トレリアン艦の救難信号を受信した〈エンタープライズ〉は救助の為に接近した。探査の結果、生存者がいることがわかり、救助に赴くがその船にいたのは子供ばかり。訓練用の宇宙船のようだった。そして、驚いたことにその生存者の中に地球人の少年が一人混じっていた。
そのジョーノゥと名乗る地球人の少年の身元はデイタの調査でローサ提督の孫であることが判明した。まだ子供の頃、トレリアン人に攻撃され、子供だったジョーノゥは拉致され、トレリアン人に育てられたのだ。そして、ジョーノゥの人間としての再教育を始めようとするが、ディアナが指名したホスト・ファーザーはピカードだった。ピカードは断わるが、ディアナに言い含められ、しぶしぶ承知する。
自分が地球人だという意識のないジョーノゥは自分をトレリアンへ指揮官のエンダーの元へ帰せと言い続けるだけだった。ピカードは少年の子供の頃の写真を見せたりして、地球人の自覚を取り戻させようとするが、どれも無駄に終わった。そんなところへ、トレリアン人の指揮官エンダーの戦闘艦接近。彼はジョーノゥを含む全員を返せと要求してくる。ピカードとエンダーは直接対峙してジョーノゥの処遇を話し合うが物別れに終わり、事態は悪化する一方だった。
そして、ジョーノゥの祖母であるローサ提督からの通信が彼の元に入る。ジョーノゥはローサ家の最後の跡取りでもあったのだ。
その後もジョーノゥの再教育は続き、自分が襲われた頃の記憶を完全に思い出し、しだいに地球人としての本能を蘇らせたかに見えたジョーノゥだったが、ふとした激情でピカードを刺してしまうという悲劇の結末を迎える。
ピカードはからくも一命を取り留めたが、結局ジョーノゥは地球人としての自分を取り戻す事なく、エンダーの元へと帰って行くのだった。
Guest Cast:
Chad Allen as Jono:草尾 毅
Sherman Howard as Endar:筈見 純
Barbara Townsend as Connaught:沼波輝枝
Creative staff:
Director:Gabrielle Beaumont
Story By:Ralph Phillips
Teleplay By:John Whelpley and Jeri Taylor