月7日みたいな気分の日
『29歳のクリスマス』(テレビ静岡・再放送)を見る。静岡で何度目かの再放送が始まった。はっきりと覚えているわけではないので何とも言えないのだけど、3年くらいのスパンで再放送されているような気がする。過去の日記を紐解くと、この鑑賞日記にもドラマの感想が書かれていて、それはちょうど私が29歳を迎えるちょっと前に書かれていることが分かる。この『29歳のクリスマス』は、特に女性にとって強烈な印象を残す歴史的なドラマであると断言してもいいと思う。そしてこれほど再放送の意味があるドラマも私は珍しいと思って今日記を書いている。

人間にとって生きている限り避けられないのが、年を重ねるという現実で、今ピチピチのティーンエイジャーだって生きていれば当然29歳になる。その昔、筑波万博が行われていた当時、14歳だったワタシが将来の29歳の私宛に書いた手紙の内容といえば、それはそれは酷いものだった。その、何も知らないゆえの冷たい視線が我ながら嫌になるような内容の手紙。他の誰でもない自分が書いたのだから嫌になる。だけどその酷さは、そのまんま今のティーンエイジャーが29歳をどう思っているのかの証でもある。だからこそ、この『29歳のクリスマス』の再放送には意味があるのだと思う。まだ遠い未来の29歳と、通り過ぎてしまって、この瞬間でさえもどんどん遠ざかろうとしている29歳の視線の違いを、確実なものとして感じ取れるドラマもそうはないのだから。そしてあの頃と基本的には何も変わっていないと思っていたはずの自分の中で、何かが確実に変わったことを知るのだ。理想と現実のギャップ。記憶が美化されることの真実味。
ティーンエイジャー。その中でも一番素敵な年齢に思えたセブンティーン。なのに、私がセブンティーンになる前日はトゥーリアというディスコでニセモノの照明器具が落下するし、セブンティーンが終わった翌日は天皇が亡くなって昭和が終わるしで、世の中的にはさんざんなものだった。ああ、セブンティーンの終わりが昭和の終わりとピタリと重なるなんて、そんな。1989年1月7日の世の中の気分は、まるでセブンティーンが終わってしまった私の気分を、そのまんま表しているかのようだったよ……そして29歳が終わる日、私はその年の元旦、全国各地に届けられて人々を悲喜交々にさせた筑波からの手紙を容赦なく受け取ってドップリと憂鬱な気持ちになっていた。
ああ『29歳のクリスマス』よ。あの頃あんなに先に思えていた未来がどんどんと過去になっていく現在(いま)を、私はどんなふうに受け止めればいいのだろうか。ところで今頃、このドラマの登場人物たちはどうしているのだろう。まもなく迎えようとしている40歳の現実(いま)をどう生きているのだろうか… そんなふうに思いながらドラマを見ていたら突然、ドラマがリアルタイムで放送されていた1994年当時に買ってまだ一度も聞いていなかったドラマ主題歌CD、マライア・キャリーの『♪恋人たちのクリスマス』のことを思い出した。有り余る若さを無駄にしていたのかもしれないな。わたし。
今年もクリスマスまであと12日。ドラマにもならない地味な『30すぎのクリスマス』だけど、現在(いま)が過去になってしまう前に、ひとつの時代が終わってしまう前に、まずはじめにあのCDを9年ぶりに開けて、1994年で停滞したままのCDを2003年の空気に触れさせることからはじめようかと思う。2003年の私に、あの頃の音楽はどんなふうに聴こえるのだろうか。もう今は演歌でしかお目にかかれなくなってしまったシングルCDのパッケージ。ビニールのパッケージを恐る恐る開いて、日本語訳された歌詞をじっくり読んだら、カップリングされている2曲目の歌詞がとても悲しくて、今日の日記が暗いのもその歌詞と同じように何もかもクリスマスのせいにした。
TV画面の中に映る、山口智子さんと松下由樹さんはとても美しくて眩しくて、なのに切なかった。まるで1989年1月7日の気分のようだ。このドラマはこれからもずっと一定のスパンを置いて再放送されていくべきドラマなのだと思う。9年ぶりに『♪恋人たちのクリスマス』を聴いていたら、きっと遠い未来には忘れてしまうだろう2003年冬の、至極ありふれた今日という一日が、とてもとても愛おしく感じられた。

