〈エンタープライズ〉は乗員の交替のために宇宙基地133に寄港した。そこで一時乗船のクェイス博士がやってくる。彼はベヴァリーの恩師で彼女は有頂天で出迎える。
そのころ機関室ではウェズリーが新しいタイプのウォープ・フィールドの試験を行っていた。その様子をベヴァリーが見にきていて、ウェスがフィールドの励起をさせた瞬間、一瞬閃光を発した。ジョーディもウェスも一瞬不審に思ったが、コンピュータの回答は「異常無し」だった。それよりウェスはさっきまでそこにいたベヴァリーが消えたことが気がかりだった。
一方、消えたように見えたベヴァリーはクェイスに会おうと彼の部屋へやってくるが、博士は忽然と姿を消していた。ベヴァリーはウォーフに調査させるがその存在を発見することは出来なかった。しかも、コンピュータにも彼の記録は無かった。しかも、転送に立ち合ったオブライエンまでもが記憶に無いと言いはじめる。彼は自分の言った言葉までも覚えていたが、クェイスを見た記憶が無かった。
しかし、そのうちにこの異常がエスカレートしてくる。ベヴァリーの部下達が忽然と姿を消し、〈エンタープライズ〉のコンピュータからも記録が消えていた。しかも、デイタまでもが「医療スタッフはあなた一人だ」と言う始末。次第に人が消え始め、残った者の記憶からも消えて行く。だが、ベヴァリーだけがその記憶をしっかりと覚えているのだ。
医療室に戻ったベヴァリーはそこで空間が裂けて自分を吸い込もうとする異常な現象に遭遇する。一連の現象はウェスが創ったバブル・タイプのウォープ・フィールドの影響らしいことはわかったのだが、次第に人が消え、他の者の記憶から消えて行く現象はとどまらなかった。逆にわけのわからない事を言うベヴァリーの方が異常だという見方をされてしまっていた。
次々と人がきえる。ウォーフ、ディアナ、ジョーディ。そしてついにウェスまでもが消え、ついにピカードと二人きりになってしまっていた。たった一人になってもピカードはその異常を異常だと認識していない。半狂乱になって訴えかけるベヴァリー。だが、そのピカードまでもが消え、ベヴァリーはたった一人になってしまった。そして、コンピュータと押し問答をするうちに、ベヴァリーはこの異常の原因を悟る。先刻自分を襲った空間異常に逆らってはいけなかったのだ。
一方、ベヴァリーが消えた、正常な〈エンタープライズ〉ではウェス達が必死になって手がかりを求めていた。バブルを再生させればベヴァリーを引き戻せる。だが二度目の試行も失敗に終わった。そこにかつて〈エンタープライズ〉に訪れたことがあるトラベラーが出現した。彼はこの現象の糸口を説明し、ウェスと二人で再度バブルの再生を試みた。
最後のチャンスである3回目のバブルの再生で、事態を悟ったベヴァリーは無事現実の世界に戻ってきた。
Guest Cast:
Colm Meaney as O'Brien:辻 親八
Eric Menyuk as Traveler:沢木郁也
Bill Erwin as Dr. Dalen Quaice:辻村真人
Creative staff:
Director:Cliff Bole
Written By:Lee Sheldon