サラリアン4番星から救難信号を受けた〈エンタープライズ〉は急行するが途中で何の応答も無い。さらに別の通信を傍受、それはサラリアン4番星コロニーは壊滅し、生存者を収容して離脱するという内容だった。攻撃したのはカダシア人と思われた。
〈エンタープライズ〉はサラリアン4番星コロニーの生き残りとケナリー提督に会うためにアライアス・ステーションαに進路を変更した。ステーションで提督と話をしていると、ライカーから予告のない乗員の搭乗があると連絡を受ける。ピカードもそれは知らなかった。それはケナリーの差金で、この事件の調査には必要な人物だという。新しい乗員はベイジョア人のロー・ラーレンで、ベイジョア人星系はサラリアン星系の隣であるが、カダシアンの勢力圏のベイジョア人は宇宙艦隊には一人もいなかった。ピカードは拒否しようとするが、ケナリーに押し込められてしまう。しかも、ローは以前の任務で自らのミスにより仲間を死に到らせ、査問会議で少尉まで降格させられた経歴があった。〈エンタープライズ〉は事態の調査のためにベイジョア人星系に入る。ローの故郷の集落に入ったピカード達は、代表者のキーフに会う。キーフは飛び出したきり戻ってこなかったローを見ても驚きもしなかった。
ピカードはキーフからサラリアン・コロニー襲撃の手がかりを探ろうとする。ジョラン人はカダシアン帝国に支配されているとはいえ、争いは好まない。疲れきった表情のキーフからはベイジョア人テロリストのリーダーのオータの事を引き出すことが出来た。
なかなかクルーに溶け込もうとしないローを心配したガイナンが話しかけるが、彼女のかたくなさは消えなかった。そこに彼女宛のケナリーからの通信がはいる。彼女は直接密命を受けている様子だった。
テロリストのオータと会うために指定された星系へ到着したピカードは惑星に降下しようとするが、ローは先に降りていた。あわてて後を追おうピカード達は、待ちかまえていたオータの一派から、サラリアンを攻撃したのは自分達でもベイジョア人の他の者でもない、何かの謀略だと言われる。彼らとて好きでテロリストをしているのではない。圧政を強いるカダシア人に抵抗しているだけで、友好的な連邦には何もしていないのだ。だが、勝手な行動をとったローはピカードに釘を刺される。
自室で一人で沈んでいたローの所にガイナンが訪れる。彼女はローをピカードのところへ連れていき「ローは私の友人だよ」と言って、立ち去る。ガイナンが友人だと言うのは大変なことだとピカードは知っていた。なにか大変なものがあると感じたピカードはローに心を開こうとする。そして彼女から聞いた話は大変なものだった。
この事件のウラで糸を引いているのはケナリー提督で、彼がテロリストに武器や艦船を横流ししているというのだ。彼は個人的な恨みがあるテロリストを自滅させようとしていたのだ。
ベイジョア人のテロリストの船を護衛してコロニーへ向かう〈エンタープライズ〉の行く手にカダシアンの戦艦が立ちはだかる。一辺倒な相手をして自動操船だった船を破壊させたピカードはケナリーに彼の思惑が失敗に終ったことを伝える。彼の失脚は近いだろう。
ベイジョア人達の苦しい立場は変わらない。ローは宇宙艦隊に戻るかどうかを決断しなければならなかった。戻りたい。だがそれには一つ条件があった。ベイジョア人のあかしである耳飾りを付けることを認めること。ピカードは快諾し、ローは彼とともに〈エンタープライズ〉に戻った。
Guest Cast:
Michelle Forbes as Ro Laren:藤木聖子
Ken Thorley as Barber Mot:岸野一彦
Cliff Potts as Admiral Kennelly:筈見 純
Jeffrey Hayenga as Orta:福田信昭
Frank Collison as Gul Dolak:福田信昭
Scott Marlowe as Keeve Falor:岸野一彦
Harley Venton as Collins
Whoopi Goldberg as Guinan:東 美江
Majel Barrett as Computer Voice:一城みゆ希
Creative staff:
Director:Les Landau
Story By:Rick Berman and Michael Piller
Teleplay By:Michael Piller