12月13日1999年10月26日にどこで何をしていたか覚えていますか?
『土曜ワイド劇場特別企画「ひまわり〜桶川ストーカ−事件〜」』(テレ朝)を見る。あれ?ちょっとオカシイ部分があるよ!と思った人がいるとしたら、それは正しい指摘なのだけど、諸般の事情からワザとしていることなので悪しからず。(意味が分からない人も多いかと思うけど、あまり気にしないでね。文章を味わう上では何の関係もないことなので!)。
さて、前々からドラマ化されることが話題になっていたドラマが今日放送された。これは、1999年10月26日に埼玉県桶川市の桶川駅前路上で殺された女子大生の事件をドラマ化したもので、私自身も印象深い事件だったこともあり必ず見ようと決めていた。正直、現実に起こった事件について書くのは、バラエティタレントや下らないドラマのそれを書くのとは違い困難を極める作業でもある。けど、それでもあえて私が取り上げようと思うのは、この事件が本来、被害者(詩織さん)VS加害者(ストーカ−・殺人者を含む一連のグループ)であるはずが、いつのまにか被害者(詩織さん)VS加害者(警察)になっている部分で、つまり警察の対応のまずさが最悪の結果に繋がったことを否が応でも知らされることに尽きると思う。 そうなのだ。この事件が悪い意味で輝きを見せるのは、ストーカ−事件そのものの残酷さ以上に、その後の警察の醜さが露呈される部分と、マスコミの初動報道の醜さだ。事件をリアルタイムで感じた私は、確かに被害者が被害者になっても仕方ないみたいな報道のされ方をしったことを知っている。その報道から、私自身も「ああ、そういう子だったのか。じゃあ…」と微塵にも思わなかったかと言えば嘘になる。それほど決め付けたような報道だったということだ。今思えば酷なことだと思う。報道ってば罪なやつだ。それ以来って訳でもないけど、特に最近はいろんなことをすぐには信じなくなったなあ。それが良いか悪いかは分からないけど。
この事件が起こってからしばらく後で、ストーカ−規制法が成立した。話は逸れるが、以前私が生まれた当時の時代背景が気になって調べた時にも同じように感じたことがある。私が生まれた当時も殺伐とした紛争が絶えなかった時代で、大きな事件がいくつも起きていた。例えば当時暴力の武器として使われていた火炎瓶が、その後法律で禁じられるようになったりした過程も、大きな被害者が出て初めて規制される今回となんら変わりはしない。いつの時代もその犠牲となる被害者が切ない。
「ストーカ−」そして「警察の対応」、私自身も今までの人生の中で100%無関係で生きてきた訳ではない。変な人に付きまとわれて怖い思いをしたこともあるし、事件に巻き込まれて警察にお世話になったこともある(無論、被害者の立場で。そんな大袈裟なものではないが)。そういう経験があるからだろうか。インターネットが身近なものになり、広く浅くの知り合いならで簡単に出来る時代になっても、興味本位で手を出そうという気に全くならないのは。怖い思いをするのはもうたくさんだ。そんなこともあって私はこの事件を全くの他人事だとは思えないのだ。私自身は「人生はタイミングの賜物だ!」という気持ちがものすごく強い人間だったりする。人によってはそのタイミングを「運」という言葉で表現するようだが、私はやっぱり「タイミング」という言葉の方が相応しいような気がする。どんなタイミングで誰に話しかけるかで、その後の人生が大きく変わることもあるんだしね。
それにしても、相変わらず『土曜ワイド劇場』が酷いのは、番組終わり次回の予告の一こまだ。『土曜ワイド劇場』の年末のお約束である、古谷一行さん主演のドラマ『混浴露天風呂連続殺人』の予告場面。エンディングで被害者である詩織さんの生前の姿を見て感傷に浸っている視聴者の涙も乾かないうちに流しだされる、裸のお姉ちゃんたちのあられもないお姿。しかも登場人物の一人である山田まりやさんの役名がこともあろうに「詩織」(漢字まで一緒!!!!!)。2000年12月16日の日記にも似たようなことが書いてあるので、それと併せて読んでいただけると日記に深みが出るのでお勧めだが、こんなことならあのまんま『30人31脚全国大会』の翌週に『混浴露天風呂連続殺人』があったほうがどんなにかいいかと思ってしまう。今回の酷さに比べたら、どんなにか…。

