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2001/08/05作成、2007/01/21更新
「理論編」のような観点で、私の持っている(以前持っていた)キーボードを評価してみたいと思います。
遊び ●●
クリック ●●
ストローク●
底付き ●●
戻り ●●
少し前までのDellのパソコンに標準で付属していたキーボードです。もしかすると世界で一番ユーザー数が多いキーボードかもしれません。
構造はラバードーム+メンブレンシートで、タッチは軽やか、穏やかという表現が適当だと思います。
遊び ●●
クリック ●●
ストローク●●
底付き ●●
戻り ●●
単体では販売しておらず、Dellのパソコンのオプションとして購入できます。USB接続です。
タッチはラバードーム+メンブレンシートのモデルの中では上質な方に思います。
JIS 109キーボードとは若干キーのレイアウトが異なっています。背面にUSBポートがあり、マウスをつなぐようになっています。
遊び ●●
クリック ●
ストローク●●●
底付き ●●●●
戻り ●●●
いわゆる「Bigfoot」と呼ばれるタイプのメカニカルキーボードですが、製品によってタッチが違うらしいです。Dellのこのモデルはクリック感が弱く、底付き感が感触、音とも明瞭です。
遊び ●●
クリック ●
ストローク●●●
底付き ●●●●
戻り ●●●
アルプス製スイッチのメカニカルキーボードです。
上のBigfootにタッチはよく似ていて、クリック感が弱く、底付き感がはっきりしています。若干しっかり感に欠ける気がするのは外形が少し小さいせいでしょうか。
遊び ●●
クリック ●●●●
ストローク●●●
底付き ●●●●
戻り ●●●
Mac用のUSBキーボードです。MC88/Wという型番でユーエーシーから販売されていています(MC88/BKという黒いモデルもあります)が、下のSMK-88EM/JMと同型で、底面のラベルにもこの型番が書いてあります。次のような相違点があります。
スイッチが異なる分タッチも違い、反発力がより弱く、明確なクリックの感覚・音があります。
G80-3000の青軸モデルと比べると、金属シャーシの分、底付き感など、全体に硬さを感じます。
このキーボードは、ネットオークションで売却してすでに手元にはありません。売却の際、相手の方より、製造元はStrong Manであるとの指摘をいただきました。そういえば「SMK」はStrong Man Keyboardと読めるような気が。(Strong Manのサイトにはこの製品の情報はありません)

遊び ●●
クリック ●←(なし)
ストローク●●●←●●●●●
底付き ●●●●
戻り ●●●←●●●●
Mac用のUSBキーボードです。MC88/W(BK)やFilco FKB91JUと同じシリーズと思われます。
Cherry MXスイッチの黒軸が使われていて、鉄板のシャーシも入っています。全体としては軽量で、簡素な作りです。
右端にマウス等をつなぐUSB端子があります。通常のMac用キーボードがUSBハブを内蔵しているのに対し、これは単に2個目のUSBコネクタをスルーしているだけのようです。
MX黒軸らしいタッチをしています。筐体のせいで、Majestouchほどの堅牢さは感じられません。
(改造内容)
他のMXスイッチ採用キーボードでもやっているように、茶軸化してみました。金属シャーシを持っているので、一度はんだを取り除いてスイッチを外す必要があります。
改造した物は、G80-3000に比べて底付き感をやや強く感じます。ただ、筐体が弱めなのはむしろ茶軸には合っているように感じます。矢印キーの位置に指が自然に動くようになれば使い続けてもいいかな、と思いました。

遊び ●●
クリック (なし)←●●●←●
ストローク●●●●●←●●●←●●●
底付き ●●●●
戻り ●●●●←●●●←●●●
FilcoがCherry MXスイッチを採用した製品です。最初Filcoが採用したCherryスイッチは黒軸でしたが、この製品の前作から茶軸を使うようになりました。レイアウトはJIS 109キーボードから右のWindowsキーを1個抜いたものです。かなり余白の少ない筐体です。全体としては評判の高い要素を全部集めたような意欲作です。
使ってみると、Cherry製のキーボードとはタッチがだいぶ異なり、より堅牢な感じがあります。鉄のシャーシが入っているのが違いの主な原因だと思います。私はCherryのユルさになじんでしまっているので、ちょっと堅すぎると思いました。
(改造内容)
CherryのG80-3000を茶軸化するために、このMajestouchのスイッチと軸・ばねを入れ替えました。交換といっても鉄板にがっちりはまっているのでスイッチが分解できず、一度はんだを取り除いてスイッチを外さなくてはなりません。この辺の改造のしづらさを解決すると...あと10本くらいは売れますね(笑)
青軸化すると、同じ筐体を使った「Zero」とはひと味違う、軽いクリック感が得られました。これはこれで面白いです。
(改造その2)
今では別バージョンとして製品が売られていますが、黒軸への交換もしてみました。
この筐体には黒軸が一番合っているようで、高級感が向上した感じがします。当然ながら、私にはストロークが重すぎて使い続けることはできないみたいです。



