レイカー・エクスローニア星域の、連邦では重要な航路でトレンダーの戦闘艦に攻撃を受けているエンドリアの連絡船を〈エンタープライズ〉は救った。連絡船はスローニアへ向かう乗客二人を収容して欲しいと音声で連絡してきた。その乗客はスローニアの大使アルカーと彼の母セーボミドアだった。大使はすぐに船長に会せて欲しいと要望したが、連れの母親は「アルカーに近づいたら阻止する」とわけのわからない言葉を残して転送室をあとにした。
アルカーは任務の支障になってはいけないので、ほかの連絡船があれば移るというが、近隣の星域には〈エンタープライズ〉しかなく、船は艦隊司令部の許可をもらってスローニアへと転進した。
ディアナはアルカーの相談を受け、次第に仲良くなるが、彼の母親はそういうディアナを目撃すると「手遅れかもしれない、わたしはあなたに警告しなければならないことがある」とわけのわからないことを言い、彼女を混乱させた。 そうこうするうちに、アルカーの母親が発作で他界してしまった。アルカーの話では思い難病だったというのだ。なにか手助けする事はないかというディアナの問いかけにアルカーは古い儀式の相手をして欲しいと申し出る。わけのわからないまま人助けだと思ってディアナは協力するが、持たされた不思議な鉱石が輝くと、なにかおかしな雰囲気を感じた。
一方、アルカーの母親の死体の検死をしたベヴァリーは不可解な事を発見し、ピカードに報告する。死体には病歴は残っていず、まるで急速に生命が燃えつきたような状態だというのだ。
妙な儀式を受けたディアナは情緒不安定と体の不調に悩まされはじめる。さらに性格が変わったかのようにおかしな行動を始める。性的な衝動に悩まされ始めたディアナは自室に若い士官を引っ張りこんだり、カウンセリングでむちゃくちゃな事を言うなど、常軌を逸する行動を始めてしまう。
スローニアに到着した〈エンタープライズ〉は地上から2名の大使を迎え、アルカーを交えて内紛の調停の会議を始める。
やがて、ディアナの異常は体の外にまで現れはじめ、テンフォーワードに現れた彼女は、白髪混じりの頭髪にロクサーナも真っ青の派手なドレスで、アルカーと親しく話していたスローニアの女性大使にあからさまに敵対心を露にした。そして彼女は急速に老化し始めた。
ディアナに首筋を引っかかれて出血したライカーはベヴァリーにディアナの異常を訴え、二人で調べようとするが、ディアナは船から降りようとするアルカーのところへ現れた。ディアナはナイフを振り上げ、阻止しようとしたピカードに切り付ける。ベヴァリーは本能的にこれがアルカーのせいだと気がつく。
ピカードはアルカーを〈エンタープライズ〉に引き戻そうとするが和平調停の最中のスローニア人は非協力的だった。このままではディアナは死んでしまう。何故このような事態になったのかはわからないが、とにかくアルカーを〈エンタープライズ〉に呼び戻す必要があった。ピカードは調停終了を待って、無理矢理アルカーを〈エンタープライズ〉に呼び戻した。そしてディアナの容体の原因をアルカーに詰め寄るが、彼はシラをきるだけだった。ピカードは策略を考えた。
アルカーは女性の大使にディアナと同じ儀式をさせようとする。だがあらかじめ準備をしていた〈エンタープライズ〉のクルーは寸でのところでアルカーを阻止し、ディアナの生命エネルギーを取り戻す。アルカーは老衰で死んでしまった。
すっかり元に戻ったディアナは恐怖の体験を語り、ライカーの愛に包まれるのだった。
Guest Cast:
Chip Lucia as Alkar:田中信夫
Susan French as Maylor:津田延代
Stephanie Erb as Liva:田中敦子
Rick Scarry as Jarth:徳丸 完
J.P. Hubbell as Ensign:星野充昭
Lucy Boryer as Ensign Janeway:栗山微笑子
George D. Wallace as Admiral:徳丸 完
Creative staff:
Director:Winrich Kolbe
Written By:Frank Abatemarco