タカ3のバーン博士の観察所へ補給のために向かっていた〈エンタープライズ〉は、当のバーン博士から、設備が不調のため早く来て欲しいという要請の通信を受ける。しかし、その通信はピカードを始めとするブリッジ・クルーの目の前で、爆発が起こるという事故で途切れる。ピカードはデイタにウォープ9の緊急速度を出す指示を出す。
〈エンタープライズ〉の一行がタカ3の観察施設に到着し、救助と施設の修復を行っている最中、観察所が観察していた先史ヴァルカン人の親娘に、偽装の外れた施設を見つけられてしまう。父親のリコは娘のオージィを残し、その観察所に近づく。リコは驚異の光景を見てしまい、さらに施設の外壁に流れていた電流に感電し、崖下に転落。瀕死の重症をおってしまう。ドクター・クラッシャーは咄嗟の判断で彼を〈エンタープライズ〉に収容し、治療をしてしまう。しかし、ピカードは進んだ異世界の物を見てしまいなお且つ事故なのだから、そのままにして置くべきだったとクラッシャーに迫る。しかし彼女はそれを受け入れず、記憶を操作しろというピカードの命令にも、「自分はドクター・ポラスキーのような技術はもっていない(ポラスキーの専門は“脳内科(!?)”だったらしい)」とつっぱねる。
その先史ヴァルカン人の男、リコは意識不明のまま無事に送り返されるが、彼は事の顛末をはっきり覚えていて、娘に「神話の言い伝え(かつて自分達が進んだ文明を持っていたというもの)は本当だったのだと伝える。
観察所の研究員は〈エンタープライズ〉内で治療が進められるが、パーマ博士が地上で行方不明なのがわかり、ライカーとディアナがヴァルカノイドに変装し、調査におもむく。しかし、地上ではリコが自分の見たことを語り伝えており、そこではなんとピカードが生命を司る“神”と言われていた。二人はリコの話を『夢物語』と言い、気を逸らそうとするが、運悪く重症のパーマ博士が運び込まれる。リコの話は事実と認められ二人は別の方法を採る。ディアナがデマを広げそのスキにライカーがパーマを運び出すというもので、それはもう少しのところでバレてしまい、今度はディアナが人質になってしまう。さらにパーマがさらわれたことで、ピカードが「お怒りになる」と、ありもしない方向へと事態は進んでしまう。
一方〈エンタープライズ〉上では、ピカードと帰還したライカーがバーン博士を交えて論議するが、これといった解決策は無く、遂にディアナを捕えている小集団のリーダーを捕獲し説得しようということになる。しかし、ライカーの報告ではリーダーらしき者はいないらしく、一番近そうな女性、ノーリアを誘拐し、〈エンタープライズ〉に転送収容する。そして、ピカードはタカ3人には驚異となる〈エンタープライズ〉の船内を見せ、自分達は神などでは無く同じ人間で、些細なことからあってはいけない接触をしてしてしまったということを納得させるための説得工作を始める。
聡明なノーリアはピカードの説明をかなり理解し納得したが、生命に関する最後のところで、誤解されたままになりそうだった。だが、バーン博士の妻マリアの“死”で、ようやく彼らが出来るのは死にそうな者を救う補助だけで死者は救え無いと納得され、成功する。しかし地上ではピカードを「生命を司る神」と信じるリコが、死んだ妻を生き返らせて欲しいと、そしてそれがかなえられないときはディアナを殺すと言い、彼女に弓を向ける。
Guest Cast:
Kathryn Leigh Scott as Nuria:戸田恵子
Ray Wise as Liko:佐古正誉
James Greene as Dr. Barron:二瓶秀雄
John McLiam as Fento:鈴木泰明
James McIntire as Hali:梁田清之
Pamela Segall as Oji:松本梨香
Lois Hall as Warren:一城みゆ希
Creative staff:
Director:Robert Wiemer
Written By:Richard Manning & Hans Beimler