スターベース112からカタグラ4番惑星へ物資を輸送中の〈エンタープライズ〉に珍しい客が乗船していた。
天才的な頭脳を持つ少女アマンダ・ロジャーズ。彼女は生物学の天才で、その方面の権威のある研究施設へ〈エンタープライズ〉に乗船して移動する事になったのだ。
彼女はライカーの案内で船室へと案内されるが、自分がどこに居るのかも完全に把握している事を見せ、彼を感心させる。しかし、ライカーが去ったあと異変が起こる。なにもいなかったはずの場所に数匹の小犬が出現し、彼女はそれを消し去ったのだ。
彼女は落ち着くとベヴァリーの元を訪れトライコーダーのチェックを手伝ったり、カーゴベイへ物資を運んだりしながら仕事を手伝い始める。そして、彼女はカーゴベイでも不思議なパワーを見せる。ライカーの頭上に落ちそうだったコンテナを一瞬で飛ばし彼を助けた。さらに、エンジン・ルームの見学中に反物質チャンバーの暴走が起こり、エンジンが破壊しそうになるが、それもアマンダのパワーで元に戻ってしまった。
一連の事件の謎を究明するためにピカードは会議を招集するが、その場にQが現れる。驚くピカード達にQは一連の事件は彼女がQ連続体の仲間であるかどうかを確認するためにわざと起こしたというのだ。アマンダはわざと人間に里子に出されていて、回収に来たというのだ。彼女はきちんとしたQとしての教育を受けずにこのまま人間の世界で生活していると、そのうち力のコントロールが出来なくなるだろうとQは言った。
アマンダが不思議な力に気がついたのは半年前。ベヴァリーはQ連続体の事を彼女に説明し、Qと会う事を納得させる。だが、現れたQのあまりにもの強引さに驚き、アマンダは拒絶してしまう。
アマンダは普通にアカデミーに入り、スターフリートに進のが夢だった。だが自分がQ連続体の者である事も納得し、苦悩する。ベヴァリーはそんな彼女の悩みを聞き、普通に接するのだった。
一方Qは連続体の源からアマンダの回収を急ぐように指示を受け、行動に出る。だが、力を誇示すると拒絶される事を悟り、きちんとドアを開いて部屋に入るほど気を使い始める。
アマンダはQに連続体の事を聞くが、漠然としてよくわからない。Qは今まで見せた事もないような優しさでアマンダの力を伸ばそうとし始める。彼女はQのアドヴァイスで自分の育ての両親の姿を再現する。
再びベヴァリーの元を訪れたアマンダは自分の不安な気持ちを打ち明ける。ベヴァリーは彼女に「あなたが思っている以上に、あなたは強いのよ」と励まし、過去を失う事や悲しみ、苦しみに打ち勝つ事が人として成長する事だと諭すのだった。しかし、QはQでアマンダが一人のところを狙い、連続体の力の偉大さを誇示するのだった。
そんな最中、〈エンタープライズ〉に近隣の星系から、エネルギー施設の不調から惑星が危機に陥っているという救難信号が入り、ピカードは転進を命ずる。
アマンダの力はQの介添えもありテレポーテーションも自由にあやつれるようになるまで成長する。ピカードはこのままでは危険になることを察知し焦りはじめる。一方Qはそんなピカードに「危険ならいまのうちに殺すんだな」と挑発的な事を言い始める。そしてアマンダを交えて彼女の行く末に関しての危険な言いあいが始まってしまう。
惑星の救援にはライカーとジョーディが向かうが、予想より難航し危険な状態になってしまう。だが、そのエネルギー施設の危機は言いあいを中断し、ブリッジに現れたアマンダの力で直ってしまう。さらに、重度の大気汚染に陥っていた惑星の大気までも浄化してしまった。
アマンダは自分がこの世界には留まれない事を悟り、去る決心をする。できるならば残りたい。でも彼女自身の優しさが他の人たちに恐怖を害を与えてしまう。
「またいつか会える日まで」と言いながら去りゆくアマンダに、ベヴァリーは「あなたはQなんだから、その気になったらいつでも会えるじゃない」と言って送り出すのだった。
Guest Cast:
John de Lancie as Q:羽佐間道夫
Olivia d'Abo as Amanda Rogers:玉川紗己子
John P. Connolly as Lote:岸野一彦
Creative staff:
Director:Robert Scheerer
Written By:Rene Echevarria