ドラマを見終えた後、この事件に詳しいいくつかのHPを閲覧し、今回のドラマがかなり実話に忠実だったことが分かった。それにしても被害者家族が事細かに記録していたことに驚かされる。こんな鑑賞日記を書いておいてこんなことを言うのも変な話なのだが、私自身は手帳や日記の類はまったく持たない性質なので(つまり生きている日々の記録を書き綴っているのはこの鑑賞日記だけということ)、誰かに否なことをされてそれがもし後々事件に発展したとしても、確実なものとして残されていないので駄目なのだ。悪質な嫌がらせは、ちゃんと記録しておこうと思う。
事件が起きた1999年10月26日という日が気になった私は、その日私は何をしていたのか、駄目もとで当時の日記を見てみることにした。1999年10月26日の日記(興味がある方だけ見てほしいのでリンクは貼りません。)を読んで、その前後の日記からだいたいの時代背景は掴み取ることは出来たけれど、やっぱり何をしていたのかまでは思い出せなかった。だけどそれは私にとって、過ぎ去って忘れてしまった1999年秋の、至極ありふれた一日であることには違いなかった。そしてそんな日々を積み重ねることが「幸せ」ということだけは確かに分かった。

ご冥福を心からお祈り申し上げます。

12月14日
事情により鑑賞日記をお休みさせて戴きます。

12月15日取り敢えず続いていないに1票
『29歳のクリスマス』(テレビ静岡・再放送)を見る。広末さんの一連の報道を尻目に見る『29歳のクリスマス』の最終回の後味は格別だ。広末さんにも生きていれば確実に『29歳のクリスマス』はやってくる。それまで結婚生活は続いているのかな?なんて余計なお世話か!ごめんごめん。

12月16日私の中では「隼人」と「きっこ」
今日は気になる芸能ネタから。先日パリで挙式を終えた谷選手と田村亮子さんが帰国した。挙式を終えたので谷選手と田村亮子さんというのも何なので、まとめて谷夫妻ということで。でも「谷夫妻」といって真っ先に思いつくのは、やはりどうしても谷隼人&松岡きっこ夫妻。谷隼人さんといえば、古くはたけし城でおなじみの隊長!!どうかどうか「谷夫妻」の座をあのふたりには渡さないように、隊長の名にかけて、これからも頑張ってもらいたいのだが。はて?どのように頑張ればいいのやら??????

12月17日所謂、逆ドッキリみたいなドラマ〜浅野温子さんとミムラさんの微妙な関係〜
『共犯者』(NTV)を見る。最近TVドラマをあまり見なくなった。今期見ているのはフジの月9『ビギナー』とTBSの『ヤンキー母校に帰る』くらいだ。だけど見ていなくてもTV雑誌や新聞・ネットの感想等でだいたいのあらすじは知っているものが多い。そんなドラマのひとつである『共犯者』を最終回の今日になってようやく見た。見ようという気になったのは、ドラマの主軸である犯人当ての部分に別な意味で興味を惹かれたからだ。この「別な意味で」というのが重要で、通常だと「ああ誰が犯人なんだろうか!」という意味になる。けどこの場合は、ネット上に散乱するほとんどの感想文で犯人に対する見解が一致しており、その人以外考えられないという展開になっていたことに興味を惹かれたという意味だ。即ち今日見たのは、その万人の見解が本当かどうかを最後確認するための作業であって、もう殆どの視聴者が気がついているのに意味深に解き明かそうとしているドラマに、私は興ざめを通り越して逆に興味を惹かれてしまった。いうなれば、逆ドッキリというか、みんなもう知っているのに、知らないだろうとたかをくくって意味深に展開していくドラマを冷静沈着に見つめる視聴者という構図がオカシクて、変な感じだった。
ドラマの主演は浅野温子さん&三上博史さん。このふたりといえば、私は真っ先に『世界で一番君が好き!』(フジ・月9・1990年放送)を思い出さずにはいられない。あれから13年経って、今度はこんな形でドラマ共演していることに何ともいえぬ思いがした。今期見ている数少ないドラマのひとつ月9で初めてヒロインを公募する試みがとられた。我集院達也さん目当てで見始めたドラマだけど、ストーリーが意外にも私好みなので楽しみに見ている。ヒロインのミムラさんはストレートヘアーが印象深い女優さんだ。その姿は同じくストレートヘアが印象的だったあの頃の浅野温子さんと被る。13年後、ミムラさんはどんな女優さんになっているのだろうかと思いを馳せていたら、ドラマのほうはやっぱり民衆の予想通りの犯人で、ちょっとだけ衝撃的な終盤もただのオマケにしか見えないような結末だった。

