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第135話/"The Quality of Life"『機械仕掛けの小さな生命』
STARDATE 46307.2

〈エンタープライズ〉はタイレス第7惑星のA号衛星のタイラン粒子泉(パーティクル・ファウンテイン)の新しい採掘方法のアシスト作業にあたっていた。プロジェクト自体が事故の連続で大幅に遅れていたのだ。採掘管理ステーションでは、ジョーディが技術援助についていたが、突然トラブルに見舞われ、タイラン粒子がステーションに溢れてしまう為、作業を中断しなければならない事態になる。現地の責任者ファレロン博士は何ヶ月もかけてきた作業がふっとんでしまうため、抵抗し、エクソコムと呼ばれる小型の作業ロボットでタイラン粒子を抑える力場の修復をさせてしまう。
 事態を収拾したファレロンとジョーディは〈エンタープライズ〉へエクソコムを持って帰還する。エクソコムの機能を記録に残す為だ。
 ファレロンは自慢のエクソコムの機能や原理をジョーディやデイタに説明する。〈エンタープライズ〉は翌日には別の任務に付く為、このまま採鉱作業を続けるかどうかの判断をしなければならない。ファレロンはエクソコムがあれば、多少のリスクはあるが安全に作業を続ける事が出来るといい、ピカードの質問にジョーディも同意したが、デイタは何か気にかかる事があるらしく、慎重に判断すべきだと言う。だが、今までの状況を判断すれば、作業を続行する事に異論は無く、ピカードは継続を認めた。
 作業ステーションの残りの機能障害の回復の為に、デイタとファレロンが作業をしている最中、エクソコムが突然作業途中で帰還しコマンドを受け付けなくなる。二人がいぶかしんでいると、今度はリモコンが放電し、ファレロンは放り出してしまう。そして次の瞬間、エクソコムが入っていた力場コントロール用のトンネルが爆発する。
 二人は〈エンタープライズ〉にエクソコムを持ち帰り、ジョーディとともにチェックを始めるが、驚いた事に頭脳にあたる部分の回路がかなり変更されていたのだ。元々エクソコムは状況に応じて自分で回路を変更出来る能力を持つのだとファレロンが説明するが、デイタは引っ掛かる物を感じ、自分でエクソコムを分析しはじめる。ところが、エクソコムはデイタが再度チェックし始めると、先程までは破壊されていた回路が修復されているのだ。
 医療室でベヴァリーがウォーフとの武道の練習で傷めた腕の治療をしているとデイタが現れた。そして出し抜けに「生命とはなんなのでしょう」という質問を浴びせる。ベヴァリーは一般的な生命の定義を説明するが、それにあてはまらない自分自身はなんなのだと逆にデイタに質問される。デイタ自身は特異体なのだが、デイタはなにか別の物にその定義を当てはめようとしているようだった。
 ジョーディとファレロンがステーションでの作業を再開しようとしていると、そこにデイタが現れ、出し抜けにエクソコムの使用を中止せよと言い出す。デイタはエクソコムが生命体だと主張するのだ。
 ピカードはエクソコムが生命体か否かの判断をする為に上級士官とファレロンを招集する。デイタが主張するのは、エクソコムの自己保存能力の点で、会議は紛糾するが、とりあえずそれを検証する為に実験を行う事になる。
 危険な状況をデータ・シミュレーションで起こし、その中でエクソコムを作業させるが、臨界点に達してもエクソコムは反応を示さず、整然と作業を続けた。デイタの主張は的外れだったのか?
 デイタはその後も何十回もテストを繰り返すが、エクソコムは思うように反応はしてくれなかった。落ち込むデイタのところにベヴァリーがやってくる。彼女と話をし、帰還したエクソコムの状況をチェックするうちに、二人はエクソコムがテストがシミュレーションだと気付いていたのではないかとの結論を出す。
 一方、ステーションでは作業続行の準備が進んでいたが、その最中に致命的なトラブルが発生し、人間が留まれなくなってしまう。ピカードは総員退去の命令を出すが、ジョーディとピカード自身が取り残されてしまう。
 ステーション内にはタイラン粒子が充満し、危険な状態に。あと23分しか持たない状態になってしまう。ピカードとジョーディはパワーフィールドでもちこたえようとするが、転送装置も使えない状態ではなす術が無かった。残された手は、エクソコムを用いてパワーフィールドをコントロールするしかない。だが、デイタが反論する。エクソコムは新しい生命体で、自己保存のために正常に動作しないだろうと言うのだ。ファレロンはエクソコムの判断機能の一部を殺して作業させようとするが、デイタが転送装置をロックしてしまう。ライカーはデイタに転送装置を開放するように詰め寄るが、デイタは一歩も引かなかった。エクソコムが自分達で救助に向かうと判断すれば、転送装置を開放させろというライカーにデイタは合意する。そして実際に転送しようとすると、エクソコムは自分で座標を指定し、ステーションのコア部分の修復に向かう。
 エクソコムはなんとか人間が耐え、転送が可能なレベルに粒子場を抑える事に成功し、ピカードとジョーディは無事帰還。だが、3体のエクソコムのうち1台は自らを犠牲にし、自分の仲間を帰還させた。
 ファレロンはもう二度とエクソコムを道具扱いしないと誓う。そして、ピカードはデイタの行動がとても人間的だったと言うのだった。

Guest Cast:
Ellen Bry as Dr. Farallon:小宮和枝
David Windsor as Trans. Chief Kelso:田中和宏

Creative staff:
Director:Jonathan Frakes
Written By:Naren Shankar


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