第10デッキ最前列のラウンジ“テンフォワード”でバークレイ大尉が仕事をさぼっていた。ジョーディがそれを咎めると、逆にくってかかり、止めに入ったライカーをも抑え込んでしまう。そしてそれを見ていたディアナに言い寄る…。だが、それは気の弱い彼がホロデッキに創った幻影だった。
結局、仕事に遅刻してしまったバークレイはビクビク物でカーゴ・デッキへ。任務はしごく単純なもので単に反重力ユニットを修理するというものだったが、バークレイはあせって失敗してしまう。自分の部下の失態に悩むジョーディは、なんとかバークレイの憶病症を直そうと気を揉み始める。
翌日の朝のミーティングにも遅刻したバークレイは反重力ユニットの修理の内容を報告するように命じられ、しどろもどろになってしまう。そして、バークレイはすぐにホロデッキの自分の作った幻影の中に逃避してしまう。幻影のディアナとの愛欲の中に溺れて行くバークレイ。
そのころ、“テンフォワード”ではバークレイを案じてジョーディ他、デイタ達が相談をしていたが、そこでグラスの底が突然抜けるという異変が起こる。グラスの底の分子が分解したのだ。ジョーデョはこれをバークレイに解明させ、自信をつけさせようとする。バークレイが本来持っている知識と技能は優秀なもので、ジョーディは計画中の反物質反応炉のメインテナンスの指揮を取らせようとしていたのだ。だが、バークレイは…、ジョーディはガイナンにも相談するが解決の糸口は見つからない。
そして、直接本人と話をしようとしたジョーディはバークレイのいるホロデッキで信じられない光景を見る。ブリッジの主要クルーの複製、それも中世ヨーロッパ風の服装をしている。やがて、剣劇を楽しんでいるバークレイを発見したジョーディは咳払いをしてバークレイに自分の存在を誇示する。驚愕するバークレイ。ホロデッキで乗員を再現するのはタブーであり、ジョーディはそのことを隠匿する代わりに、悩みを聞かせろと迫る。そして、とにかくディアナのカウンセリングを受けろと命ずる。だが、バークレイの反応はディアナ「今日はとても変わった患者にあったわ」と言わせるような反応をする始末だった。
やがて、転送装置に異常が現れる。その調査にバークレイが必要になり、ライカーはバークレイの虚構のホロデッキのイメージを見てしまう。
そうこうするうちに、ついに異常はウォープ・エンジンにまで及び、速度のコントロールが効かなくなってくる。そして、全体の異常はバークレイの分析で、物質:反物質のインジェクターの冷却剤に異常にありそれが原因であることが判明し、〈エンタープライズ〉は危険を脱する。
自分自身に自信を持ったバークレイは、ホロデッキの幻影達に別れを告げた。ただ一つ、お気に入りの森のイメージのみを残して。
Guest Cast:
Colm Meaney as O'Brien:辻 親八
Dwight Schultz as Barclay:田中秀幸
Charley Lang as Duffy:中村大樹
Creative staff:
Director:Cliff Bole
Written By:Sally Caves