連邦の外縁部の植民地、ジュリー4から救難信号を受け取った〈エンタープライズ〉は急遽調査に赴くが、そこで出会ったのは、破壊され、大きなクレーターと化した痕跡だけだった。宇宙艦隊はハンセン提督とシェルビー少佐をジュリー4へ送る。彼らとピカードたちの結論は、これがボーグ人の仕業ではないかと言うものだった。シェルビー少佐はボーグ人の研究をしているエキスパートであり、ハンセンはもう一つ、ライカーを他の船の船長として召還し、彼女を〈エンタープライズ〉の副長として送り込もうとする目的も持っていた。シェルビーはそのことを知っていて、彼女からそのことを聞いたライカーは愕然となる。
シェルビーはほどなく〈エンタープライズ〉の主要なクルー達と親密になり、自分が当然そうであるかのように、副長じみた行動をとり始め、ライカーと衝突するようになる。そして、ライカー自身もシェルビーの旺盛な行動力には不愉快になりながらも、認めざるを得なかった。さらにピカードまでが彼女を高くかっているようなそぶりを見せたため、ライカーは言い様の無いジレンマに陥ってしまう。昇進は嬉しい、だが「大きな椅子が恐い」と言ったライカーに、ディアナは「そんな風には見えないわ」というのだった。
そして、そんな間にもボーグ人らしい謎の宇宙船による破壊は進み、一直線に地球の方へと向かっていた。そして、その破壊の航跡を追っていった〈エンタープライズ〉の前に、ついにサイコロ型をしたボーグ人の宇宙船が現れる。
ボーグ人は〈エンタープライズ〉の記録を覚えており、ピカードに船を捨てて、投降しろと迫る。ピカードは以前の経験からボーグ人の兵器に対する防御法を考案したと応酬するが、その方法はボーグ人の圧倒的な科学力の前にあっさりと破られてしまい、船自体が身動きもとれなくなり、以前のように一方的に破壊を受けてしまう。そして、エンジン・ルームにまでダメージを受けたところで、シェルビーの機転により、何とか脱出に成功し、退却を余儀なくされる。
ガス状星雲に逃れた〈エンタープライズ〉、ピカード達はそこで対策を考えるが、これといった名案も浮かばないまま、星雲内の磁気嵐で耐えられなくなり、半身付随の状態のままの〈エンタープライズ〉を星雲の外で待ち受けていたボーグ人にさらすことになる。
そして、待ちかまえていたボーグ人達は〈エンタープライズ〉に進入し、狙っていたピカードを拉致し、消えてしまう。ピカードを拉致したボーグ人の宇宙船は猛スピードで太陽系へ向かうコースにのり、〈エンタープライズ〉はピカードを救出するため、限界状態で後を追う。だが、ウォープ・エンジンは3時間弱しか持たない。ライカーはボーグ人の宇宙船を故障させ、足止めするために上陸班を率いて出ようとするが、ディアナに「今はあなたが指揮官よ」と言われ、しぶしぶシェルビーに一行を率いさせる。
そして、ベヴァリーの観察により、ボーグ人の宇宙船のエネルギー搬送パターンを察知し、破壊/足止めに成功するが、彼らはピカードを見つけられなかった。発見できたのはユニフォームのみ。そして破壊の混乱の中で彼らは信じられない物を見る。ボーグ人に改造されたピカードの姿。
退却した上陸班とライカーが見つめるスクリーンの中で改造されたピカードは「ロキュータス」と名乗り、〈エンタープライズ〉に降伏を迫った。呆然とするライカーはついにこう口走った。
「撃て!」
Guest Cast:
Colm Meaney as O'Brien:辻 親八
George Murdock as Admiral Hanson:藤本 譲
Elizabeth Dennehy as Lt. Commander Shelby:平野 文
Creative staff:
Director:Cliff Bole
Written By:Michael Piller