TNGBANER

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第146話/"The Chase"『命のメッセージ』
STARDATE 46731.5

 ヴォルタラ星雲の3週間におよぶ新しい星の誕生の観測を終えた〈エンタープライズ〉のピカードのもとに考古学の権威のゲイレン教授が訪れた。コーラン・ネスカス(編注:古代の遺物でどうも造語のようである)でピカードを驚かせた彼は、二日後にヴァルカンの調査船で〈エンタープライズ〉を離れる予定だった。そして彼の目的は考古学的に未踏の宇宙への調査へかつての教え子であるピカードを同行させようというのだ。ピカードはその申し出を嬉しく思ったが、宇宙船の指揮官であるピカードには適わぬ事であり、断らざるを得なかった。それはかつてピカードがゲイレンの元で調査をしていた物で、とうに中途で放棄されていた筈の調査研究が続けられていて、その成果が現れようとしていたのだ。だが、ピカードは1000人あまりの人間の命を預かる存在でおいそれとは長期間船を離れるわけにはいかない。ピカードはろくに眠る事も出来ないほど悩むが結局は断り、怒り落胆してしまったゲイレンは予定より早く〈エンタープライズ〉を離れてしまう。〈エンタープライズ〉が次の調査目標であるアタリア星域に向かっていると、ゲイレンの乗船したシャトルがユリリアン駆逐艦に攻撃を受けていた。
〈エンタープライズ〉はユリリアンの船をフェイザーで威嚇するが、極弱いビームにもかかわらず敵船は四散してしまう。そして、〈エンタープライズ〉に収容されたゲイレン教授は手当が間に合わず他界してしまう。
 ゲイレン教授を襲ったユリリアン駆逐艦はコンピュータでコントロールされたロボット船の疑いが強く、疑惑を感じたピカードはゲイレンの向かっていたルーア恒星系に進路を変える。ルーアにはなにも発見されず、ピカードはゲイレン教授から聞いていた目的地であるインドゥリ第8惑星に進路を変える。
 ピカードはゲイレン教授が残した番号ブロックの分析を続けるが何もわからずいき詰まっていた。ディアナは任務を逸脱して調査を続けるピカードに忠告をするが、彼は聞き入れなかった。
 到着したインドゥリ第8惑星は大気の突然の異変で〈エンタープライズ〉のクルーの目の前で全滅してしまった。これはただ事ではない。ゲイレンの持っていた番号ブロックにはなにか重大な秘密が隠されているのだ。ピカードはベヴァリーの助けも借りて分析を続け、これがDNAかなにかのパターンの一部である事を掴むが、それは不完全で、なおかつ惑星連邦に登録されている種族・生命体のどれにも合致するパターンは無く、謎は深まるばかりだった。ピカードはこの情報が非情に危険な物であり、そのために宇宙艦隊の精鋭である自分に動向を望んだ事にようやく気がついた。
 分析を続けるピカードとベヴァリーは教授が残した言葉からローレン第3惑星の情報が欠落している事に気がつき、急行する。するとそこにはカダシアの戦艦2隻が周回しており、さらにカダシアの指揮官と押し問答しているとクリンゴンの戦艦マント・ターが出現する。
 ピカードは両方の船の指揮官を船に呼び寄せ質問をする。カダシアの船は植民地に敵した惑星の調査でクリンゴンの戦艦は科学調査が目的だと言う。だが、両方ともゲイレン教授のパズルでここに集まった事は明らかで、彼らはその謎の調査をしているのだ。不毛な会話が続いたがピカードは3つのブロックの情報を集める事を提案する。
 集まった情報パターンは確かに一つのパターンを形成する物であったが、まだ一つパターンが欠けていた。ピカードはシミュレーションで欠けたパターンを再構築するようにベヴァリーに指示を出す。
 その待ち時間の間、クリンゴンの艦長はデイタに力自慢を挑むが(デイタの強靭さ、優秀さはクリンゴン帝国でも超有名らしい)、まったく相手にならない。更にジョーディが防衛システムに細工がされているのを発見する。
 分析が終わり、欠けている情報から導きだされるのがラム・イザッド星系であることを突き止めるが、わかった瞬間にカダシア人の指揮官が転送で逃げ出し、〈エンタープライズ〉とクリンゴン艦が攻撃を受ける。〈エンタープライズ〉は防衛システムの細工に気がついており、難を逃れるがクリンゴン艦は修理に2時間ほどかかる打撃を受ける。カダシア船に出し抜かれるには充分な時間。〈エンタープライズ〉はクリンゴン艦の艦長を同行させ、カダシア船より先に目的地に到着する。
 そして、後から来たカダシア人の前に立ちはだかると、そこにロミュラン人の上陸班が出現する。そして、カダシア人とロミュラン、クリンゴンが押し問答をしているうちに、ベヴァリーが最後の鍵となる惑星の土壌を採取し、トライコーダーにかけると、立体映像が出現する。それは太古に栄えた文明の記憶のメッセージで、未来の子孫達への希望を語り「我々を忘れないで」と言って、消えてしまった。それが全てだった。
〈エンタープライズ〉が連邦領域に戻ろうとする頃、ロミュランの船から通信が入る。それは過去の映像が言ったように、何時の日か我々もお互いに理解しあえる日が来るだろうというものだった。

Guest Cast:
Salome Jens as Humanoid:磯辺万沙子
Maurice Roeves as Romulan Captain:秋本羊介
John Cothran, Jr. as Nu'Daq:立木文彦
Linda Thorson as Gul Ocett:吉田理保子
Norman Lloyd as Professor Galen:丸山詠二

Creative staff:
Director:Jonathan Frakes
Story By:Ronald D. Moore & Joe Menosky
Teleplay By:Joe Menosky


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