12月18日遂に初ゴシップ!
今日は気になる芸能ネタから。高見盛関の初ゴシップがスポーツ紙に掲載された。人気者ゆえの宿命というか…。にしても相手が…。きっかけになったらしい番組を楽しみに見るとするか。なんか見たいような見たくないような変な感じなんだけどね。

12月19日せっかくTV&ラジオの共演だったのに…
『ニュースステーション』(テレ朝)を見る。TVとラジオ(J−WAVE)の同時放送というので見た。TVが久米さんラジオがパックン。この場合TVとラジオを同時に見聞きしてこそ面白いし意味があるのに、ラジオがJ−WAVEだったために聴けず、面白くもなんともないような放送だった。TVとラジオと久米宏といえば、『ベストテン』の中継で時々そんなことがあって、面白かったことを思い出した。中継先の歌手がラジオ局にいて被る面白さ。あの頃は大概がAMだったので、聴くことが出来たんだっけ。ああせめてこの企画が広範囲の電波が拾えるAMだったら良かったのにさ。ああこれもまた地方の悲しいサガ。

12月20日見ないPART1
『おめでとう!!独占中継「ヤワラちゃん谷選手超豪華!結婚披露宴」』(NTV)を見ない。

12月21日見ないPART2
『おめでとう!!柔ちゃん  泣いた笑った花嫁修業独占密着!新婦の素顔』(NTV)も見ない。

12月22日結婚で終わる青春
今日は気になる芸能ネタから。奥菜恵ちゃんが結婚した。いや!結婚なんだから「ちゃん」じゃなくて「さん」のほうが相応しいのだとは思う。でも、デビュー当時の可愛らしい印象が強い私は、いつまで経っても奥菜は「ちゃん」だ。岩井俊二監督の『打ち上げ花火上から見るか下から見るか』という映画で、奥菜恵ちゃんの可愛らしさに圧倒された私は、その後しばらく彼女の出るドラマは欠かさずに見ていたものだ。でも映画で見たときほどの輝きがなくなっていくのが分かっていつの間にやら見なくなった。彼女の最新作である『ビギナー』(フジ)と『共犯者』(NTV・最終回だけ拝見)も見たけれど、さしたることはなかった。こういう書き方をするのもどうかと思うのだけど、彼女のピークはきっと前述の映画だったのだと思う。それくらい当時の彼女は可愛らしかったのだ。特に「次に逢えるの2学期だね。」という夜中のプールのシーンは圧倒される。私が男だったら告白してるな、多分。(なんのこっちゃ?)そんな彼女も結婚だ。「これで俺の青春も終わる。」なーんて思っている男性諸氏も多いだろう。今だったら私もちょっとは気持ちが分かるかも。
にしてもな。前2日。あんなしょーもない日記書いてたところに飛び込んできたのが、このニュースかと思ったら、なんか泣けてくるよ。いや!亮子さんのお話よ。亮子ちゃんが結婚して「これで俺の青春も終わる。」なーんて思ってる男性諸氏は果たしているのかと。まあ、結婚しても、たったひとりの男の青春さえ終わらすことが出来なかった私が心配するような話でもないんだけどね。へらへら〜(泣き笑い)。

12月23日芸術祭〜こんな偶然〜
今日も気になる芸能ネタから。『さとうきび畑の唄』(TBS)が芸術祭ドラマ部門の大賞に輝いたというニュースが飛び込んできて驚いている。9月28日の日記を読み直してもいいのだが、ここはちょっとその問題の部分を引用して、ふたたび味わってもらいたい。

