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第76話/"Family"『戦士の休息』
STARDATE 43012.3

 ボーグとの戦闘で損傷を負った〈エンタープライズ〉の修理のために、クルーたちは上陸休暇や船内での休暇を取ることになった。ピカードは20年ぶりに唯一実家に残る身内、フランスの兄のところへと出かけ、〈エンタープライズ〉にはウォーフの地球人の養父母が訪れた。出かけるピカードにディアナは精神のリハビリにも丁度いいと含みのある言い方をして彼を送り出す。ウォーフはウォーフで自分の養母があまりにも典型的な「地球人女性」であるため、気がきでない。
 20年前とほとんど変わらない田舎の風景に感慨を覚える。ブドウ畑で兄のロベールに再開したが、彼のピカードに対する反応は冷たかった。
 一方、〈エンタープライズ〉の船内では、ベヴァリーのもとに夫ジャック・クラッシャーの遺品が届けられる。その中には息子ウェズリーが一人前になったときに見せるための、父からのホログラフィー・メッセージが入っていた。そして、船内の見学をするウォーフの父親はエンジンを見たいとエンジニアリング・デッキにとどまった。だが、彼の目的はエンジンでなく、息子ウォーフの評判を聴くことだった。
 一方、地上の家族の元でくつろぐピカードだったが、兄との考えがあまりにも離れていて、なにかいたたまれない違和感を感じていた。
 成長した息子にとまどうウォーフの両親、だが、ガイナンに船のなかでのウォーフの隠されたふだんの生活を聴き、「彼はクリンゴン帝国でなく、あなた方のほうを向いている」と聴き、安心するのだった。ぎこちなかった親子が本当の親子になる瞬間がやってきたのだ。
 そして、地上ではしっくりいっていなかったピカード兄弟がついに大ゲンカを始める。だが、それは兄ロベールがあまりにも指揮官として追い詰められた弟、ジャン=ルークの鬱憤を晴らさせるためにわざと挑発していたのだった。どろんこになり、わだかまりを吐き出して泣き出すジャン=ルーク。兄ロベールはやさしく受け止め、家に戻り兄弟仲良く歌いあいうのだった。
〈エンタープライズ〉ではベヴァリーから父親のテープをもらったウェスがホロデッキで再生象の父親と対峙していた。父からのメッセージを受け取ったウェスは涙声で「さようなら、おとうさん」としか言えなかった。
 それぞれが、それぞれの家族とともにすごした時間。それは何にも変えられない宝だった。

Guest Cast:
Colm Meaney as O'Brien:辻 親八
David Tristan Birkin as Rene Picard:林原めぐみ
Samantha Eggar as Marie Picard:久保田民絵
Jeremy Kemp as Robert Picard:矢田耕司
Theodore Bikel as Sergey:小関 一
Georgia Brown as Helena:片岡富枝
Dennis Creaghan as Louis:辻 親八
Doug Wert as Jack Crusher:星野充昭

Creative staff:
Director:Les Landau
Written By:Ronald D. Moore


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