TNGBANER

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第91話/"Night Terrors"『謎めいた狂気』
STARDATE 44631.2

 チャータ2重星系で音信不通になった〈USSブリテイン〉号を捜索にきた〈エンタープライズ〉は無傷で漂流する〈ブリテイン〉号を発見する。生命反応も残留思念も感じられない。ライカー以下の調査班は移乗するがそこは殺りく現場で死体の山だった。そしてたった一人、ベータゾイド人の科学アドヴァイザーが生き残っていたが、重傷のトラウマ状態でディアナとのテレパシー会話もままならない状態だった。
 殺りくの原因を知る手がかりは記録テープ以外になく、ディアナの精神対話による治療でベータゾイド人の男性の意識を快復させるより手がなかった。しかし、返ってくるものはうわごとのような「明るい、向こうが明るい」という言葉の繰り返しだった。
 ベヴァリーが持ち帰った航星日誌の記録にある〈ブリテイン〉号の船長の日誌にはなにかに対する恐怖しかなく、それが何なのかはわからずじまいだった。
 そしてその日から、睡眠中にディアナは得体の知れない悪夢に悩まされるようになる。
 ディアナが悪夢に悩まされるようになってから、幻聴や幻覚に悩まされる者が出始める。最初はジョーディの部下の機関部の少尉の幻聴、次はオブライエンの脅迫観念(彼はケイコと夫婦喧嘩になる)、ピカードの幻聴…。しだいにクルーの精神状態が不安定になる。そして、〈エンタープライズ〉がこの空間から脱出できなくなっていることが判明する。ライカーはこれが〈ブリテイン〉と同じ状況だとピカードに進言する。
 分析の結果は、重力空間が反転したような状態が〈ブリテイン〉と〈エンタープライズ〉の前方にあり、そのパワーは現状の〈エンタープライズ〉のエンジン出力では脱出できないほどの物だった。
 一方、クルーが体験する幻覚や幻聴は次第にエスカレートしてゆき、皆精神的にボロボロになって行った。影響を受けていないのはアンドロイドのデイタのみ。ピカードはデイタにもしもの時のことを託した。航行ディフレクターのパワー増幅による排除作戦も失敗し、ウォーフがたまらずにブリッジをでる。異様な雰囲気を感じとったディアナがウォーフの部屋に入ると自殺寸前の状態。強靭な精神を持つクリンゴン人が恐怖を感じている。恐怖、それが鍵なのか。ディアナはさらにベータゾイドの男性を精神対話を繰り返すうちに、自分の見ている悪夢が夢でなく、なにかのメッセージであることを察知する。重力井戸の底になにか宇宙船のようなものがとらわれている。もはやピカードは正常な精神を保っているディアナとデイタに頼るしかなかった。
「一つの月のめぐる輪」、ディアナが得たメッセージ、それは水素原子のモデルとも思えた。脳波を増幅するデヴァイスを付けたディアナが眠りにはいる。一時的に船長となったデイタと精神世界で接近するディアナの作戦が開始される。重力井戸の中心に向かって増幅されたディアナの脳波が発信される。そしてエネルギ攻撃で重力井戸は崩壊し、〈エンタープライズ〉と捕らわれていた未知の宇宙船は脱出に成功する。

Guest Cast:
Colm Meaney as O'Brien:辻 親八
Rosalind Chao as Keiko:深見梨加
Duke Moosekian as Gillespie:菅原正志
Deborah Taylor as Zaheva:東 美江
John Vickery as Hagan:中田和宏
Lanei Chapman as Ensign Rager:深見梨加
Brian Tochi as Kenny Lin:子安武人
Whoopi Goldberg as Guinan:東 美江
Craig Hurley as Peeples:子安武人

Creative staff:
Director:Les Landau
Story By:Shari Goodhartz
Teleplay By:Pamela Douglas and Jeri Taylor


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