[トップページへ]

改造と修理の記録


8.Quadra700をAT互換機にする

2001/11/11作成

Quadra700は1991年発表のMacintoshの主力機です。CPUをこれまでのMotorola 68030に代えて68040を採用し、大幅な性能アップを果たしました。ボディは横置きのIIciを縦置きにデザインし直しただけですが、スリットの入れ方で全く違った印象になりました。日本では100万円以上の価格で発売された高級機です。

10年たった現在ではさすがに「何とか使えないこともないが苦しい」という程度の性能ですが、デザインも含めていまだにファンは少なくないです。私もこのスタイルに魅せられている一人で、何とかこれを「今でも充分使える」性能に改造したいと思いました。

改造としては

  1. ロジックボードはそのまま使い、出来るところまで強化する
  2. 現在のMacintoshのロジックボードと交換する
  3. AT互換機(DOS/V機)のパーツと交換する

という手が考えられますが、私は 3. を選ぶことにしました。

「性能をどこまで追求するか」という問題ですが、私は今でも充分使えるが最先端ではないというレベルに設定しました。それは新品で買い足すパーツを少なくしたいという目的もあります。

機能としてはCD-ROMドライブを搭載し、ソフトのインストールや音楽CDの再生が普通に行えるようにしました。ほかにはサウンド、Ethernetの機能があります。ビデオキャプチャなどの機能はありません。

外観は、正面は出来るだけ元のイメージを損なわないようにし、ディスクドライブがむき出しになったりしないように心がけました。背面はさほど力を入れませんが、日常の使い勝手が損なわれない程度に気をつけました。

作業は、特に最初のうちはなかなか集中してやれずに、結局構想してから1年以上もかかりました。Quadra700の筐体はプラスチック製で加工しやすいですが、パーツをどうマウントするかが問題で、かなり悩みました。出来上がりは、工作精度はいまいちですがレイアウトなどよく出来たと自画自賛しています。

仕様(2001/11現在)
名称 メーカー 製品名 仕様など
マザーボード AOpen MX64 Performa6410の時と同じ
CPU Intel Celeron566MHz Socket370→Slot1アダプタ使用
RAM ノーブランド PC100CL2、256MB
ビデオカード ATI XPERT128 メモリ16MB
LANカード ノーブランド Realtek RTL8139B
HDD Seagate ST38641A 8.4GB
FDD ミツミ D359M3  
CD-ROM Goldstar CRD-8161B ジャンク品
電源 DELTA DPS-100LB 100W、コネクタはATX

内部構造の詳細はこちらに書きましたのでご覧ください。


Written by SASAKI Ichiro. Copyright (C) 2001-2006, all rights reserved.
See top page for contact.

[トップページへ]