【『さとうきび畑の唄』(TBS)を見る。昨日の『感謝祭』のなかでしつこく番宣が行われていたので、そのあまりのしつこさにもうすっかりお腹いっぱいになってしまった私は全く見るつもりもなかったのに、何故だか見る羽目になってしまった(但し中抜き30分あり)。この時期に何故戦争のドラマを?という疑問がまず沸き、真っ先に思いついたのが『芸術祭』だったのだが、『芸術祭』出品予定の作品ならラテ欄にもその旨が書いてあるはずだし、それよりなにより出品作品ならオンエアを10月か11月に行わなければならないという規定があるはずなので、それはありえないという結論に達した。で、結局何故?に対する答えは見つからないまま最後まで見終えた。だけど今、これを書きながらよくよく考えてみたら別に理由なんかなくても構わないという、当たり前のことに気がついた。ただあまりにも豪華すぎるキャストにTBSのただならぬ気合を感じてしまったせいで、これは何か訳でもあるんじゃないかと勘繰ってしまったのが原因だ。ただもしこのドラマが10月か11月に再放送なんてことがあったら、それはもしかして芸術祭用にかも!(多分ないだろうけど。後日談:やはりなかったです。はい。)】
《謎その1》・『芸術祭』出品の規定では10月か11月に放送されなければならないということになっているのでいつ放送がなされたのか?後日談として丁寧に放送されないとまで書いてるのに。
《謎その2》・結果的に芸術祭大賞をとる作品の鑑賞日記に、この段階では芸術祭出品作品でもないのに芸術祭について触れている偶然の素晴らしさは?
《謎解きその1》・ナント!TBSのBSであるBSiで再放送されたことが後に判明。私んちはBSが映らないし、地上波で放送されるものばかりだと思っていた私が不覚。時代は進んでいるのねえ。
《謎解きその2》・いやあ。この偶然は自分でもビックリ。でもやっぱりこんなドラマ何かないと作らないわなということが改めて立証された形になって納得はしているのだけど。
9月の本放送の際、中抜きをしてしまったので、もう一度再放送されないものかと密かに願っているのだが。でもな。されたとしてもまたしてもBSじゃ映らないもんな。そしてまた時代に取り残されていく私。嗚呼。

12月24日飯尾一樹さんの不思議
『笑っていいとも!クリスマス特大号』(フジ)を見る。今日はクリスマスイブ。イブといっても特にどうということもない、いつもとさして変わらぬ夜に(と言ってもケーキは食べたけど)、年末恒例のこの番組を見た。相も変わらず番組の見所は最後の出演者の物真似だけだ。殆どのメンバーが当たり障りのないネタに終始する中、昨年に引き続いて飯尾一樹さんの物真似だけが群を抜いて面白いのも不思議なことだ。ちなみに今回披露したのはコシノジュンコさんの真似だったのだけど、実は内P(テレ朝)で一度見たことがあったので初見ではなかった。その時も面白かったけど今回もこれはいったいどういうことなんだろうかと思ってしまうほど面白かった。来年も飯尾さんがこの番組のレギュラーであり続ける限り物真似を披露してくれるのだろうけど、確実に期待は膨らんでいる。もうトリでもいいかもしれない。関根さんには悪いけど。いや?グッさんかな。

12月25日高見盛関への思い
『とんねるずのみなさんのおかげでしたXマス特大SP』(フジ)を見る。18日の日記でも取り上げた番組というのがこれである。高見盛関とさとう珠緒さんの騒動の一部始終を見た。個人的な思いとしては高見盛関も出る番組を選ぼうよ!というところか。確かに面白かったんだけど、見ていて痛々しくなってしまったからだ。高見盛関が出演する番組は無論相撲も含めその殆どを網羅している私ではあるけれど、今までで一番痛々しい番組だったように思う。だからこれはもう、さとう珠緒さんが云々という問題ではないのだ。きっとこの騒動を解決する答えは別なところにある。私の一番好きな力士には絶対にこの番組には出て欲しくはない。その気持ちがその答えの全てだ!

12月26日1990年からのメッセージ
『徹子の部屋』(テレ朝)を見る。今日のゲストは毎年年末恒例のタモリさん。年末になるとやらなければならないことのひとつであるのが、この番組を見逃さないことだ。近年はタモさん家に徹子さんがお邪魔して、(つまりこの番組と逆ってことね。)タモさんお手製の料理コースを振舞われたときの様子を料理写真を交えて番組前半に、そして後半にタモさんお得意の6ヶ国語麻雀(のような新芸)を披露するという形で番組が進行している。毎年最後は時間がなくなって慌て気味になるのが惜しいところなのだが、毎年徹子さんっぷりが一番よく出る回でもあるので楽しみにしている。

