
2001/10/23作成、11/04更新
WindowsXPがリリースされます。Windows2000の改良版であると同時に、広く普及したWindows95カーネルをWindowsNTカーネルに移行、一本化する使命を持ったOSです。このページでは、パッケージ版に先駆けてリリースされるOEM版(ハードウェアバンドル用)を自分のマシンにインストールして、その様子をレポートしたいと思います。
10月24日まで
システム互換性のチェック。英語版ではこんなチェックソフトがあるけれど、日本語対応版は現時点で出ていません。(CD-ROMの中にあることが後にわかりました。)仕方ないので、Webや雑誌でできるだけの情報を集めます。結局は不安が残ったままで、こんなことで移行していいのでしょうか。
HDDの内容を予備のディスクにコピー。予備のディスクに現環境を移します。ところがこれが大苦戦、最終的にはできましたが詳細はこんな感じです。
メインディスクをNTFSでフォーマット、予備ディスクの内容のコピー(データ移行用)。
準備完了。マシンのふたを閉めずにおきます。
10月24日23:45

ツクモ7号店到着。名古屋で唯一の深夜販売をしているせいで、日曜日の昼間並みにたくさんの人がいました。
最後までProffesional Editionと悩みましたが、結局Home Editionにしました。
10月25日0:05

受け取りました。ちなみにProffesional Editionの方はこの店で出会った(というか、私が誘った)某の購入品です。
0:45
パッケージの中身は薄い「スタートアップガイド」とCD-ROMだけです。ほかには何もありません。
まずはCD-ROMを現システムで見てみます。
「互換性を確認する」機能がありましたが、Windows2000からHome Editionにはアップグレードできないという理由で、途中で終わってしまいました。
「ファイルと設定の転送ウィザード」というのを試してみます。時間がかかります...
1:33
Windows98で再起動し、「互換性を確認する」をもう一度やってみましたが、なぜかこちらでもできませんでした。あきらめて電源を切り、HDDを切り替え、一緒に買ったメモリを組み込みます。
1:48
CD-ROMから起動し、インストールを開始します。
2:03
最初の再起動です。再起動数分後、唐突に入力を求められますが、操作は最初か最後にまとめてほしいところです。
2:23
2回目の再起動です。「これからコンピュータのセットアップを行いましょう。」と言われます。今まではセットアップじゃなかったんかい、という突っ込みはがまんして、設定をします。プロダクトアクティベーションを求められますが、一応後回しにします。これが正解でした。
2:26
デスクトップ画面が出ます。この風景の壁紙、私の好みからはちょっと色が濃すぎる感じです。ここまで特にトラブル、障害は出ていません。
続いて「ファイルと設定の転送ウィザード」を行います。今度はもっと時間がかかります...
3:20
終了しました。デスクトップに元あったファイルが現れました。ディスクの中をのぞくと、元のフォルダ構成が再現されています。これで再インストールを省略できるぞと一瞬喜びましたが、中を見るとドキュメント類しかありません。「マイ ドキュメント」がWindows98とWindows2000の両方が合成されているのは私の希望通りなのですが、余りにフォルダ構成がきたなく、何のためにクリーンインストールしたのかわかりません。不採用です。
3:27
あきらめてインストールをやり直します。今回もアクティベーションは後回し。
4:00
インストールが終了しました。今度は地道にAL-Mail、Dreamweaver&Fireworks、秀丸を一つずつインストールします。
4:30
一応の環境設定が整い、このページを更新しました。
25日午後
常用するアプリケーション(パッケージ、オンラインソフト)をインストール。インストールして起動するだけしかテストしていませんが、今のところ互換性の問題は発生していません。
一部のドキュメント類を「マイ ドキュメント」以下に集めました。
起動ごとにインターネットに接続しています。この「通知領域」のMessengerのせいでしょうか。当面Passportへのサインアップはしない予定。
今悩んでいるのがNorton AntiVirus 2001を入れようかどうかという問題。SymantecのサイトでもWindowsのリリースノートでも互換性がないと記述されています。システムにかかわるソフトなので、下手なことをして障害になるのもいやだし、かといってこのご時世ウイルスチェッカがなくてはやっていられないし。AntiVirus 2002を買うのかなあ。
