〈エル・ドレル〉星系でタマリアン人とのファースト・コンタクトに赴いたピカード指揮下の〈エンタープライズ〉。ピカード達はユニバーサル・トランスレーターでも解釈不可能なタマリアン人の文化に基づく言葉が解釈できなく、意志の疎通が出来なくて悩んでいた。スクリーンを通しての直接会話の最中に、タマリアン側でなにか騒動が起こり、相手の船の指揮官らしい人物とともにピカードが軌道の下の惑星に転送されてしまう。
ピカードは惑星上に降ろされたのははっきりしているのだが、位置はタマリアン側の妨害で掴めない。イライラするライカーにウォーフは「二人は決闘するのではないでしょうか」と意見を述べる。
一方、地上に降りたタマリアンの船長はピカードに自分の持ってきた剣を渡して受け取れというようなことを言うが、ピカードは「戦いは好まない」と頑として受け取ろうとしない。やがて陽が落ち、火を起こすのに失敗したピカードはタマリアンの船長から火を分けてもらう。敵意は無い。だが何かの儀式をやろうとしているその内容が理解できない。
軌道上の〈エンタープライズ〉ではウォーフがシャトルで降下しピカードの捜索を行おうとするが、タマリアン船から攻撃を受けてエンジンを一機破壊されてしまい、帰還を余儀なくされる。シャトル降下をあきらめたライカー達は妨害しているパワー・フィールドをかいくぐってピカードを転送する方法を捜そうとする。
翌朝、目を覚ましたピカードはタマリアンの船長の姿が見え無くなっていることに気がつき、あたりを捜索し始める。
〈エンタープライズ〉ではディアナとデイタがタマリアン人の言葉の解析を進めるが、どうしても“ダーマック”の意味だけがわからない。
地上ではピカードがタマリアンの船長のメモを見つけ、手にとって中を読もうとすると、当のタマリアン人の船長があわてて駆け寄り、ピカードに「剣をとれ」という仕草をする。しかしピカードはそれを拒絶。しかしその時、異様なうなり声が聞こえた。姿の見えない怪物。ピカードは“ダーマック”がその怪物に対して二人で戦う事だと悟った。
〈エンタープライズ〉上ではその電磁波のバーストを伴う怪物のおかげでタマリアンの遮蔽が霍乱されピカードの位置を掴むことに成功する。
怪物と戦ううちに、ピカードとタマリアンの船長は次第に意志を疎通できるようになり、ともに怪物と戦うが、その最中に〈エンタープライズ〉の転送装置がピカードを捉え、ピカードは動け無くなってしまう。「やめろ!」というピカードの叫びは船には届かず、転送装置のビームに捕まったまま身動きが出来ないピカードの目の前でタマリアンの船長は怪物の滅多打ちにあってしまう。
〈エンタープライズ〉の転送ビームが切れ、ピカードが再実体化したときにはすでに手遅れで、タマリアンの船長は重傷を追ってしまった。救助のめどもたたないまま、地上に残されたピカードとタマリアンの船長は意志の疎通を試みる。“ダーマック”の意味はなんなのか、二人の試みは続く。やがてピカードは“ダーマック”が始めて出会った相手が友情をつちかう儀式だと理解した。
ピカードが完全に言葉を理解したことを悟ると、タマリアン人の船長は安心した表情でそのまま眠るように息をひきとり、ピカードは一人で怪物に対峙した。だが、そこでスキをついたライカーの奇襲でピカードは〈エンタープライズ〉に転送され、タマリアン船との間で戦闘状態に入る。だが、ブリッジに帰還したピカードの言葉でタマリアンの副官は戦闘を中止し、自分達の船長が死んだことを知り、かなしみに暮れる。ピカードから船長の形見を受け取り、惑星連邦との和平を誓い、去っていくのだった。
Guest Cast:
Colm Meaney as O'Brien:辻 親八
Paul Winfield as Captain Dathon:今西正男
Richard Allen as Tamarian lst Officer:小野健一
Ashley Judd as Ensign Robin Lefler:一城みゆ希
Creative staff:
Director:Winrich Kolbe
Story By:Philip Lazebnik and Joe Menosky
Teleplay By:Joe Menosky