遊び ●●←●●●←●●
クリック ● ←●●●←●●●●
ストローク●●●
底付き ●●●●
戻り ●●←●●●←●●●
クリック感の明瞭なメカニカルキーボードです。小型ですが、内部には金属シャーシが使われています。スイッチはメーカー不明です。
(改造内容)
1.内部ばね部品の角度を変えて(中央写真の矢印左を鋭角に、矢印右を鈍角に)みました。
クリック感は控えめになりましたが、遊び感が増えました。
2.スイッチを、Apple Keyboard I の物(アルプスオレンジ軸)に換装しました。サイズ、端子の配置が同じなので可能でした。
残念ながらApple Keyboard I とは同じタッチにはなりませんでした。ケースの構造やサイズ、シャーシの違いでしょうか。
遊び ●●
クリック ●●
ストローク●●
底付き ●
戻り ●●
フルキー部が2つに分かれて開き方を調整できます。配列は矢印キー以外は標準的なUS 104配列です。
パームレストが存在するようですが、入手した物には付いていませんでした。
構造はラバードーム+メンブレンシートで、タッチは下のFKB8745とほぼ同じです。
遊び ●●
クリック ●●
ストローク●●
底付き ●
戻り ●●
富士通コンポーネント製のUS ASCII配列のテンキーレスキーボードです。
配列的には私の理想なのですが、タッチが何とも湿っぽい感じで、あまり好きになれませんでした。仕事で富士通製のキーボードを使うときは気にしないですが。
遊び ●●●
クリック ●●←●●●●
ストローク●●
底付き ●●←●●●
戻り ●●
日立ILIOSのキーボード(Acer Periferal製)です。オーソドックスなJIS 106配列のキーボードです。
(改造内容)
スイッチをApple Extended Keyboard IIの物に換装しました。詳細はこちらをご覧ください。
タッチはほぼApple Extended Keyboard II と同じになりましたが、キートップが違うせいか、改造で強度が落ちたせいか、なんとなくしっかり感に欠ける感じです。
遊び ●●
クリック ●●●●●
ストローク●●●●
底付き ●●●●
戻り ●●●●
テンキーのないキーボードです。構造はIBMオリジナルのバックリング・スプリングというメカニズムで、クリック感が明瞭、ストロークも重目で、非常に重厚なタッチです。音は大きいというよりやかましいです。
Unicomp製とほぼ同じですが、レイアウトは一般的なUS 84配列です。配列が普通な分こっちの方が好きです。
遊び ●
クリック ●
ストローク●●
底付き ●●
戻り ●
ちょっとだけデザインに遊びがありますが、オーソドックスなUS 101配列のキーボードです。構造はラバードーム+メンブレンシートで、金属のシャーシが入っていると思われ、見た目より重く、丈夫です。
タッチはおとなしめで、打鍵時の音が小さく、クリック感も弱めです。ストロークの重さは平均的です。
全体としてみると、
ボディとばねとはミスマッチなように思います。

遊び ●●
クリック ●●●●●
ストローク●●●
底付き ●●●●
戻り ●●●●
バックリング・スプリング機構のキーボードの廉価版です。よくあるラバードーム+メンブレンシートの構成の、ラバードームを右写真のようなパーツに置き換えた構造です。一見シンプルな造りですが、組み立て性が悪く、分解すると元に戻すのに非常に苦労します。
タッチは意外にも他のバックリング・スプリングタイプとよく似ていて、造りの割にしっかり感がありますが、若干ストロークが短いような気がします。もう一つの特徴は、キーボードの傾斜が全部同じ角度(ステップ配置)をしています。
遊び ●●
クリック ●●●●
ストローク●●
底付き ●●
戻り ●●●
普通のJIS 106キーボードとは若干配列が異なり、AltキーやIMEのオン・オフの操作が若干異なります。メカニカルタイプで、ばねは板ばねとコイルの組み合わせです。タッチはクリック感が明瞭ながら軽快で、ストロークも軽やかな感じです。他のラバードーム+メンブレンシートタイプ、メカニカルタイプやバックリング・スプリングタイプとはだいぶ違います。
遊び ●●●
クリック ●●●●
ストローク●●●
底付き ●●
戻り ●●
テンキーがないとともにTrackPointが付いているキーボードです。国内では日本語版が売られていますが、これはUS ASCII版です。ただ、個体差なのかUS ASCII版が全てこうなのかわかりませんが、日本語版よりクリック、ストロークが渋い感じです。構造はラバードーム+メンブレンシートです。
その他の特徴として、通常のキーボードは手前の列と奥の列とでキートップの傾斜角が変化させてありますが、このモデルは変化が少なめです。
遊び ●●
クリック ●●●●●
ストローク●●●●
底付き ●●●●
戻り ●●●●
テンキーのないキーボードです。配列は一般的なUS ASCII 84配列とは異なり、バックスラッシュ(\)キーの場所がユニークですが、MS-DOSには便利でもWindowsではあまり意味がないような...。
構造はIBMオリジナルのバックリング・スプリングというメカニズムで、クリック感が明瞭、ストロークも重目で、非常に重厚なタッチです。音は大きいというよりやかましいです。