Cクラスの小惑星の衝突で、21世紀の地球の核の冬のような状況に陥ったペンサーラ第4惑星の気候改造の任務に向かった〈エンタープライズ〉は、その途上で奇妙な飛行物体に遭遇する。生命反応はあるが通信に応じない。だが、ピカードが立っていたところを移動すると、突然男が出現する。自らベルリンホッフ・ラミューゼン教授と名乗った男は27世紀からこの24世紀の社会構造を調べに来た歴史学者だと主張した。
未来からの珍客ペンサーラ4の気候改造の任務に奔走する〈エンタープライズ〉のクルーを尻目に、専門は22世紀から24世紀の惑星間の歴史だと言う。ピカードはとりあえず〈エンタープライズ〉の主要クルーに教授を紹介し、デイタを御目付にし船内での行動を許可する。
船内を散策するラミューゼンはテンフォーワードでライカー、ウォーフ、クラッシャーをつかまえ、22世紀にはなくてここにあるものはなにかと質問をする。ライカーは彼が指輪のようなものを操作したことに不信を覚えるが適当にごまかされてしまった。さらにエンジニアリング・デッキへ赴いた教授はデイタやジョーディから情報を引きだし、そこにあったメモパッドと失敬する。
ペンサーラ第4惑星の気候改造は〈エンタープライズ〉から、地上の火山帯にフェイザーを打ち込み、火山活動を励起させて地熱を上げて大気の対流を活性化させようというものだった。フェイザーの打ち込みは地上のジョーディと船上のデイタのコンビで実行され、地殻の活性化はうまく行ったように見えた。
〈エンタープライズ〉上でのラミューゼンの情報収集と万引き行為はさらに続くが、しだいにしつこく食い下がる彼を船内のクルー達はけむたがりはじめる。
ペンサーラ第4惑星の火山活動は当初計算していたものよりも遥かに大きな規模で地上を襲い始める。地上の科学者達は危機を感じながらも落ち着いて対処をはかろうとする。
ラミューゼンはアンドロイドのデイタに興味を持ち、デイタ本人からヌニエン・スーンの業績を聞きだそうとするが、地上からのジョーディの通信で邪魔をされ、デイタのトライコーダーを失敬して引き下がる。しかし、その時デイタがジョーディから受けた情報は重大なもので最悪惑星が崩壊してしまうという物だった。報告を受けたピカードは対処に悩む。ピカードは自分の執務室に訪れたラミューゼンにこの事態はどうなるのかと質問するが、教授は自分が無視しまくっているタイムパラドックスを盾にとり、頑として情報を提供しようとしない。ピカードは疑惑を持ち始める。
ペンサーラ第4惑星の地殻の異常活動を抑えるために、〈エンタープライズ〉は航行ディフレクターを用いたエネルギー・ビームとフェイザーで、地上の余剰エネルギー開放するという大胆な行動に出、見事成功させる。ペンサーラ第4惑星の気候は正常になり、惑星自体とコロニーは救われた。
作戦を見ていたミュンヒハウゼンは、自体が収集すると突然「帰る」と言い出し、ハンガーデッキにおいてあるタイムマシンの所へくるが、すでにそこにはピカード達が待ち構えていた。船内のチェックをするというウォーフの申し出を教授は「デイタ以外は駄目だ」といい、デイタが同行する。しかしラミューゼンはついてきたデイタにフェイザーを向ける。彼はデイタを誘拐し、24世紀の技術の産物である装置を持ち、22世紀に帰るつもりだったのだ。彼は27世紀ではなく22世紀の人間だった。彼のタイムマシンは自動起動装置が動き、持ち主を残して消えてしまう。そして、かれは宇宙艦隊の歴史調査局へ引き渡されることになった。
ピカードは言う、「教授、ようこそ24世紀へ…」
ラミューゼン役には元々は「フック」のピーターパン役等で知られるロビン・アダムスが想定されていた。
Guest Cast:
Matt Frewer as Berlingoff Rasmussen:千田光男
Stefan Gierasch as Hail Moseley:村松康雄
Sheila Franklin as Ensign:叶木翔子
Shay Garner as Female Scientist
Creative staff:
Director:Paul Lynch
Written By:Rick Berman