その昔の大ベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』を読んだことがある人も多いだろう。私も小学生の頃に読んで、感想文を書いた記憶がある。その本を読むとトットちゃん(つまり徹子さん)が、どんな小学生だったのかが赤裸々に描かれている。『ザ・ベストテン』の徹子さんしか知らなかった私は、その意外な素性に随分驚いたものだ。大人になった今ではなんら変わらない気もするが、少なくとも子供だった私はそのギャップに随分と驚いたんだっけ。
「鉄人タモリが徹子をもてなす満漢全席'03」と題してタモさん家で振舞われた12品を視聴者にも料理の素晴らしさを伝えたいと毎年カメラを持参するのだが、毎年食べるのに夢中で写真を撮り忘れている徹子さんは、まさにあの頃のトットちゃんのまんまだ。何で忘れるかなあと思わず突っ込みを入れてしまいそうになるほど素晴らしいその忘れっぷりはもう神の領域に入ったと言ってもいいかもしれない。今年一緒にタモさん家に招かれた画家の堀さんが写真を撮るのを忘れないようにとアドバイスしてくださったようなので、今年は事なきを得たようだったのだが、美味しい料理が台無しになるような写真の撮れっぷりにまたひと悶着しているタモさんと徹子さんの様子がいかにも年末お約束の光景でよかった。
『窓ぎわのトットちゃん』は実は私のその後の人生にちょっとした影響を与え、書いた感想文がコンクールで入選したり(書いた文章が認められた始めての作品。大きい意味で言えば、この経験がなかったら鑑賞日記は書いていなかっただろうなあ。)卒業論文の題材を決めるときの大きなきっかけにもなってくれ、卒業論文の序には『窓ぎわのトットちゃん』の一話がそのまんま引用されてもいる。20歳になるちょっと前の出来事だ。日記を書きながら本棚から久々に卒論を出してきて問題の部分を読んだら、こんな一節を見つけた。ここから先は少々自己満足の世界に突入しそうなので、興味がない方は読み飛ばしていただいて大いに結構。
今年一年、本当に様々なことがありました。楽しいこと、つらいことがあった時にいつも耳元で流れていた歌を覚えておくと、時を経てその歌を聞くと、あの時の思い出も一緒に甦ってくるように、きっとこの卒論も何年か経ってみると、今年一年の思い出も一緒に思い出すと思っています。
この文章を書いてから何年か、いやこの文章が意味する「何年か」よりもずっと未来を生きている自分が、確かに卒論を読み直している現実は複雑だ。その「序」と卒論の一番最後の「あとがき」は『窓際のトットちゃん』に出会った頃のお話、つまり大半が「19歳の自分が10歳の自分について書いている文章」で構成されており、その文章をそれからまた10年以上が過ぎた自分が読むという、そこに3人の自分が存在する複雑。
ところで。「今」は果たしてあの頃思い描いていた「未来」だったのだろうかとふと考えた。私の「未来」には、タモさんお手製の料理を食べることの出来る日が待っているのだろうかと。10年後の今日は何を思って日々を過ごしているのかなあと。
拝啓「未来」様。2003年の私が書いた鑑賞日記をどんな思いで読み直していますか?そこで流れている歌は何ですか?

12月27日意外な結末にビックリ!
『ショムニFOREVER』(テレビ静岡・再放送)を見る。本放送を見ることが出来なかったので、ビデオに撮ったきり、そういえばまだ見ていなかったドラマが再放送されたので、これ幸いと見た。見てビックリしたのは、私が思っていたエンディングではなかったことだ。てっきり最後坪井千夏さんが★★★と思っていたら全然違って、まあそれなりに良かったので良かった(なんのこっちゃ???)。それにしても、ビデオ撮って1年見てなかった年末に放送されるとは天晴れだ!!ただこれできっぱり終わっちゃったのは淋しいかな。見ない限りはまだ終わっていなかったんだからさ。

