2000/12/29作成
PowerMacintosh 8500は永らくMacintoshラインアップの主力に座していた機種です。さすがに現在ではパワー不足で、何らかの方法でパワーアップを図りたいところですが、私は事もあろうにPowerMac G4の中身を移植することにしました。
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| PowerMacintosh 8500です。 Quadra 800 以来のミニタワー形の筐体はディテールこそ今では古さを感じるものの非常にシンプルかつユニークなデザインです。サイズもQuadra 700に比べれば大きいものの、充分コンパクトだと言えます。 もっとも、整備性は非常に悪く、特にメモリ増設時にロジックボードを外さなくてはいけない点は不評でした。 |
PowerMac G4です。 基本的にG3(B&W)と同じ形ですが、材質、色、透明処理の変更により格段に高級感を増しました。整備性も良く、Macintoshの主力として充分に優れた筐体です。 PM8500とG4のどちらがかっこいいかというと、おそらく後者がいいという人の方が多いでしょうね。 |
PM8500を普通にパワーアップする場合
の導入になります。導入作業はマニュアルやメーカーサポートがあるので困難はないです。 |
今回の計画では、単純にG4のメカをPM8500の筐体に組み込みます。筐体はパーツが収納、取り付けできるようかなりの加工が必要です。 コスト的には、不要になったパーツを売却することで左のケースに比べてそれほど高くはなりません。また、OS Xが動くのもメリットと言えます。 |
| 最大の問題は、故障時に修理に出せなくなる点です。これだけでも他の人に改造を勧められない理由になります。 それでもやる理由とは、要するに改造をやりたいということに尽きるのでしょう。 |
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まず、内部フレームのうち部品に当たりそうな部分を切り取ります。主な箇所は
・CPUのヒートシンク周り
・MO背面
・メモリスロット
・ロジックボードと接する箇所
です。ちなみにこのフレーム、プラスチックには違いないですが固いです。グラスファイバー混入ポリカーボネート?
背面パネルのうち
・コネクタ周り
・拡張カード周り
を切り取ります。カード周りはABS板でできるだけ(ここが私のいいかげんなところ)ふさぎます。
シールド板はいったん取り外し、プラスチック部分の穴開けが確定してから不要部を切り取ります。下半分はステンレステープを貼ります。これでシールド&アース効果があるかどうかはよくわかりません。気休めですね。
G4のロジックボードは8500のものより背が高く、どうしてもメモリスロットがCD-ROMと干渉してしまいます。仕方なくガイドレバーを切り取ります。
上の基板はリセットボタンです。配線はG4のスイッチパネルを調べました。基板から下の電源ボタンに配線が伸びています。電源インジケータもG4と同じように機能しますが、抵抗を適当な数値にしたので若干暗くなってしまいました。
リセットボタンは筐体側面に穴を開けて、指を入れて押すようにしました。
写真右下のシールド板上に、ロジックボードを止めるねじがエポキシパテで取り付けられています。改造をやる人はそれぞれ得意技があるようですが、私はエポキシパテが好きです。
ロジックボードは矢印の2箇所のねじ、背面パネル、底面のガイドで固定されています。多少弱いですが充分でしょう。
ロジックボードの中央付近に、写真ではわかりにくいですがチップ用ヒートシンクを貼り付けました。ここのチップがG4の筐体に接触して、放熱していたようだったからです。
組み付けるとかなりタイトにまとまりました。配線は電源とディスクドライブの間の空間を通ります。ATAとSCSIはフラットケーブルの代わりにスマートケーブルを使い、CPUのヒートシンクと電源のスリットの間の空間をふさがないようにしました。
なお、CPUヒートシンクにはファンは付けていません。ちょっと不安ですが今のところいいようです。
CD-ROMの代わりに元のG4のDVD-ROMを、FDDの代わりにMOドライブを入れました。ところがベゼルの穴とドライブが若干合わず、やむなく赤線の部分を削りました。あとで気付いたのですがMOの干渉は0.5mmくらい、これくらいならワッシャをマウンタにかませば解決できました。
完成した背面です。
・コネクタ周りは穴だらけ
・ふさいだプラスチック板は色違い
・電源のACアウトレットは使えない
とさんざんな出来映えですが、普段見ないですし、ここまでで力つきてしまいました。
というわけで現在これをメインのMacとして使っています。反省点は
というところです。
トータルではまあまあ良くできたと自己満足しています。