ハードウェアのドライバですが、マザーボード(HDDコントローラ)、ビデオ、サウンド、EthernetともXPのものをそのまま使っています。ビデオでHDBENCHのテキストがちょっとおかしいのを除いてうまく動いているようです。HDDもちゃんとスピード出ています。
ウインドウの枠などの色を「シルバー」に変えてみました。この方がセクシー(by Steve Jobs)だと思います。
25日夜
Acrobat Reader 5.0をダウンロードしてインストール。某CD-ROMの全文検索プラグインも5.0対応版をダウンロードして入れましたが、表示されず。いろいろ苦労した結果、Acrobat Readerの方で「承認済みプラグインのみ」のチェックをはずす必要があるという記述を見つけました。変なの。
プリンタとデジカメをインストール。プリンタドライバはXPに対応していないらしく、インストール後も「新しいデバイスが見つかりました」と言われてしまいます。ドライバのINFファイルをむりやり読み込ませて対処しました。デジカメの方も署名なしでしたが、うまく動いているようです。デジカメの接続時には処理を選べますが、その中にある「スライドショー」は気に入りました。
その後
27日の深夜、「重要な更新」がWindows Updateのサイトで公開されました。通知が自動で来たのですが、そのときはアクセスが集中しすぎたのかダウンロードできず、翌日の晩やっとダウンロードしました。
ビデオカードの新ドライバもここからダウンロードしました。ダウンロード後、(たぶんMatroxへの)ユーザー登録を求められます。メーカーの意向次第でいろいろなことをやってもいいようになっているのでしょう。
スキャナとプリンタのドライバは後日提供予定だそうです。スキャナはとりあえず必要がないのでリリースされるまで待ちます。
CD-Rはまだ試していません。Windowsからも書き込みできるみたいで、興味はありますが。
第一ユーザー(唯一のユーザー)にパスワードを設定しました。
結局Norton AntiVirus 2002を新規で買いました。ショップ・シマンテックの特別バージョンアップ価格と店頭の新規パッケージとは1,000円も違わず、それだったら今の2001をWin98/2000(共にパッケージ版)と一緒に移行させようかな、という考えです。
別マシンのために、Ethernetカードを交換しました。同じRealtekなので、ドライバのインストールも不要でした。
まだアクティベーションはしていません。問題、特にハードウェアの、ほかのマシンとも関係したものを完全にクリアしてからにします。
それほどヘビーな作業はしていませんが、IE6が一度クラッシュしたほかは安定しています。もちろんOSが止まる事はありませんでした。
LANでつながったほかのマシンから見ると、「共有ドキュメント」が公開されていました。デフォルトで共有されるようです。
起動時間は明らかに早くなりました。
デザインは新しいスタイルでそれなりにまとまっていますが、Mac OS XのAquaには負けていると思います。
新しいスタートメニューは大いに気に入りました。右ボタンクリックで各種処理をすることもできます。これがあればデスクトップにアイコンがなくてもやれます...実際にはもういろんなファイルが散らかってきました。
デフォルトでAdministrator権限を持つ第一ユーザーにパスワードが設定されません。本当に問題ないのですか?
処理速度(シェルの仕事など)は事前の巷の評価と違って、私のマシンでは遅くありません。ただ、メニューがじわっと出てくるところだけは反応が遅く、このエフェクトはキャンセルしようかと思います。
安定度は高い印象がありますが、こればかりは負荷の高い仕事を長時間やってみないとわからないので結論は出せません。
現時点ですべてを試していないのですが、私にはメリットが多い上にデメリットがほとんどありませんでしたので、このまま使い続けようと思います。コンシューマーOSとして新世代への移行の意味は大きく、同じく世代交代しつつあるMac OSやユーザーインターフェースをどんどん改良しているLinuxに負けないようなモデルチェンジができたと思います。
新規インストールをしたりプレインストールパソコンを購入するような場合には、私は(Windowsなら)今後XPを薦めます。ただ、アップグレードを誰にでも薦めるかは、難しいところです。マシンの要求スペックが一段上がる上に、ソフトとデバイスドライバの互換性が完全でなく、つまづくケースも少なくないと思うからです。ソフトがクラッシュして困るという人には、現状から抜け出すために思い切ってやってみるのもいいかと思いますが。
以上で私のWindowsXPインストールレポートを終わります。