12月28日
今日は一日中出掛けていたためTVを見ていない。よって鑑賞日記はお休みさせていただきます。

12月29日やりすぎ・やらなすぎ
『M−1グランプリ2003 決勝直前!緊急生放送』『M−1グランプリ2003』(テレ朝)を見る。昨日放送分をVTRに撮って今日見た。決勝進出者がネットで発表された日、あまりの重さに耐えかねて見るのを諦めた数時間後にはちゃんと結果が分かってから何日経っただろうか。ついにこの日が来た。この番組も一昨日の番組と一緒で年末お約束化しつつあるので私にとっては見逃せない番組のひとつになっている。昨年までは事前の番組(例えば今日の『M−1グランプリ2003 決勝直前!緊急生放送』のような)が、静岡では全く放送されなかったので不満たらたらだったのだが、今年はようやく放送されて本当に嬉しく思っている。それでもまだ関西に比べれば全然少なくて、例えば今日放送されたような『M−1グランプリ2003 決勝直前!緊急生放送』的な番組が関西では何度も放送されたそうだ。私にしてみればそれはそれは羨ましいの一言なんだけど、ネットサーフィンしていたら『M−1』大好きなのにやりすぎて鬱陶しく思っている関西に住む子のHPに行き着いて、ここら辺なかなか上手くいかないものなんだなあと考えさせられてしまった。でも、放送されない地域に住むものから見ればただの贅沢にしか思えなかった。だったら見なきゃいいんだからさ。(でも好きだから見ちゃうという気持ちも確かに分からないでもないんだけど。)
結果云々についてはまあ下馬評通りな感じで、心配されていたナンチャンの審査もまあ可もなく不可もなくやり遂げて、事なきを得た感じだった。どちらにしてもこの番組は関西の色が濃い作りになっている。関東でこういう番組を作ろうと思ったら、やっぱりエンタノカミサマみたいな感じになっちゃうんだろうか。
昨年はかなり細かく視聴記を書いたけど、今年は書くテンションまでには至らないので、省略。優勝したフットボールアワーのおふたりおめでとう!これから露出が増えていくかな?どうかな?そして来年は出場するのかな?どうかな?

12月30日ようこそ?ゴールデンタイムへ〜そして時代が変わるとき〜
『はねるのトびら来週からよろしくお願いしますスペシャル』(フジ)を見る。来週から夜11時台に進出するのに伴い、番組紹介(全コント574本全部見せます)という形で放送された。のはいいのだが、全コント574本を1時間半足らずの放送の中で全て見せられる訳などないのだ。当然の如くダイジェストという形になったのだが、コントのダイジェストって(漫才もそうだけど)基本的にしちゃいけないことのひとつなんじゃないのか?する意味がないというか、しても面白くもなんともないというか、芸人殺しというか…。だったら珠玉の何作をきちっと放送した方が全然いいのにと思う。確かに何作かは放送されたにはされた。けど、ダイジェストに費やした時間は実に勿体無かったと思う。
「ゴールデン」と言われる時間に飛び込んで、見るも無残な姿に変貌して言った番組は数知れず。いつかはねトびにもそんな日が来てしまうのかもしれない。だから今日くらいは、そんなこと忘れて楽しみたかったのに…残念な一幕だった。そしてゴールデンに行ってもコント「かぶってごらん(12月1日日記参照)」がぜひぜひ放送されますように。

12月31日大晦日が大晦日であるために
『紅白歌合戦』(NHK)を見る。気がつけば鑑賞日記開始以来始めて12月31日まできっちりと日記を書いている。例年、年末年始の鑑賞日記が手薄だったのはスペシャル番組ばかりで特記する番組もなかったからだ。それが今年は何故か年末まできっちり書ききった。その事実に驚いているが、今年は諸事情から中抜きもあったので、まあこれで帳尻があったということで、どうかひとつ。それに書ききらなければ『紅白歌合戦』の放送日まで行き着くこともなかったんだしね。
なんだかんだで毎年見ているこの番組。2度ほどNHKホールまで足を運んでまで見たこの番組。長丁場の番組なので『オールスター感謝祭』風に印象深かったことをいくつか書いて今年の日記を終わろうと思う。

