ピカード達の行動はすでにカダシアンには筒抜けで、ジェリコは彼らが何の目的でサルティスに潜入したのかの説明を求められるが、彼はなんのことかわからないと突っぱねる。そして、カダシアンが去った後、ようやくライカーとディアナにピカードの就いていた任務を説明した。
カダシアンの目的は連邦のミノス・コーヴァ星域での防衛力の配備状態で、マレッドによる陰湿な拷問が始まる。
一方、なんとか脱出したベヴァリーとウォーフは無事に〈エンタープライズ〉へ回収されるが、ピカードは戻らなかった。そしてジェリコはライカーのピカード救出作戦の進言を退けてしまう。いまの状態ではピカードを無事回収するのは絶望的なのは確かだ。だが、ライカーは諦めていなかったのだ。
一晩全裸のまま宙吊りにされていたピカードは、さらに尋問をされる。その体には苦痛を与えるデバイスが埋めこまれ、それが拷問の手段となる。だが、ピカードは屈することなく、ミノス・コーヴァの機密は口に出さなかった。
〈エンタープライズ〉では、カダシアンが持ち込んだピカードの尋問の映像を突きつけられ、ジェリコが追いやられていた。だがかれはピカードが自分の指示で動いているわけでないと突っぱねる。ジェリコはピカードの救出作戦はおこなわないと言い、ついにライカーが爆発。ライカーは〈エンタープライズ〉の副長から解任されてしまう。
〈エンタープライズ〉の副長にはデイタが就き、何故ピカードが拉致されたのかの分析が始まる。デイタの報告ではピカードは、連邦の開発していたメタジェニック装置に必要なシータ・バンドを発生させる装置を知っているわずか3人の艦隊指揮官の一人であり、現役は彼だけ。さらにその装置が隠されている星域の防衛施設の設計に携わった一人でもあった。
一方、カダシアンに拉致されたピカードはマレッドからさらに陰湿な尋問と拷問を受ける。それは彼の少年時代の暗い過去に根差した者であったが、ピカードの強靭な精神力はそれに屈する事はなかった。
〈エンタープライズ〉ではピカードが連れ去られたであろう星域の分析が続行されていた。その場所はジェリコも知らされていないのだ。だが、ジョーディ達の分析の結果、そこがミノス・コーヴァであることを突き止める。ミノス・コーヴァではカダシアンの宇宙船が科学調査の為に滞在していたが、そこは宇宙船が長時間絶えられない物質のうずまく危険な場所で、あきらかに不信な動きをしていた。〈エンタープライズ〉の分析は当を得たのだ。
ピカードに対する執拗な尋問は続いていた。だが、マレッドの思い出ばなしをを聞くうちにピカードは逆にマレッドが「幼い脅えた子供のようだ」とやりかえしてしまう。
〈エンタープライズ〉ではピカードを回収する為に、シャトルの改造が進められていたが、その地に赴くのに適当なパイロットがいない。ジョーディはジェリコが解任したライカー以外にはいないと進言する。ジェリコはしぶしぶながらライカーを説得し、任務に付かせる。そしてジェリコは星雲内に停泊するカダシアン船を脅迫し、即刻立ち去る事とピカードを即刻返還する条件を突きつけた。カダシアン船は〈エンタープライズ〉が退かないとこの星域を離れる事が出来ず、自滅する運命なのだ。
ピカードはすぐに〈エンタープライズ〉に返還された。だが、立ち去る時にマレッドに捨てぜりふを残す事は忘れなかった。
〈エンタープライズ〉はジェリコからピカードに返還された。元々ネチェフが出していた条件でもあったのだ。そして、ピカードはディアナに拷問に屈しそうだった苦しい思いを打ち明けるのだった。
Guest Cast:
David Warner as Gul Madred:筈見 純
Ronny Cox as Captain Jellico:岸野一彦
John Durbin as Gul Lemec:幹本雄之
Heather Lauren Olson as Jil Orra:高島雅羅
Creative staff:
Director:Les Landau
Written By:Frank Abatemarco