【見て思ったこと・1】ナント!オープニングを見逃す。聞くところによると、松井投手の自宅から中継だったそうじゃないか!でもま、見逃してもさして影響はないシーンだったけどね。
【見て思ったこと・2】後藤真希ちゃんの『♪オリビアを聴きながら』の衣装チェンジがちょっとスト○ップみたいだった。なんとなくアサクサフランスザ風。
【見て思ったこと・3】EXILE『♪Choo Choo TRAIN』。♪幸せを運ぶよ白組〜って唄ってた。なんとなく予想できたし。それにしてもEXILEってメンバーの名前と顔がいつまで経っても一致しない。
【見て思ったこと・4】冒頭の演歌6連発でトイレへ行く。でも『♪鳥取砂丘』だけはちゃんと聴いた。
【見て思ったこと・5】鳥羽一郎さん。気がつきゃ今年も出場で、気がつきゃ今年も『♪兄弟船』。そして気がつきゃ今年もバックで若手が大量旗を振っていて、観客の視線も、視聴者の視線も、そしてきっと唄い終わってほっと一息の兄弟である山川豊さんも、みんな揃って今年の旗振りTOKIOを見ている。完全なるBGM扱い。TVなのに。カラーTVなのに。衛星でも、ハイビジョンでも放送してるのに。BGM。それでも出場出来ることは、特に演歌勢にとっては勲章なんだろうな。毎回紅白後には売り上げを伸ばすと言われる音楽業界で『♪兄弟船』はどれくらいの売り上げを伸ばしたんでしょうねえ?
【見て思ったこと・6】伊藤多喜雄『♪TAKIOのソーラン節』。『金八先生』(TBS)で一躍有名になったソーラン節の本家(多分)。ある種金八マニア的な私には、おなじみのこの曲。実は聴けて嬉しかったりして!!雪の中で舞い踊る子たちがあんまり映っていなくてかわいそうで、寒そうだったなあ。でもこれが二元中継の限界なのかも。
【見て思ったこと・7】応援に来た『てるてる家族』の4姉妹(みんな可愛い!)。あれ?夏子こと上原多香子ちゃんだけいない!のは何故?スピード関係?
【見て思ったこと・8】華原朋美&コロッケのマジ歌を聴きながら、だれかこの歌を唄うコロッケさんの物真似をしないだろうかと思う大晦日。
【見て思ったこと・9】森進一さんがこんな時間に出演。(表向きは前半戦のトリ。でも私的には、合併のし過ぎでなんだか訳が分からなくなって、あっちとこっちの役職の不公平感がないように、訳の分からない役職を増やしちゃっただけみたいな感じに取れるんだけど。)こうならないためにもやはり妻・昌子さんは必要か!あとこの歌を長渕剛さんが作ったとかで、ちゃっかりバックでコーラス出演。前回ベルリンで3曲も唄って非難ゴーゴーだった長渕さんだが、今年もきっちり持ち歌と合わせ2曲を歌いこむ。サブちゃん!見てますか?(BY長渕)。私の視線はもちろん長渕さん。ここで森さんの扱いが、実は鳥羽さんと全く一緒の展開になっていることに気がつく。きっと昌子さんも、息子の貴寛くんも長渕さんを見ていたと予想する。
【見て思ったこと・10】森山直太朗さんの服がおもいきり普段着で、でもこれはもしかしてプロモ風にわざとだったのではないかと予測。
【見て思ったこと・11】ゆずは中継。思い出の伊勢佐木町から。ゆずと伊勢佐木町といえば思い出すのは、1998年9月5日の鑑賞日記。懐かしく読み直す2003年の大晦日。
【見て思ったこと・12】aikoちゃんの服がとてもかわいかったなあ。
【見て思ったこと・13】はなわ・テツandトモのスペシャルバージョン。歌などそっちのけで、応援に来ているお笑い芸人さんたちを探しこむ。飛石の藤井さんとか、エレキの谷井さんとかが目に付く。逆に殆ど映らない芸人多数。芸人以外の踊り手さんたちはいらなかったような気がしないでも…
【見て思ったこと・14】小林幸子さん。失敗。
【見て思ったこと・15】倉木麻衣さんの中継と、選曲に納得が行ってない私。クチパクに見えたのは気のせいでしょうが。今度はNHKホールの舞台で逢いましょう。
【見て思ったこと・16】長渕剛さん。本日2度めの登場なり。TBSのサップ曙戦を見ながらの鑑賞だったので中途半端だったけど、なんだかコンサートの映像まで流し込んでもらって、これまた共演者の怒りを買うんじゃないの?にしても、曙さん負けちゃったねえ。負けた途端、奥さんと子供たちがいなくなってたねえ。
【見て思ったこと・17】白組。北島三郎→氷川きよし→SMAPと繋がるトリへのステップ。
【見て思ったこと・18】紅組。石川さゆり→川中美幸→天童よしみと繋がるトリへのステップ。
【見て思ったこと・19】紅組にひとつもボールが入っていなかったのも、当然のステップの結果。史上初だそう。
【見て思ったこと・20】なのに、号泣する高山哲哉アナ(ある意味オンバト出身)。
【見て思ったこと・21】こうして2003年の幕は閉じたのでした。年が明けたら『♪兄弟船』のCDでも買いに行くか(嘘)。完。

今年も鑑賞日記を愛読していただきましてどうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。


この日記の無断転載・複写を禁じます。

2004年1月1日へ

最新号へ

TOPページに戻る